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公開番号2021137871
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210916
出願番号2020040345
出願日20200309
発明の名称プレス装置
出願人日本電産株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B21D 45/04 20060101AFI20210820BHJP(本質的には材料の除去が行なわれない機械的金属加工;金属の打抜き)
要約【課題】成型品の品質不良を抑制できるプレス装置を提供する。
【解決手段】下型10に設けられた外形抜きパンチ11と、上型60に設けられ外形抜きパンチと対向する外形抜きダイ60と、外形抜きダイに設けられたノックアウト71と、ノックアウトの移動により押し上げられるノックアウトプレート72と、ノックアウトの移動方向と直交する横方向からノックアウトプレートに接触可能な接触部材73Aと、接触部材をノックアウトプレートに横方向に押し付ける押し付け部77とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
下型に設けられた外形抜きパンチと、
上型に設けられ前記外形抜きパンチと対向する外形抜きダイと、
前記外形抜きダイに設けられたノックアウトと、
前記ノックアウトの移動により押し上げられるノックアウトプレートと、
前記ノックアウトの移動方向と直交する横方向から前記ノックアウトプレートに接触可能な接触部材と、
前記接触部材を前記ノックアウトプレートに前記横方向に押し付ける押し付け部材と、
を有するプレス装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記ノックアウトプレートは、上側に延びる柱状部を有し、
前記接触部材は、前記柱状部の側面に接触可能である、
請求項1に記載のプレス装置。
【請求項3】
前記柱状部は、円柱状であり、
前記接触部材は、前記柱状部の外周面に面接触する曲面を有する、
請求項2に記載のプレス装置。
【請求項4】
前記柱状部は、角柱状であり、
前記接触部材は、前記柱状部の外周面に面接触する平面を有する、
請求項2に記載のプレス装置。
【請求項5】
前記接触部材および前記押し付け部材は、前記横方向に対向して複数設けられる、
請求項1から4のいずれか一項に記載のプレス装置。
【請求項6】
前記押し付け部材はネジ部を有する、
請求項1から5のいずれか一項に記載のプレス装置。
【請求項7】
前記ノックアウトプレートは、上側に延びるノックアウト棒を有し、
前記ノックアウト棒の上側に接触し、前記移動方向に移動可能なかんざし部材を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載のプレス装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プレス装置に関する。
続きを表示(約 5,600 文字)【背景技術】
【0002】
総抜き型のプレス装置において、ノックアウトするタイミングを任意に設定できる技術としては、かんざし(ノックアウトバー)を用いる方法がある。この方法は、加工完了(下死点)時にはパンチにより被加工材から成型品を打ち抜き、その後に上型がかんざしとともに上昇する。上昇したかんざしがかんざし調整ねじに当たることにより、ノックアウト棒を介してノックアウトを押し下げて、打ち抜かれていた成型品を型外に排出する。この方法では、かんざし調整ねじの位置に応じたタイミングでノックアウトを押し下げて、打ち抜かれていた成型品を型外に排出する。
【0003】
また、特許文献1には、シャンクに内蔵させたノックアウト用アクチュエータを用いて、上型が上昇中の任意のタイミングで成型品をノックアウトして型外に排出することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001−030031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のプレス装置では、成型品がパンチにより被加工材から外形抜きされると、ノックアウトは抜かれた成型品とともにダイプレート内で押し上げられる。ところが、上型の上昇時にダイプレートからパンチが離れる際の反動等により、ノックアウトの位置が変動してノックアウトと成型品とが離れる場合がある。
【0006】
この場合、ノックアウトにより成型品を押し下げた際に、成型品がダイプレートに擦れて品質不良が生じる可能性がある。そこで、スプリング等の弾性部材の弾性力を抑え荷重としてノックアウトに掛けることが考えられる。ところが、この構成を採った場合には、上型の上昇時にダイプレートからパンチが離れた際に、弾性力によりノックアウトが稼働して成型品を押し下げ被加工材に戻してしまう可能性がある。この場合も、成型品に擦れが生じて品質不良になる可能性がある。
【0007】
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、成型品の品質不良を抑制できるプレス装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様によれば、下型に設けられた外形抜きパンチと、上型に設けられ前記外形抜きパンチと対向する外形抜きダイと、前記外形抜きダイに設けられたノックアウトと、前記ノックアウトの移動により押し上げられるノックアウトプレートと、前記ノックアウトの移動方向と直交する横方向から前記ノックアウトプレートに接触可能な接触部材と、前記接触部材を前記ノックアウトプレートに前記横方向に押し付ける押し付け部と、を有するプレス装置が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一つの態様によれば、成型品の品質不良を抑制することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係るプレス装置1の概略構成を示す断面図である。
図2は、横方向に延びるコアピン74の軸線を含む断面を下側から視た図である。
図3は、ブレーキシューによる押し付け構造の第2実施形態を示す図である。の概略構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るプレス装置について説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
【0012】
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係るプレス装置1の概略構成を示す断面図である。
プレス装置1は、かんざし部材2、機械側シャンク3、4(詳細は後述)を有するプレス機PRと、金型MDとを有している。本実施形態では、総抜き型(外形抜き)の金型MDの例を用いて説明する。
【0013】
図1に示すように、金型装置MDは、開閉可能な下型10と上型60とを備える。金型装置MDは、固定型である下型10に対して、上型60がプレス機PRのスライド駆動により上下方向に延びる軸線Jに沿って昇降する。図1に示す軸線Jは、金型装置MDの型中心に位置する。図1においては、ガイドポスト、ガイドピン、ガイドブシュ、穴抜きパンチ等の図示は省略している。
【0014】
下型10は、パンチ(外形抜きパンチ)11、ストリッパ12、パンチプレート13、バッキングプレート14およびダイホルダ15を有している。ダイホルダ15は、バッキングプレート14を介して下側からパンチ11を支持する。
【0015】
パンチ11は、上側に成型品の外形形状を有する外形抜きパンチである。パンチプレート13は、上下方向に貫通する孔部13aを有する。パンチ11は、孔部13aを貫通し、孔部13aの内周面に接して保持されている。ストリッパ12は、上下方向に貫通する孔部12aを有する。ストリッパ12は、パンチプレート13と接する位置と、弾性部材16の弾性力によりパンチプレート13から上側に離れた位置との間を移動可能である。パンチ11は、孔部12aを貫通し、孔部12aの内周面に接して上下方向に移動可能に保持されている。
【0016】
上型60は、ダイプレート(外形抜きダイ)61、スペーサプレート62、バッキングプレート63、パンチホルダ64、ノックアウト71、ノックアウトプレート72、ブレーキシュー(接触部材)73A、コアピン(押し付け部材)74、ネジ部(押し付け部材)77、ノックアウト棒80、型側シャンク81、ブレーキカバー82を有している。
【0017】
ダイプレート61は、パンチ11と対向する。ダイプレート61は、成型品の外形形状の孔部61aを有する。孔部61aは、ダイプレート61を上下方向に貫通する。孔部61aには、ノックアウト71が上下方向に移動可能に保持されている。ダイプレート61は、スペーサプレート62およびバッキングプレート63を介してパンチホルダ64に固定されている。
【0018】
ノックアウト71は、成型品の外形形状を有している。ノックアウト71の上端には、複数(図1では一つのみ図示)のストリッパーボルト78が固定されている、ストリッパーボルト78は、上下方向に延びている。ストリッパーボルト78は、ノックアウト71とともに、上下方向に移動可能である。ストリッパーボルト78は上側に、円盤部78aを有している。
【0019】
ストリッパーボルト78が下降したときに円盤部78aの下面は、バッキングプレート63の上面に接する。円盤部78aがバッキングプレート63の上面に接することにより、ノックアウト71が下降したときの位置が制限される。円盤部78aにより下降が制限されたときのノックアウト71およびストリッパーボルト78の位置が下死点である。下死点において、ノックアウト71の下面は、ダイプレート61の下面と面一である。ノックアウト71の上下方向の厚さは、ダイプレート61の厚さよりも小さい。ノックアウト71が上昇してスペーサプレート62の下面に接した位置がノックアウト71の上死点である。
【0020】
円盤部78aの上面には、円筒状のブシュ79が設けられている。ブシュ79は、上下方向に延びている。ストリッパーボルト78が下死点の位置でブシュ79の上端は、パンチホルダ64の上面と面一である。従って、ブシュ79の上端は、ノックアウト71およびストリッパーボルト78が下死点の位置(図1の位置)でパンチホルダ64の上面と面一となる。ノックアウト71およびストリッパーボルト78が下死点の位置から上昇すると、ブシュ79がパンチホルダ64の上面より上側に突出する。
【0021】
型側シャンク81は、パンチホルダ64の上面に固定されている。型側シャンク81は、軸線Jを中心としてパンチホルダ64に向けて開口する窪み81aと窪み81b(図2参照)と窪み81cとを有している。窪み81aは、窪み81bよりも開口径が大きい。窪み81bは、窪み81cよりも開口径が大きい。窪み81bは、窪み81aの底面から窪んでいる。窪み81cは、窪み81bの底面から窪んでいる。
【0022】
ノックアウトプレート72は、パンチホルダ64の上側に設けられている。ノックアウトプレート72は、窪み81aとパンチホルダ64の上面とで囲まれた空間に位置する。ノックアウトプレート72は、上下方向に移動可能である。ノックアウトプレート72は、下側に位置したときに、パンチホルダ64の上面に接する。ノックアウトプレート72は、上下方向でブシュ79と重なる。ノックアウト71およびストリッパーボルト78が下死点の位置から上昇し、ブシュ79がパンチホルダ64の上面より上側に突出すると、ノックアウトプレート72が上側に移動する。
【0023】
ノックアウトプレート72は、柱状部75Aとノックアウト棒80とを有している。柱状部75Aは、中心軸Jと同軸で上側に延びる円柱状である。柱状部75Aは、窪み81cに位置する。ノックアウト棒80は、中心軸Jと同軸で上側に延びる円柱状である。ノックアウト棒80の直径は、柱状部75Aの直径よりも小さい。ノックアウト棒80の上端は、かんざし部材2の下側に接する。
【0024】
図2は、上下方向と直交し横方向に延びるコアピン74の軸線を含む断面を下側から視た図である。
図2に示すように、型側シャンク81は、柱状部75Aを中心とする横方向に、接触部材としてのブレーキシュー73Aと、押し付け部材としてのコアピン74およびネジ部77とを順次有している。ブレーキシュー73A、コアピン74およびネジ部77は、同一軸線状に対向して複数(ここでは二組)設けられている。
【0025】
ブレーキシュー73Aは、ノックアウトプレート72の柱状部75Aに横方向から接触可能である。ブレーキシュー73Aは、内周面が柱状部75Aと対向する円弧形状である。ブレーキシュー73Aは、柱状部75Aの外周面に面接触する曲面76Aを有している。ブレーキシュー73Aは、窪み81bに位置する。図1に示したように、窪み81bの下側にブレーキカバー82が設けられている。ブレーキシュー73Aは、窪み81bとブレーキカバー82とで囲まれた空間に位置する。ブレーキシュー73Aは、下側からブレーキカバー82に横方向に移動可能に支持される。
【0026】
コアピン74は、横方向に延びている。コアピン74は、一端側がブレーキシュー73Aの横方向外側に固定されている。コアピン74は、型側シャンク81に横方向に移動可能に保持されている。ネジ部77は、コアピン74の外側に同軸で設けられている。ネジ部77は、型側シャンク81に設けられた雌ネジ81dにネジ込み可能である。
【0027】
雌ネジ81dにネジ部77をネジ込むことにより、ネジ部77を中心軸J側に移動させてコアピン74の他端側を中心軸J側に押すことができる。ネジ部77をネジ込みコアピン74を中心軸J側に押すことにより、ブレーキシュー73Aの曲面76Aを柱状部75Aの外周面に面接触させた状態で横方向に押し付けることができる。
【0028】
横方向の両側からブレーキシュー73Aが押し付けられた柱状部75Aは、上下方向の移動の際に、ブレーキシュー73Aとの間に摩擦力が生じる。柱状部75Aを上下方向に移動させるには、上記摩擦力に超える荷重が必要になる。換言すると、ブレーキシュー73Aとの間に生じる摩擦力は、柱状部75Aの上下方向への移動に係る抑え荷重として作用する。上記摩擦力による抑え荷重は、プレス機PRの駆動で付与される荷重よりは小さい。
【0029】
図1に戻り、型側シャンク81は、上側にシャンクヘッド83を有している。シャンクヘッド83は、機械側シャンク3に上側から引っ掛かっている。機械側シャンク3は、上側に機械側シャンク4が固定されている。機械側シャンク3および機械側シャンク4は、上下方向からシャンクヘッド83を挟み込む。上述したノックアウト棒80は、型側シャンク81、シャンクヘッド83および機械側シャンク3、4を上下方向に貫通している。ノックアウト棒80は、型側シャンク81、シャンクヘッド83および機械側シャンク3、4に対して、上下方向に相対移動可能である。プレス機PRのスライド駆動により機械側シャンク3、4が上下動することにより、上型60が上下動する。
【0030】
かんざし部材2は、下側からノックアウト棒80に支持されている。かんざし部材2は、ノックアウト棒80の上昇に伴って上昇する。かんざし部材2の上側には、かんざし調節ネジ(図示せず)が設けられている。ノックアウト棒80とともに上昇するかんざし部材2がかんざし調節ネジに接することによりかんざし部材2およびノックアウト棒80の上昇が制限される。
(【0031】以降は省略されています)

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