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公開番号2021166435
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211014
出願番号2020068871
出願日20200407
発明の名称スロット紙の形成装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H02K 15/04 20060101AFI20210917BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】スロット紙の形成時間の短縮に寄与できる形成装置を実現する。
【解決手段】本開示の一形態に係るスロット紙21の形成装置1は、コの字状に形成されたスロット紙21の端部を溝部1aに通過させてスロット紙21の端部を折り込む形成装置であって、溝部1aが形成された形成治具4と、溝部1aの内部に配置される中子5と、を備える。形成治具4は、溝部1aにおける開口部を挟んで一方の側面から突出する第1の突出部8と、溝部1aにおける開口部を挟んで他方の側面から突出し、第1の突出部8に対して溝部1aの延在方向にずれた位置に配置される第2の突出部9と、を有する。第1の突出部8及び第2の突出部9は、スロット紙21の端部を折り込むように誘導する誘導部を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
コの字状に形成されたスロット紙の端部を溝部に通過させて前記スロット紙の端部を折り込む、前記スロット紙の形成装置であって、
前記溝部が形成された形成治具と、
前記溝部の内部に配置される中子と、
を備え、
前記形成治具は、
前記溝部における開口部を挟んで一方の側面から突出する第1の突出部と、
前記溝部における開口部を挟んで他方の側面から突出し、前記第1の突出部に対して前記溝部の延在方向にずれた位置に配置される第2の突出部と、
を有し、
前記第1の突出部及び前記第2の突出部は、前記スロット紙の端部を折り込むように誘導する誘導部を備える、スロット紙の形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、スロット紙の形成装置に関し、例えば、コの字状に形成されたスロット紙の端部を溝部に通過させて当該スロット紙の端部を折り込む形成装置に関する。
続きを表示(約 5,100 文字)【背景技術】
【0002】
一般的なモータは、図10乃至図12に示すように、ステータコア22のスロット22a内にスロット紙21が筒状に折り曲げられた状態で挿入されている。ここで、図11及び図12では、ハッチングによってスロット紙21内にコイルが配置されるスペースを示している。
【0003】
このようなスロット紙21は、複雑な構成の形成装置を用いて筒状に形成された後にステータコア22のスロット22a内に挿入されている。ちなみに、特許文献1には、スロット紙をコの字状に折り曲げる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011−182596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願人は、以下の課題を見出した。一般的にスロット紙を筒状に折り曲げる場合、複雑な構成の形成装置を用いる必要があり、スロット紙の形成時間が長くなる虞があった。
【0006】
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、スロット紙の形成時間の短縮に寄与できる形成装置を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係るスロット紙の形成装置は、
コの字状に形成されたスロット紙の端部を溝部に通過させて前記スロット紙の端部を折り込む、前記スロット紙の形成装置であって、
前記溝部が形成された形成治具と、
前記溝部の内部に配置される中子と、
を備え、
前記形成治具は、
前記溝部における開口部を挟んで一方の側面から突出する第1の突出部と、
前記溝部における開口部を挟んで他方の側面から突出し、前記第1の突出部に対して前記溝部の延在方向にずれた位置に配置される第2の突出部と、
を有し、
前記第1の突出部及び前記第2の突出部は、前記スロット紙の端部を折り込むように誘導する誘導部を備える。
このような構成により、予めコの字状に形成されたスロット紙の端部を形成治具の溝部の内部で移動させるだけで、第1の突出部及び第2の突出部によってスロット紙を折り込んで、簡単且つ短時間にスロット紙を筒状に形成することができる。よって、スロット紙の形成時間の短縮に寄与できる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、スロット紙の形成時間の短縮に寄与できる形成装置を実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態のスロット紙の形成装置の使用形態を示す斜視図である。
実施の形態のスロット紙の形成装置を示す斜視図である。
図2のIII−III矢視断面図である。
図2のIV−IV矢視断面図である。
実施の形態のスロット紙の形成装置における第1の突出部及び第2の突出部周辺を拡大して示す図である。
実施の形態のスロット紙の形成装置を用いて当該スロット紙を筒状に形成する際に、スロット紙が図5のVI位置に到達した状態をA方向から見た部分断面図である。
実施の形態のスロット紙の形成装置を用いて当該スロット紙を筒状に形成する際に、スロット紙が図5のVII位置に到達した状態をA方向から見た部分断面図である。
実施の形態のスロット紙の形成装置を用いて当該スロット紙を筒状に形成する際に、スロット紙が図5のVIII位置に到達した状態をA方向から見た部分断面図である。
実施の形態のスロット紙の形成装置を用いて当該スロット紙を筒状に形成する際に、スロット紙が図5のIX位置に到達した状態をA方向から見た部分断面図である。
一般的なステータコアのスロット内にスロット紙が挿入された状態を示す斜視図である。
一般的なステータコアのスロット内にスロット紙が挿入された状態を拡大して示す斜視図である。
一般的なステータコアのスロット周辺を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
【0011】
先ず、本実施の形態のスロット紙の形成装置の構成を説明する。図1は、本実施の形態のスロット紙の形成装置の使用形態を示す斜視図である。図2は、本実施の形態のスロット紙の形成装置を示す斜視図である。図3は、図2のIII−III矢視断面図である。図4は、図2のIV−IV矢視断面図である。図5は、本実施の形態のスロット紙の形成装置における第1の突出部及び第2の突出部周辺を拡大して示す図である。なお、以下の説明では、説明を明確にするために、三次元(XYZ)座標系を用いて説明する。ここで、スロット紙が挿入される方向がZ軸+方向である。
【0012】
形成装置1は、コの字状に形成されたスロット紙を筒状に形成する際に用いられ、例えば、ステータコアのZ軸−側から当該ステータコアのスロット内にスロット紙を挿入する際に、形成装置1とハウジング2とが一体的に固定された状態でステータコアのZ軸−側に配置される。
【0013】
ハウジング2は、Z軸方向から見てL字形状を基本形態としており、当該ハウジング2の切り欠き部2aに形成装置1が配置される。そして、ハウジング2には、当該ハウジング2に形成装置1が固定された状態で、形成装置1に形成された溝部1aと連続する溝部2bが形成される。これらの形成装置1の溝部1aとハウジング2の溝部2bとは、スロット紙が挿入される挿入孔3を形成する。
【0014】
形成装置1は、図2に示すように、形成治具4及び中子5を備えている。形成治具4は、第1の治具6、第2の治具7、第1の突出部8及び第2の突出部9を備えている。第1の治具6は、図3に示すように、Z軸方向から見て略矩形状のブロック体であり、Y軸−側であって、且つX軸+側の角部に切り欠き部6aが形成されている。
【0015】
切り欠き部6aは、第1の面6b及び第2の面6cを備えている。第1の面6bは、図2に示すように、X軸と略平行に配置されており、Z軸+側に向かうに従ってY軸−側に向かう傾斜面である。第2の面6cは、図3に示すように、Y軸と略平行に配置されており、Z軸+側に向かうに従ってX軸+側に向かう傾斜面を基本形態としている。
【0016】
第2の治具7は、図4に示すように、Z軸方向から見て略矩形状のブロック体であり、Y軸+側であって、且つX軸+側の角部に切り欠き部7aが形成されている。切り欠き部7aは、第1の面7b及び第2の面7cを備えている。
【0017】
第1の面7bは、図2に示すように、X軸と略平行に配置されており、Z軸+側に向かうに従ってY軸+側に向かう傾斜面である。第2の面7cは、図4に示すように、Y軸と略平行に配置されており、Z軸+側に向かうに従ってX軸+側に向かう傾斜面を基本形態としている。
【0018】
このような第1の治具6のY軸−側の面と第2の治具7のY軸+側の面とが突き合わされた状態で、図2に示すように、第1の治具6の切り欠き部6aと第2の治具7の切り欠き部7aとで溝部1aを形成する。このとき、第1の治具6の第2の面6cと第2の治具7の第2の面7cとは、略連続するように配置される。
【0019】
第1の突出部8は、図3に示すように、本体部8a及び嵌合部8bを備えている。本体部8aは、Z軸方向から見て略矩形状のブロック体を基本形態としている。そして、本体部8aのZ軸−側の端部におけるX軸+側であって、且つY軸−側の角部には、傾斜面8cが形成されている。
【0020】
傾斜面8cは、X軸+側及びZ軸−側に向かうに従ってY軸+側に向かって傾斜する三次元形状である。また、本体部8aのZ軸−側であって、且つX軸+側の角部には、面取り部8dが形成されている。このような本体部8aは、嵌合部8bのZ軸−側の端部からX軸+側に突出している。
【0021】
嵌合部8bは、第1の治具6に形成された被嵌合部6dに嵌合された状態でボルト10によって当該第1の治具6に固定されている。このとき、本体部8aは、第1の治具6の第2の面6cに形成された開口部6eからX軸+側に突出している。そして、本体部8aのY軸+側の端部は、第1の治具6の第1の面6bに到達している。これにより、第1の突出部8は、第1の治具6の第1の面6bから突出していることになる。
【0022】
第2の突出部9は、図4に示すように、本体部9a及び嵌合部9bを備えている。本体部9aは、Z軸方向から見て略矩形状のブロック体を基本形態としている。そして、第2の突出部9のZ軸−側の端部におけるX軸+側であって、且つY軸+側の角部には、傾斜面9cが形成されている。
【0023】
傾斜面9cは、X軸+側及びZ軸−側に向かうに従ってY軸−側に向かって傾斜する三次元形状である。また、本体部9aのZ軸−側であって、且つX軸+側の角部には、面取り部9dが形成されている。このような本体部9aは、嵌合部9bのZ軸−側の端部からX軸+側に突出している。
【0024】
嵌合部9bは、第2の治具7に形成された被嵌合部7dに嵌合された状態でボルト11によって当該第2の治具7に固定されている。このとき、本体部9aは、図5に示すように、第1の突出部8の本体部8aに対してZ軸+側に配置されている。
【0025】
そして、本体部9aは、図4に示すように、第2の治具7の第2の面7cに形成された開口部7eからX軸+側に突出している。また、本体部9aのY軸+側の端部は、第2の治具7の第1の面7bに到達している。これにより、第2の突出部9は、第2の治具7の第1の面7bから突出していることになる。
【0026】
中子5は、本体部5a及び嵌合部5bを備えている。本体部5aは、図2に示すように、X軸方向から見てボトル形状を基本形態としている。つまり、本体部5aは、Z軸方向に延在しており、Z軸+側に向かってY軸方向の幅寸法が拡がる第1の部分5c、及び第1の部分5cからZ軸+側に向かってY軸方向の寸法が狭まる第2の部分5dを備えている。
【0027】
本体部5aは、さらに第1の面5e、第2の面5f及び第3の面5gを備えている。第1の面5eは、本体部5aのY軸+側の側面を形成し、大凡、X軸と略平行に配置された湾曲面である。第2の面5fは、本体部5aのY軸−側の側面を形成し、大凡、X軸と略平行に配置された湾曲面である。
【0028】
第3の面5gは、本体部5aのX軸−側の背面を形成し、Z軸+側に向かって第1の突出部8の面取り部8dを超えた位置近傍までX軸+側に向かって傾斜する傾斜面、及び当該傾斜面からさらにZ軸+側に向かってYZ平面と略平行な平坦面を有する。このような本体部5aは、嵌合部5bのZ軸−側の端部からX軸+側に突出している。
【0029】
嵌合部5bは、第1の治具6のY軸−側の面と第2の治具7のY軸+側の面とが突き合わされた、第1の治具6及び第2の治具7を跨ぐように、第1の治具6に形成された被嵌合部6f及び第2の治具7に形成された被嵌合部7fに嵌合された状態で、第1の治具6、嵌合部5b及び第2の治具7に通されたボルト12によって第1の治具6及び第2の治具7に固定されている。
【0030】
このとき、本体部5aは、図3及び図4に示すように、第1の治具6及び第2の治具7を跨ぐように、第1の治具6の第2の面6cに形成された開口部6g及び第2の治具7の第2の面7cに形成された開口部7gからX軸+側に突出している。
(【0031】以降は省略されています)

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