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公開番号2021164167
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211011
出願番号2020060643
出願日20200330
発明の名称回転電機
出願人株式会社アイシン
代理人特許業務法人R&C
主分類H02K 3/04 20060101AFI20210913BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】セグメントコンダクタを用いた分数スロット構成の回転電機を重巻構成で実現する。
【解決手段】毎極毎相スロット数の既約帯分数表示をa+b/cとしたとき、a周回分のコイルは、ロータ2の磁極数と同数の極コイル10がステータ3の全周に隣接して配置された状態で、周方向Xに隣接する極コイル10が順に電気的に接続された隣極コイル群10Aで構成されており、(a+1)周目のコイルは、全周を磁極数/c等分した範囲に、b個の極コイル10と(c-b)個の極コイル10に相当するブランクからなる極コイル欠落部とが順不同で隣接し周方向Xで直近の極コイル10が電気的に接続された連極コイルが配置されており、周方向Xに隣接する磁極数/c個の連極コイルを順に電気的に接続して周回する連極コイル群で構成されており、磁極数が4極以上であり、各相間の相始端取り出しスロットの間隔の最小値が毎極毎相スロット数の2倍よりも大きい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
セグメントコンダクタからなる重巻構成のコイルを収容した複数のスロットを有するステータと、当該ステータと対向し複数の磁極を有するロータとを備え、前記ステータのスロット数を相数及び前記ロータの磁極数で除算した毎極毎相スロット数が、1/2を超え、且つ、既約分数表示で分母が2以上の分数スロット構成の回転電機であって、
前記毎極毎相スロット数の既約帯分数表示をa+b/c(aはゼロ又は正の整数、bおよびcは正の整数でb<c)としたとき、
a周回分の前記コイルは、前記ロータの前記磁極数と同数の極コイルが前記ステータの全周に隣接して配置された状態で、周方向に隣接する前記極コイルが順に電気的に接続された隣極コイル群で構成されており、
(a+1)周目の前記コイルは、前記全周を前記磁極数/c等分した範囲に、b個の前記極コイルと(c−b)個の前記極コイルに相当するブランクからなる極コイル欠落部とが順不同で隣接し前記周方向で直近の前記極コイルが電気的に接続された連極コイルが配置されており、前記周方向に隣接する前記磁極数/c個の前記連極コイルを順に電気的に接続して周回する連極コイル群で構成されており、
a周回は同一方向であり、
2周目以降の前記隣極コイル群又は前記連極コイル群は、前周目の前記隣極コイル群に対して、前記a周回方向と反対方向に1スロットピッチずれており、
前記磁極数が4極以上であり、各相間の相始端取り出しスロットの間隔の最小値が前記毎極毎相スロット数の2倍よりも大きく、前記相始端取り出しスロットの間隔は、前記a周回方向での値とし、当該間隔内に他の相始端はない、回転電機。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記各相間の相始端取り出しスロットの間隔における複数の組合わせのうち、前記各相間の相始端取り出しスロットの間隔の最小値が最も大きい組合わせである請求項1に記載の回転電機。
【請求項3】
c=2のとき、前記各相間の相始端取り出しスロットの間隔の最小値が、極対数×前記毎極毎相スロット数の2倍であり、前記極対数が前記相数の倍数の場合は、(極対数−1)×前記毎極毎相スロット数の2倍である請求項2に記載の回転電機。
【請求項4】
前記セグメントコンダクタの単位コイルは、2つの前記スロットに収容される一対のコイルサイドと、前記一対のコイルサイドを電気的に接続し、1ターンを成す1つのターンコイルエンドと、を有しており、
前記隣極コイル群は、前記スロットの径方向の同層を接続する前記ターンコイルエンドを含む前記極コイルと、前記スロットの径方向の同層を接続する前記ターンコイルエンドを含まない前記極コイルとが前記周方向に交互に配置されており、
前記連極コイル群は、前記極コイル間の前記ブランクの数が全て奇数の場合、前記スロットの径方向の同層を接続する前記ターンコイルエンドを含まない前記極コイルのみで構成され、前記極コイル間の前記ブランクの数が全て偶数(ゼロを含む)の場合、又は、前記極コイル間の前記ブランクの数として奇数および偶数(ゼロを含む)が混在する場合、前記スロットの径方向の同層を接続する前記ターンコイルエンドを含まない前記極コイルと前記スロットの径方向の同層を接続する前記ターンコイルエンドを含む前記極コイルとで構成されており、
前記スロットの径方向の層相帯配置として前記スロットの底部の層を1として前記スロットの開口部に向かって昇順に数えた場合、偶数層は、奇数層に対して、前記毎極毎相スロット数を相数で乗算した毎極スロット数に対する直近の整数で構成される所定スロット数、前記周方向に移動させて構成されており、
前記偶数層の前記奇数層に対する前記所定スロット数の移動方向は、cが4以上の場合は前記a周回方向(a=0のときは(a+1)周回方向)と反対方向であり、
前記偶数層どうし又は前記奇数層どうしの前記層相帯配置は、夫々前記周方向で同一の構成であり、
前記コイルの相始端は、前記スロットの底部において前記周方向に連続する同相のコイルサイドが配置される前記スロットの数である連スロット数が、前記毎極毎相スロット数の直近の整数で大きい方の相帯の前記a周回方向側(a=0の場合は(a+1)周回方向側)の端の前記スロットから引き出されている請求項2又は3に記載の回転電機。
【請求項5】
前記隣極コイル群は、前記スロットの最外径側および最内径側に配置され隣接する前記極コイルを電気的に接続する一対の隣極コイル接続用同層接続部に挟まれない前記極コイルと、前記一対の隣極コイル接続用同層接続部に挟まれる前記極コイルとが、前記周方向に交互に並んでおり、
前記連極コイル群は、前記極コイル間の前記ブランクの数が全て奇数の場合、前記一対の隣極コイル接続用同層接続部に挟まれない前記極コイルのみで構成され、前記極コイル間の前記ブランクの数が全て偶数(ゼロを含む)の場合、又は、前記極コイル間の前記ブランクの数として奇数および偶数(ゼロを含む)が混在する場合、前記一対の隣極コイル接続用同層接続部に挟まれない前記極コイルと、前記一対の隣極コイル接続用同層接続部に挟まれる前記極コイルとで構成されており、
前記スロットの径方向の層相帯配置として前記スロットの底部の層を1として前記スロットの開口部に向かって昇順に数えた場合、偶数層は、奇数層に対して、前記毎極毎相スロット数を相数で乗算した毎極スロット数に対する直近の整数で構成される所定スロット数、前記周方向に移動させて構成されており、
前記偶数層の前記奇数層に対する前記所定スロット数の移動方向は、cが4以上の場合は前記a周回方向(a=0のときは(a+1)周回方向)と同一方向であり、
前記偶数層どうし又は前記奇数層どうしの前記層相帯配置は、夫々前記周方向で同一の構成であり、
前記コイルの相始端は、前記スロットの底部において前記周方向に連続する同相のコイルサイドが配置される前記スロットの数である連スロット数が、前記毎極毎相スロット数の直近の整数で大きい方の相帯の前記a周回方向側(a=0の場合は(a+1)周回方向側)の端の前記スロットから引き出されており、
前記各相間の相始端取り出しスロットの間隔における複数の組合わせのうち、前記各相間の相始端取り出しスロットの間隔が前記毎極毎相スロット数の4倍の値を含む組合わせである場合、前記毎極毎相スロット数の4倍の値が1つである請求項1に記載の回転電機。
【請求項6】
前記各相間の相始端取り出しスロットの間隔として、前記毎極毎相スロット数の4倍の値以外は、全て等間隔である請求項5に記載の回転電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、セグメントコンダクタからなるコイルを収容した複数のスロットを有するステータと、ステータと対向し複数の磁極を有するロータとを備えた回転電機に関する。
続きを表示(約 8,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、セグメントコンダクタからなる重巻構成のコイルを備え、ステータのスロット数を相数及びロータの磁極数で除算した毎極毎相スロット数が自然数である整数スロット構成の回転電機が知られている(例えば、特許文献1〜2参照)。
【0003】
特許文献1に記載の回転電機は、ステータの周方向に所定のスロット間隔で巻回される分布巻構成の単位コイルを2n個配置して形成され、1番目の単位コイルが挿入される2つのスロットのうち1つが、n番目の単位コイルが挿入される2つのスロットのうちの1つと同じであり、(n+1)番目の単位コイルが挿入される2つのスロットのうち1つが、2n番目の単位コイルが挿入される2つのスロットのうちの1つと同じである。この構成により、同じスロットに配置される異なる単位コイル間の電位差を、相内電位差の約半分にすることができると記載されている。
【0004】
特許文献2に記載の回転電機は、ステータの周方向に所定のスロット間隔で巻回される分布巻構成の単位コイルとしてU字状の導体セグメントを用いており、導体セグメントの脚部が径方向にオフセットした状態で折り曲げられた形状を有し、径方向に隣り合う導体セグメントの脚部同士が電気的に接続されている。この構成により、巻始の導体セグメントと巻終の導体セグメントとが同じスロット内で隣接することなく配置され、導体セグメント間の最大電位差を低減できると記載されている。
【0005】
また、セグメントコンダクタからなるコイルを備え、毎極毎相スロット数が既約分数表示で分母が2以上の分数スロット構成の回転電機が知られている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に記載の技術は、セグメントコンダクタを波巻構成にすることにより、1つのスロット内に異相のセグメント導体が混在する分数スロット構成の回転電機を実現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012−16195号公報
特開2014−103707号公報
特開2008−172926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
分数スロット構成の回転電機は、整数スロット構成の回転電機に比べて良好なトルクリップル特性を少ないスロット数で実現できるため、有用である。しかしながら、特許文献1〜2に記載の技術は、整数スロット構成の回転電機であり、分数スロット構成の回転電機に適用できない。特許文献3に記載の技術は、分数スロット構成の回転電機であるが、短節ピッチと長節ピッチの繰り返しである波巻構成を採用しており、総コイル長が短節ピッチを主とした場合の重巻構成に比べて長くなり、製造コストが増大する。
【0008】
また、分数スロット構成の回転電機は、同一スロット内に異相コイルが存在するため、相内電位差を緩和するだけでは不十分であり、相間電位差も考慮した巻線構成が必要となる。
【0009】
そこで、セグメントコンダクタを用いた分数スロット構成の回転電機を重巻構成で実現するとき、相内電位差及び相間電位差を同時に緩和可能な巻線構成が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る回転電機の特徴構成は、セグメントコンダクタからなる重巻構成のコイルを収容した複数のスロットを有するステータと、当該ステータと対向し複数の磁極を有するロータとを備え、前記ステータのスロット数を相数及び前記ロータの磁極数で除算した毎極毎相スロット数が、1/2を超え、且つ、既約分数表示で分母が2以上の分数スロット構成の回転電機であって、前記毎極毎相スロット数の既約帯分数表示をa+b/c(aはゼロ又は正の整数、bおよびcは正の整数でb<c)としたとき、a周回分の前記コイルは、前記ロータの前記磁極数と同数の極コイルが前記ステータの全周に隣接して配置された状態で、周方向に隣接する前記極コイルが順に電気的に接続された隣極コイル群で構成されており、(a+1)周目の前記コイルは、前記全周を前記磁極数/c等分した範囲に、b個の前記極コイルと(c−b)個の前記極コイルに相当するブランクからなる極コイル欠落部とが順不同で隣接し前記周方向で直近の前記極コイルが電気的に接続された連極コイルが配置されており、前記周方向に隣接する前記磁極数/c個の前記連極コイルを順に電気的に接続して周回する連極コイル群で構成されており、a周回は同一方向であり、2周目以降の前記隣極コイル群又は前記連極コイル群は、前周目の前記隣極コイル群に対して、前記a周回方向と反対方向に1スロットピッチずれており、前記磁極数が4極以上であり、各相間の相始端取り出しスロットの間隔の最小値が前記毎極毎相スロット数の2倍よりも大きく、前記相始端取り出しスロットの間隔は、前記a周回方向での値とし、当該間隔内に他の相始端はない点にある。
【0011】
本構成により、セグメントコンダクタを用いた分数スロット構成の回転電機を重巻構成で実現することができる。しかも、各相間の相始端取り出しスロットの間隔を毎極毎相スロット数の2倍よりも大きく構成すれば、相内電位差及び相間電位差を同時に緩和できる。
【0012】
他の特徴構成は、前記各相間の相始端取り出しスロットの間隔における複数の組合わせのうち、前記各相間の相始端取り出しスロットの間隔の最小値が最も大きい組合わせである点にある。
【0013】
本構成によれば、相内電位差及び相間電位差をより緩和できる。
【0014】
他の特徴構成は、c=2のとき、前記各相間の相始端取り出しスロットの間隔の最小値が、極対数×前記毎極毎相スロット数の2倍であり、前記極対数が前記相数の倍数の場合は、(極対数−1)×前記毎極毎相スロット数の2倍である点にある。
【0015】
本構成によれば、相内電位差及び相間電位差をより緩和できる。
【0016】
他の特徴構成は、前記セグメントコンダクタの単位コイルは、2つの前記スロットに収容される一対のコイルサイドと、前記一対のコイルサイドを電気的に接続し、1ターンを成す1つのターンコイルエンドと、を有しており、前記隣極コイル群は、前記スロットの径方向の同層を接続する前記ターンコイルエンドを含む前記極コイルと、前記スロットの径方向の同層を接続する前記ターンコイルエンドを含まない前記極コイルとが前記周方向に交互に配置されており、前記連極コイル群は、前記極コイル間の前記ブランクの数が全て奇数の場合、前記スロットの径方向の同層を接続する前記ターンコイルエンドを含まない前記極コイルのみで構成され、前記極コイル間の前記ブランクの数が全て偶数(ゼロを含む)の場合、又は、前記極コイル間の前記ブランクの数として奇数および偶数(ゼロを含む)が混在する場合、前記スロットの径方向の同層を接続する前記ターンコイルエンドを含まない前記極コイルと前記スロットの径方向の同層を接続する前記ターンコイルエンドを含む前記極コイルとで構成されており、前記スロットの径方向の層相帯配置として前記スロットの底部の層を1として前記スロットの開口部に向かって昇順に数えた場合、偶数層は、奇数層に対して、前記毎極毎相スロット数を相数で乗算した毎極スロット数に対する直近の整数で構成される所定スロット数、前記周方向に移動させて構成されており、前記偶数層の前記奇数層に対する前記所定スロット数の移動方向は、cが4以上の場合は前記a周回方向(a=0のときは(a+1)周回方向)と反対方向であり、前記偶数層どうし又は前記奇数層どうしの前記層相帯配置は、夫々前記周方向で同一の構成であり、前記コイルの相始端は、前記スロットの底部において前記周方向に連続する同相のコイルサイドが配置される前記スロットの数である連スロット数が、前記毎極毎相スロット数の直近の整数で大きい方の相帯の前記a周回方向側(a=0の場合は(a+1)周回方向側)の端の前記スロットから引き出されている点にある。
【0017】
本構成により、セグメントコンダクタを用いた分数スロット構成の回転電機を重巻構成で実現することができる。また、本構成では、大部分を占める極コイルの単位コイルを共通化できるため、製造コストを低減することができる。
【0018】
他の特徴構成は、前記隣極コイル群は、前記スロットの最外径側および最内径側に配置され隣接する前記極コイルを電気的に接続する一対の隣極コイル接続用同層接続部に挟まれない前記極コイルと、前記一対の隣極コイル接続用同層接続部に挟まれる前記極コイルとが、前記周方向に交互に並んでおり、前記連極コイル群は、前記極コイル間の前記ブランクの数が全て奇数の場合、前記一対の隣極コイル接続用同層接続部に挟まれない前記極コイルのみで構成され、前記極コイル間の前記ブランクの数が全て偶数(ゼロを含む)の場合、又は、前記極コイル間の前記ブランクの数として奇数および偶数(ゼロを含む)が混在する場合、前記一対の隣極コイル接続用同層接続部に挟まれない前記極コイルと、前記一対の隣極コイル接続用同層接続部に挟まれる前記極コイルとで構成されており、前記スロットの径方向の層相帯配置として前記スロットの底部の層を1として前記スロットの開口部に向かって昇順に数えた場合、偶数層は、奇数層に対して、前記毎極毎相スロット数を相数で乗算した毎極スロット数に対する直近の整数で構成される所定スロット数、前記周方向に移動させて構成されており、前記偶数層の前記奇数層に対する前記所定スロット数の移動方向は、cが4以上の場合は前記a周回方向(a=0のときは(a+1)周回方向)と同一方向であり、前記偶数層どうし又は前記奇数層どうしの前記層相帯配置は、夫々前記周方向で同一の構成であり、前記コイルの相始端は、前記スロットの底部において前記周方向に連続する同相のコイルサイドが配置される前記スロットの数である連スロット数が、前記毎極毎相スロット数の直近の整数で大きい方の相帯の前記a周回方向側(a=0の場合は(a+1)周回方向側)の端の前記スロットから引き出されており、前記各相間の相始端取り出しスロットの間隔における複数の組合わせのうち、前記各相間の相始端取り出しスロットの間隔が前記毎極毎相スロット数の4倍の値を含む組合わせである場合、前記毎極毎相スロット数の4倍の値が1つである点にある。
【0019】
本構成により、セグメントコンダクタを用いた分数スロット構成の回転電機を重巻構成で実現することができる。また、本構成では、大部分を占める極コイルの単位コイルを共通化できるため、製造コストを低減することができる。しかも、各相間の相始端取り出しスロットの間隔における複数の組合わせのうち、各相間の相始端取り出しスロットの間隔が毎極毎相スロット数の4倍の値を1つ含む組合わせであれば、相内電位差及び相間電位差をより緩和できる。
【0020】
他の特徴構成は、前記各相間の相始端取り出しスロットの間隔として、前記毎極毎相スロット数の4倍の値以外は、全て等間隔である点にある。
【0021】
本構成によれば、相内電位差及び相間電位差をより緩和できる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
回転電機の一部拡大断面図である。
第一実施形態に係る8極60スロットの相配置の一例を示す模式図である。
第一実施形態に係る8極60スロットのU相における1周目の巻線構成を示す模式図である。
第一実施形態に係る8極60スロットのU相における2周目の巻線構成を示す模式図である。
第一実施形態に係る8極60スロットのU相における3周目の巻線構成を示す模式図である。
第一実施形態に係る最外径側の隣極コイル接続部の単位コイルを示す模式図である。
第一実施形態に係る極コイルの単位コイルを示す模式図である。
第一実施形態に係る最内径側の隣極コイル接続部の単位コイルを示す模式図である。
第一実施形態に係る連極コイル接続部の単位コイルを示す模式図である。
第二実施形態に係る8極60スロットの相配置の一例を示す模式図である。
第二実施形態に係る8極60スロットのU相における1周目の巻線構成を示す模式図である。
第二実施形態に係る8極60スロットのU相における2周目の巻線構成を示す模式図である。
第二実施形態に係る8極60スロットのU相における3周目の巻線構成を示す模式図である。
第二実施形態に係る最内径側の隣極コイル接続用同層接続部の単位コイルを示す模式図である。
第二実施形態に係る極コイルの単位コイルを示す模式図である。
第二実施形態に係る最外径側の隣極コイル接続用同層接続部の単位コイルを示す模式図である。
第二実施形態に係る連極コイル接続部の単位コイルを示す模式図である。
8極モータにおける巻始端位置のバリエーションを説明する図である。
8極モータにおける巻始端位置のバリエーション図である。
相内電圧及び相間電圧の説明図である。
第一実施形態に係る8極60スロットにおける相内電圧及び相間電圧の演算例である。
第二実施形態に係る8極60スロットにおける相内電圧の演算例である。
第一実施形態に係る8極60スロットにおける相間電圧の演算例である。
4極、6極、8極モータにおける相間電圧比率を示す図である。
10極、12極モータにおける相間電圧比率を示す図である。
第一実施形態及び第二実施形態における巻始端位置の評価図である。
第一実施形態及び第二実施形態における巻始端の配策配置図である。
第一実施形態における8極18スロットのU相における巻線構成を示す模式図である。
第二実施形態における8極18スロットのU相における巻線構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下に、本発明に係る回転電機の実施形態について、図面に基づいて説明する。本実施形態では、回転電機の一例として、三相交流同期電動機(以下、モータMと称する。)として説明する。ただし、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
【0024】
[基本構成]
図1に示すように、モータMは、セグメントコンダクタ(以下、「巻線」と称する。)で構成された複数の単位コイル11(コイルの一例)のコイルサイド11aを収容する複数のスロット32を有するステータ3と、ステータ3と対向し複数の永久磁石22(磁極の一例)を有するロータ2とを備えている。以下の説明において、ロータ2の回転方向又は逆回転方向を周方向X、ロータ2の半径方向を径方向Y、ロータ2の回転軸芯と平行な方向を軸方向Z(直交方向)と称する。また、周方向Xのうち、ロータ2が回転する方向を回転方向X1及びその逆方向を逆回転方向X2、径方向Yのうち、ステータ3からロータ2に向かう方向(スロット32の開口側に向かう方向)を径内方向Y1と称し、ロータ2からステータ3に向かう方向を径外方向Y2(スロット32の底部側に向かう方向)と称する。
【0025】
ステータ3は、筒状のステータコア31を有しており、ステータコア31は複数の磁性鋼板を積層して形成されている。ステータコア31は、径外方向Y2側で環状に形成されたヨーク部31aと、ヨーク部31aから径内方向Y1に突出する複数のティース部31bと、複数のティース部31bの突出端において周方向Xに沿って配置されるフランジ部31cとで構成されている。隣接するティース部31bの間には、巻線で構成された単位コイル11のコイルサイド11aを収容するスロット32が形成されており、複数のスロット32が、複数のティース部31bと同じ数だけ設けられている。
【0026】
ロータ2は、複数の磁性鋼板を積層して形成される筒状のロータコア21と、ロータコア21に埋設された複数の永久磁石22とを有している。このロータコア21は不図示の軸部材に支持されており、ロータ2がステータ3に対して回転方向X1及び逆回転方向X2に相対回転可能に構成されている。永久磁石22は、希土類系磁石等で構成されており、N極とS極とが周方向Xに沿って交互に配置されている。なお、複数の永久磁石22の外周面をロータコア21から露出させても良い。
【0027】
本実施形態のモータMは、ステータ3のスロット32の数を相数(本実施形態では3相)及びロータ2の磁極数で除算した値(以下、毎極毎相スロット数又はNsppとも称する。)は1/2よりも大きく、毎極毎相スロット数を既約分数で表示したとき、分母が2以上の分数スロットで構成されている。以下、毎極毎相スロット数を既約帯分数表示する場合は、a+b/c(aは整数部分、b/cは既約分数部でb<c、ここでaはゼロ又は正の整数、bおよびcは正の整数)と表現する。例えば、8極60スロットのモータMでは、毎極毎相スロット数が5/2(a=2,b=1,c=2)となる。
【0028】
複数のスロット32に巻回される巻線は、例えば銅線を絶縁層で被覆したセグメントコンダクタで構成されている。この巻線は、断面矩形状の角線、断面円形状の丸線や断面多角形状の種々の導線が用いられる。本実施形態におけるスロット32に対する巻線の巻回方式は、重巻で構成されている。
【0029】
図1に示すように、各相(U相,V相,W相)のコイルの夫々は、スロット32内に径方向Yに沿って単位コイル11を複数積層させている。分数スロットの場合、単位コイル11を2つ積層させた2層の単位コイル11のコイルサイド11aで構成される2層ユニット11Uを複数組有している(例えば図2の1層〜2層を径方向Yに繰り返した4組)。本実施形態における各相のコイルは、複数の単位コイル11を径方向Yに複数積層させてスロット32内に収容している。そして、3相のコイルがY結線で電気的に接続されている。なお、3相のコイルをΔ結線で電気的に接続しても良く、特に限定されない。なお、同一の番号が付されている「層」は、スロット32深さ方向(径方向Y)が同じ位置で、ロータ2の回転方向X1で連なっている。
【0030】
分数スロットにおける重巻の場合、コイルピッチは、ステータ3のスロット32の数をロータ2の磁極数で除算した毎極スロット数に対する直近の整数が好適である。このコイルピッチは、例えば8極60スロット(毎極スロット数が7.5)のモータMの場合、短節ピッチとなる7スロット(短節巻)か長節ピッチとなる8スロット(長節巻)となる。
(【0031】以降は省略されています)

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