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公開番号2021127995
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210902
出願番号2020020835
出願日20200210
発明の名称長尺材の位置探索方法
出願人トヨタホーム株式会社
代理人個人,個人
主分類G01V 1/00 20060101AFI20210806BHJP(測定;試験)
要約【課題】面材の裏面側に並べられた長尺材の位置を好適に探索することができる長尺材の位置探索方法を提供する。
【解決手段】建物の床部においては、床面材28の裏面側に複数の床小梁26が所定の間隔で並べて設けられている。床面材28の表面側から床小梁26の位置を探索するに際しては探索具30を用いる。探索具30は、床面材28において床小梁26と重なる重なり部分28aの固有振動数と同じ振動数の振動を加えると共振する振動板32を有している。床小梁26の位置を探索する際には、探索具30を床面材28の表面に配置し、その配置状態で床面材28に衝撃を加え床面材28に振動を生じさせる。そして、床面材28に生じた振動により床面材28に配置された探索具30の振動板32が共振するか否かを確認する。これにより、振動板32の共振が確認された場合、床面材28における探索具30の位置に基づき、床小梁26の位置を探索する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
面材の裏面側にその面材を支持する複数の長尺材が所定の間隔で並べて設けられている建物に適用され、前記面材の表面側から前記長尺材の位置を探索具を用いて探索する長尺材の位置探索方法であって、
前記面材には、その厚み方向において前記長尺材と重なる重なり部分と、前記長尺材と重ならない非重なり部分とが存在しており、
前記探索具は、予め求められた前記重なり部分の固有振動数と同じ振動数の振動が加えられると共振する振動体を有しており、
前記探索具を前記面材の表面に接触させた状態で配置する配置工程と、
前記配置工程による前記探索具の配置状態で、前記面材に衝撃を加えることで当該面材に振動を生じさせる振動発生工程と、
前記振動発生工程により前記面材に生じた振動により前記面材に配置された前記探索具の前記振動体が共振するか否かを確認する確認工程とを備え、
前記確認工程により前記振動体の共振が確認された場合に、前記面材における前記探索具の位置に基づき前記長尺材の位置を探索することを特徴とする長尺材の位置探索方法。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記探索具は、前記振動体としての第1振動体を有する第1探索具であり、
その第1探索具と第2探索具とを用いて前記長尺材の位置を探索する長尺材の位置探索方法であって、
前記第2探索具は、予め求められた前記非重なり部分の固有振動数と同じ振動数の振動が加えられると共振する第2振動体を有し、
前記配置工程では、前記第1探索具と前記第2探索具とを前記各長尺材の並ぶ並び方向における同じ位置で前記面材の表面に接触させた状態で配置し、
前記振動発生工程では、前記配置工程による前記各探索具の配置状態で、前記面材に振動を生じさせ、
前記確認工程では、前記面材に生じた振動により前記面材に配置された前記各探索具の前記第1振動体及び前記第2振動体が共振するか否かを確認し、
前記確認工程により前記第1振動体の共振が確認されかつ前記第2振動体の共振が確認されなかった場合に、前記面材における前記各探索具の位置に基づき、前記長尺材の位置を探索することを特徴とする請求項1に記載の長尺材の位置探索方法。
【請求項3】
前記探索具は、支持部と、その支持部に片持ち支持された前記振動体としての振動板とを有し、
前記配置工程では、前記支持部を前記面材の表面に接触させた状態で前記探索具を配置することを特徴とする請求項1又は2に記載の長尺材の位置探索方法。
【請求項4】
面材の裏面側にその面材を支持する複数の長尺材が所定の間隔で並べて設けられている建物に適用され、前記面材の表面側から前記長尺材の位置を一対の探索具を用いて探索する長尺材の位置探索方法であって、
前記各探索具は、所定方向に並べられ固有振動数が互いに相違する複数の振動体を有しており、
前記各探索具を、各々の前記各振動体が前記長尺材の長手方向に並ぶ向きで、前記面材の表面に接触させた状態で配置する配置工程を備え、
前記配置工程では、前記各長尺材の並ぶ並び方向において前記面材における前記各探索具の間隔が前記所定の間隔よりも小さい間隔となるように、前記各探索具を配置し、
前記配置工程による前記各探索具の配置状態で、前記面材に衝撃を加えることで当該面材に振動を生じさせる振動発生工程と、
前記振動発生工程により前記面材に生じた振動により前記面材に配置された前記各探索具において前記各振動体のうちいずれが共振するかその共振する振動体を共振振動体として特定するとともに、特定した前記各探索具の前記共振振動体が互いに異なる固有振動数を有するものであるか否かを確認する確認工程とを備え、
前記確認工程により前記各探索具の前記共振振動体が異なる固有振動数を有するものであると確認された場合に、前記各共振振動体のうち固有振動数が高い側の共振振動体を有する前記探索具の前記面材における位置に基づき前記長尺材の位置を探索することを特徴とする長尺材の位置探索方法。
【請求項5】
前記各探索具は、前記所定方向に延びている長尺状の支持体を有しているとともに、その支持体に片持ち支持された複数の振動板をそれぞれ前記振動体として有しており、
前記配置工程では、前記各探索具を前記面材に配置する際、前記各探索具の前記支持体が前記長尺材の長手方向に延びる向きでそれら各支持体を前記面材の表面に接触させた状態で配置するとともに、前記各長尺材の前記並び方向において前記各探索具の前記支持体の間隔が前記所定の間隔とは異なる間隔となるように配置し、
前記各探索具において、前記各振動板は前記支持体から張り出す張出寸法が互いに相違しており、その相違によって前記各振動板の固有振動数が互いに相違していることを特徴とする請求項4に記載の長尺材の位置探索方法。
【請求項6】
前記各探索具において、前記各振動体は前記所定方向における一方側のものから他方側のものに向かって順に固有振動数が高くなるよう並べられており、
前記配置工程では、前記各探索具を前記面材に配置する際、前記各探索具において、前記長尺材の長手方向における一方側から他方側へ向けた前記各振動体の並び順が同じとなるよう配置することを特徴とする請求項4又は5に記載の長尺材の位置探索方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、面材の裏面側にその面材を支持する長尺材が並べて設けられている建物に適用され、面材の表面側から長尺材の位置を探索具を用いて探索する長尺材の位置探索方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
住宅等の建物には、床面材や天井面材、壁面材等の各種面材が設けられている。面材の裏面側には、その面材を支持する下地材が設けられている。下地材は所定の間隔で並べられた複数の長尺材を有している。
【0003】
建物では、リフォーム等により、面材に孔あけ加工等の加工を施すことがある。この場合、面材の加工は、面材の裏面側に配置された長尺材を回避した位置で行う必要がある。そのため、面材を加工する際には、予め長尺材が配置されている配置位置を確認しておく必要がある。
【0004】
長尺材は面材の裏面側に設けられているため、長尺材の位置を確認するには面材を取り外して確認する必要がある。ただ、面材を取り外す作業には多大な労力を要する。そこで、特許文献1には、電磁誘導方式の探査装置を用いて、面材の表面側から面材の裏面に配置された長尺の金属製ブレースを探査する方法が提案されている。この特許文献1の方法によれば、面材を取り外すことなく、長尺材の位置を確認することができるため、長尺材の位置の確認を比較的容易に行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010−60402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1の方法は、電磁誘導を利用したものであるため、探索対象である長尺材が磁気に反応する金属製のものでないと探索することができない。また、長尺材の周囲に磁気に反応する金属製の部材が存在する場合には、その部材を誤って長尺材と探索してしまうおそれがあり、その場合、長尺材の位置を探索することができない。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、面材の裏面側に並べられた長尺材の位置を好適に探索することができる長尺材の位置探索方法を提供することを主たる目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決すべく、第1の発明の長尺材の位置探索方法は、面材の裏面側にその面材を支持する複数の長尺材が所定の間隔で並べて設けられている建物に適用され、前記面材の表面側から前記長尺材の位置を探索具を用いて探索する長尺材の位置探索方法であって、前記面材には、その厚み方向において前記長尺材と重なる重なり部分と、前記長尺材と重ならない非重なり部分とが存在しており、前記探索具は、予め求められた前記重なり部分の固有振動数と同じ振動数の振動が加えられると共振する振動体を有しており、前記探索具を前記面材の表面に接触させた状態で配置する配置工程と、前記配置工程による前記探索具の配置状態で、前記面材に衝撃を加えることで当該面材に振動を生じさせる振動発生工程と、前記振動発生工程により前記面材に生じた振動により前記面材に配置された前記探索具の前記振動体が共振するか否かを確認する確認工程とを備え、前記確認工程により前記振動体の共振が確認された場合に、前記面材における前記探索具の位置に基づき前記長尺材の位置を探索することを特徴とする。
【0009】
面材の裏面側に複数の長尺材が並設されている構成では、面材において長尺材と重なる重なり部分と長尺材と重ならない非重なり部分とが存在する。かかる構成では、面材に振動が生じた際、重なり部分では長尺材と重なっている関係で非重なり部分よりも固有振動数が高くなると考えられる。
【0010】
また、面材と複数の長尺材とを有するパネルが予め規格化されたものである場合等には、そのパネルにおいて面材の重なり部分及び非重なり部分の固有振動数が明確となる。このため、かかる場合には、規格されたパネルを工場等で用意すれば、そのパネルを用いて振動試験等を行うことで予め重なり部分及び非重なり部分の固有振動数を求めておくことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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