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公開番号2021162851
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211011
出願番号2021031660
出願日20210301
発明の名称トナー
出願人キヤノン株式会社
代理人特許業務法人秀和特許事務所
主分類G03G 9/087 20060101AFI20210913BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】帯電安定性をさらに改善し、耐画像キズ性に優れたトナー。
【解決手段】結着樹脂及び重合体Aを含有するトナー粒子を有するトナーであって、該結着樹脂は特定の構造を有するポリエステル樹脂を含有し、該重合体Aが、特定の(メタ)アクリル酸エステルに由来する第一のモノマーユニット、及び該第一のモノマーユニットとは異なる第二のモノマーユニットを有し、該重合体A中の該第一のモノマーユニットの含有割合が5.0モル%〜60.0モル%であり、該重合体A中の該第二のモノマーユニットの含有割合が20.0モル%〜95.0モル%であり、該第一のモノマーユニットのSP値、該第二のモノマーユニットのSP値及び該特定の構造に含まれるシリコーン部位のSP値が特定の関係を満たすことを特徴とするトナー。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
結着樹脂及び重合体Aを含有するトナー粒子を有するトナーであって、
該結着樹脂は下記式(B)で表される構造を有するポリエステル樹脂を含有し、
式(B)中、R

は、それぞれ独立して水素原子、メチル基又はフェニル基を表し、
Aは、ポリエステル部位を表し、
Bは、ポリエステル部位、又は、−R
20
OH、−R
20
COOH、
、及び−R
20
NH

からなる群から選択されるいずれかの官能基を表し、R
20
は、単結合又は炭素数1〜4のアルキレン基を表し、
平均繰り返し数nは10〜80であり、
該重合体Aが、下記式(I)で表される構造を有する第一のモノマーユニット、及び該第一のモノマーユニットとは異なる第二のモノマーユニットを有し、
式(I)中、R
Z1
は、水素原子又はメチル基を表し、Rは、炭素数18〜36のアルキル基を表し、
該重合体A中の該第一のモノマーユニットの含有割合が、該重合体Aの全モノマーユニットの総モル数を基準として、5.0モル%〜60.0モル%であり、
該重合体A中の該第二のモノマーユニットの含有割合が、該重合体Aの全モノマーユニットの総モル数を基準として、20.0モル%〜95.0モル%であり、
該第一のモノマーユニットのSP値をSP1(J/cm


0.5
とし、該第二のモノマーユニットのSP値をSP2(J/cm


0.5
とし、該式(B)で表される構造中の−(Si(R



O)

−Si(R



−で表されるシリコーン部位のSP値をSP3(J/cm


0.5
としたとき、下記式(1)〜(3)を満たすことを特徴とするトナー。
SP1≦18.4 ・・・(1)
21.0≦SP2 ・・・(2)
SP1−SP3<SP2−SP1 ・・・(3)
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第二のモノマーユニットが、下記式(II)及び(III)からなる群から選ばれる少なくとも一である請求項1に記載のトナー。
式(II)中、Xは単結合又は炭素数1〜6のアルキレン基を示す。


は、−C≡N、
−C(=O)NHR
10
(R
10
は水素原子、若しくは炭素数1〜4のアルキル基を表す。)、
ヒドロキシ基、
−COOR
11
(R
11
は、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基若しくは炭素数1〜6のヒドロキシアルキル基を表す。)、
−NHCOOR
12
(R
12
は炭素数1〜4のアルキル基を表す)、
−NH−C(=O)−N(R
13


(2つのR
13
はそれぞれ独立して、水素原子若しくは炭素数1〜6のアルキル基を表す。)、
−COO(CH



NHCOOR
14
(R
14
は炭素数1〜4のアルキル基を表す。)、又は
−COO(CH



−NH−C(=O)−N(R
15


(2つのR
15
はそれぞれ独立して、水素原子若しくは炭素数1〜6のアルキル基を表す。)
である。R

は、水素原子又はメチル基を表す。
式(III)中、R

は、炭素数1〜4のアルキル基を表し、R

は、水素原子又はメチル基を表す。
【請求項3】
前記重合体Aの含有量が、前記結着樹脂100質量部に対して、1.0質量部以上10.0質量部以下である請求項1又は2に記載のトナー。
【請求項4】
前記式(I)において、R
Z1
が水素原子であり、Rが、炭素数22のアルキル基である請求項1〜3のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項5】
前記式(B)で表される構造を有するポリエステル樹脂中の前記シリコーン部位の含有量が、0.5質量%以上5.0質量%以下である請求項1〜4のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項6】
前記式(B)中、R

がいずれもメチル基である請求項1〜5のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項7】
前記SP2が、下記式(2)’を満たす請求項1〜6のいずれか一項に記載のトナー。
25.0≦SP2≦30.0 ・・・(2)’
【請求項8】
前記結着樹脂中の前記式(B)で表される構造を有するポリエステル樹脂の含有量が、50質量%以上である請求項1〜7のいずれか一項に記載のトナー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子写真方式、静電記録方式、静電印刷方式及びトナージェット方式等に用いられるトナーに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、画像形成に際して、印刷画像の色味安定性の高いトナーが求められている。具体的には、長期の画像出力においても、現像効率を安定させるために、帯電量が変化しにくいトナーが求められている。
例えば、特許文献1にはポリエステル樹脂にシリコーンオイルを結合させた複合ポリエステル樹脂を用いることで、帯電安定性を向上させる取り組みがなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002−12657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
夏季長期休暇明け等、空調設備が切れた環境下から複写機を稼働させた際には上記文献に記載のようなトナーも帯電量が低下しており、さらなる改善が必要であることがわかった。
一方で、フルカラー印刷機の印刷市場への適用が始まり、印刷画像の耐画像キズ性が重要視されている。紙との密着性が低いトナーによる印刷画像を爪等で削ると、紙からトナーが剥がれる場合がある。
上記のような複合ポリエステルをトナーのメインバインダーとして使用すると、極性が低いためにトナーと紙との密着性が低くなる。その結果、「画像キズ」が発生し、さらなる改善が必要であることがわかった。
本開示は、帯電安定性をさらに改善し、耐画像キズ性に優れたトナーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、結着樹脂及び重合体Aを含有するトナー粒子を有するトナーであって、
該結着樹脂は下記式(B)で表される構造を有するポリエステル樹脂を含有し、
下記式(B)中、R

は、それぞれ独立して水素原子、メチル基又はフェニル基を表し、
Aは、ポリエステル部位を表し、
Bは、ポリエステル部位、又は、−R
20
OH、−R
20
COOH、
、及び−R
20
NH

からなる群から選択されるいずれかの官能基を表し、R
20
は、単結合又は炭素数1〜4のアルキレン基を表し、
平均繰り返し数nは10〜80であり、
該重合体Aが、下記式(I)で表される構造を有する第一のモノマーユニット、及び該第一のモノマーユニットとは異なる第二のモノマーユニットを有し、
下記式(I)中、R
Z1
は、水素原子又はメチル基を表し、Rは、炭素数18〜36のアルキル基を表し、
該重合体A中の該第一のモノマーユニットの含有割合が、該重合体Aの全モノマーユニ
ットの総モル数を基準として、5.0モル%〜60.0モル%であり、
該重合体A中の該第二のモノマーユニットの含有割合が、該重合体Aの全モノマーユニットの総モル数を基準として、20.0モル%〜95.0モル%であり、
該第一のモノマーユニットのSP値をSP1(J/cm


0.5
とし、該第二のモノマーユニットのSP値をSP2(J/cm


0.5
とし、該式(B)で表される構造中の−(Si(R



O)

−Si(R



−で表されるシリコーン部位のSP値をSP3(J/cm


0.5
としたとき、下記式(1)〜(3)を満たすトナーに関する。
SP1≦18.4 ・・・(1)
21.0≦SP2 ・・・(2)
SP1−SP3<SP2−SP1 ・・・(3)
【0006】
【発明の効果】
【0007】
本開示は、帯電安定性をさらに改善し、耐画像キズ性に優れたトナーを提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
数値範囲を表す「XX以上YY以下」や「XX〜YY」の記載は、特に断りのない限り、端点である下限及び上限を含む数値範囲を意味する。
(メタ)アクリル酸エステルとは、アクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステルを意味する。
「モノマーユニット」とは、ポリマー中のモノマー物質の反応した形態をいい、ポリマー中のビニル系モノマーが重合した主鎖中の、炭素−炭素結合1区間を1ユニットとする。
ビニル系モノマーとは下記式(Z)で示すことができる。
[式(Z)中、Z

は、水素原子、又はアルキル基(好ましくは炭素数1〜3のアルキル基であり、より好ましくはメチル基)を表し、Z

は、任意の置換基を表す。]
結晶性樹脂とは、示差走査熱量計(DSC)測定において明確な吸熱ピークを示す樹脂を指す。
【0009】
本開示は、結着樹脂及び重合体Aを含有するトナー粒子を有するトナーであって、
該結着樹脂は下記式(B)で表される構造を有するポリエステル樹脂を含有し、
下記式(B)中、R

は、それぞれ独立して水素原子、メチル基又はフェニル基を表し、
Aは、ポリエステル部位を表し、
Bは、ポリエステル部位、又は、−R
20
OH、−R
20
COOH、
、及び−R
20
NH

からなる群から選択されるいずれかの官能基を表し、R
20
は、単結合又は炭素数1〜4のアルキレン基を表し、
平均繰り返し数nは10〜80であり、
該重合体Aが、下記式(I)で表される構造を有する第一のモノマーユニット、及び該第一のモノマーユニットとは異なる第二のモノマーユニットを有し、
下記式(I)中、R
Z1
は、水素原子又はメチル基を表し、Rは、炭素数18〜36のアルキル基を表し、
該重合体A中の該第一のモノマーユニットの含有割合が、該重合体Aの全モノマーユニットの総モル数を基準として、5.0モル%〜60.0モル%であり、
該重合体A中の該第二のモノマーユニットの含有割合が、該重合体Aの全モノマーユニットの総モル数を基準として、20.0モル%〜95.0モル%であり、
該第一のモノマーユニットのSP値をSP1(J/cm


0.5
とし、該第二のモノマーユニットのSP値をSP2(J/cm


0.5
とし、該式(B)で表される構造中の−(Si(R



O)

−Si(R



−で表されるシリコーン部位のSP値をSP3(J/cm


0.5
としたとき、下記式(1)〜(3)を満たすトナーに関する。
SP1≦18.4 ・・・(1)
21.0≦SP2 ・・・(2)
SP1−SP3<SP2−SP1 ・・・(3)
【0010】
(【0011】以降は省略されています)

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