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公開番号2021155691
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211007
出願番号2020099108
出願日20200608
発明の名称フィルム
出願人東レ株式会社
代理人
主分類C08J 5/18 20060101AFI20210910BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】本発明は、核酸やポリペプチドの分解率に優れるフィルムを提供する。
【解決手段】
少なくとも一方の表層に、ビニル系ポリマーまたはポリアミドで表面処理された酸化セリウム粒子を含むフィルム。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ビニル系ポリマーおよび/またはポリアミドで表面処理された酸化セリウム粒子(A)を含むフィルム。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
2層以上の積層構造を有するフィルムであって、少なくとも一方の表層に、前記酸化セリウム粒子(A)を含む請求項1に記載のフィルム。
【請求項3】
前記表層に含む酸化セリウム粒子(A)の含有量が表層全体の質量に対して20質量%以上80質量%である請求項2に記載のフィルム。
【請求項4】
前記ポリアミドが複素環式アミン骨格を有する請求項1〜3のいずれかに記載のフィルム。
【請求項5】
前記複素環式アミン骨格が、ピペラジン、ピリジン、イミダゾールまたはカルバゾールのいずれかにより構成される請求項4に記載のフィルム。
【請求項6】
前記ポリアミドが、前記複素環式アミン骨格を主鎖に有するポリアミドである請求項4または5に記載のフィルム。
【請求項7】
前記ビニル系ポリマーが複素環式アミン骨格を有する請求項1〜6のいずれかに記載のフィルム。
【請求項8】
前記ビニル系ポリマーの複素環式アミン骨格が、ピペラジン、ピリジン、イミダゾールまたはカルバゾールのいずれかにより構成される請求項7に記載のフィルム。
【請求項9】
前記ビニル系ポリマーが、前記複素環式アミン骨格を側鎖に有するビニル系ポリマーである請求項7または8に記載のフィルム。
【請求項10】
少なくとも一層がポリエステルを主成分とする層である請求項1〜9のいずれかに記載のフィルム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フィルムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
プラスチックフィルムは、ポリエステルフィルムをはじめとし、機械的性質、電気的性質、寸法安定性、透明性、耐薬品性などに優れた性質を有することから磁気記録材料、包装材料などの多くの用途において基材フィルムとして広く使用されている。
特に近年、安全や衛生管理に対する意識が高まる中で、有害物資や微生物を分解する抗菌フィルムが注目されている。抗菌性を発現させるために各種粒子が用いられている。
例えば、酸化チタン粒子は、光触媒特性によって活性酸素種を発生させ、有機物を酸化分解する特性を有しており、抗菌剤としての利用の他、アセトアルデヒドやアンモニアなどの低分子、アレルゲン、ウイルスなどの各種有害物質を分解する用途への利用も期待されている。
【0003】
酸化セリウム粒子(ナノセリア)は、酸化作用、抗酸化作用、抗菌作用など様々な特性を有し、カタラーゼ、オキシダーゼ、ペルオキシダーゼ、スーパーオキシドジスムターゼ、ホスファターゼ等の酵素と同様の触媒活性を有することも知られている。また、酸化セリウム粒子は、光触媒特性を有する酸化チタンとは異なる用途への利用が期待できる。更にナノ粒子化することにより光学的にも透明であることから、ディスプレイ用途をはじめ各種光学用途にも展開可能性がある。
【0004】
一般に、ナノ粒子は凝集しやすい性質がある。酸化セリウムのナノ粒子も凝集しやすいことから、粒子表面をポリマーなどでコーティングして粒子の分散性を向上させ、酸化剤や抗菌剤等に用いる場合がある。
【0005】
非特許文献1、2には、表面がポリアクリル酸やデキストランで被覆された酸化セリウムのナノ粒子が記載されており、酸化活性や抗菌活性などが検討されている。
【0006】
また、非特許文献3には、ポリマーの代わりにスルホコハク酸−ビス(2−エチルヘキシル)ナトリウムで表面が被覆された酸化セリウムのナノ粒子が記載されており、ホスファターゼ活性について検討されている。さらに、非特許文献3には、酸化セリウムのナノ粒子は、リン酸エステルを加水分解するホスファターゼ活性を有しているが、核酸については分解できなかったことが開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
A. Asati, Angew. Chem. Int. Ed. 2009, 48, 2308−2312.
M. H. Kuchma, Nanomedicine: Nanotechnology, Biology, and Medicine 2010, 6, 738−744.
Q. Wang, International Journal of Nanomedicine 2013, 8, 3395−3399.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明者らは、ポリマーで表面処理された酸化セリウム粒子を用いる新たな用途の検討を行った。しかし、後述する比較例1、2のとおり、非特許文献1に記載のポリアクリル酸で表面が被覆された酸化セリウム粒子を用い、プラスミドやポリペプチドの分解を試みたところ、プラスミドについては、非特許文献3において報告されている結果と同様に、分解を確認することができなかった。またポリペプチドについては、分解率が非常に低いことがわかった。したがって、かかる酸化セリウム粒子を用いた抗菌フィルムは、有害物資や微生物の分解能は十分ではない。
【0009】
そこで、本発明では上記欠点を解消、すなわち、核酸やポリペプチドを高い分解率で分解することが可能なフィルムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者は、上記課題に鑑み鋭意検討した結果、核酸やポリペプチドを高い分解率で分解することが可能なフィルムとなし得ることを見出し、本発明を完成させるに至った。
(【0011】以降は省略されています)

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