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公開番号2021150100
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210927
出願番号2020047453
出願日20200318
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 13/533 20060101AFI20210830BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】良好な放熱を可能としたコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ11は、金属製のハウジング13と、ハウジング13に保持される平板状のバスバー14と、バスバー14の一方の平坦面14aとハウジング13の第1接触部17との間に介在される第1セラミック部材18と、バスバー14の他方の平坦面14bとハウジング13の第2接触部19との間に介在される第2セラミック部材20と、バスバー14と第1セラミック部材18と第2セラミック部材20と第1接触部17と第2接触部19とをまとめて締結するボルト21及びナット22とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
金属製のハウジングと、
前記ハウジングに保持される平板状のバスバーと、
前記バスバーの一方の平坦面と前記ハウジングの第1接触部との間に介在される第1セラミック部材と、
前記バスバーの他方の平坦面と前記ハウジングの第2接触部との間に介在される第2セラミック部材と、
前記バスバーと前記第1セラミック部材と前記第2セラミック部材と前記第1接触部と前記第2接触部とをまとめて締結する締結部材と
を備えたコネクタ。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記締結部材は、ボルトとナットである請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記バスバーは一対設けられ、
前記第1接触部と前記第2接触部とはそれぞれ一対の前記バスバーに亘って設けられ、
前記締結部材は、一対の前記バスバーの間で前記第1接触部と前記第2接触部とを締結する請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記バスバーは一対設けられ、
前記第1接触部と前記第2接触部とはそれぞれ一対の前記バスバーに亘って設けられ、
前記第1セラミック部材と前記第2セラミック部材とはそれぞれ一対の前記バスバーに亘って設けられた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記第1セラミック部材及び前記第2セラミック部材の前記バスバーとの対向面は、前記バスバーの幅方向において、前記バスバーの長さ以上に設定された請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 5,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、金属製のハウジングと、そのハウジングに保持される導体とを備え、それら導体とハウジングとの間に中間絶縁部が設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。このようなコネクタでは、中間絶縁部を熱伝導率の高いセラミック部材とすればバスバーの放熱性が良好となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2018−510462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記したコネクタにおいて、バスバー及びハウジングに対してセラミック部材を単に隣接させた構成では、寸法誤差や線膨張率の違い等によってそれらの間に微小な隙間が生じる虞があり、接触熱抵抗が大きくなって放熱性が悪化するという問題があった。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、良好な放熱を可能としたコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、金属製のハウジングと、前記ハウジングに保持される平板状のバスバーと、前記バスバーの一方の平坦面と前記ハウジングの第1接触部との間に介在される第1セラミック部材と、前記バスバーの他方の平坦面と前記ハウジングの第2接触部との間に介在される第2セラミック部材と、前記バスバーと前記第1セラミック部材と前記第2セラミック部材と前記第1接触部と前記第2接触部とをまとめて締結する締結部材とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示のコネクタによれば、良好な放熱が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態におけるコネクタの断面図である。
図2は、一実施形態におけるコネクタの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
[1]金属製のハウジングと、前記ハウジングに保持される平板状のバスバーと、前記バスバーの一方の平坦面と前記ハウジングの第1接触部との間に介在される第1セラミック部材と、前記バスバーの他方の平坦面と前記ハウジングの第2接触部との間に介在される第2セラミック部材と、前記バスバーと前記第1セラミック部材と前記第2セラミック部材と前記第1接触部と前記第2接触部とをまとめて締結する締結部材とを備える。
【0010】
同構成によれば、バスバーと第1セラミック部材と第2セラミック部材と第1接触部と第2接触部とが締結部材によってまとめて締結される。よって、バスバーの一方の平坦面は熱伝導率の高い第1セラミック部材を介してハウジングの第1接触部に隙間無く当接された状態が維持され、バスバーの他方の平坦面は熱伝導率の高い第2セラミック部材を介してハウジングの第2接触部に隙間無く当接された状態が維持され、バスバーの放熱性が良好となる。
【0011】
[2]前記締結部材は、ボルトとナットであることが好ましい。
同構成によれば、締結部材は、ボルトとナットであるため、バスバーと第1セラミック部材と第2セラミック部材と第1接触部と第2接触部とを容易にまとめて締結することができる。また、例えば、締結部材をリベット等とした場合に比べて、締め付けトルクの管理が容易となる。
【0012】
[3]前記バスバーは一対設けられ、前記第1接触部と前記第2接触部とはそれぞれ一対の前記バスバーに亘って設けられ、前記締結部材は、一対の前記バスバーの間で前記第1接触部と前記第2接触部とを締結することが好ましい。
【0013】
同構成によれば、第1接触部と第2接触部とはそれぞれ一対のバスバーに亘って設けられ、一対のバスバーの間で第1接触部と第2接触部とが締結部材によって締結されるため、1つの締結部材によって一対のバスバーをそれぞれ第1セラミック部材及び第2セラミック部材とともに締結することができる。すなわち、バスバー毎に締結部材を設ける場合に比べて締結部材の部品点数を少なくすることができる。
【0014】
[4]前記バスバーは一対設けられ、前記第1接触部と前記第2接触部とはそれぞれ一対の前記バスバーに亘って設けられ、前記第1セラミック部材と前記第2セラミック部材とはそれぞれ一対の前記バスバーに亘って設けられることが好ましい。
【0015】
同構成によれば、第1接触部と前記第2接触部とはそれぞれ一対のバスバーに亘って設けられ、第1セラミック部材と第2セラミック部材とはそれぞれ一対のバスバーに亘って設けられるため、例えば、バスバー毎に第1セラミック部材及び第2セラミック部材を設ける場合に比べて、部品点数を少なくすることができる。
【0016】
[5]前記第1セラミック部材及び前記第2セラミック部材の前記バスバーとの対向面は、前記バスバーの幅方向において、前記バスバーの長さ以上に設定されることが好ましい。
【0017】
同構成によれば、第1セラミック部材及び第2セラミック部材のバスバーとの対向面は、バスバーの幅方向において、バスバーの長さ以上に設定されるため、バスバーを安定して第1セラミック部材及び第2セラミック部材に挟んだ状態とすることができる。また、バスバーの幅方向全体を第1セラミック部材及び第2セラミック部材と接触させることができるため放熱性が良好となる。
【0018】
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のコネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0019】
図1に示すように、コネクタ11は、インバータ等の電気機器12に接続されるハウジング13と、該ハウジング13に保持される平板状のバスバー14とを備える。
ハウジング13は、金属製であって、本実施形態ではアルミ製である。ハウジング13は、略四角筒状の大筒部13aと、該大筒部13aの先端側の開口部からフランジ状に延びるフランジ部13bと、大筒部13aの先端側の開口部からフランジ部13bとは反対側の内側に延びる内延部13cと、該内延部13cの内縁から略四角筒状に延びる小筒部13dとを有する。バスバー14は大筒部13a及び小筒部13dに挿通された状態で保持される。
【0020】
図2に示すように、バスバー14は、自身の幅方向に一対並設されている。また、ハウジング13におけるフランジ部13bの四隅には固定孔13eが設けられている。コネクタ11は、固定孔13eに挿通されて電気機器12に螺合される図示しないネジによって電気機器12に固定される。また、本実施形態のハウジング13は、バスバー14の並設方向と直交する方向であって、図2中、上下方向に分割された形状のハウジング構成部材13f,13gによって構成されている。
【0021】
図1に示すように、バスバー14の基端側には、電線15の芯線15aに固定された接続端子16が接続されている。そして、バスバー14の先端側は、小筒部13dからハウジング13の外部に突出しており、電気機器12の図示しない接続端子に接続されることになる。
【0022】
ここで、本実施形態のコネクタ11は、バスバー14の一方の平坦面14aとハウジング13の第1接触部17との間に介在される第1セラミック部材18と、バスバー14の他方の平坦面14bとハウジング13の第2接触部19との間に介在される第2セラミック部材20とを備える。また、コネクタ11は、バスバー14と第1セラミック部材18と第2セラミック部材20と第1接触部17と第2接触部19とをまとめて締結する締結部材としてのボルト21及びナット22を備える。
【0023】
詳しくは、第1セラミック部材18及び第2セラミック部材20は、例えば、アルミナを材料としてなり、絶縁性を有するとともに、樹脂材等に比べて熱伝導率が高いものである。第1セラミック部材18及び第2セラミック部材20は、平板状に形成されている。第1セラミック部材18は、バスバー14の一方の平坦面14aと、ハウジング13の小筒部13dにおける上壁である第1接触部17との間に介在されている。第2セラミック部材20は、バスバー14の他方の平坦面14bと、ハウジング13の小筒部13dにおける下壁である第2接触部19との間に介在されている。
【0024】
図2に示すように、小筒部13dの上壁である第1接触部17と小筒部13dの下壁である第2接触部19とは、それぞれ一対のバスバー14に亘って設けられている。すなわち、小筒部13dは、幅方向に並設された一対のバスバー14を内側に収容可能に、その幅が設定されている。
【0025】
また、第1セラミック部材18と第2セラミック部材20とは、それぞれ一対のバスバー14に亘って設けられている。すなわち、第1セラミック部材18は、小筒部13dの上壁である第1接触部17の内面の幅方向全面に設けられている。また、第2セラミック部材20は、小筒部13dの下壁である第2接触部19の内面の幅方向全面に設けられている。なお、この構成によって、もちろん、第1セラミック部材18及び第2セラミック部材20のバスバー14との対向面は、バスバー14の幅方向において、バスバー14の長さ以上に設定され、バスバー14の平坦面14a,14bにおける幅方向全体は第1セラミック部材18及び第2セラミック部材20と接触される。
【0026】
そして、ボルト21及びナット22は、一対のバスバー14の間で第1接触部17と第2接触部19とを締結することで、バスバー14と第1セラミック部材18と第2セラミック部材20と第1接触部17と第2接触部19とをまとめて締結している。すなわち、ボルト21の軸部21aは、一対のバスバー14の間で、第1接触部17、第1セラミック部材18、第2セラミック部材20及び第2接触部19をこの順で貫通してナット22に螺合されている。なお、このときのボルト21とナット22の締め付けトルクは、各部材の寸法誤差や線膨張率の違い等に基づいて各部材の間に微小な隙間が生じてしまうことがないようなトルクであって、バスバー14の放熱性が維持されるトルクとされる。
【0027】
次に、上記のように構成されたコネクタ11の作用について説明する。
コネクタ11では、ボルト21とナット22によって、バスバー14の一方の平坦面14a及び他方の平坦面14bが第1セラミック部材18または第2セラミック部材20を介してハウジング13の第1接触部17または第2接触部19に接触された状態が維持される。よって、例えば、各部材の寸法誤差や線膨張率の違い等によってそれらの間に微小な隙間が生じてしまうことが抑えられる。
【0028】
次に、上記実施形態の効果を以下に記載する。
(1)バスバー14と第1セラミック部材18と第2セラミック部材20と第1接触部17と第2接触部19とが、ボルト21とナット22によってまとめて締結される。よって、バスバー14の一方の平坦面14aは熱伝導率の高い第1セラミック部材18を介してハウジング13の第1接触部17に隙間無く当接された状態が維持され、バスバー14の他方の平坦面14bは熱伝導率の高い第2セラミック部材20を介してハウジング13の第2接触部19に隙間無く当接された状態が維持される。よって、バスバー14の放熱性が良好となる。
【0029】
(2)締結部材をボルト21とナット22としたため、バスバー14と第1セラミック部材18と第2セラミック部材20と第1接触部17と第2接触部19とを容易にまとめて締結することができる。また、例えば、締結部材をリベット等とした場合に比べて、締め付けトルクの管理が容易となる。
【0030】
(3)第1接触部17と第2接触部19とはそれぞれ一対のバスバー14に亘って設けられ、一対のバスバー14の間で第1接触部17と第2接触部19とがボルト21及びナット22によって締結される。よって、それぞれ1つのボルト21及びナット22によって一対のバスバー14をそれぞれ第1セラミック部材18及び第2セラミック部材20とともに締結することができる。すなわち、バスバー14毎にボルト21及びナット22を設ける場合に比べて、締結部材の部品点数を少なくすることができる。
(【0031】以降は省略されています)

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