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公開番号2021161959
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211011
出願番号2020065264
出願日20200331
発明の名称圧縮機
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人
主分類F04C 18/344 20060101AFI20210913BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】径方向への大型化を抑制できる圧縮機を提供すること。
【解決手段】圧縮機10は、回転体リング部70に設けられ、且つシリンダ内周面31に対して径方向の内側に位置し、圧縮室A4,A5にて圧縮された圧縮流体が導入される吐出凹部71を備えている。圧縮機10は、回転体面71a,72aに開口することによって圧縮室A4,A5と吐出凹部71とを連通させる吐出ポートと、回転体筒部61の内部に挿入され、当該回転体筒部61と一体回転する回転軸12と、を備えている。回転軸12は、軸方向Zに延びて吐出室A1に連通する軸内通路171、及び軸内通路171と吐出凹部71とを連通させる連通孔172を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸線を中心に回転するものであって、前記回転軸線を中心軸線とする回転体筒部と、前記回転体筒部から径方向外側に向けて突出している回転体リング部と、を備え、前記回転軸線に対して交差している回転体面を前記回転体リング部に有する回転体と、
回転しないものであって、前記回転体面と前記回転軸線の延びる軸方向に対向する固定体面、及び、前記径方向に対して交差している固定体外周面を有する固定体と、
前記回転体及び前記固定体を収容するものであって、前記固定体外周面に対して前記径方向に対向するシリンダ内周面を有し、前記回転体と一体回転するシリンダと、
前記回転体リング部に形成された複数のベーン溝に挿入され、前記回転体の回転に伴って前記軸方向に移動しながら回転する複数のベーンと、
前記シリンダ内周面、前記回転体面及び前記固定体面を用いて区画され、前記ベーンが前記軸方向に移動しながら回転することによって流体の吸入及び圧縮が行われる圧縮室と、
前記軸方向に沿って前記回転体筒部よりも外側に区画される吐出室と、
前記回転体リング部に設けられ、且つ前記シリンダ内周面に対して前記径方向の内側に位置し、前記圧縮室にて圧縮された圧縮流体が導入される吐出凹部と、
前記回転体面に開口することによって前記圧縮室と前記吐出凹部とを連通させる吐出ポートと、
前記回転体筒部の内部に挿入され、当該回転体筒部と一体回転する通路形成軸部材と、を備え、
前記通路形成軸部材は、前記軸方向に延びて前記吐出室に連通する軸内通路、及び前記軸内通路と前記吐出凹部とを連通させる連通孔を有することを特徴とする圧縮機。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記固定体としてフロント固定体及びリア固定体を備え、
前記回転体リング部は、前記フロント固定体と前記リア固定体との間に配置され、
前記回転体リング部は、前記回転体面としてのフロント回転体面に開口する前記吐出ポートとしてのフロント吐出ポートを備えるとともに、前記回転体面としてのリア回転体面に開口する前記吐出ポートとしてのリア吐出ポートを備え、
前記フロント固定体は、前記固定体面として、前記フロント回転体面と前記軸方向に対向するフロント固定体面を有し、
前記リア固定体は、前記固定体面として、前記リア回転体面と前記軸方向に対向するリア固定体面を有し、
前記フロント固定体面は、フロント固定体当接面を含み、
前記リア固定体面は、リア固定体当接面を含み、
前記フロント固定体当接面と前記リア固定体当接面とが前記周方向にずれていることにより、前記フロント回転体面と前記フロント固定体当接面との当接箇所であるフロント当接箇所と、前記リア回転体面と前記リア固定体当接面との当接箇所であるリア当接箇所とが前記周方向にずれており、
前記圧縮機は、
前記圧縮室として、前記シリンダ内周面、前記フロント回転体面及び前記フロント固定体面を用いて区画されたフロント圧縮室、並びに、前記シリンダ内周面、前記リア回転体面及び前記リア固定体面を用いて区画されたリア圧縮室と、を備えている請求項1に記載の圧縮機。
【請求項3】
前記吐出ポートを開閉する吐出弁を備え、前記吐出弁は、長手方向の第1端部が前記回転体リング部に固定され、前記長手方向の第2端部において前記吐出ポートを開閉する長板状であり、前記吐出弁は、前記長手が前記回転体リング部の周方向に沿うように延びている請求項1又は請求項2に記載の圧縮機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圧縮機に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に示すように、回転軸と、ベーン溝としての複数のスリット溝が形成された回転体としてのロータと、複数のスリット溝に摺動可能に嵌め込まれた複数のベーンと、固定体面としてのカム面が形成されたサイドプレートと、を備えたアキシャルベーン型圧縮機について記載されている。特許文献1に記載のアキシャルベーン型圧縮機では、回転軸及びロータの回転に伴い複数のベーンが回転軸の軸方向に移動しながら回転することによって、回転体面としてのロータの軸方向端面とカム面とを用いて区画された圧縮室にて流体の吸入及び圧縮が行われる。また、特許文献1には、固定体としてのサイドプレートに、吐出ポートとしての吐出冷媒通路が形成されている点について記載されている。また、特許文献1には、吐出冷媒通路に連通する吐出室が回転軸の軸周りに円環状に形成されるとともに、吐出室に連通する吐出口としての冷媒吐出口がミドルハウジングの側面に設けられる点が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018−44483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、圧縮室にて圧縮された流体がミドルハウジングの側面に設けられた冷媒吐出口から吐出される構成において、圧縮機が径方向へ大型化することが懸念される。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、径方向への大型化を抑制できる圧縮機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記問題点を解決するための圧縮機は、回転軸線を中心に回転するものであって、前記回転軸線を中心軸線とする回転体筒部と、前記回転体筒部から径方向外側に向けて突出している回転体リング部と、を備え、前記回転軸線に対して交差している回転体面を前記回転体リング部に有する回転体と、回転しないものであって、前記回転体面と前記回転軸線の延びる軸方向に対向する固定体面、及び、前記径方向に対して交差している固定体外周面を有する固定体と、前記回転体及び前記固定体を収容するものであって、前記固定体外周面に対して前記径方向に対向するシリンダ内周面を有し、前記回転体と一体回転するシリンダと、前記回転体リング部に形成された複数のベーン溝に挿入され、前記回転体の回転に伴って前記軸方向に移動しながら回転する複数のベーンと、前記シリンダ内周面、前記回転体面及び前記固定体面を用いて区画され、前記ベーンが前記軸方向に移動しながら回転することによって流体の吸入及び圧縮が行われる圧縮室と、前記軸方向に沿って前記回転体筒部よりも外側に区画される吐出室と、前記回転体リング部に設けられ、且つ前記シリンダ内周面に対して前記径方向の内側に位置し、前記圧縮室にて圧縮された圧縮流体が導入される吐出凹部と、前記回転体面に開口することによって前記圧縮室と前記吐出凹部とを連通させる吐出ポートと、前記回転体筒部の内部に挿入され、当該回転体筒部と一体回転する通路形成軸部材と、を備え、前記通路形成軸部材は、前記軸方向に延びて前記吐出室に連通する軸内通路、及び前記軸内通路と前記吐出凹部とを連通させる連通孔を有することを要旨とする。
【0006】
かかる構成によれば、回転体リング部の吐出凹部は、軸内通路及び連通孔を介して吐出室に連通している。このため、圧縮室にて圧縮された圧縮流体は、軸方向に回転体リング部を貫通して吐出凹部に流れた後、吐出凹部よりも径方向内側の連通孔及び軸内通路を流れて吐出室に流れる。したがって、圧縮室にて圧縮された圧縮流体が圧縮室から径方向の外側に向けて流れる場合、つまり、回転体よりも径方向の外側に吐出室が形成されている場合と比べると、圧縮機の径方向への大型化を抑制できる。
【0007】
圧縮機について、前記固定体としてフロント固定体及びリア固定体を備え、前記回転体リング部は、前記フロント固定体と前記リア固定体との間に配置され、前記回転体リング部は、前記回転体面としてのフロント回転体面に開口する前記吐出ポートとしてのフロント吐出ポートを備えるとともに、前記回転体面としてのリア回転体面に開口する前記吐出ポートとしてのリア吐出ポートを備え、前記フロント固定体は、前記固定体面として、前記フロント回転体面と前記軸方向に対向するフロント固定体面を有し、前記リア固定体は、前記固定体面として、前記リア回転体面と前記軸方向に対向するリア固定体面を有し、前記フロント固定体面は、フロント固定体当接面を含み、前記リア固定体面は、リア固定体当接面を含み、前記フロント固定体当接面と前記リア固定体当接面とが前記周方向にずれていることにより、前記フロント回転体面と前記フロント固定体当接面との当接箇所であるフロント当接箇所と、前記リア回転体面と前記リア固定体当接面との当接箇所であるリア当接箇所とが前記周方向にずれており、前記圧縮機は、前記圧縮室として、前記シリンダ内周面、前記フロント回転体面及び前記フロント固定体面を用いて区画されたフロント圧縮室、並びに、前記シリンダ内周面、前記リア回転体面及び前記リア固定体面を用いて区画されたリア圧縮室と、を備えていてもよい。
【0008】
かかる構成によれば、フロント圧縮室にて圧縮された圧縮流体は、フロント吐出ポートを軸方向に通過して吐出凹部に吐出され、リア圧縮室にて圧縮された圧縮流体は、リア吐出ポートを軸方向に通過して吐出凹部に吐出される。つまり、圧縮流体が両圧縮室から吐出凹部に至るまでの軸方向への吐出経路の長さは同じ又は僅かに異なるだけである。例えば、フロント圧縮室から吐出凹部に至るまでの軸方向への吐出経路の長さと、リア圧縮室から吐出凹部に至るまでの軸方向への吐出経路の長さとが異なる場合と比べると、吐出経路の長さの違いに起因した吐出脈動を無くすことができる。
【0009】
圧縮機について、前記吐出ポートを開閉する吐出弁を備え、前記吐出弁は、長手方向の第1端部が前記回転体リング部に固定され、前記長手方向の第2端部において前記吐出ポートを開閉する長板状であり、前記吐出弁は、前記長手が前記回転体リング部の周方向に沿うように延びていてもよい。
【0010】
かかる構成によれば、吐出弁の長手が回転体リング部の径方向に延びるようにした場合、長板状の吐出弁の第1端部を固定体リング部に固定するには、回転体リング部を大径化しなくてはならない。しかし、吐出弁の長手が回転体リング部の周方向に沿うようにすることで、第1端部を固定体リング部に固定しても回転体リング部が大径化しなくて済む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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