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公開番号2021155473
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211007
出願番号2020053980
出願日20200325
発明の名称変色性部材
出願人三井化学株式会社
代理人個人
主分類C08L 23/20 20060101AFI20210910BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】変色性が向上した変色性部材を提供する。
【解決手段】変色性部材は、昇温速度4℃/min、周波数1.59Hz、歪量0.1%の条件での動的粘弾性測定により求められる損失正接(tanδ)の極大値を示す温度が少なくとも10℃以上100℃以下の範囲に1つ以上あり、かつ、前記損失正接の極大値が0.5以上3.5以下の4-メチル-1-ペンテン系重合体(a)と、変色温度が15〜40℃の範囲内にあるロイコ色素系サーモクロミック材料(b)と、を含み、前記4-メチル-1-ペンテン系重合体(a)と前記サーモクロミック材料(b)の合計100質量部に対して、前記サーモクロミック材料(b)が0.7〜15質量部であることが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
昇温速度4℃/min、周波数1.59Hz、歪量0.1%の条件での動的粘弾性測定により求められる損失正接(tanδ)の極大値を示す温度が少なくとも10℃以上100℃以下の範囲に1つ以上あり、かつ、前記損失正接の極大値が0.5以上3.5以下の4−メチル−1−ペンテン系重合体(a)と、
変色温度が15〜40℃の範囲内にあるロイコ色素系サーモクロミック材料(b)と、
を含む変色性部材であり、
前記4−メチル−1−ペンテン系重合体(a)と前記サーモクロミック材料(b)の合計100質量部に対して、前記サーモクロミック材料(b)が0.7〜15質量部である、変色性部材。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記4−メチル−1−ペンテン系重合体(a)の10℃以上100℃以下の範囲内の損失正接の極大値を示す温度T

と、前記サーモクロミック材料(b)の変色開始温度T

との差の絶対値が15以下である、請求項1に記載の変色性部材。
【請求項3】
前記変色性部材が、平均厚みが0.1mm以上30mm以下シート状である、請求項1または2に記載の変色性部材。
【請求項4】
前記サーモクロミック材料(b)が、ビスフェノール骨格を含有する化合物を含む、請求項1乃至3いずれか一項に記載の変色性部材。
【請求項5】
前記4−メチル−1−ペンテン系重合体(a)が4−メチル−1−ペンテン由来の構成単位と4−メチル−1−ペンテン以外の炭素原子数2〜20のα−オレフィン由来の構成単位とを含む請求項1乃至4いずれか一項に記載の変色性部材。
【請求項6】
前記4−メチル−1−ペンテン系重合体(a)の動的粘弾性の損失正接(tanδ)の極大値を示す温度が少なくとも10℃以上40℃以下の範囲に1つ以上あり、かつ、前記損失正接の極大値が0.8以上3以下である、請求項1乃至5いずれか一項に記載の変色性部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、変色性部材に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、変色性部材は、所定の温度にさらされると変色することから、適温または危険温度を表示するものとして使用されたり、色彩の変化を楽しんだりする商品等に使用される。このような変色部材の一例として、特許文献1には、ロイコ色素と顕色剤と消色剤とを含む熱変色材料を用いたカテーテルが開示されている。
【0003】
一方、4−メチル−1−ペンテンを主たる構成モノマーとする4−メチル−1−ペンテン系重合体は、離型性、耐熱性、耐水性、耐溶剤性等の諸性能に優れているため各種用途に広く使用されている。4−メチル−1−ペンテンを用いたフィルムとしては、高融点、良好な離型性などの特長を活かし、フレキシブルプリント基板や複合材料の成形用離型フィルムなどの用途に供されている。また、例えば、特許文献2には、4−メチル−1−ペンテン系重合体を用いたフィルムを合わせガラスの中間膜として用いることで、ガラスの制振性と衝撃吸収性能を向上させ、かつ透明性を維持できることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017−143875号公報
特開2019−156943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者は、4−メチル−1−ペンテン系重合体の新たな用途について鋭意検討を行った結果、4−メチル−1−ペンテン系重合体が有する特性と、特定のサーモクロミック材料とを組み合わせることで、サーモクロミック材料の変色性を良好にできるという新たな関係性を見出した。すなわち、4−メチル−1−ペンテン系重合体が有する、所定の温度において弾性が低くなり粘性が高くなるといった特性に着目し研究を重ねたところ、4−メチル−1−ペンテン系重合体と、所定の温度領域で変色するサーモクロミック材料と組み合わせることで、変色性部材がさらされる温度変化がサーモクロミック材料に的確に伝わり、その結果、変色性部材の変色性を高められることを判明し、本発明を完成した。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、変色性が向上した変色性部材を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本発明によれば、以下に示す変色性部材が提供される。
【0008】
[1]
昇温速度4℃/min、周波数1.59Hz、歪量0.1%の条件での動的粘弾性測定により求められる損失正接(tanδ)の極大値を示す温度が少なくとも10℃以上100℃以下の範囲に1つ以上あり、かつ、上記損失正接の極大値が0.5以上3.5以下の4−メチル−1−ペンテン系重合体(a)と、
変色温度が15〜40℃の範囲内にあるロイコ色素系サーモクロミック材料(b)と、
を含む変色性部材であり、
上記4−メチル−1−ペンテン系重合体(a)と上記サーモクロミック材料(b)の合計100質量部に対して、上記サーモクロミック材料(b)が0.7〜15質量部である、変色性部材。
[2]
上記4−メチル−1−ペンテン系重合体(a)の10℃以上100℃以下の範囲内の損失正接の極大値を示す温度T

と、上記サーモクロミック材料(b)の変色開始温度T

との差の絶対値が15以下である、[1]に記載の変色性部材。
[3]
上記変色性部材が、平均厚みが0.1mm以上30mm以下シート状である、[1]または[2]に記載の変色性部材。
[4]
上記サーモクロミック材料(b)が、ビスフェノール骨格を含有する化合物を含む、[1]乃至[3]いずれか一つに記載の変色性部材。
[5]
上記4−メチル−1−ペンテン系重合体(a)が4−メチル−1−ペンテン由来の構成単位と4−メチル−1−ペンテン以外の炭素原子数2〜20のα−オレフィン由来の構成単位とを含む[1]乃至[4]いずれか一つに記載の変色性部材。
[6]
上記4−メチル−1−ペンテン系重合体(a)の動的粘弾性の損失正接(tanδ)の極大値を示す温度が少なくとも10℃以上40℃以下の範囲に1つ以上あり、かつ、上記損失正接の極大値が0.8以上3以下である、[1]乃至[5]いずれか一つに記載の変色性部材。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、変色性が向上した変色性部材を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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