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公開番号2021166449
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211014
出願番号2020069459
出願日20200408
発明の名称グロメット
出願人古河電気工業株式会社,古河AS株式会社,トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/22 20060101AFI20210917BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】グロメット本体42から導出したワイヤーハーネス1を、所望される配索経路に沿うように保持できるグロメット4を提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤーハーネス1を内部に挿通するグロメット本体42と、ドアパネル3に取り付けられるドア側取付部43とで構成されたグロメット4であって、ドア側取付部43は、環状に形成された周壁部47と、グロメット本体42が連結される連結カバー部48とを備え、かつ周壁部47と連結カバー部48との間にドアパネル3を挟み込んで固定する構成であり、周壁部47から突出するように設けられ、ドア側取付部43から導出されたワイヤーハーネス1の向きを規制する第1規制リブ44と、第1規制リブ44から延設され、ドア側取付部43から導出されたワイヤーハーネス1を固定して、ワイヤーハーネス1の配索経路を規制する経路規制部46とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
パネルに設けられた貫通孔に挿通されるワイヤーハーネスを内部に挿通するグロメット本体と、
該グロメット本体の端部に設けられ、前記貫通孔を覆うように前記パネルに取り付けられる取付部とで構成されたグロメットであって、
前記取付部は、
環状に形成された周壁部と、
前記周壁部における前記グロメット本体側をカバーするとともに、前記グロメット本体が連結される連結カバー部とを備え、かつ
前記周壁部と前記連結カバー部との間に前記パネルを挟み込んで固定する構成であり、
前記周壁部から突出するように設けられ、前記取付部から導出された前記ワイヤーハーネスの向きを規制する規制リブと、
前記規制リブから延設され、前記取付部から導出された前記ワイヤーハーネスを固定して、前記ワイヤーハーネスの配索経路を規制する経路規制部とを備えた
グロメット。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記経路規制部は、前記周壁部から前記規制リブが突出する突出方向に交差する方向へ向けて、前記規制リブから延設された
請求項1に記載のグロメット。
【請求項3】
前記規制リブと前記経路規制部とは、前記ワイヤーハーネスを規制する側の面が面一で形成された
請求項1または請求項2に記載のグロメット。
【請求項4】
前記規制リブは、前記経路規制部が設けられた側に向かって、前記経路規制部の厚み方向の幅が徐々に狭くなる先細り形状で形成された
請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載のグロメット。
【請求項5】
前記周壁部は、長円状に形成され、
前記長円状における長軸方向の一方側の円弧部分には、他の部分より厚みが厚肉な厚肉部が形成され、
前記規制リブは、前記厚肉部に配置された
請求項1乃至請求項4のうちいずれかに記載のグロメット。
【請求項6】
前記厚肉部は、前記規制リブの厚みより厚肉であり、
前記規制リブと前記厚肉部との外側面は面一で形成された
請求項5に記載のグロメット。
【請求項7】
前記経路規制部が設けられた前記規制リブを第1規制リブとし、
前記周壁部から突出するように前記第1規制リブと対向し、前記第1規制リブと協働して前記ワイヤーハーネスの向きを両側から規制する第2規制リブが設けられた
請求項1乃至請求項6のうちいずれかに記載のグロメット。
【請求項8】
前記経路規制部が設けられた第1規制リブが、前記第2規制リブの両側に配置された
請求項7に記載のグロメット。
【請求項9】
前記経路規制部に、切断用の目印が設けられた
請求項8に記載のグロメット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、例えばドアパネルなどのパネルに設けた貫通孔に挿通させるワイヤーハーネスを保護するグロメットに関する。
続きを表示(約 4,800 文字)【背景技術】
【0002】
自動車などの車両において、例えば、車体とドアとに跨ってワイヤーハーネスを配索する場合、ワイヤーハーネスを内部中空のグロメットに挿通させて配索している。
例えば、特許文献1には、車体側のパネル、及びドア側のパネルにそれぞれ取り付けられる一組の取付部(大径筒部)と、取付部を連結するグロメット本体(小径筒部)とで構成されたグロメットが開示されている。
【0003】
さらに、特許文献1のグロメットは、一方の取付部における内周縁から延設した経路規制部(延出片)へ向けて、グロメット本体から導出したワイヤーハーネスの向きを変更したのち、ワイヤーハーネスを経路規制部に粘着テープで固定している。これにより、特許文献1のグロメットは、グロメット本体から導出したワイヤーハーネスの配索経路を規制している。
【0004】
ところで、特許文献1のような場合、グロメット本体から経路規制部との間において、ワイヤーハーネスが、所望される配索経路に対して位置ズレした経路を通ると、グロメットに強く接触するなどして意図しない不具合が生じるおそれがある。このため、ワイヤーハーネスは、所望される配索経路に沿って配索されることが望ましい。
【0005】
しかしながら、特許文献1のグロメットは、経路規制部が取付部の周縁から延設されているため、ワイヤーハーネスの反力によって、経路規制部が、その基部を支点にして傾倒するように変位し易いという問題がある。このため、特許文献1のグロメットでは、グロメット本体から導出したワイヤーハーネスを、所望される配索経路に沿うように保持できないおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016−54587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上述の問題に鑑み、グロメット本体から導出したワイヤーハーネスを、所望される配索経路に沿うように保持できるグロメットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、パネルに設けられた貫通孔に挿通されるワイヤーハーネスを内部に挿通するグロメット本体と、該グロメット本体の端部に設けられ、前記貫通孔を覆うように前記パネルに取り付けられる取付部とで構成されたグロメットであって、前記取付部は、環状に形成された周壁部と、前記周壁部における前記グロメット本体側をカバーするとともに、前記グロメット本体が連結される連結カバー部とを備え、かつ前記周壁部と前記連結カバー部との間に前記パネルを挟み込んで固定する構成であり、前記周壁部から突出するように設けられ、前記取付部から導出された前記ワイヤーハーネスの向きを規制する規制リブと、前記規制リブから延設され、前記取付部から導出された前記ワイヤーハーネスを固定して、前記ワイヤーハーネスの配索経路を規制する経路規制部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
上記パネルとは、例えば、自動車などの車両において、車体を構成するような薄板状の部材のことをいう。
この発明によれば、グロメットは、グロメット本体から経路規制部へ向けて向きを変更したワイヤーハーネスの反力を規制リブで受け止めることができるため、経路規制部に作用するワイヤーハーネスの反力を低減できる。
【0010】
さらに、グロメットは、周壁部から延設された経路規制部に比べて、経路規制部の延設長さを規制リブによって短くすることができる。このため、グロメットは、ワイヤーハーネスが固定された経路規制部が、ワイヤーハーネスの反力によって傾倒するように変位した場合であっても、経路規制部の変位量を抑えることができる。
これにより、グロメットは、グロメット本体から導出したワイヤーハーネスを、所望される配索経路に沿うように保持することができる。
【0011】
この発明の態様として、前記経路規制部は、前記周壁部から前記規制リブが突出する突出方向に交差する方向へ向けて、前記規制リブから延設されてもよい。
この構成によれば、グロメット本体から導出した直後にワイヤーハーネスの向きが変わるようなワイヤーハーネスの配索経路であっても、グロメットは、ワイヤーハーネスを経路規制部で保持することができる。
【0012】
この際、例えば、ワイヤーハーネスの反力が比較的大きくなるような曲率半径で、ワイヤーハーネスの向きが変更されたとしても、グロメットは、規制リブによって経路規制部の変位を抑えることができる。
【0013】
これにより、グロメットは、所望される配索経路がグロメット本体から経路規制部に至る最短経路を通るような経路であっても、グロメット本体から導出したワイヤーハーネスを、所望される配索経路に沿うように保持することができる。
【0014】
またこの発明の態様として、前記規制リブと前記経路規制部とは、前記ワイヤーハーネスを規制する側の面が面一で形成されてもよい。
この構成によれば、グロメットは、規制リブと経路規制部とが段付き形状の場合に比べて、ワイヤーハーネスとの接触面積を大きく確保することができる。
【0015】
このため、グロメットは、規制リブと経路規制部とが段付き形状の場合に比べて、規制リブ、及び経路規制部との接触によるワイヤーハーネスの損傷を抑えることができる。
これにより、グロメットは、グロメット本体から導出したワイヤーハーネスを、ワイヤーハーネスの損傷を抑えて、所望される配索経路に沿うように保持することができる。
【0016】
またこの発明の態様として、前記規制リブは、前記経路規制部が設けられた側に向かって、前記経路規制部の厚み方向の幅が徐々に狭くなる先細り形状で形成されてもよい。
この構成によれば、グロメットは、経路規制部の厚み方向の幅が略一定の場合に比べて、経路規制部と規制リブとの境界近傍が応力集中部位となることを抑えられる。このため、グロメットは、例えば、経路規制部の折損によって、ワイヤーハーネスの配策経路が、所望される配索経路から逸脱することを防止できる。
【0017】
またこの発明の態様として、前記周壁部は、長円状に形成され、前記長円状における長軸方向の一方側の円弧部分には、他の部分より厚みが厚肉な厚肉部が形成され、前記規制リブは、前記厚肉部に配置されてもよい。
【0018】
この構成によれば、グロメットは、規制リブを比較的剛性の高い厚肉部で支持することができる。このため、グロメットは、ワイヤーハーネスの反力によって、規制リブが傾倒するように変位することを防止できる。
これにより、グロメットは、経路規制部の変位をより抑制できるため、ワイヤーハーネスを確実に所望される配索経路に沿って保持することができる。
【0019】
またこの発明の態様として、前記厚肉部は、前記規制リブの厚みより厚肉であり、前記規制リブと前記厚肉部との外側面は面一で形成されてもよい。
上記規制リブの厚みより厚肉とは、厚肉部の厚み方向に沿った規制リブの厚みよりも肉厚が大きいことをいう。
【0020】
この構成によれば、グロメットは、厚肉部によって規制リブを確実に支持できるため、ワイヤーハーネスの反力による規制リブの変位をより抑えることができる。このため、グロメットは、経路規制部の変位をより確実に抑えることができる。
【0021】
さらに、規制リブと厚肉部との外側面が面一で形成されているため、グロメットは、パネルの貫通孔への取付部の取り付けが、規制リブによって阻害されることを防止できる。
これにより、グロメットは、ワイヤーハーネスをより確実に所望される配索経路に沿って保持できるとともに、パネルへの組付け性を確保することができる。
【0022】
またこの発明の態様として、前記経路規制部が設けられた前記規制リブを第1規制リブとし、前記周壁部から突出するように前記第1規制リブと対向し、前記第1規制リブと協働して前記ワイヤーハーネスの向きを両側から規制する第2規制リブが設けられてもよい。
【0023】
この構成によれば、グロメットは、経路規制部へ向けて向きを変更したワイヤーハーネスの位置を、第1規制リブと第2規制リブとの協働によって位置決めすることができる。このため、グロメットは、経路規制部へのワイヤーハーネスの固定を容易にすることができる。
【0024】
さらに、グロメットは、経路規制部にワイヤーハーネスを固定した状態において、ワイヤーハーネスの反力による経路規制部の変位を、第1規制リブと第2規制リブとの協働で抑えることができる。
これにより、グロメットは、ワイヤーハーネスの組付け性を向上できるとともに、ワイヤーハーネスをさらに確実に所望される配索経路に沿って保持することができる。
【0025】
またこの発明の態様として、前記経路規制部が設けられた第1規制リブが、前記第2規制リブの両側に配置されてもよい。
この構成によれば、グロメットは、グロメット本体から導出されたワイヤーハーネスの向きを、一方の第1規制リブへ向けて変更する場合と、他方の第1規制リブへ向けて変更する場合との両方に対応することができる。
【0026】
このため、グロメットは、例えば、自動車などの車両において、車両右側のドアと車両左側のドアとの両方に用いることができ、部品の共通化を容易にすることができる。
【0027】
またこの発明の態様として、前記経路規制部に、切断用の目印が設けられてもよい。
この構成によれば、グロメットは、切断用の目印によって切断位置の識別を容易にして、ワイヤーハーネスの配索に不要な経路規制部の切断を確実にすることができる。
【0028】
このため、グロメットは、グロメット本体から導出されたワイヤーハーネスが、誤って不要な経路規制部に固定されることを防止できる。
これにより、グロメットは、ワイヤーハーネスの固定を容易にして組付け性の向上を図ることができる。
【発明の効果】
【0029】
本発明により、グロメット本体から導出したワイヤーハーネスを、所望される配索経路に沿うように保持できるグロメットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
パネルに組付けた状態におけるグロメットの外観を側面視で示す側面図。
長手方向一端側から見たグロメットの外観を示す外観斜視図。
長手方向一端側から見たグロメットの外観を示す正面図。
図3中のA−A矢視断面図。
長手方向一端側から見たドア側取付部の外観を示す正面図。
図5中のB−B矢視断面図。
長手方向他端側から見たドア側取付部の外観を示外観斜視図。
図5中のC−C矢視断面図。
一方の経路規制部における目印突起の概略を説明する概略図。
他方の経路規制部における目印突起の概略を説明する概略図。
【発明を実施するための形態】
(【0031】以降は省略されています)

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