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公開番号2021133931
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210913
出願番号2020028768
出願日20200221
発明の名称機器
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 25/04 20060101AFI20210816BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】簡易な構成でタンク内の水を好適に放出する機器を提供する。
【解決手段】機器10は、ベース面と液体を内部空間Sに貯留するタンク30と、を備える。前記タンク30は、前記内部空間Sに液体を入れる供給口31と、前記内部空間Sから前記ベース面に液体を放出する放出口32とを備え、前記タンク30は、前記内部空間Sを、前記供給口31を含む第1内部空間S1と前記放出口32を含む第2内部空間S2とを分ける仕切り部材40を備え、前記仕切り部材40は、前記第1内部空間S1と前記第2内部空間S2とを接続する複数の孔部、および、複数の開閉部41を備え、前記複数の開閉部41は、その少なくとも1つが、他の前記開閉部41に対し供給口31の中心と放出口32の中心の2点を含む平面を隔てた位置に設けられる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ベース面と
液体を内部空間に貯留するタンクと、を備えた機器であって、
前記タンクは、前記内部空間に液体を入れる供給口と、前記内部空間から前記ベース面に液体を放出する放出口とを備え、
前記タンクは、前記内部空間を、前記供給口を含む第1内部空間と前記放出口を含む第2内部空間とを分ける仕切り部材をさらに備え、
前記仕切り部材は、前記第1内部空間と前記第2内部空間とを接続する複数の孔部、および、前記複数の孔部を開閉可能に構成される複数の開閉部を備え、
前記複数の開閉部は、その少なくとも1つが、他の前記開閉部に対し供給口の中心と放出口の中心の2点を含む平面を隔てた位置に設けられる
機器。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記開閉部は、第1開閉部および第2開閉部を含み、
前記機器が所定状態に配置されていない場合に、前記第1開閉部および前記第2開閉部の一方が開放状態になるように形成される
請求項1に記載の機器。
【請求項3】
前記開閉部の一端は、回動可能に前記仕切り部材に取り付けられる
請求項1または2に記載の機器。
【請求項4】
前記開閉部の他端は、重りが設けられる
請求項1〜3のいずれか一項に記載の機器。
【請求項5】
前記タンクは、前記第2内部空間に前記開閉部の他端を係合する係合部を備える
請求項4に記載の機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液体を利用する機器に関する。
続きを表示(約 6,500 文字)【背景技術】
【0002】
水タンク内の水を利用して、所定の用途目的を達成する機器が知られている。特許文献1は、水タンク内の水を蒸気として衣類に当ててしわを伸ばす衣類スチーマの構成を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017−6205号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
衣類スチーマにおいて、タンク内の水が十分に排出されない場合がある。特許文献1に記載される衣類スチーマは、タンクに第1給水路および第2給水路を設けることで衣類スチーマの使用状態に応じて適切な排出口から水が排出される。しかし、排出口を複数設けることによりタンクを含む衣類スチーマの構成が煩雑になる可能性がある。
本開示は、上記課題を解決するための発明であり、簡易な構成でタンク内の水を好適に放出する機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に関する機器は、ベース面と液体を内部空間に貯留するタンクと、を備えた機器であって、前記タンクは、前記内部空間に液体を入れる供給口と、前記内部空間から前記ベース面に液体を放出する放出口とを備え、前記タンクは、前記内部空間を、前記供給口を含む第1内部空間と前記放出口を含む第2内部空間とを分ける仕切り部材をさらに備え、前記仕切り部材は、前記第1内部空間と前記第2内部空間とを接続する複数の孔部、および、前記複数の孔部を開閉可能に構成される複数の開閉部を備え、前記複数の開閉部は、その少なくとも1つが、他の前記開閉部に対し供給口の中心と放出口の中心の2点を含む平面を隔てた位置に設けられる。
【発明の効果】
【0006】
本開示に関する機器によれば、簡易な構成でタンク内の水を好適に放出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態の機器の側面図。
図1の機器のハウジングカバーを除去した状態を示す側面図。
図2のタンクの拡大図。
図3のタンクの断面図。
機器を所定状態で配置した場合のタンクの内部を示す断面図。
機器を傾斜状態で配置した場合のタンクの内部を示す断面図。
図6のタンクの内部を表す部分拡大図。
機器を傾斜状態で配置した場合のタンクの内部を示す断面図。
機器を傾斜状態で配置した場合のタンクの内部を示す断面図。
機器を傾斜状態で配置した場合のタンクの内部を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(機器が取り得る形態の一例)
本開示に関する機器は、ベース面と液体を内部空間に貯留するタンクと、を備えた機器であって、前記タンクは、前記内部空間に液体を入れる供給口と、前記内部空間から前記ベース面に液体を放出する放出口とを備え、前記タンクは、前記内部空間を、前記供給口を含む第1内部空間と前記放出口を含む第2内部空間とを分ける仕切り部材をさらに備え、前記仕切り部材は、前記第1内部空間と前記第2内部空間とを接続する複数の孔部、および、前記複数の孔部を開閉可能に構成される複数の開閉部を備え、前記複数の開閉部は、その少なくとも1つが、他の前記開閉部に対し供給口の中心と放出口の中心の2点を含む平面を隔てた位置に設けられる。
上記機器によれば、孔部および開閉部が供給口の中心と放出口の中心の2点を含む平面を隔てた位置に設けられるので、タンク内の水が好適に移動できる。このため、簡易な構成でタンク内の水を好適に放出することができる。
【0009】
前記機器の一例によれば、前記開閉部は、第1開閉部および第2開閉部を含み、前記機器が所定状態に配置されていない場合に、前記第1開閉部および前記第2開閉部の一方が開放状態になるように形成される。
上記機器によれば、第1開閉部および第2開閉部の一方は、開放状態であるのでタンク内の水が好適に移動できる。
【0010】
前記機器の一例によれば、前記開閉部の一端は、回動可能に前記仕切り部材に取り付けられる。
上記機器によれば、開閉部の構成を簡易にできる。
【0011】
前記機器の一例によれば、前記開閉部の他端は、重りが設けられる。
上記機器によれば、開閉部の開閉を重力方向の力により実現できる。
【0012】
前記機器の一例によれば、前記タンクは、前記第2内部空間に前記開閉部の他端を係合する係合部を備える。
上記機器によれば、開閉部の他端を固定して開放状態を維持できる。
【0013】
(実施の形態)
以下、図1〜図10を参照して実施の形態の機器10について説明する。
本実施の形態の機器10は、機器の内部に貯留される液体を利用することで種々の効果を得る。好ましくは、電気的に稼働する家電製品である。液体の一例は、水である。機器10は、例えばスチームアイロン、ヘアドライヤ、および、電気ケトルである。図1に示される家電製品の例は、スチームアイロンである。以下では、機器10をスチームアイロンとして説明する。機器10を構成する主な要素は、ハウジングカバー11、ベース面20、および、タンク30である。なお、機器10を所定状態において配置するとは、ベース面20が水平になるように配置される状態を含む。機器10を所定状態において配置した場合のベース面20側を下側と表現し、ベース面20側と反対側を上側と表現する場合がある。また、機器10を所定状態以外で配置した場合、機器10を傾斜状態で配置すると表現する場合がある。
【0014】
ハウジングカバー11は、機器10の外観を構成し、機器10を構成する種々の要素を収容する。ハウジングカバー11内に収容される種々の要素は、例えば制御部、記憶部、電源部、検出部、ポンプ、および、ヒータの少なくとも1つである。制御部は、例えばマイクロコンピュータであり、ポンプおよびヒータの出力量の制御を実行する。記憶部は、例えば揮発性メモリであり、ポンプおよびヒータの制御に必要な情報を記憶する。操作部は、ボタンまたはスイッチにより構成され例えばポンプおよびヒータの出力量を変更するための操作信号を制御部に対して出力する。電源部は、電力を供給するバッテリである。機器10が外部電源と接続される場合、電源部の構成を省略できる。外部電源と機器10とは、電力線により接続される。検出部は、例えばサーミスタでありベース面20の温度およびヒータの温度を検出する。ポンプは、例えばタンク30内の液体を気化室14へ移動させる。ヒータは、気化室14の液体を加熱してスチームを形成する。ヒータの一例は、PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータである。ハウジングカバー11を構成する材料は、耐熱性を備えた任意の材料が選択される。一例では、ハウジングカバー11を構成する材料は、ポリカーボネートである。ハウジングカバー11は、ユーザが握ることに適した把持部12を形成する。把持部12には、例えば電源部による電力の供給のオンおよびオフ状態を変更する操作信号を出力する操作部13が設けられる。
【0015】
ベース面20は、例えば衣類と接触または非接触の状態において、衣類に対してスチームを供給する。一例ではポンプが駆動され、ポンプの駆動に伴ってタンク30内の液体が気化室14に供給され、気化室14内の液体がヒータで加熱されることによりスチームが生成される。生成されたスチームは、スチーム通路を通過し、ベース面20に設けられた開口を介して外部に噴出される。ベース面20は、例えばアルミニウム金属により構成される。好ましくは、ベース面20とハウジングカバー11との間には、断熱部材が設けられる。
【0016】
図2〜図4を参照して、タンク30について説明する。タンク30はハウジングカバー11内に設けられ、内部空間Sに液体を貯留する。液体の一例は、水である。タンク30は、タンク30の内部空間Sに液体を供給する供給口31およびタンク30の内部空間Sに存在する液体を放出する放出口32を備える。供給口31は、図示しない蓋により開閉可能に構成される。放出口32は、図示しないバルブにより開閉可能に構成される。放出口32は、例えば気化室14と接続される。タンク30は、耐水性を備える任意の材料により構成される。一例では、タンク30を構成する材料は、ポリカーボネートである。タンク30は、機器10に対して取り外し可能に構成されていてもよい。好ましくは、機器10が所定状態で配置された場合に、供給口31の位置は放出口32の位置よりも上方向に高い位置に設けられる。供給口31および放出口32の形状は、任意の形状である。一例では、供給口31および放出口32の形状は、円形状である。タンク30の形状は、任意であるが、ユーザによる供給口31への液体の供給が容易であることが好ましい。一例では、タンク30の形状は、供給口31が突出した形状を備える。供給口31と放出口32とは、内部空間Sを挟んで最も長い距離に構成されることが好ましい。
【0017】
図5に示されるとおり、タンク30は、内部空間Sを第1内部空間S1および第2内部空間S2に分離する仕切り部材40をさらに備える。仕切り部材40の材料は、例えばポリカーボネートである。第1内部空間S1は、供給口31を含み放出口32を含まない。第2内部空間S2は、放出口32を含み、供給口31を含まない。仕切り部材40は、第1内部空間S1と第2内部空間S2との間の液体の移動を抑制する。
【0018】
仕切り部材40は、孔部Hを備える。孔部Hは、第1内部空間S1と第2内部空間S2との間において、液体の移動を可能にする構成である。孔部Hは、例えば1つまたは2つ以上の複数個設けられる。一例では、孔部Hは仕切り部材40において第1孔部H1および第2孔部H2の2つ設けられる。
【0019】
仕切り部材40は、開閉部41をさらに備える。開閉部41は、孔部Hを開放状態または閉鎖状態に構成する。開閉部41は、開放状態において孔部Hを介した第1内部空間S1と第2内部空間S2との間の液体を移動可能に構成される。開閉部41は、閉鎖状態において孔部Hを介した第1内部空間S1と第2内部空間S2との間の液体が移動不可能に構成される。開閉部41を構成する材料は、例えばポリプロピレンである。開閉部41の形状は、閉鎖状態において孔部Hにおける液体の移動を不可能にすることに適した形状である。一例では、開閉部41の形状は、孔部Hの面積よりも大きい長方形状である。
【0020】
開閉部41は、第1端部41Aおよび第2端部41Bを備える。第1端部41Aは、仕切り部材40と連結される。開閉部41は、第1端部41Aを中心として回動可能に構成される。第2端部41Bは、仕切り部材40と連結されない。好ましくは、第2端部41Bは、重りWを備える。重りWは、例えば比重の大きい金属で形成される。重りWにより、開閉部41が重力方向の力により回動する。第2端部41Bは、タンク30の第2内部空間S2に設けられる係合部Cと仕切り部材40との間で回動する。
【0021】
開閉部41は、第1孔部H1に設けられる第1開閉部42および第2孔部H2に設けられる第2開閉部43をさらに含む。図6を参照して、第1開閉部42および第2開閉部43の位置について説明する。図6のタンク30は、左側方向の傾斜状態に配置されている。図6のタンク30において、平面P1上にタンク30の供給口31の中心点および放出口32の中心点が存在する。少なくとも1つの孔部Hおよび開閉部41は、平面P1を挟んだ一方に設けられ、少なくとも1つの孔部Hおよび開閉部41は、平面P1を挟んだ他方に設けられる。
【0022】
図6および図7に示されるように、タンク30が左側方向の傾斜状態に配置される場合、第2孔部H2は、開放状態に構成される。第2開閉部43の第2端部41Bは、重力方向の力により係合部Cと係合する。一方で、第1孔部H1は、閉鎖状態に構成される。
【0023】
図8に示されるように、タンク30が右側方向の傾斜状態に配置される場合、第1孔部H1は、開放状態に構成される。第1開閉部42の第2端部41Bは、重力方向の力により、係合部Cと係合する。一方で、第2孔部H2は、閉鎖状態に構成される。
【0024】
図9に示されるように、タンク30が上向き方向の傾斜状態に配置される場合、第1孔部H1は、開放状態に構成される。第1開閉部42の第2端部41Bは、重力方向の力により、係合部Cと係合する。一方で、第2孔部H2は、閉鎖状態に構成される。
【0025】
図10に示されるように、タンク30が下向き方向の傾斜状態に配置される場合、第2孔部H2は、開放状態に構成される。第2開閉部43の第2端部41Bは、重力方向の力により、係合部Cと係合する。一方で、第1孔部H1は、閉鎖状態に構成される。
【0026】
本実施の形態の機器10の使用方法について説明する。
ユーザは、図5に示される所定状態にタンク30を配置して供給口31から液体を供給する。ユーザは、操作部13を操作して機器10の使用を開始する。ベース面20からスチームが出力されることに伴い、内部空間Sに存在する液体が減少する。ユーザは、所定状態以外の姿勢で機器10を使用時にスチームの出力が少ないと認識した場合に、図9に示されるようにタンク30が上向き方向の傾斜状態になるように機器10を配置する。第1内部空間S1に存在する液体が、第1孔部H1を介して第2内部空間S2に移動する。ユーザは、引き続き所定状態または傾斜状態に配置して機器10を使用する。機器10の使用終了時には、図10に示されるタンク30が下向き方向の傾斜状態に配置する。第2内部空間S2に存在する液体が、第2孔部H2を介して第1内部空間S1に移動する。ユーザは、使用終了時に残る第1内部空間S1内の液体を供給口から排出する。
【0027】
本実施の形態の機器10によれば、さらに以下の効果が得られる。
使用終了時に、第2内部空間S2から第1内部空間S1に容易に液体が移動できるので、タンク30が機器10から取り外しができない場合でも、供給口31を介して容易に液体を排出できる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本開示に関する機器は、例えば美容装置および健康装置などの液体を利用する家庭用および業務用の家電製品等の機器に利用できる。
【符号の説明】
【0029】
10 :機器
12 :ベース面
30 :タンク
31 :供給口
32 :放出口
40 :仕切り部材
41 :開閉部
42 :第1開閉部
43 :第2開閉部
H :孔部
S :内部空間
S1 :第1内部空間
S2 :第2内部空間
P1 :平面

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