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公開番号2021136825
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210913
出願番号2020033329
出願日20200228
発明の名称モータ装置及び電動ポンプ
出願人株式会社ミツバ
代理人個人,個人,個人
主分類H02K 11/33 20160101AFI20210816BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】組み付ける際に、放熱部材が制御装置に接触されているか否かを目視により確認できるモータ装置及び電動ポンプを提供する。
【解決手段】モータ装置2は、モータ部4と、制御装置5と、ハウジング6と、放熱部材7と、を備えている。ハウジング6は、モータ部4を収容するモータ収容部11と制御装置5を収容する制御装置収容部14とが一体に構成されている。ハウジング6には、制御装置収容部14に対してモータ収容部11の反対側にモータ部4及び制御装置5を受け入れる開口部17を有する。放熱部材7は、モータ収容部11と制御装置収容部14との間に支持され、レジスト除去部33に接触する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、
前記モータの駆動制御を行う制御装置と、
前記モータを収容するモータ収容部、及び前記制御装置を収容する制御装置収容部が一体化されたハウジングと、
を備え、
前記ハウジングは、前記制御装置収容部に対して前記モータ収容部の反対側に前記モータ及び前記制御装置を受け入れる開口部を有し、
前記モータ収容部と前記制御装置収容部との間に設けられ、前記制御装置の一部に接触する放熱部材を備えた
ことを特徴とするモータ装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記ハウジングは、前記モータ収容部と前記制御装置収容部との間に段差面を有し、
前記段差面は、前記放熱部材を取り付ける支持面を有することを特徴とする請求項1に記載のモータ装置。
【請求項3】
前記放熱部材は、前記制御装置に設けられた発熱素子に接着剤を介して接触されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のモータ装置。
【請求項4】
前記放熱部材は板状に形成され、外周に沿って形成された溝部を有することを特徴とする請求項3に記載のモータ装置。
【請求項5】
前記制御装置は、前記発熱素子が実装された回路基板を備え、
前記回路基板は、前記回路基板の厚さ方向からみて前記放熱部材と重なる箇所の一部に形成された凹部を有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のモータ装置。
【請求項6】
前記モータはブラシレスモータであり、
前記放熱部材は、軸方向からみて、前記モータのステータと重なる位置に少なくとも一部が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のモータ装置。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のモータ装置によって駆動されるポンプ部を備えたことを特徴とする電動ポンプ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータ装置及び電動ポンプに関するものである。
続きを表示(約 5,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、自動車に搭載されているミッション等の油圧装置にオイルを供給するために、電動ポンプを用いることがある。また、電動ポンプの制御を行う制御装置を電動ポンプと一体的に構成して、装置全体の小型化を図ったものがある。このような電動ポンプは、モータ部と、このモータ部の回転軸に連結されモータ部と同軸上に配置されたポンプ部と、モータ部の駆動制御を行う制御装置と、を主構成としている。
【0003】
モータ部は、制御性の良い、いわゆるブラシレスモータが用いられることが一般的である。ブラシレスモータは、巻線が巻装されたステータを備えている。制御装置は、IC素子やスイッチング素子が実装された回路基板(制御基板)を有している。そして、外部電源(バッテリ)からの電流が、回路基板に実装されたIC素子やスイッチング素子によって所定のタイミングでモータ部の巻線に供給される。これにより、モータ部の回転が制御され、電動ポンプから吐出されるオイルの流量が制御される。
【0004】
ところで、電動ポンプとして、モータ部と回路基板とを有する機電一体モータであって、モータ部と回路基板とが同一方向からハウジングに組み付けられるものが知られている。この電動ポンプは、例えばカバーをハウジングに取り付ける前に、カバーの凸部(すなわち、裏面)に熱硬化性粘弾性樹脂が塗布される。塗布された熱硬化性粘弾性樹脂が硬化する前に、カバーがハウジングに取り付けられる。この状態において、塗布された熱硬化性粘弾性樹脂が制御装置(具体的には、回路基板の発熱素子)に接触する。熱硬化性粘弾性樹脂が硬化することにより放熱部材となる。よって、発熱素子が発生した熱を、放熱部材からカバーに伝え、カバーから外部に放熱できる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010−112330号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の従来技術にあっては、カバーの裏面に熱硬化性粘弾性樹脂が塗布されている。このため、カバーを組み付ける際に、熱硬化性粘弾性樹脂(すなわち、放熱部材)が制御装置に接触されているか否かを目視により確認できないという課題があった。
【0007】
そこで、本発明は、組み付ける際に、放熱部材が制御装置に接触されているか否かを目視により確認できるモータ装置及び電動ポンプを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明に係るモータ装置は、モータと、前記モータの駆動制御を行う制御装置と、前記モータを収容するモータ収容部、及び前記制御装置を収容する制御装置収容部が一体化されたハウジングと、を備え、前記ハウジングは、前記制御装置収容部に対して前記モータ収容部の反対側に前記モータ及び前記制御装置を受け入れる開口部を有し、前記モータ収容部と前記制御装置収容部との間に設けられ、前記制御装置の一部に接触する放熱部材を備えたことを特徴とする。
【0009】
上記構成において、前記ハウジングは、前記モータ収容部と前記制御装置収容部との間に段差面を有し、前記段差面は、前記放熱部材を取り付ける支持面を有していてもよい。
【0010】
上記構成において、前記放熱部材は、前記制御装置に設けられた発熱素子に接着剤を介して接触されてもよい。
【0011】
上記構成において、前記放熱部材は板状に形成され、外周に沿って形成された溝部を有してもよい。
【0012】
上記構成において、前記制御装置は、前記発熱素子が実装された回路基板を備え、前記回路基板は、前記回路基板の厚さ方向からみて前記放熱部材と重なる箇所の一部に形成された凹部を有してもよい。
【0013】
上記構成において、前記モータはブラシレスモータであり、前記放熱部材は、軸方向からみて、前記モータのステータと重なる位置に少なくとも一部が配置されてもよい。
【0014】
本発明に係る電動ポンプは、上記モータ装置によって駆動されるポンプ部を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、モータ収容部と制御装置収容部との間に放熱部材を配置することにより、組み付ける際に、放熱部材が制御装置に接触されているか否かを目視により確認できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本発明に係る実施形態における電動ポンプの制御装置を破断した側面図。
図2は、図1のII部を拡大した断面図。
実施形態におけるモータ装置のカバーを取り外した状態をハウジングの開口部側からみた平面図。
実施形態における制御装置のカバー及び回路基板を取り外した状態をハウジングの開口部側からみた平面図。
実施形態におけるハウジングを開口部側からみた斜視図。
実施形態における放熱部材を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
<電動ポンプ>
図1は、電動ポンプ1の制御装置5を破断した側面図である。図2は、図1のII部を拡大した断面図である。
図1、図2に示すように、電動ポンプ1は、例えば図示しない自動車に搭載されているミッション等の油圧装置にオイルを供給する。電動ポンプ1は、オイルOが貯留されているオイルタンクTの内部に配置されている。電動ポンプ1は、モータ装置2と、モータ装置2と一体化され、モータ装置2によって駆動されるポンプ部3と、を備えている。
【0019】
<モータ装置>
モータ装置2は、モータ部(請求項におけるモータに相当)4と、モータ部4を駆動させるための制御装置5と、モータ部4及び制御装置5を収容するハウジング6と、制御装置5及びモータ部4の間に設けられた放熱部材(ヒートシンク)7と、を備えている。
【0020】
ハウジング6は、例えばアルミダイキャストで成形されている。ハウジング6は、モータ収容部11を形成するモータケース12と、制御装置収容部14を形成する制御ケース15と、が一体に構成されている。モータ収容部11には、モータ部4が収容されている。制御装置収容部14には、制御装置5が収容されている。
ハウジング6には、制御装置収容部14においてモータ収容部11の反対側に開口部17が形成されている。この開口部17からモータ収容部11及び制御装置収容部14に、モータ部4及び制御装置5が、モータ部4の回転軸線C方向にそれぞれ重なるように収容されている。モータケース12及び制御ケース15についての詳細は後述する。
【0021】
モータ部4は、いわゆるブラシレスモータである。モータ部4は、モータケース12の内部に収容されたステータ21(図4参照)、及びステータ21に対して回転自在に支持されたロータ22(図4参照)と、を備えている。
モータケース12は、例えば有底筒状に形成され、軸方向がモータ部4(すなわち、ロータ22)の回転軸線Cと一致している。電動ポンプ1は、ロータ22の回転軸線Cが水平方向に沿う向きでオイルタンクTの内部に配置されている。そして、モータ装置2の一部(図1では回転軸線Cを中心に略下半分)が、オイルOに浸漬されている。
【0022】
なお、以下の説明では、回転軸線C方向を単に軸方向と称し、ロータ22の回転方向を周方向と称し、軸方向及び周方向に直交する方向を径方向と称する。また、以下の説明では、オイルタンクTに電動ポンプ1を配置した向きで水平方向と平行で、かつ軸方向と直交する方向をX方向、上下方向と一致する方向をY方向等と表現する場合がある。
【0023】
<ポンプ部>
ポンプ部3は、モータケース12の底部12aに取り付けられている。ポンプ部3は、モータ部4のロータ22に回転軸23(双方、図4参照)を介して接続されている。このロータ22が回転することにより、ポンプ部3が駆動される。ポンプ部3が駆動されることにより、オイルタンクTに貯留されたオイルOが圧送され、さらにミッション等の油圧装置にオイルOが供給される。
【0024】
<制御装置>
次に、モータ装置2の制御装置5について説明する。
図3は、モータ装置2のカバー38を取り外した状態をハウジング6の開口部17側からみた平面図である。
図1から図3に示すように、制御装置5は、制御ケース15の内部に収容され、制御ケース15に支持された回路基板25と、回路基板25に実装されたFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)等のスイッチング素子(請求項における発熱素子に相当)26、コンデンサ27、及びチョークコイル28と、を主構成としている。ポンプ部3、モータ部4、及び制御装置5は、軸方向に並んで配置されている。
【0025】
<回路基板>
回路基板25は、対向する第1面25a、及び第2面25bを有する板状に形成されている。回路基板25は、各面25a,25bに直交する法線方向が軸方向に沿うように、かつ第1面25aがモータ部4側を向き、第2面25bがカバー38側を向くように配置されている。
【0026】
また、回路基板25は、軸方向からみてY方向に長い略長方形状に形成されている。回路基板25の外形状は、モータケース12の外形状よりも大きい。より具体的には、回路基板25は、X方向で対向する第1辺25c及び第2辺25dと、Y方向で対向する第3辺25e及び第4辺25fと、を有している。第3辺25eは上側に配置され、第4辺25fは下側に配置されている。
【0027】
回路基板25の第3辺25eの近傍には、コネクタ31が接続されている。コネクタ31には、図示しない外部電源が接続される。また、回路基板25の第1面25a及び第2面25bには、図示しないパターンが形成されている。このパターンを被覆するように、全体に絶縁被膜であるレジストが形成されている。回路基板25のパターンには、コネクタ31が電気的に接続されているとともに、モータ部4におけるステータ21に巻回されたコイル24の端末部が接続されている。
【0028】
回路基板25の第2面25bには、第4辺25f寄りの部位で、X方向の略中央の部位にスイッチング素子26が複数(本実施形態では6個)実装されている。例えば、スイッチング素子26は、X方向に2列で、Y方向に沿って3個ずつ配置されている。スイッチング素子26は、モータ部4のコイル24に供給する電流を制御する。
回路基板25の第1面25aには、スイッチング素子26と対向する位置に、レジストを除去してなるレジスト除去部(請求項における制御装置の一部に相当)33が複数(本実施形態では6個)形成されている。
【0029】
また、回路基板25の第2面25bには、スイッチング素子26とは反対側の第3辺25e寄りの半分に、複数(本実施形態では6個)のコンデンサ27と、雑防素子としての1つのチョークコイル28と、が実装されている。コンデンサ27は、回路基板25に印加される電圧の平滑化を行う素子として機能する。
【0030】
さらに、回路基板25の第4辺25fには、凹部35が溝や切欠等により形成されている。凹部35は、第4辺25fのうち、X方向において2列に配置されたスイッチング素子26とスイッチング素子26との間に位置する。凹部35は、第4辺25fに開口し、第3辺25e側に向けて凹状に形成されている。回路基板25の第4辺25fに凹部35を形成する理由についての詳細は後述する。
(【0031】以降は省略されています)

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