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公開番号2021148275
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210927
出願番号2020051363
出願日20200323
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人特許業務法人酒井国際特許事務所
主分類F16H 61/04 20060101AFI20210830BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】急減速によって停車し、且つ、停車時間が短い場合でも、発進時の駆動力を担保することができる車両を提供すること。
【解決手段】エンジンと、駆動側プーリ、従動側プーリ、及び、駆動側プーリと従動側プーリとに巻き掛けられた伝動ベルトを備える無段変速機と、エンジンにより駆動される機械式オイルポンプと、機械式オイルポンプから元圧が供給され、駆動側プーリ及び従動側プーリに作用させる油圧を制御する油圧制御手段と、を備えた車両であって、停車直前における無段変速機の変速比と、無段変速機の最大変速比との乖離量を算出する算出手段と、停車状態において、乖離量が大きいほどエンジン回転数を高く設定してエンジンを駆動させるエンジン制御手段と、停車状態において、無段変速機の変速比を最大変速比に向かって変化させるように油圧制御手段を制御する変速比制御手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンと、
駆動側プーリ、従動側プーリ、及び、前記駆動側プーリと前記従動側プーリとに巻き掛けられた伝動ベルトを備える無段変速機と、
前記エンジンにより駆動される機械式オイルポンプと、
前記機械式オイルポンプから元圧が供給され、前記駆動側プーリ及び前記従動側プーリに作用させる油圧を制御する油圧制御手段と、
を備えた車両であって、
停車直前における前記無段変速機の変速比と、前記無段変速機の最大変速比との乖離量を算出する算出手段と、
停車状態において、前記乖離量が大きいほどエンジン回転数を高く設定して前記エンジンを駆動させるエンジン制御手段と、
停車状態において、前記無段変速機の変速比を最大変速比に向かって変化させるように前記油圧制御手段を制御する変速比制御手段と、
を備えることを特徴とする車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の停車中に無段変速機の変速比を最大変速比に変更する戻し制御時に、エンジンによって駆動される機械式オイルポンプからのオイル吐出圧(元圧)を油圧制御回路で調圧し、セカンダリプーリに作用させたセカンダリ圧に基づいて、推定変速比を算出し、前記戻し制御を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008−144774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術では、前記戻し制御でプライマリプーリに作用させるプライマリ圧を下げるときに、セカンダリ圧を限界まで高くする。しかしながら、停車中のエンジン回転数が低ければ機械式オイルポンプからのオイル吐出圧が低くなり、セカンダリ圧が指示圧まで上がりきらないおそれがある。特に、車両が急減速によって停車し、且つ、停車時間が短い場合に車両が発進する際には、変速比が最大変速比に近づかずに車両が発進するため、発進時に駆動力が得られないおそれがある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、急減速によって停車し、且つ、停車時間が短い場合でも、発進時の駆動力を担保することができる車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る車両は、エンジンと、駆動側プーリ、従動側プーリ、及び、前記駆動側プーリと前記従動側プーリとに巻き掛けられた伝動ベルトを備える無段変速機と、前記エンジンにより駆動される機械式オイルポンプと、前記機械式オイルポンプから元圧が供給され、前記駆動側プーリ及び前記従動側プーリに作用させる油圧を制御する油圧制御手段と、を備えた車両であって、停車直前における前記無段変速機の変速比と、前記無段変速機の最大変速比との乖離量を算出する算出手段と、停車状態において、前記乖離量が大きいほどエンジン回転数を高く設定して前記エンジンを駆動させるエンジン制御手段と、停車状態において、前記無段変速機の変速比を最大変速比に向かって変化させるように前記油圧制御手段を制御する変速比制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車両は、停車直前における無段変速機の変速比と、無段変速機の最大変速比との乖離量が大きいほど、停車時のエンジン回転数を高く設定して、停車時にエンジンを駆動させる。これにより、停車時に機械式オイルポンプから油圧制御手段に供給される元圧が低くなることを抑制し、停車状態において、無段変速機の変速比を最大変速比に向かって変化させるように、油圧制御手段によって駆動側プーリ及び従動側プーリに油圧を作用させることができる。よって、本発明に係る車両は、急減速によって停車し、且つ、停車時間が短い場合でも、無段変速機の変速比を最大変速比に近づけることができるため、発進時の駆動力を担保することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る車両を構成するエンジンから駆動輪までの動力伝達経路の概略構成を説明する図である。
図2は、油圧制御回路における無段変速機の駆動を行う部分を示した図である。
図3は、エンジンや無段変速機などを制御するために車両に設けられた制御系統の要部を説明するブロック線図である。
図4は、電子制御装置が実施する制御の一例を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る車両の実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態に係る車両10を構成するエンジン12から駆動輪24までの動力伝達経路の概略構成を説明する図である。図1において、例えば走行用の駆動力源として用いられるエンジン12により発生させられた動力は、トルクコンバータ14、前後進切換装置16、ベルト式の無段変速機18、減速歯車装置20、差動歯車装置22などを順次介して、左右の駆動輪24へ伝達される。
(【0011】以降は省略されています)

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