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公開番号2021139173
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210916
出願番号2020037971
出願日20200305
発明の名称局部洗浄装置
出願人株式会社アイシン
代理人特許業務法人アイテック国際特許事務所
主分類E03D 9/08 20060101AFI20210820BHJP(上水;下水)
要約【課題】人体の局部に洗浄水を噴出する洗浄ノズルを衛生的に洗浄することができる局部洗浄装置の提供。
【解決手段】局部洗浄装置は、洗浄位置と退避位置との間で進退移動させられると共に洗浄位置で人体の局部に洗浄水を噴出する洗浄ノズルと、それぞれ外部から洗浄液が供給される少なくとも1つの洗浄液導入口を有すると共に洗浄ノズルの少なくとも一部を全周にわたって覆うシリンダとを含み、当該少なくとも1つの洗浄液導入口は、洗浄液をシリンダと洗浄ノズルとの隙間に流入させると共に洗浄ノズルの外周面に沿って旋回させるようにシリンダに形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
洗浄位置と退避位置との間で進退移動させられると共に前記洗浄位置で人体の局部に洗浄水を噴出する洗浄ノズルを含む局部洗浄装置において、
外部から洗浄液が供給される少なくとも1つの洗浄液導入口を有すると共に前記洗浄ノズルの少なくとも一部を全周にわたって覆うシリンダを備え、
前記少なくとも1つの洗浄液導入口は、前記洗浄液を前記シリンダと前記洗浄ノズルとの隙間に流入させると共に前記洗浄ノズルの外周面に沿って旋回させるように前記シリンダに形成されている局部洗浄装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の局部洗浄装置において、
前記少なくとも1つの洗浄液導入口は、前記洗浄液を前記シリンダの内周面の接線方向に沿って前記隙間に流入させるように前記シリンダに形成されている局部洗浄装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の局部洗浄装置において、
前記シリンダは、前記洗浄ノズルの外周面に摺接するように先端部の内周面から周方向に間隔をおいて径方向内側に突出する複数の汚物除去突部を含む局部洗浄装置。
【請求項4】
請求項1から3の何れか一項に記載の局部洗浄装置において、
前記シリンダには、複数の前記洗浄液導入口が軸方向に間隔をおいて形成され、
複数の前記洗浄液導入口のうち、少なくとも前記シリンダの先端側に形成された前記洗浄液導入口は、前記洗浄液を前記洗浄ノズルの外周面に沿って旋回させるように形成されている局部洗浄装置。
【請求項5】
請求項1から4の何れか一項に記載の局部洗浄装置において、
前記シリンダは、基端側の小内径部と、前記小内径部よりも大きい内径を有する先端側の大内径部とを含み、
前記洗浄液導入口は、前記小内径部および前記大内径部のそれぞれに形成されている局部洗浄装置。
【請求項6】
請求項5に記載の局部洗浄装置において、
前記大内径部の内周面と前記洗浄ノズルとの隙間には、汚物除去部材が移動自在に配置される局部洗浄装置。
【請求項7】
請求項1から6の何れか一項に記載の局部洗浄装置において、前記シリンダには、超音波振動子が取り付けられている局部洗浄装置。
【請求項8】
請求項1から7の何れか一項に記載の局部洗浄装置において、
前記洗浄液は、水、気泡含有水、洗浄剤含有水および除菌水の少なくとも何れか1つである局部洗浄装置。
【請求項9】
請求項1から8の何れか一項に記載の局部洗浄装置において、前記シリンダの内部にエアを供給するエア供給ユニットを更に備える局部洗浄装置。
【請求項10】
請求項1から9の何れか一項に記載の局部洗浄装置において、
前記シリンダは、便座を回動自在に支持するケーシングのベースプレート上に先端側が基端側よりも下方に位置するように固定され、
前記シリンダの先端部の外周面と前記ベースプレートとの間には、シール部材が配置され、
前記洗浄ノズルの基端部の外周面と前記シリンダの内周面との間には、シール部材が配置されている局部洗浄装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、便器に取り付けられる局部洗浄装置に関する。
続きを表示(約 7,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、局部洗浄孔から人体の局部に向けて洗浄水を吐出するノズルを有すると共に便座を回動自在に支持する本体部のノズルベースに取り付けられる局部洗浄ユニットと、ノズルの局部洗浄孔を洗浄するためのノズル洗浄部とを含む局部洗浄装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この局部洗浄装置において、ノズル洗浄部は、ノズルベースに対して設けられる洗浄ベースプレートと、当該洗浄ベースプレートに取り付けられる洗浄カバーと、洗浄ベースプレ−トと洗浄カバーとにより形成される内部空間にノズルの局部洗浄孔の周囲を覆うように配置される筒状体とを含む。筒状体には、ノズル洗浄孔が形成されており、ノズルの局部洗浄孔の周辺は、上記内部空間に外部から供給されてノズル洗浄孔から筒状体内に流入した洗浄水によって洗浄される。
【0003】
また、従来、便器後部上面のハウジングから突出して人体臀部を洗浄する使用姿勢と、ハウジング内に後退した退避姿勢とを採り得るように前後進するノズルを含む温水洗浄装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。この温水洗浄装置は、ハウジング内に後退した退避姿勢にあるノズルを囲むケースと、ケース内にノズルを洗浄するための水を供給するノズル洗浄水供給手段と、ノズルの後端に連結されると共にケースの後面に設けられた開口に挿通される給水用パイプとを含む。そして、ノズルの後端には、フランジが設けられ、フランジの後面には、Oリングが装着されている。ノズルのフランジがケースの後面に当接するまで後退すると、Oリングがケースの後面に密着し、開口が水密的に閉鎖される。これにより、ケース内に退避させられたノズルを水に浸漬させて洗浄したり、ケース内のノズルに水を吹き付けて洗浄したりすることができる。
【0004】
更に、従来、洗浄ノズルの表面に洗浄泡を形成して汚物の付着を抑制する衛生洗浄装置も知られている(例えば、特許文献3参照)。この衛生洗浄装置は、洗浄水を加熱する熱交換器と、洗浄ノズルを進退駆動する洗浄ノズル駆動部と、洗剤を含む洗浄泡を生成する泡発生部と、便器内面に洗浄水または洗浄泡を吐出する散布ノズルと、散布ノズルの吐出口の方向を回転駆動する散布ノズル駆動部と、散布ノズルへの水路を開閉する開閉弁とを含む。これにより、泡発生部で生成された洗浄泡を散布ノズルから洗浄ノズルの表面に吐出することで、当該洗浄ノズルを洗浄することができる。また、従来、便器本体と、便座と、殺菌剤または洗浄剤を含まない水を噴出する人体洗浄ノズルを含む洗浄便器が知られている(例えば、特許文献4参照)。この洗浄便器では、水の噴出中、噴出後あるいは噴出直前に、人体洗浄ノズルの表面にノズル洗浄ノズルから殺菌剤または洗浄剤を吹き掛けることによって当該人体洗浄ノズルが洗浄される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6260156号公報
特許第4211544号公報
特開2016−196732号公報
特開2012−052331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に記載された局部洗浄装置では、ノズルを洗浄するための洗浄水が洗浄ベースプレ−トと洗浄カバーとにより形成される内部空間を介して当該ノズルを覆う筒状体内に導入される。このため、筒状体内における水流が弱くなり、ノズルに付着した汚物を充分に除去し得なくなることがある。また、特許文献2に記載された温水洗浄装置では、ケース内で停止した状態でノズルが洗浄されることから、ノズルから除去された汚物がケース内に残留して不衛生となることがあり、汚物がノズルの噴出孔に入り込んでしまうおそれもある。更に、特許文献3および4に記載された装置では、ノズルを洗浄するための水流が不足し、ノズルに吹き付けられた洗浄泡(洗剤)や殺菌剤等がノズルに付着したまま残ってしまうおそれがある。
【0007】
そこで、本開示は、人体の局部に洗浄水を噴出する洗浄ノズルを衛生的に洗浄することができる局部洗浄装置の提供を主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の局部洗浄装置は、洗浄位置と退避位置との間で進退移動させられると共に前記洗浄位置で人体の局部に洗浄水を噴出する洗浄ノズルを含む局部洗浄装置において、外部から洗浄液が供給される少なくとも1つの洗浄液導入口を有すると共に前記洗浄ノズルの少なくとも一部を全周にわたって覆うシリンダを含み、前記少なくとも1つの洗浄液導入口が、前記洗浄液を前記シリンダと前記洗浄ノズルとの隙間に流入させると共に前記洗浄ノズルの外周面に沿って旋回させるように前記シリンダに形成されているものである。
【0009】
本開示の局部洗浄装置において、洗浄ノズルの少なくとも一部は、外部から洗浄液が供給される少なくとも1つの洗浄液導入口を有するシリンダにより覆われる。また、当該少なくとも1つの洗浄液導入口は、洗浄液をシリンダと洗浄ノズルとの隙間に流入させると共に洗浄ノズルの外周面に沿って旋回させるように当該シリンダに形成されている。これにより、洗浄ノズルを洗浄位置から退避位置に移動させる間あるいは洗浄ノズルを退避位置に移動させた状態で、少なくとも1つの洗浄液導入口に洗浄液を供給することで、シリンダの内部で洗浄ノズルの外周面に沿って旋回する洗浄液により当該洗浄ノズルに付着した汚物を剥ぎ取り、洗浄液と共にシリンダと洗浄ノズルとの隙間から外部に流出させることができる。更に、洗浄液を洗浄ノズルの外周面に沿って旋回させることで当該洗浄液の流れの強さを充分に確保することが可能となり、洗浄ノズルの全周に亘って洗浄液を行き渡らせて汚物を良好に除去することができる。この結果、本開示の局部洗浄装置では、人体の局部に洗浄水を噴出する洗浄ノズルを衛生的に洗浄することが可能となる。
【0010】
また、前記少なくとも1つの洗浄液導入口は、前記洗浄液を前記シリンダの内周面の接線方向に沿って前記隙間に流入させるように前記シリンダに形成されてもよい。これにより、洗浄ノズルの外周面に沿って旋回する洗浄液の流れの強さをより良好に確保することが可能となる。
【0011】
更に、前記シリンダは、前記洗浄ノズルの外周面に摺接するように先端部の内周面から周方向に間隔をおいて径方向内側に突出する複数の汚物除去突部を含むものであってもよい。かかる局部洗浄装置では、洗浄ノズルを洗浄位置から退避位置に移動させる際に、複数の汚物除去突部により洗浄ノズルの外周面に付着した汚物を物理的に剥ぎ取って隣り合う汚物除去突部同士の隙間から洗浄液と共に外部に流出させることができる。これにより、局部洗浄装置における洗浄ノズルに付着した汚物の除去性能をより向上させることが可能となる。
【0012】
また、前記シリンダには、複数の前記洗浄液導入口が軸方向に間隔をおいて形成されてもよく、複数の前記洗浄液導入口のうち、少なくとも前記シリンダの先端側に形成された前記洗浄液導入口は、前記洗浄液を前記洗浄ノズルの外周面に沿って旋回させるように形成されてもよい。
【0013】
更に、前記シリンダは、基端側の小内径部と、前記小内径部よりも大きい内径を有する先端側の大内径部とを含むものであってもよく、前記洗浄液導入口は、前記小内径部および前記大内径部のそれぞれに形成されてもよい。これにより、シリンダの大内径部内で洗浄液を洗浄ノズルの外周面に沿って旋回させて当該洗浄ノズルに付着した汚物を良好に除去すると共に、小内径部に供給された洗浄液により汚物等を洗い流すことが可能となる。
【0014】
また、前記大内径部の内周面と前記洗浄ノズルとの隙間には、汚物除去部材が移動自在に配置されてもよい。これにより、シリンダの大内径部内で汚物除去部材を洗浄液と共に旋回させ、洗浄ノズルに付着した汚物を良好に除去することが可能となる。
【0015】
更に、前記シリンダには、超音波振動子が取り付けられてもよい。これにより、洗浄液導入口に洗浄液を供給して洗浄ノズルの全周に亘って洗浄液を行き渡らせた状態で超音波振動子を作動させることで、当該洗浄ノズルに付着した汚物をより効果的に除去することが可能となる。
【0016】
また、前記洗浄液は、水(温水を含む)、気泡含有水、洗浄剤含有水および除菌水の少なくとも何れか1つであってもよい。この場合、複数の洗浄液導入口には、互いに同一種類の洗浄液が供給されてもよく、互いに異なる種類の洗浄液が供給されてもよい。また、同一または異なる洗浄液導入口に時間をおいて互いに異なる種類の洗浄液が供給されてもよい。
【0017】
更に、前記局部洗浄装置は、前記シリンダの内部にエアを供給するエア供給ユニットを含むものであってもよい。これにより、洗浄液により洗浄ノズルを洗浄した後、エア供給ユニットからシリンダの内部にエアを供給することで、シリンダの内部および洗浄ノズルを速やかに乾燥させてカビの発生等を良好に抑制することが可能となる。
【0018】
また、前記シリンダは、便座を回動自在に支持するケーシングのベースプレート上に先端側が基端側よりも下方に位置するように固定されてもよく、前記シリンダの先端部の外周面と前記ベースプレートとの間には、シール部材が配置されてもよく、前記洗浄ノズルの基端部の外周面と前記シリンダの内周面との間には、シール部材が配置されてもよい。これにより、シリンダの外周面に外部からの汚物が付着するのを良好に抑制すると共に、シリンダの内部からケーシング内に洗浄液が漏れ出るのを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
本開示の局部洗浄装置が取り付けられた便器を示す斜視図である。
本開示の局部洗浄装置に含まれる洗浄ノズルおよびシリンダを示す斜視図である。
本開示の局部洗浄装置の要部を示す概略構成図である。
本開示の局部洗浄装置に含まれる洗浄ノズルおよびシリンダを示す縦断面図である。
図3におけるV−V線に沿った断面図である。
本開示の局部洗浄装置に含まれる洗浄ノズルおよびシリンダを示す正面図である。
本開示の局部洗浄装置に含まれる洗浄ノズルおよびシリンダを示す横断面図である。
本開示の局部洗浄装置における洗浄ノズルの洗浄手順を例示するフローチャートである。
本開示の局部洗浄装置に適用可能な他のシリンダを示す縦断面図である。
図9のシリンダを含む局部洗浄装置における洗浄ノズルの洗浄手順を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
次に、図面を参照しながら、本開示の発明を実施するための形態について説明する。
【0021】
図1は、本開示の局部洗浄装置10が取り付けられた便器1を示す斜視図である。同図に示す便器1は、洋式腰掛便器であり、局部洗浄装置10は、当該便器1の上面に固定される。図示するように、局部洗浄装置10は、ケーシング(本体)11と、当該ケーシング11により回動自在に支持された便座12と、当該便座12と同様にケーシング11により回動自在に支持された便蓋13と、操作パネル14とを含む。
【0022】
局部洗浄装置10のケーシング11は、便器1の上面に固定される樹脂製のベースプレート(ベース部材)110と、当該ベースプレート110に着脱自在に取り付けられる樹脂製のカバー111とを含む。ケーシング11(ベースプレート110およびカバー111)の内部には、それぞれ人体の局部に水または温水である洗浄水を噴出する人体洗浄ノズルとしてのおしり洗浄ノズル15およびビデノズル(図示省略)が配置されている。
【0023】
おしり洗浄ノズル15は、図2および図3に示すように、ベースプレート110に固定される略円筒状のシリンダ(筒体)20により軸方向に進退移動自在(摺動自在)に支持される。おしり洗浄ノズル15は、軸方向に延在する水供給路15Lと、当該水供給路15Lに連通すると共に外周面で開口する噴出孔15H(何れも図4参照)とを内部に有する。シリンダ20は、おしり洗浄ノズル15の先端側の一部を除く概ね全体をその内部に収容可能なものであり、先端側(図3における左端側)が基端側(図3における右端側)よりも下方に位置するようにベースプレート110に固定される。
【0024】
更に、おしり洗浄ノズル15は、ケーシング11内の退避位置と便器1の便鉢部側の洗浄位置との何れかに位置するように、モータM、ギヤ機構G、ベルトB等を含むアクチュエータ17によりシリンダ20(ベースプレート110)に対して進退移動させられる。すなわち、モータMを一方向に回転させてギヤ機構Gを介してベルトBを押し出すことで、おしり洗浄ノズル15を洗浄位置にまで前進させることができる。これに対して、モータMを他方向(逆方向)に回転させてギヤ機構Gを介してベルトBを巻き取ることで、おしり洗浄ノズル15を退避位置にまで後退させることができる。図示しないビデノズルも、上記シリンダ20と同様の構成を有するシリンダにより軸方向に進退移動自在に支持され、上記アクチュエータ17と同様のアクチュエータによりケーシング11内の退避位置と便器1の便鉢部側の洗浄位置との間で軸方向に進退移動させられる。
【0025】
また、局部洗浄装置10のケーシング11には、図3に示すように、可動式のシャッター18が設けられている。シャッター18は、アクチュエータ17等により洗浄位置へと移動させられるおしり洗浄ノズル15等により押圧されて開く。おしり洗浄ノズル15等が退避位置へと移動すると、シャッター18は、図示しないバネにより付勢されて閉じられ、おしり洗浄ノズル15およびビデノズルの先端を覆う。これにより、おしり洗浄ノズル15およびビデノズル、更にはその周辺部の汚れを抑制したり、両者を隠して美観を維持したりすることが可能となる。
【0026】
更に、ケーシング11の内部には、分岐水栓および給水ホースを介して水道配管(水源)に接続されたバルブユニットや、当該バルブユニットに接続された水タンク、おしり洗浄ノズル15、ビデノズルおよび水タンクに接続されたロータリーバルブ(水勢調整切替バルブ)等(何れも図示省略)が収容されている。バルブユニットは、ストレーナ、逆止弁、定流量弁、止水電磁弁、リリーフ弁等を含む。水タンクは、水道配管(水源)からの水を加熱するヒータや温度センサを有し、ヒータにより加熱された温水を貯留可能である。ロータリーバルブは、水タンクからの洗浄水の供給先をおしり洗浄ノズル15とビデノズルとで選択的に切り替えると共に、おしり洗浄ノズル15等に対する洗浄水の供給量を調整する。
【0027】
加えて、ケーシング11の内部には、ヒータおよびブロワ等を含む温風供給ユニット19(エア供給ユニット)および局部洗浄装置10の全体を制御する制御装置30が収容されている(何れも図3参照)。制御装置30は、図示しないCPU,ROM,RAM等を含むマイクロコンピュータである。制御装置30は、操作パネル14や着座センサ、水タンクの温度センサ等からの信号等に基づいて、バルブユニット、水タンクのヒータ、おしり洗浄ノズル15およびビデノズルのアクチュエータ17等、ロータリーバルブ、温風供給ユニット19等を制御する。なお、局部洗浄装置10には、水タンクの代わりに、水源からの水を加熱するヒータを有する熱交換器が設けられてもよい。
【0028】
図4は、おしり洗浄ノズル15およびシリンダ20を示す断面図であり、図5は、図3におけるV−V線に沿った断面図である。これらの図面に示すように、シリンダ20は、第1シリンダ21(小内径部)と、当該第1シリンダ21とは別体の第2シリンダ22(大内径部)とを含む。第1シリンダ21は、例えば樹脂により比較的長尺の円筒状に形成されており、おしり洗浄ノズル15の外径よりも大きい一定の内径を有する。また、第1シリンダ21の先端側(図中左端側)には、基端側(図中右端側)の部分よりも大きい外径を有する拡径部210が形成されている。
【0029】
更に、第1シリンダ21の基端側の部分には、当該第1シリンダ21の内周面で開口する円筒状の洗浄液導入口215が形成されている。洗浄液導入口215は、図6および図7からわかるように、その軸心が第1シリンダ21(シリンダ20)の軸心を含む第1の平面P1と直交し、かつ第1シリンダ21(シリンダ20)の軸心を含むと共に当該第1の平面P1と直交する第2の平面P2から第1の平面P1に沿って一側(図中右側)にオフセットされるように第1シリンダ21と一体に形成されている。ただし、第1シリンダ21とは別体に形成された洗浄液導入口215が当該第1シリンダ21に固定されてもよい。
【0030】
第2シリンダ22は、例えば樹脂により短尺の円筒状に形成されており、第1シリンダ21の内径より大きい内径、より詳細には、第1シリンダ21の拡径部210の外径と概ね同一の内径を有する。また、第2シリンダ22の先端(図中左端)には、第1シリンダ21と概ね同一の内径を有する縮径部220が形成されている。縮径部220は、おしり洗浄ノズル15の外周面に摺接するように内周面から周方向に間隔をおいて径方向内側に突出する複数の汚物除去突部221を有する。各汚物除去突部221は、図3において破線で示すように、それぞれ第2シリンダ22(シリンダ20)の軸心に対して傾斜する方向に延在する。
(【0031】以降は省略されています)

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