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公開番号2021133132
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210913
出願番号2020033633
出願日20200228
発明の名称便座装置
出願人株式会社アイシン
代理人
主分類A47K 13/30 20060101AFI20210816BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】便座の座面の温度ムラを抑制する。
【解決手段】便座の中空部内において、便座の上部部材12aと便座の座面を振動させる振動子20との間に空間50が形成されるように、振動子20を便座の上部部材12aに固定する固定部21と、便座の中空部内に配置され、便座へ熱を伝える発熱部材(ヒータ線19aヒータアルミ部19b、アルミテープ19c)と、を備え、発熱部材は空間50に配置して、発熱部材の熱をまんべんなく便座へ伝えることができるようにした。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
中空部を有する便座と、
前記便座を振動させる振動子と、
前記中空部内において前記便座の上部部材と前記振動子との間に空間が形成されるように前記振動子を前記上部部材に固定する固定部と、
前記中空部内に配置される発熱部材と、を備え、
前記発熱部材は前記空間に配置される、
便座装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記固定部は、前記振動子を収容する収容空間を形成する収容部と、前記中空部内において前記上部部材から立設され前記収容部と結合するリブ部とを備える、
請求項1に記載の便座装置。
【請求項3】
前記発熱部材は、熱を前記便座へ伝えるヒータ線と、前記ヒータ線を前記便座の前記上部部材に固定し且つ前記ヒータ線の熱を前記便座に伝導するヒータアルミ部と、前記固定部の前記リブ部の周りに配置されるアルミテープとを有する、
請求項2に記載の便座装置。
【請求項4】
前記振動子を前記収容部に圧接するように付勢する弾性部材を更に備える、
請求項2に記載の便座装置。
【請求項5】
前記収容部は孔部を有し、
前記弾性部材は、前記収容空間外に配置され、前記孔部を介して前記振動子を付勢する、
請求項4に記載の便座装置
【請求項6】
前記弾性部材は前記収容空間内に配置される、
請求項4に記載の便座装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、便座装置に関する。
続きを表示(約 5,300 文字)【背景技術】
【0002】
便座装置に、利用者の便意を促進させるように振動機能を備える場合がある。より具体的には、先行技術文献1に記載のように、振動子を便座の座面となる上部部材の内面に直接貼り付けていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018−187322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている構成では、便座ヒータが搭載されている便座装置に適用すると、上部部材において、振動子を貼り付けた箇所が温まらない温度ムラが発生する。
【0005】
つまり、ヒータ機能を有する便座装置の便座中空部内に振動子を配置すると、配置部分に熱を伝えるヒータの設置が困難になるため、振動子が設置されているところとそうでないところで便座の座面に温度ムラができてしまう。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、便座の座面の温度ムラを抑制することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の便座装置は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
【0008】
本発明の便座装置は、中空部を有する便座と、便座を振動させる振動子と、中空部内において便座の上部部材と振動子との間に空間が形成されるように振動子を上部部材に固定する固定部と、中空部内に配置され便座へ熱を伝える発熱部材と、を備え、発熱部材は空間に配置される、ことを特徴とするものである。これにより、便座を振動させる振動子を設置した場合でも、発熱部材からの熱による温度ムラを抑制して、まんべんなく便座へ伝えることができる。
【0009】
また、本発明の便座装置において、固定部は、振動子を収容する収容空間を形成する収容部と、中空部内において上部部材から立設され収容部材と結合するリブ部とを備えてもよい。これにより、振動子を収容した収容部を便座の上面に接触しないように保持することができ、発熱部材を配置するための空間を効率的に形成することができる。
【0010】
また、本発明の便座装置において、発熱部材は、熱を便座へ伝えるヒータ線と、ヒータ線を便座の上部部材に固定し且つヒータ線の熱を便座に伝導するヒータアルミ部と、固定部のリブ部の周りに配置されるアルミテープとを有しても良い。これにより、アルミテープにてヒータアルミ部と固定部のリブ部の間に生じる隙間が埋められ、温度ムラの発生をより効果的に抑制することができる。
【0011】
また、本発明の便座装置は、振動子を収容部に圧接するように付勢する弾性部材を更に備えてもよい。これにより、振動子の振動を効率よく便座へ伝達することができる。
【0012】
また、本発明の便座装置において、収容部は孔部を有し、弾性部材は、収容空間外に配置され、孔部を介して振動子を付勢してもよい。これにより、振動子の振動を効率よく便座に伝達することができる。
【0013】
また、本発明の便座装置において、弾性部材は収容空間内に配置されてもよい。これにより、振動子の振動を効率よく便座に伝達することができ、振動による振動子の移動を抑制することができる。また、便座内部の設計自由度を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1は第1の実施形態にかかる便座装置の使用状態の一例を示す外観斜視図である。
図2は第1の実施形態にかかる本体と便座の内部構成の一例を示す上面図である。
図3は第1の実施形態にかかる便座の中空部内構成の一例を示す図2のIII−III断面図である。
第1の実施形態にかかる振動子の設置構造の一例を示す図2のIV−IV断面図である。
図5は第2の実施形態にかかる振動子の設置構造の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
次に本発明を実施するための形態について説明する。
【0016】
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態にかかる便座装置10の使用状態の一例を示す外観斜視図である。
【0017】
便座装置10は、便器1の上に設置された状態で使用される。ここでは洋式の便器1に便座装置10を設置する例について説明する。本実施形態にかかる便座装置10は、図1に示すように、本体11、便座12、便蓋13、着座センサー14および操作ユニット15を備える。
【0018】
本体11は、便器1の後方に固定され、使用者の局部を洗浄する局部洗浄装置等を内蔵するユニットである。便座12は、使用者が着座する部分であり、本体11に対して回動自在に支持されている。また、図1には示されていないが、便座12は上部部材となる便座上板12aと便座下板12bとで画成される中空部を有し、中空部内には便座12を加熱する発熱部材19を有する。発熱部材19は、熱を便座へ伝えるヒータ線19aと、ヒータ線19aを便座12の便座上板12aに固定し、ヒータ線19aの熱を便座12に伝導するためのヒータアルミ部19bと、後述する振動子20を便座12の便座上板12aに固定するための固定部21のリブ部30a及び30bの周りに配置されるアルミテープ19cを有する。更に、便座12の中空部内には、使用者の便意を促進させること等を目的として便座12を振動させる振動子20が備えられる。便蓋13は、便座12と同様に本体11に対して回動自在に支持され、便座12の上部を覆う部材である。着座センサー14は、本体11に設置され、便座12に着座した使用者を検知するデバイスである。操作ユニット15は、使用者による局部洗浄機能や便座振動機能等に関する操作を受け付けるユニットである。
【0019】
図2は第1の実施形態にかかる本体11と便座12の内部構成の一例を示す上面図である。本体11および便座12は、その外郭を構成する筐体が樹脂等により構成され、内部に中空部を有している。また、本実施形態にかかる便座12の外郭は、便座上板12a(上部部材、図3参照)および便座下板12b(図3参照)が組付けられることで、構成される。本体11の中空部には、着座センサー14、制御回路16、局部洗浄装置17、配線18a、18b、18c、18d、18e等が配置されている。便座12の中空部には、発熱部材19(後述するヒータ線19aヒータアルミ部19b、アルミテープ19c)、振動子20、固定部21、が配置されている。
【0020】
制御回路16は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポート等を備える。制御回路16は、配線18aを介して着座センサー14と接続しており、着座センサー14からの検出信号を入力する。また、制御回路16は、配線18bを介して操作ユニット15と接続しており、操作ユニット15に設けられた各操作スイッチからの操作信号を入力する。操作ユニット15には、例えば局部洗浄装置17による洗浄動作を開始させる洗浄作動スイッチ15a、洗浄動作を停止させる洗浄停止スイッチ15b、振動子20の作動による便座振動の発生を開始させる便座振動発生スイッチ15c、振動の発生を停止させる便座振動停止スイッチ15d、ヒータ線19aによる便座12の温度を上げるヒータ高温スイッチ15e、便座12の温度を下げるヒータ低温スイッチ15f等の操作スイッチが設けられる。
【0021】
また、制御回路16は、配線18cを介して局部洗浄装置17と接続し、配線18dを介して振動子20と接続し、配線18eを介して発熱部材19と接続される。制御回路16は、着座センサー14からの検出信号、操作ユニット15からの検出信号に基づいて、局部洗浄装置17を制御する制御信号、振動子20を制御する制御信号、発熱部材19を制御する制御信号等を出力する。
【0022】
上記のように構成された便座装置10では、振動子20を用いて便座12に振動を発生させる動作が次のように行われる。例えば、制御回路16は、操作ユニット15の振動発生スイッチ15cが操作された場合に、振動子20に振動を発生させるための制御信号を出力する。振動子20は制御回路16からの制御信号に応じて振動し、便座12は振動子20の振動を受けて振動する。このとき、制御回路16は、着座センサー14からの検出信号に基づいて、使用者の着座が検知されていることを振動子20の作動条件としてもよい。あるいは、便座装置10が、振動を自動で発生させる自動振動モードを有するものとし、自動振動モードでは、制御回路16は、使用者の着座が検知されると振動子20の振動を開始させるものとしてもよい。また、制御回路16は、振動子20の作動中に操作ユニット15の便座振動停止スイッチ15dが操作されたと判定すると、振動子20の振動を停止させる。また、制御回路16は、使用者の着座が検知されていることを振動子20の作動条件とする場合には、使用者の着座が検知されなくなった場合に振動子20の作動を停止させればよい。
【0023】
図3は第1の実施形態にかかる便座12の中空部内構成の一例を示す図2のIII−III断面図である。便座12の中空部には、ヒータ線19a、ヒータアルミ部19b、アルミテープ19c、振動子20、固定部21が配置されている。本実施形態にかかる振動子20は、固定部21により、便座12の外郭を構成する便座上板12aの内壁面121との間に後述する空間50(図3参照)が形成されるように固定される。本実施形態にかかるヒータ線19a、ヒータアルミ部19b、アルミテープ19cは、上記空間50及び便座上板12aの内壁面121に配置される。
【0024】
図4は第1の実施形態にかかる振動子20の設置構造の一例を示す図2のIV−IV断面図である。
【0025】
図4に示すように、固定部21は収容部27とリブ部30a、30bを有する。便座上板12aには、便座12の中空部内において便座上板12aに対し垂直方向に立設するリブ部30a、30bが形成されている。本実施形態にかかるリブ部30a、30bは便座上板12aと一体に形成されているが、リブ部30a、30bの構成はこれに限定されるものではなく、リブ部30aおよびリブ部30bは便座上板12aに対し別部材であってもよく、ネジ等といった締結部材を用いて便座上板12aに対し垂直方向に組付けられてもよい。リブ部30aおよびリブ部30bにはそれぞれ、便座下板12b方向の端面に、収容部27と結合する結合部31a、31bを備える。
【0026】
また、便座下板12bには、便座12の中空部内において便座上板12aに対し垂直方向に立設するリブ部32を備える。本実施形態にかかるリブ部32は便座下板12bと一体に形成されているが、リブ部32の構成はこれに限定されるものではない。リブ部32は、後述する弾性部材25を固定するものである。リブ部32と弾性部材25の固定方法は特に限定されるものではない。リブ部32と弾性部材25は例えば、接着剤、ボルト等の適切な手段を用いて固定されればよい。
【0027】
本実施形態にかかる収容部27は、第1ケース部材221、第2ケース部材222、連結部材23a、連結部材23b、結合部材24a、結合部材24bを備える。
【0028】
第1ケース部材221は、断面凸形状の部材である。第1ケース部材221の両端部には連結部221a、連結部221bがそれぞれ形成されている。連結部221aおよび連結部221bは、連結部材23aおよび連結部材23bを貫通するように形成された孔である。
【0029】
第2ケース部材222は、板状の部材である。第2ケース部材222の両端部には連結部222a、連結部222bがそれぞれ形成されている。連結部222aおよび連結部222bは、連結部材23aおよび連結部材23bを貫通するように形成された孔である。
【0030】
第1ケース部材221の下面側に第2ケース部材222が接合されることにより、第1ケース部材221の凸形状部内に振動子20を収容する収容空間60が形成される。
(【0031】以降は省略されています)

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