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公開番号2021145648
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210927
出願番号2020051732
出願日20200323
発明の名称芝刈機
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A01D 34/73 20060101AFI20210830BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】カッタブレードの回転により発生する騒音を低減できる芝刈機を提供する。
【解決手段】芝刈機は、ハウジングの内部に上部カッタブレード及び下部カッタブレード15を備えている。下部カッタブレードは、翼部42と、翼面取り部51と、を有する。翼部は、長手方向の両端部45において、下部カッタブレードの第2後側端部47から回転方向の反対側で、かつ上方へ向けて張り出されている。翼面取り部は、翼部の翼外側端部53が上面から下面へ向けて傾斜するように面取りされている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
下方が開放されたハウジングと、前記ハウジングの内部において上下方向に向けて支持された回転軸と、前記回転軸を回転中心として回転可能に前記ハウジングの内部に収納され前記回転軸から径方向の両方へ延びたカッタブレードと、を備えた芝刈機において、
前記カッタブレードは、
長手方向の両端部において、前記カッタブレードの回転方向の反対側の後側端部から前記回転方向の反対側で、かつ上方へ向けて張り出された翼部と、
前記翼部のうち前記径方向の外側に位置する翼外側端部が径方向外側に向かうに従い上面から下面へ向けて傾斜するように面取りされた翼面取り部と、
を有することを特徴とする芝刈機。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記カッタブレードは、
前記長手方向の両端部において、前記回転方向側の前側端部の外端から前記翼外側端部まで前記回転方向の反対側へ延び、前記翼外側端部に連続するブレード外側端部を有し、
前記ブレード外側端部と前記前側端部とが交差して角部を形成していることを特徴とする請求項1に記載の芝刈機。
【請求項3】
前記カッタブレードは、
前記ブレード外側端部が、前記翼面取り部と同様に、径方向外側に向かうに従い前記上面から前記下面へ向けて傾斜するように面取りされたブレード面取り部を有することを特徴とする請求項2に記載の芝刈機。
【請求項4】
前記回転軸には上側と下側とに、2枚のカッタブレードが備えられ、
前記カッタブレードは、下側のカッタブレードであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の芝刈機。
【請求項5】
前記上側のカッタブレードは、長手方向の両端部において、前記径方向の外側に位置する上側の外側端部が径方向外側に向かうに従い下面から上面へ向けて傾斜するように面取りされた上側のブレード外面取り部を有することを特徴とする請求項4に記載の芝刈機。
【請求項6】
前記上側のカッタブレードは、
前記回転方向の反対側に位置する上側の後側端部が回転方向の反対側に向うに従い前記下面から前記上面へ向けて傾斜するように面取りされたブレード後面取り部を有することを特徴とする請求項5に記載の芝刈機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、芝刈機に関する。
続きを表示(約 6,600 文字)【背景技術】
【0002】
芝刈機は、下方が開放されているハウジング内に収納されたカッタブレードを、芝草に沿って回転させることにより、芝草を刈るものである。カッタブレードのなかには、回転軸に対し両方向へ径方向に延び、長手方向の両端部において前縁に左右の刃が形成され、前縁から後上方へ向けて左右のエアリフト部(以下、翼部という)が湾曲状に延びたものがある(例えば特許文献1参照)。
カッタブレードの左右の翼部により空気の旋回流や上昇気流が発生することにより、ハウジングの内部において芝草を細かく裁断することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6151659号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の芝刈機は、カッタブレードが回転することにより騒音が発生し、この観点から改良の余地が残されている。特に、芝刈機の使用場所によっては騒音抑制が重視されることが考えられる。
【0005】
本発明は、カッタブレードの回転により発生する騒音を低減できる芝刈機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の芝刈機は、以下の構成を採用した。
(1)下方が開放されたハウジング(例えば、実施形態のハウジング11)と、前記ハウジングの内部において上下方向に向けて支持された回転軸(例えば、実施形態の回転軸16a)と、前記回転軸を回転中心として回転可能に前記ハウジングの内部に収納され前記回転軸から径方向の両方へ延びたカッタブレード(例えば、実施形態の下部カッタブレード15)と、を備えた芝刈機(例えば、実施形態の芝刈機10)において、前記カッタブレードは、長手方向の両端部(例えば、実施形態の長手方向の両端部45)において、前記カッタブレードの回転方向の反対側の後側端部(例えば、実施形態の第2後側端部47)から前記回転方向の反対側で、かつ上方へ向けて張り出された翼部(例えば、実施形態の翼部42)と、前記翼部のうち前記径方向の外側に位置する翼外側端部(例えば、実施形態の翼外側端部53)が径方向外側に向かうに従い上面(例えば、実施形態の上面15a)から下面(例えば、実施形態の下面15b)へ向けて傾斜するように面取りされた翼面取り部(例えば、実施形態の翼面取り部51)と、を有している。
【0007】
この構成によれば、カッタブレードの長手方向の両端部から翼部が回転方向の反対側で、かつ上方へ向けて翼部が張り出されている。また、この翼部の翼外側端部に翼面取り部を有する。よって、カッタブレードが回転した状態において、翼部に沿って上方へ案内する空気を翼面取り部で外方へ円滑に流すことができる。これにより、空気の流れの乱れを少なく抑えることができ、カッタブレードの回転により発生する風切り音等の騒音を低減できる。
【0008】
ところで、例えば、カッタブレードで刈った芝草がハウジングの内部において、旋回流及び上昇気流により案内され、芝草がカッタブレードで細かく裁断される。ここで、翼外側端部の翼面取り部は先縁が薄く形成されている。これにより、ハウジングの内部の芝草を翼面取り部で一層細かく裁断できる。
また、ハウジングと翼外側端部との間に入り込んだ芝草を、翼面取り部で細かく裁断することにより、芝草がハウジングと翼外側端部との間でつまることを防止できる。
【0009】
(2)前記カッタブレードは、前記長手方向の両端部において、前記回転方向側の前側端部(例えば、実施形態の第2前側端部46)の外端から前記翼外側端部まで前記回転方向の反対側へ延び、前記翼外側端部に連続するブレード外側端部(例えば、実施形態のブレード外側端部54)を有し、前記ブレード外側端部と前記前側端部とが交差して角部(例えば、実施形態の角部56)を形成していてもよい。
【0010】
この構成によれば、翼外側端部にブレード外側端部を連続させ、ブレード外側端部と前側端部とを交差して角部を形成した。よって、芝草を角部でしっかりと捉えて、捉えた芝草をカッタブレードで刈ることができる。これにより、芝草の裁断性を一層良好に確保でき、芝刈機の省エネルギ化を実現できる。
また、ブレード外側端部と前側端部とを交差して角部を形成することにより、交差する角部の形状を簡素にでき、角部を容易に加工できる。
【0011】
(3)前記カッタブレードは、前記ブレード外側端部が、前記翼面取り部と同様に、径方向外側に向かうに従い前記上面から前記下面へ向けて傾斜するように面取りされたブレード面取り部(例えば、実施形態のブレード面取り部52)を有していてもよい。
【0012】
この構成によれば、ブレード外側端部にも、翼面取り部と同様のブレード面取り部を形成した。よって、カッタブレードが回転した状態において、カッタブレードに沿って案内された空気を翼面取り部及びブレード面取り部で外方へ円滑に流すことができる。これにより、空気の流れの乱れを少なく抑えることができ、カッタブレードの回転により発生する風切り音等の騒音を一層良好に低減できる。
【0013】
また、翼面取り部及びブレード面取り部は先縁が薄く形成されている。これにより、ハウジングの内部において旋回流及び上昇気流により案内されている芝草を、翼面取り部及びブレード面取り部で一層細かく裁断できる。
また、ハウジングと翼外側端部の間や、ハウジングとブレード面取り部との間に入り込んだ芝草を、翼面取り部及びブレード面取り部で細かく裁断することにより、芝草がハウジングと翼外側端部との間でつまることを一層良好に防止できる。
【0014】
(4)前記回転軸には上側と下側とに、2枚のカッタブレード(例えば、実施形態の上部カッタブレード14、下部カッタブレード15)が備えられ、
前記カッタブレードは、下側のカッタブレード(例えば、実施形態の下部カッタブレード15)であってもよい。
【0015】
この構成によれば、カッタブレードは、翼面取り部が下方へ向けて傾斜するように面取りされ、ブレード面取り部が下方へ向けて傾斜するように面取りされている。よって、カッタブレードの上側にもう一つのカッタブレードが設けられていても、カッタブレードに沿って案内された空気を翼面取り部及びブレード面取り部で外方へ円滑に流すことができる。これにより、空気の流れの乱れを少なく抑えることができ、カッタブレードの回転により発生する風切り音等の騒音を一層良好に低減できる。
また、カッタブレードは、翼部が形成され、翼部で旋回流及び上昇気流を発生する。これにより、カッタブレードを下側のカッタブレードとすることにより、上側のカッタブレードに芝草を案内することができる。
【0016】
(5)前記上側のカッタブレードは、長手方向の両端部(例えば、実施形態の長手方向の両端部35)において、前記径方向の外側に位置する上側の外側端部(例えば、実施形態の第1外側端部37)が径方向外側に向かうに従い下面(例えば、実施形態の下面14b)から上面(例えば、実施形態の上面14a)へ向けて傾斜するように面取りされた上側のブレード外面取り部(例えば、実施形態の第1ブレード外面取り部32)を有していてもよい。
【0017】
この構成によれば、上カッタブレードの上側の外側端部にブレード外面取り部を有する。よって、上カッタブレードが回転した状態において、上カッタブレードに沿って案内された空気をブレード外面取り部で外方へ円滑に流すことができる。これにより、空気の流れの乱れを少なく抑えることができ、上カッタブレードの回転により発生する風切り音等の騒音を低減できる。
【0018】
また、ブレード外面取り部は先縁が薄く形成されている。これにより、ハウジングの内部において旋回流及び上昇気流により案内されている芝草を、ブレード外面取り部で一層細かく裁断できる。
また、ブレード外面取り部との間に入り込んだ芝草を、ブレード外面取り部で細かく裁断することにより、芝草がブレード外面取り部との間でつまることを一層良好に防止でき、芝刈機の省エネルギ化を実現できる。
【0019】
(6)前記上カッタブレードは、前記回転方向の反対側に位置する上側の後側端部(例えば、実施形態の第1後側端部38)が回転方向の反対側に向うに従い前記下面から前記上面へ向けて傾斜するように面取りされたブレード後面取り部(例えば、実施形態のブレード後面取り部33)を有していてもよい。
【0020】
この構成によれば、上カッタブレードの後側端部にブレード後面取り部を有する。よって、上カッタブレードが回転した状態において、上カッタブレードに沿って案内された空気をブレード後面取り部で回転後方へ円滑に流すことができる。これにより、空気の流れの乱れを少なく抑えることができ、上カッタブレードの回転により発生する風切り音等の騒音を一層良好に低減できる。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、翼部の翼外側端部に翼面取り部を有ことにより、カッタブレードの回転により発生する騒音を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
本発明に係る実施形態の芝刈機を示す側面図である。
実施形態の上部カッタブレード及び下部カッタブレードを示す側面図である。
実施形態の上部カッタブレードを示す平面図である。
図3のIV−IV線で破断した断面図である。
図3のV−V線で破断した断面図である。
実施形態の下部カッタブレードを示す斜視図である。
図6のVII−VII線で破断した断面図である。
図6のVIII−VIII線で破断した断面図である。
実施形態の上部カッタブレード及び下部カッタブレードを示す平面図である。
図9のX−X線で破断した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は作業者から見た方向に従う。
図1、図2に示すように、芝刈機10は、ロータリ式のブレードで芝草を刈る歩行型自走式作業機である。芝刈機10は、ハウジング11と、ハウジング11の前部に備えた左右の前輪12と、ハウジング11の後部に備えた左右の後輪13と、ハウジング11の中央の内部に収納された芝刈用の上部カッタブレード(上側のカッタブレード)14及び下部カッタブレード(カッタブレード、下側のカッタブレード)15と、ハウジング11の上部に備えたエンジン(動力源)16と、ハウジング11から後方へ延びた操作ハンドル17と、を備えている。なお、芝刈機10の動力源としてエンジン16を例示するが、その他の例として、例えば電動モータを動力源としてもよい。
【0024】
芝刈機10は、エンジン16によって上部カッタブレード14及び下部カッタブレード15を回転させることにより、芝草を刈り取るとともに、ハウジング11の内部に空気の流れ(旋回流)を発生させるように構成されている。また、芝刈機10は、発生した旋回流により、上部カッタブレード14及び下部カッタブレード15で刈った芝草をハウジング11の内部で細かく裁断し、裁断した芝草を刈り芝収納体22に送り込んで収納する。以下、上部カッタブレード14及び下部カッタブレード15によって刈られた芝草のことを「刈り芝」ということがある。
【0025】
ハウジング11は、下端面(芝地Grに対向する面)だけが全面的に開放された下方開放のハウジングである。ハウジング11は、上部カッタブレード14及び下部カッタブレード15によって刈られた刈り芝を、旋回流によって旋回運動させつつ、刈り芝搬出通路21へ向かわせるためのスクロール部を有する。すなわち、ハウジング11は、平面視渦巻状に形成された渦巻ケーシング(spiral case、scroll case)である。
刈り芝搬出通路21の後端にはグラスバッグ等の刈り芝収納体22を取付け可能である。刈り芝は、ハウジング11の内部で出力軸(以下、回転軸という)16a回りを旋回しながら刈り芝搬出通路21へ送られ、刈り芝搬出通路21を経て刈り芝収納体22に収納される。
【0026】
ハウジング11は、機体の役割を兼ねている。すなわち、ハウジング11の上面には、エンジン16が重ねられ、重ねられエンジン16がボルトによりハウジング11の上面に一体的に組み付けられている。エンジン16の回転軸16aは、ハウジング11の内部において芝地Grへ向けて下方に延びている。
すなわち、回転軸16aは、ハウジング11の内部に位置し、ハウジング11の上下方向に延びた状態に支持されている。結果として、回転軸16aは、水平な芝地(すなわち、地面)Grに対して略垂直に支持されている。
【0027】
回転軸16aには、ハウジング11の内部に収納された状態において、2枚のカッタブレード(上部カッタブレード14及び下部カッタブレード15)がクラッチ18を介して上側と下側とに取り付けられている。すなわち、上部カッタブレード14及び下部カッタブレード15は、上部カッタブレード14に下部カッタブレード15が下方から重ねられた状態においてクラッチ18の下部に取り付けられている。上部カッタブレード14は、上面14aを上向きにして配置されている。また、下部カッタブレード15は、上面15aを上向きにして配置されている。
【0028】
この状態において、エンジン16を駆動して回転軸16aを回転することにより、上部カッタブレード14及び下部カッタブレード15が回転軸16aを中心とする周方向において回転方向Raに回転する。以下、上部カッタブレード14及び下部カッタブレード15の回転方向Raを、単に「回転方向Ra」ということがある。
上部カッタブレード14及び下部カッタブレード15は、ハウジング11の内部において、回転軸16a(軸心SC)を回転中心として周方向に回転可能に支持されている。
【0029】
図3から図5に示すように、上部カッタブレード14は、回転軸16a(軸心SC)に対して径方向の両方へ延びた、平面視略平板状の細長い部材、すなわち平面視略帯板状の部材である。より詳しく述べると、上部カッタブレード14は、回転軸16a(軸心SC)に対して径方向に真っ直ぐな、平板によって構成されている。
上部カッタブレード14の上面14aは、回転軸16aの軸方向において上方を向いている。上部カッタブレード14の下面14bは、回転軸16aの軸方向において下方を向いている。
【0030】
上部カッタブレード14は、一対の第1刃部31と、一対の第1ブレード外面取り部(上側のブレード外面取り部)32と、一対のブレード後面取り部33と、を有している。
第1刃部31は、回転方向Ra側に位置する第1前側端部36に沿って長手方向に延びている。第1刃部31は、回転方向に向うに従い上面14aから下面14bに向けて下方へ傾斜するように断面が先細り状に形成されている。
(【0031】以降は省略されています)

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