TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2021165078
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211014
出願番号2020068646
出願日20200406
発明の名称車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人特許業務法人落合特許事務所
主分類B62D 25/20 20060101AFI20210917BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】車体の大型化を招かずに収納空間の増大を実現することができる車両を提供する。
【解決手段】車両は、車体の後部で前後方向に延びる左右のリアサイドフレーム31と、内燃機関の排気ポートに接続されて排気ガスの冷却に基づき排気音を抑制するサイレンサー41と、リアサイドフレーム31の後端の後方に配置され、リアサイドフレーム31の後端の後方に収納空間32を区画する構造体33とを備える。サイレンサー41は構造体33の前方に横向きに配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車体(12)の後部で前後方向に延びる左右のリアサイドフレーム(31)と、
内燃機関の排気ポートに接続されて排気ガスの冷却に基づき排気音を抑制するサイレンサー(41)と
を備える車両(11)において、
前記リアサイドフレーム(31)の後端の後方に配置され、前記リアサイドフレーム(31)の後端の後方に収納空間(32)を区画する構造体(33)を備え、
前記サイレンサー(41)は前記構造体(33)の前方に横向きに配置される
ことを特徴とする車両。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両において、前記構造体(33)の前方に配置されて左右の前記リアサイドフレーム(31)を相互に接続し、前記サイレンサー(41)を支持するクロスメンバー(45)をさらに備えることを特徴とする車両。
【請求項3】
請求項1または2に記載の車両において、左右の前記リアサイドフレーム(31)の間に配置されて、前記リアサイドフレーム(31)の間に収納空間(36)を区画する収納パン(37)を備えることを特徴とする車両。
【請求項4】
請求項3に記載の車両において、前記収納パン(37)は高さ方向に前記構造体(33)よりも浅く形成され、収納パン(37)の下方に前記サイレンサー(41)は配置されることを特徴とする車両。
【請求項5】
請求項1に記載の車両において、後面衝突時に前記構造体(33)の潰れに応じて前記後面衝突の衝撃を吸収する衝撃吸収機構(46)をさらに備えることを特徴とする車両。
【請求項6】
請求項5に記載の車両において、前記衝撃吸収機構(46)は、後輪(WR)の後方に配置されて、前記後輪(WR)に装着されるタイヤ(28)に接触する第1位置(Pf)、および、前記タイヤ(28)から後方に遠ざかる第2位置(Ps)の間で変位する衝撃吸収体(48)と、前記タイヤ(28)から遠ざかる方向に前記衝撃吸収体(48)に駆動力を付与する弾性力を有する弾性体(49)とを備えることを特徴とする車両。
【請求項7】
請求項6に記載の車両において、前記衝撃吸収体(48)は車体(12)の左右方向に延びる揺動軸(51)回りで揺動することを特徴とする車両。
【請求項8】
請求項7に記載の車両において、リアホイールハウス(35)に固定されるブラケット(52)と、前記ブラケット(52)に前記揺動軸(51)回りで回転自在に連結される上端、および、前記衝撃吸収体(48)に連結される下端を有する吊り下げ部材(53)とを備えることを特徴とする車両。
【請求項9】
請求項8に記載の車両において、前記吊り下げ部材(53)は、前記揺動軸(51)から下方に延びて前記衝撃吸収体(48)に連結される第1片(53a)と、前記揺動軸(51)から下方に延びて前記第1片(53a)の連結位置よりも後方で前記衝撃吸収体に連結される第2片(53b)とを備えることを特徴とする車両。
【請求項10】
請求項9に記載の車両において、前記第1片(53a)および前記第2片(53b)は、帯状の鋼板から成形され、前記揺動軸(51)から前記衝撃吸収体(48)に向かって延びるビード(54)を有することを特徴とする車両。
【請求項11】
請求項8に記載の車両において、前記弾性体(49)は、前記揺動軸(51)周りに巻かれて、前記ブラケット(52)と前記衝撃吸収体(48)との間で前記揺動軸(51)回りに駆動力を発揮する捻りばねであることを特徴とする車両。
【請求項12】
請求項7に記載の車両において、前記衝撃吸収体(48)から後方に延び、前記衝撃吸収体(48)の重心(55)よりも重力方向に下方で前記衝撃吸収体(48)に対して衝突荷重の作用点を有する押し部材(56)をさらに備えることを特徴とする車両。
【請求項13】
請求項12に記載の車両において、前記衝撃吸収体(48)の後端には、前記第2位置(Ps)で前記押し部材(56)の後端よりも前方に位置する切り落とし面(73)が形成されることを特徴とする車両。
【請求項14】
請求項12に記載の車両において、前記押し部材(56)の後端には当て板(58)が固定されることを特徴とする車両。
【請求項15】
請求項12に記載の車両において、前記押し部材(56)の後端はリアバンパー(27)に固定されることを特徴とする車両。
【請求項16】
請求項6に記載の車両において、前記衝撃吸収体(48)は、後端側に比べて前端側で座屈荷重に対して高い強度を有することを特徴とする車両。
【請求項17】
請求項6に記載の車両において、前記衝撃吸収体(48)は、後輪(WR)の形状に合わせて内側に比べて外側で低い強度を有することを特徴とする車両。
【請求項18】
請求項6に記載の車両において、前記衝撃吸収体(48)は前端にタイヤ(28)に対して当て面(71)を有することを特徴とする車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車体の後部で前後方向に延びる左右のリアサイドフレームと、内燃機関の排気ポートに接続されて排気ガスの冷却に基づき排気音を抑制するサイレンサーとを備える車両に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、前後方向に延びて後端に連結されるリアバンパービームから入力される後面衝突の衝撃を吸収する左右のリアサイドフレームを開示する。右側のリアサイドフレームの下方には車体前後方向に延びる縦置きのサイレンサーが配置される。サイレンサーは、内燃機関の排気ポートに接続されて排気ガスの冷却に基づき排気音を抑制する。左右のリアサイドフレームの間には収納凹部を区画する収納パンが配置される。収納凹部には工具やパンク応急修理キット、スペアタイヤ、バッテリーなどが収納されることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011−230533号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構造では左右のリアサイドフレームの間にしか収納空間は確保されることができない。したがって、リアサイドフレーム同士の間隔を超える寸法の荷物を収納することができない。
【0005】
本発明は、車体の大型化を招かずに収納空間の増大を実現することができる車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1側面によれば、車体の後部で前後方向に延びる左右のリアサイドフレームと、内燃機関の排気ポートに接続されて排気ガスの冷却に基づき排気音を抑制するサイレンサーとを備える車両において、前記リアサイドフレームの後端の後方に配置され、前記リアサイドフレームの後端の後方に収納空間を区画する構造体を備え、前記サイレンサーは前記構造体の前方に横向きに配置される。
【0007】
第2側面によれば、第1側面の構成に加えて、車両は、前記構造体の前方に配置されて左右の前記リアサイドフレームを相互に接続し、前記サイレンサーを支持するクロスメンバーをさらに備える。
【0008】
第3側面によれば、第1または第2側面の構成に加えて、車両は、左右の前記リアサイドフレームの間に配置されて、前記リアサイドフレームの間に収納空間を区画する収納パンを備える。
【0009】
第4側面によれば、第3側面の構成に加えて、前記収納パンは高さ方向に前記構造体よりも浅く形成され、収納パンの下方に前記サイレンサーは配置される。
【0010】
第5側面によれば、第1側面の構成に加えて、車両は、後面衝突時に前記構造体の潰れに応じて前記後面衝突の衝撃を吸収する衝撃吸収機構をさらに備える。
【0011】
第6側面によれば、第5側面の構成に加えて、前記衝撃吸収機構は、後輪の後方に配置されて、前記後輪に装着されるタイヤに接触する第1位置、および、前記タイヤから後方に遠ざかる第2位置の間で変位する衝撃吸収体と、前記タイヤから遠ざかる方向に前記衝撃吸収体に駆動力を付与する弾性力を有する弾性体とを備える。
【0012】
第7側面によれば、第6側面の構成に加えて、前記衝撃吸収体は車体の左右方向に延びる揺動軸回りで揺動する。
【0013】
第8側面によれば、第7側面の構成に加えて、車両は、リアホイールハウスに固定されるブラケットと、前記ブラケットに前記揺動軸回りで回転自在に連結される上端、および、前記衝撃吸収体に連結される下端を有する吊り下げ部材とを備える。
【0014】
第9側面によれば、第8側面の構成に加えて、前記吊り下げ部材は、前記揺動軸から下方に延びて前記衝撃吸収体に連結される第1片と、前記揺動軸から下方に延びて前記第1片の連結位置よりも後方で前記衝撃吸収体に連結される第2片とを備える。
【0015】
第10側面によれば、第9側面の構成に加えて、前記第1片および前記第2片は、帯状の鋼板から成形され、前記揺動軸から前記衝撃吸収体に向かって延びるビードを有する。
【0016】
第11側面によれば、第8側面の構成に加えて、前記弾性体は、前記揺動軸周りに巻かれて、前記ブラケットと前記衝撃吸収体との間で前記揺動軸回りに駆動力を発揮する捻りばねである。
【0017】
第12側面によれば、第7側面の構成に加えて、車両は、前記衝撃吸収体から後方に延び、前記衝撃吸収体の重心よりも重力方向に下方で前記衝撃吸収体に対して衝突荷重の作用点を有する押し部材をさらに備える。
【0018】
第13側面によれば、第12側面の構成に加えて、前記衝撃吸収体の後端には、前記第2位置で前記押し部材の後端よりも前方に位置する切り落とし面が形成される。
【0019】
第14側面によれば、第12側面の構成に加えて、前記押し部材の後端には当て板が固定される。
【0020】
第15側面によれば、第12側面の構成に加えて、前記押し部材の後端はリアバンパーに固定される。
【0021】
第16側面によれば、第6側面の構成に加えて、前記衝撃吸収体は、後端側に比べて前端側で座屈荷重に対して高い強度を有する。
【0022】
第17側面によれば、第6側面の構成に加えて、前記衝撃吸収体は、後輪の形状に合わせて内側に比べて外側で低い強度を有する。
【0023】
第18側面によれば、第6側面の構成に加えて、前記衝撃吸収体は前端にタイヤに対して当て面を有する。
【発明の効果】
【0024】
第1側面によれば、サイレンサーが横向きに配置されることで、構造体の前方でリアサイドフレームは短縮化されることができる。前後方向に車体の大型化を招かずにリアサイドフレームの後方に収納空間は確保されることができる。収納空間は増大することができる。左リアサイドフレームの後方から右リアサイドフレームの後方まで収納空間が連続することで、リアサイドフレームの後方にはリアサイドフレーム同士の間隔を超える寸法を有する荷物も収納されることができる。
【0025】
第2側面によれば、クロスメンバーはリアサイドフレームの剛性を補完しながらサイレンサーの支持構造を提供することができる。
【0026】
第3側面によれば、収納パンはリアサイドフレームの間に配置されることから、収納パンは後面衝突の衝撃から保護されることができる。収納パンに収納される荷物は後面衝突時に衝撃から保護されることができる。こうして収納パンにはバッテリーや燃料タンクなどが収納されることができる。
【0027】
第4側面によれば、構造体の収納空間の容量を確保しながらサイレンサーの最低地上高は良好に確保されることができる。
【0028】
第5側面によれば、リアサイドフレームが短縮化されても、衝撃吸収体の働きで後面衝突の衝撃は良好に吸収されることができる。衝撃の吸収量は確保されることができる。
【0029】
第6側面によれば、後面衝突時、衝突物体は後方から衝撃吸収体に接触する。衝撃吸収体は後輪に向かって駆動される。衝突物体が後輪に近づくと、衝突物体と後輪との間で衝撃吸収体は潰れることができる。こうして後面衝突の衝撃は吸収されることができる。後面衝突の衝撃が規定値以下であれば、弾性体の働きで衝撃吸収体は後輪から後方に遠ざかることができる。後輪の回転は確保されることができる。こうした後面衝突は軽衝突として分類されることができる。こうして軽衝突に分類されることで、例えば保険契約上で車両所有者の負担は軽減されることができる。
【0030】
第7側面によれば、第2位置では衝撃吸収体は傾斜姿勢に保持されることができることから、水平方向に衝撃吸収体の前後方向長さは縮小されることができる。その一方で、第1位置では衝撃吸収体の長さは確保されることから、後面衝突の衝撃は良好に吸収されることができる。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
芝刈機
本田技研工業株式会社
加振機
本田技研工業株式会社
飛行体
本田技研工業株式会社
飛行体
本田技研工業株式会社
ボルト
本田技研工業株式会社
乗り物
本田技研工業株式会社
作業機
本田技研工業株式会社
出力計
続きを見る