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公開番号2021136822
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210913
出願番号2020033236
出願日20200228
発明の名称クロージャ及びクロージャの作製方法
出願人東日本電信電話株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02G 15/24 20060101AFI20210816BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】水密性の高いクロージャを提供する。
【解決手段】通信ケーブルL1,L2の接続部20を収納するクロージャ100であって、クロージャ100内は絶縁性混和物5で充填されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
通信ケーブルの接続部を収納するクロージャであって、
前記クロージャ内は絶縁性混和物で充填されている
ことを特徴とするクロージャ。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
外部から前記クロージャ内に前記絶縁性混和物を充填させる弁付きノズルを備える
ことを特徴とする請求項1に記載のクロージャ。
【請求項3】
前記クロージャの外周を押圧して固定する金属バンドを備え、
前記弁付きノズルは前記金属バンドに固定される
ことを特徴とする請求項2に記載のクロージャ。
【請求項4】
前記クロージャ内のガスを外部に放出するリリーフバルブを備える
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のクロージャ。
【請求項5】
通信ケーブルの接続部を収納するクロージャの作製方法であって、
前記クロージャ内に絶縁性混和物を充填させる弁付きノズルを取付ける工程と、
前記弁付きノズルを介して前記絶縁性混和物を圧入する工程と
を有することを特徴とするクロージャの作製方法。
【請求項6】
前記絶縁性混和物を圧入する工程は、前記クロージャ内の内圧が大気圧より高い圧力状態で行われることを特徴とする請求項5に記載のクロージャの作製方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信用ケーブルの接続部を収納するクロージャの技術に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)【背景技術】
【0002】
地下設備内に配設される通信用のケーブルの接続部分は高気密構造のクロージャに囲われて保護される。さらに、通信ビルから地下ケーブル及びクロージャにガス(乾燥空気)を供給して内圧を高めることで、マンホールや管路の水没時にもケーブル及びクロージャ内に水が浸入しないように防いでいる。
【0003】
地下ケーブルの保守は、クロージャ内に圧力発信機を設置し、ガスの圧力を監視する。ガス漏洩が検知されると、保守作業者はガス漏洩が疑われる場所へ赴き、ガス漏洩箇所を補修する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6620216号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
地下ケーブル設備の経年変化等により、クロージャからガスが漏洩する事象が発生する場合がある。ガス漏洩により地下ケーブル及びクロージャの内圧が低下すると、漏洩箇所から水が浸入し、絶縁不良が生じて通信断につながる。ガス漏洩を検知すると、現地に赴いてクロージャを修理しなければならないため、保守作業者には、突発的な稼働が発生し負担が大きい。今後、保守稼働の平準化及び削減を進めるためには、ガス漏洩リスクの高いクロージャを中心に、予防保全的な手段を講じていくことが望ましい。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、水密性の高いクロージャを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るクロージャは、通信ケーブルの接続部を収納するクロージャであって、前記クロージャ内は絶縁性混和物で充填されていることを要旨とする。
【0008】
本発明に係るクロージャの作製方法は、通信ケーブルの接続部を収納するクロージャの作製方法であって、前記クロージャ内に絶縁性混和物を充填させる弁付きノズルを取付ける工程と、前記弁付きノズルを介して前記絶縁性混和物を圧入する工程とを有することを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、水密性の高いクロージャを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るクロージャの外観を模式的に示す斜視図である。
図1に示すA−A線に沿う断面を模式的に示す図である。
図1に示す弁付きノズルを取付ける工程を模式的に示す断面図である。
図1に示すクロージャ内に絶縁性混和物を圧入する工程を模式的に示す図である。
弁付きノズルの変形例1を模式的に示す斜視図である。
変形例1の弁付きノズルの取付け部分の断面を模式的に示す図である。
図1に示すクロージャの変形例2の外観を模式的に示す斜視図である。
図1に示すクロージャを作製する手順を示すフローチャートである。
絶縁性混和物をその自重で充填する方法の主な工程を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。複数の図面中同一のものには同じ参照符号を付し、説明は繰り返さない。
【0012】
図1は、本発明の実施形態に係るクロージャの外観を模式的に示す斜視図である。図1に示すクロージャ100は、通信用のケーブルL1とケーブルL2の接続部を収納するものであり、例えば、マンホール内に配置される。ケーブルL1,L2は、被覆部材を取り除いた心線11,12を露出させ、それぞれの先端部分は接続部20で接続される。
【0013】
接続部20は、ケーブルL1,L2がメタルケーブルの場合は例えばPATコネクタで接続される。また、ケーブルL1,L2が光ケーブルの場合はMTコネクタにより接続される。
【0014】
図1に示すクロージャ100は、円筒形状のスリーブ本体1、クロージャ100の両端でケーブルL1,L2のそれぞれを把持する端面板2、クロージャ100を側面方向から押圧して固定するステンレスバンド3、及び弁付きノズル4を備え、クロージャ100の内部は絶縁性混和物5で充填されている。
【0015】
スリーブ本体1は、上下2つの半円筒形状のスリーブ本体1a,1bを組み合わせて構成される。スリーブ本体1a,1bの合わせ目には、スリーブガスケット(図示せず)が配置されている。
【0016】
端面板2は、ケーブルL1,L2を通すための開口部2cを備え、上下2つの半円形状の端面板2a,2bを組み合わせて構成される。端面板2は、通すケーブルL1,L2の本数やサイズに応じたものを任意に選択して用いる。例えば、接続部においてケーブルを2つに分岐する場合、分岐側には2つの開口部を備える端面板を用いる。
【0017】
ステンレスバンド3は、ケーブルL1,L2のそれぞれを把持した端面板2a,2bを上下から挟むスリーブ本体1a,1bの外周に巻き付けられ、ネジ3aで締め付けられる。ステンレスバンド3は、ケーブルL1,L2の延伸方向の例えば両端部に設けられ、スリーブ本体1の外周を押圧して固定される。
【0018】
弁付きノズル4は、スリーブ本体1の外側からスリーブ本体1を貫通して取り付けられる。弁付きノズル4とスリーブ本体1の間は、例えば接着剤が塗布されて封止される。
【0019】
弁付きノズル4を取付けた後は、通信ビルからケーブルL1を介してガスが供給されるのでクロージャ100の内部は大気圧よりも高い圧力になる。その状態において、外部からクロージャ100内に絶縁性混和物5を充填させる。絶縁性混和物5は、弁付きノズル4を通じて圧入される。
【0020】
絶縁性混和物5はいわゆる樹脂と称されるものである。例えば、2液を混合して一定時間経過後に凝固するSUDコンパウンド等を用いることができる。
【0021】
クロージャ100内に絶縁性混和物5が充填されると、ケーブルL1,L2の接続部20の周囲も絶縁性混和物5で覆われる。したがって、ケーブルL1,L2の接続部20が水に晒されることがなくなる。
【0022】
以上説明したように本実施形態に係るクロージャ100は、ケーブルL1,L2の接続部20を収納するクロージャであって、外部からクロージャ100内に絶縁性混和物5を充填させる弁付きノズル4を備え、クロージャ100内は絶縁性混和物5で充填されている。これにより、水密性の高いクロージャを提供することができる。
【0023】
図2は、図1に示すA−A線に沿う断面を模式的に示す図である。図2において、ケーブルL1,L2は側面図で表している。
【0024】
図2に示すように、弁付きノズル4は、スリーブ本体1の一部を貫通して外側から取付けられる。例えば、弁付きノズル4とスリーブ本体1の間は接着剤6で接着して封止される。
【0025】
弁付きノズル4の取付け口4aの先端部分には刃が形成されている。また、弁付きノズル4の圧入口4bのフランジの内側にはクロージャ100の内部から外側に圧力が噴出しないように逆止弁4cが設けられている。図2に示す逆止弁4cは、平板形状の弁が開閉するチェックバルブ(check valve)の例を示すが、ボール弁であってもよい。
【0026】
次に、弁付きノズル4の取付け方法について説明する。
【0027】
(弁付きノズルの取付け)
図3は、弁付きノズル4をスリーブ本体1に取付ける凡その工程を模式的に示す断面図である。図3(a)は、弁付きノズル4を取付ける前のスリーブ本体1を示す。図3(b)は、スリーブ本体1に仮穴を開けた様子を示す。図3(c)は、弁付きノズル4を取付けた後の様子を示す図である。
【0028】
図3(a)に示すように、スリーブ本体1は所定の厚みを持つ例えばポリプロピレン(PP)で構成される。弁付きノズル4を取付ける前のクロージャ100の内部は、通信ビルからケーブルL1を経由して供給されるガス(図示せず)で満たされている。
【0029】
その状態で、弁付きノズル4を取付ける位置のスリーブ本体1の表面に仮穴1cを開ける。図3(b)に示すように、仮穴1cは、スリーブ本体1の厚さを考慮した刃物状の治具を用いて(図示せず)開けられる。
【0030】
次に、取付け口4aを仮穴1cに挿入し、弁付きノズル4を回転させながら押し込む。取付け口4aの先端部分の刃は、仮穴1c部分の薄くなったスリーブ本体1の一部を切り落とす。すると、弁付きノズル4は、取付け口4aのフランジをスリーブ本体1の表面に突き当て、刃をクロージャ100の内部に突出させる。その後、弁付きノズル4は、取付け口4aのフランジの外側とスリーブ本体1の表面との間に接着剤6を塗布することで固定される。
(【0031】以降は省略されています)

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