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公開番号2021130965
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210909
出願番号2020026630
出願日20200219
発明の名称階段構造
出願人トヨタホーム株式会社
代理人特許業務法人太陽国際特許事務所
主分類E04H 1/02 20060101AFI20210813BHJP(建築物)
要約【課題】階段下の空間を隣接空間と一体的に使用することができる階段構造を得る。
【解決手段】階段構造は、下階14に設けられ各々の平面視形状がL字形状を呈して互いに対向する一対の間仕切壁28,30と、下階14の上側の上階16に設けられ互いに交差する向きに配置された2つの壁面を含んで構成される下がり天井壁32と、下階側が一対の間仕切壁28,30で支持されて、上階側が下がり天井壁32で支持される階段10と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
下階に設けられ各々の平面視形状がL字形状を呈して互いに対向する一対の間仕切壁と、
前記下階の上側の上階に設けられ互いに交差する向きに配置された2つの壁面を含んで構成される下がり天井壁と、
下階側が前記一対の間仕切壁で支持されて、上階側が前記下がり天井壁で支持される階段と、
を有する階段構造。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記階段の勾配が25°〜40°の範囲内であり、
前記一対の間仕切壁の上階側の第1空間が、隣接する前記上階の第2空間と一体化している、
請求項1に記載の階段構造。
【請求項3】
前記一対の間仕切壁の一部に囲まれる空間が、住宅設備を設置する住宅設備設置スペースとされている、
請求項1または請求項2に記載の階段構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物に設ける階段構造に関する。
続きを表示(約 4,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、建物の一階と二階を繋ぐ階段構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015−196952号公報
【0004】
上記先行技術の階段構造では、上層と下層との間に配置された枠状に形成された胴差を経るように、階段本体が下階から上階まで延びている。
また、この階段構造では、胴差に連続して床と天井とを繋ぐ間仕切り用の壁が備えられており、階段本体は、階段本体の側部を囲む胴差、及び胴差に連続する壁に固定されて支持されている。
したがって、上記先行技術の階段構造では、階段本体の配置されている空間が、隣接する他の空間と隔離されており、空間を有効的に使用する点で改善の余地があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、空間を有効的に使用することが可能な階段構造を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の階段構造は、下階に設けられ各々の平面視形状がL字形状を呈して互いに対向する一対の間仕切壁と、前記下階の上側の上階に設けられ互いに交差する向きに配置された2つの壁面を含んで構成される下がり天井壁と、下階側が前記一対の間仕切壁で支持されて、上階側が前記下がり天井壁で支持される階段と、を有する。
【0007】
請求項1に記載の階段構造では、階段の下階側が一対の間仕切壁で支持されて、階段の上階側が下がり天井壁で支持されている。
ここで、階段の下階側を支持する間仕切壁は、L字形状に形成されているため、一直線状に形成される場合に比較して、高い剛性を得ることができ、階段の下階側を効率的に支持することができる。
【0008】
また、階段の上階側を支持する下がり天井壁は、互いに交差する向きに配置された2つの壁面を含んで構成されているため、一直線状に形成される場合に比較して、高い剛性を得ることができ、階段の上階側を効率的に支持することができる。なお、互いに交差する向きに配置された2つの壁面は、互いに連結されて一体化されていてもよく、互いに離間されていてもよい。
【0009】
階段の上階側の下方部分には下がり天井壁が設けられており、下階においては、階段の上階側の下方の空間、言い換えれば、階段の降り口付近の階段下空間が開放され、該階段下空間を隣接する空間と一体的に使用することができ、空間が利用し易くなる。
なお、ここでいう「下がり天井壁」とは、壁の下端が床から離れているものである。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の階段構造において、前記階段の勾配が25°〜40°の範囲内であり、前記一対の間仕切壁の上階側の第1空間が、隣接する前記上階の第2空間と一体化している。
【0011】
請求項2に記載の階段構造では、階段の勾配が25°〜40°の範囲内とされた、所謂緩勾配階段であるため、階段の昇り口付近の天井高さを高くする必要がなくなる。
【0012】
例えば、階段の昇り口付近の天井高さが高くなると、天井の上に位置する上階の床を高くしなければならず、上階の第1の空間の上下方向の寸法が小さくなる、即ち、上階で利用できる第1の空間の容積が減少してしまう。
【0013】
一方、階段の勾配を25°〜40°の範囲内とすれば、階段の昇り口付近の天井高さを高くする必要がなくなり、天井の上に位置する上階の床を、他の部分に比較して高くする必要も無くなる。したがって、階段の昇り口付近の直上部における上階の第1の空間の容積が減少せず、該第1の空間を隣接する第2の空間と繋げて一体的に使用することができる。また、階段を緩勾配としているので、昇り口付近の上部に上階の床があっても、支障なく昇降することが可能となる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の階段構造において、前記一対の間仕切壁の一部に囲まれる空間が、住宅設備を設置する住宅設備設置スペースとされている。
【0015】
請求項3に記載の階段構造では、住宅設備を設置するための住宅設備設置スペースの一部を囲うように平面視形状がL字形状を呈した間仕切壁が隣接しているので、効率的に緩勾配の階段を設計することができると共に、一対の間仕切壁の一部に囲まれる空間を有効的に使用することができる。
【発明の効果】
【0016】
以上説明したように、請求項1に記載の階段構造によれば、階段下の空間を隣接空間と一体的に使用することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
第1の実施形態に係る階段構造が適用された階段の概略構成を示す斜視図である。
第1の実施形態に係る階段の概略構成を示す平面図である。
第1の実施形態に係る階段の昇り口付近の要部を概略的に示す斜視図である。
第1の実施形態に係る階段の中間部の要部を概略的に示す斜視図である。
第1の実施形態に係る階段の降り口付近の要部を概略的に示す斜視図である。
第1の実施形態に係る階段、及び下階の要部を概略的に示す斜視図である。
第1の実施形態に係る階段、及び上階の要部を概略的に示す斜視図である。
第2の実施形態に係る階段構造が適用された階段の概略構成を示す平面図である。
第2の実施形態に係る階段の概略構成を示す下階部分の正面図である。
第3の実施形態に係る階段構造が適用された階段の概略構成を示す平面図である。
第4の実施形態に係る階段構造が適用された階段の概略構成を示す平面図である。
リフォーム前の階段構造の概略構成を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
〔第1実施形態〕
図1〜図7を用いて、第1実施形態に係る階段構造が適用された階段10について説明する。図1には、第1の実施形態に係る階段構造が適用された階段10が斜視図にて概略的に示されており、図2には、階段10が平面図にて示されている。図3には、階段10の昇り口付近の要部が斜視図にて概略的に示されており、図4には、階段10の中間部の要部が斜視図にて概略的に示されており、図5には、階段10の降り口付近の要部が斜視図にて概略的に示されている。また、図6には、階段10、及び下階の要部が斜視図にて概略的に示されており、図7には、階段10、及び上階の要部が斜視図にて概略的に示されている。なお、図1〜7においは、階段10の要部が概略的に示されているため、要部以外の構成は適宜省略されている。
【0019】
これらの図に示されるように、本実施形態の階段10は、住宅12の内部に設置されており、図2の平面図で示すように、平面視でコ字状をなす折り返し階段とされており、住宅12の下階14と上階16とを繋いでいる。下階14は、一例として1階であり、上階16は、一例として2階であるが、下階14、及び上階16は、他の階であってもよい。
【0020】
図1に示すように、本実施形態の階段10は、下階14から図面の矢印B方向の斜め上側に向けて延びる下段としての第1階段部18、第1階段部18の上端に繋がる第1踊り場20、第1踊り場20から矢印R方向の斜め上側に向けて延びて第1階段部18と直交する中段としての第2階段部22、第2階段部22の上端に繋がる第2踊り場24、及び、矢印F方向の斜め上側に向けて延びて上階16に繋がり、第2階段部22と直交する上段としての第3階段部26を含んで構成されている。
【0021】
第1階段部18、第1踊り場20、第2階段部22、第2踊り場24、及び第3階段部26は、通常の木造階段と同様に構成されている。
【0022】
図3に示すように、第1階段部18は、側桁18A、踏板18B、蹴込板18C等を含んで構成されている。なお、側桁18Aは、下階14の床面から第1踊り場20の矢印B方向側の端部まで延設されており、矢印B方向側の先端が後述する間仕切壁28の第1壁部材28Aに接続されている。
【0023】
図4に示すように、第2階段部22は、側桁22A、踏板22B、蹴込板22C等を含んで構成されている。なお、側桁22Aは、第1踊り場20の矢印R方向側の端部から第2踊り場24の矢印R方向側の端部まで延設されており、矢印R方向側の先端が後述する下がり天井壁32の第1天井壁部材32Aに当接して固定されている。
【0024】
図5に示すように、第3階段部26は、側桁26A、踏板26B、蹴込板26C等を含んで構成されている。なお、側桁26Aは、第2踊り場24の矢印F方向側の端部から後述する下がり天井壁32の第2天井壁部材32Bまで延設されており、矢印F方向側の先端が後述する下がり天井壁32の第2天井壁部材32Bに当接して固定されている。
【0025】
本実施形態における階段10は、勾配が小さい、所謂緩勾配階段であり、その勾配θ(図5参照)は25°〜40°の範囲内に設定されている。
【0026】
図1に示すように、階段10は、下階14の昇り口付近が、平面視でL字形状とされた互いに対向する一対の間仕切壁28、30で支持され、上階16の降り口付近が、平面視でL字形状とされた下がり天井壁32で支持されている。
【0027】
(間仕切壁)
図1、及び図2に示すように、間仕切壁28は、下階14の床から下階14の天井に至る第1壁部材28Aと、第1壁部材28Aに直角に連結される第2壁部材28Bとで平面視でL字形状に形成されている。また、間仕切壁30は、下階の床から下階の天井に至る第1壁部材30Aと、第1壁部材30Aに直角に連結される第2壁部材30Bとで平面視でL字形状に形成されている。
【0028】
なお、この間仕切壁28、及び間仕切壁30は、階段荷重を支持できるように補強することができる。
【0029】
図3に示すように、第1階段部18の矢印L方向側に設けられる一方の側桁18Aは、間仕切壁28の第2壁部材28Bに対して側面から固定され、矢印R方向側に設けられる他方の側桁18Aは、第1階段部18に対応する部分が間仕切壁30の第2壁部材30Bに対して側面から固定されている。また、両方の側桁18Aの矢印B方向側の先端は、間仕切壁28の第1壁部材28Aに固定されている。
【0030】
図4に示すように、第2階段部22の矢印B方向側に設けられる一方の側桁22Aは、下端側の一部分が間仕切壁28の第1壁部材28Aに対して側面から固定されており、矢印F方向側に設けられる他方の側桁22Aは、下端側の一部分が間仕切壁30の第1壁部材30Aに対して側面から固定されている。
(【0031】以降は省略されています)

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