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公開番号2021127897
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210902
出願番号2020024547
出願日20200217
発明の名称冷蔵庫
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人特許業務法人クシブチ国際特許事務所
主分類F25D 23/02 20060101AFI20210806BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】扉の共開きを抑制できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】開口部が設けられた貯蔵庫2と、開口部に設けられた一対の断熱扉4とを備え、一対の断熱扉4は、観音開き式扉であり、各断熱扉4の互いに対向している側面には、いずれも各断熱扉が閉じられたときに互いに密着することで貯蔵庫を封止するパッキンが設けられ、各パッキンには、いずれも磁石が収められる磁石収容部が設けられ、各磁石収容部は、いずれも互いに密着する密着面28A1を備え、各磁石収容部の少なくとも一方には、磁石の少なくとも一部を密着面28A1から遠ざける距離調節部50が設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
開口部が設けられた貯蔵庫と、前記開口部に設けられた一対の断熱扉とを備え、
一対の前記断熱扉は、観音開き式扉であり、
各前記断熱扉の互いに対向している側面には、いずれも各前記断熱扉が閉じられたときに互いに密着することで前記貯蔵庫を封止するパッキンが設けられ、
各前記パッキンには、いずれも磁石が収められる磁石収容部が設けられ、
各前記磁石収容部は、いずれも互いに密着する密着面を備え、
各前記磁石収容部の少なくとも一方には、前記磁石の少なくとも一部を前記密着面から遠ざける距離調節部が設けられている
ことを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記磁石収容部は、内部に前記磁石を収める収容空間が設けられ、
前記距離調節部は、前記収容空間側に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記距離調節部は、前記磁石の前記貯蔵庫の庫内側に位置する端部よりも前記貯蔵庫の庫外側に位置する端部を前記密着面から遠ざける
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記距離調節部は、前記収容空間側に膨出する突起状に形成されている
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 5,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、観音開き式扉を有する冷蔵庫には、左右の扉の中央に対峙するパッキンを取り付けて、パッキンに内蔵される磁石の吸着力によって、対峙する互いのパッキンを密着させ、左右の扉の中央に生じる隙間をシールするものが知られている。
このような冷蔵庫には、左右のどちらか一方の扉を開けたときに、もう片方の扉も開いてしまう共開きを抑制するために、磁石の対峙する箇所に面取り、またはラウンド形状を設け、接触面積を減らして摩擦抵抗を抑制するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002−310553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の冷蔵庫のように、摩擦抵抗を抑制するだけでは、磁石の磁力によって共開きが発生する虞があった。
本発明は、扉の共開きを抑制できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、開口部が設けられた貯蔵庫と、前記開口部に設けられた一対の断熱扉とを備え、一対の前記断熱扉は、観音開き式扉であり、各前記断熱扉の互いに対向している側面には、いずれも各前記断熱扉が閉じられたときに互いに密着することで前記貯蔵庫を封止するパッキンが設けられ、各前記パッキンには、いずれも磁石が収められる磁石収容部が設けられ、各前記磁石収容部は、いずれも互いに密着する密着面を備え、各前記磁石収容部の少なくとも一方には、前記磁石の少なくとも一部を前記密着面から遠ざける距離調節部が設けられていることを特徴とする冷蔵庫である。
【0006】
これによれば、磁石は、一部が密着部から遠ざけられて配置される。このため、左右のどちらか一方の扉を開けたときに、もう片方の扉も開いてしまう共開きを抑制することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、扉の共開きを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第一実施形態に係る冷蔵庫の正面図
一方の断熱扉の斜視図
封止部材の長手方向に直交する方向に沿った断面図
図1のIV−IV断面図
封止部材の一方の端部側を示す斜視図
封止部材の長手方向に直交する方向に沿った断面図
本発明の他の変形例に係る封止部材の長手方向に直交する方向に沿った断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
第1の発明は、開口部が設けられた貯蔵庫と、前記開口部に設けられた一対の断熱扉とを備え、一対の前記断熱扉は、観音開き式扉であり、各前記断熱扉の互いに対向している側面には、いずれも各前記断熱扉が閉じられたときに互いに密着することで前記貯蔵庫を封止するパッキンが設けられ、各前記パッキンには、いずれも磁石が収められる磁石収容部が設けられ、各前記磁石収容部は、いずれも互いに密着する密着面を備え、各前記磁石収容部の少なくとも一方には、前記磁石の少なくとも一部を前記密着面から遠ざける距離調節部が設けられていることを特徴とする冷蔵庫である。
【0010】
これによれば、各磁石同士の所定箇所の距離が離間することとなり、当該箇所においては、各磁石の磁力による吸着力が弱まる。このため、各密着面は、互いに密着した状態から、互いに摺動することが容易となり、各断熱扉の共開きを抑制できる。
本実施の形態において、磁力による吸着力とは、2つの磁石が磁力によって、互いに引き付けられる力の度合いを意味する。
【0011】
第2の発明は、前記磁石収容部は、内部に前記磁石を収める収容空間が設けられ、前記距離調節部は、前記収容空間側に設けられていることを特徴とする。
【0012】
これによれば、距離調節部は、密着面を平滑面としつつ、当該密着面から各磁石の所定箇所を遠ざける。このため、密着面同士が係合する等して断熱扉の開閉を妨げることが抑制される。
【0013】
第3の発明は、前記距離調節部は、前記磁石の前記貯蔵庫の庫内側に位置する端部よりも前記貯蔵庫の庫外側に位置する端部を前記密着面から遠ざけることを特徴とする。
【0014】
これによれば、貯蔵庫の庫内側では、距離調節部によって、各磁石の磁力による吸着力が弱められることが抑制される。このため、互いに密着した密着面において、貯蔵庫の庫内側に隙間が生じることを抑制できる。
【0015】
第4の発明は、前記距離調節部は、前記収容空間側に膨出する突起状に形成されていることを特徴とする。
【0016】
これによれば、距離調節部は、突起の高さを調節することで密着面と磁石との距離を調節することが可能である。このため、各磁石の磁力による吸着力を容易に調節できる。
【0017】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の正面図である。
冷蔵庫1は、図1に示すように、アンダーカウンター型の業務用冷蔵庫であり、当該冷蔵庫1は、貯蔵庫2と、複数の断熱扉4と、機械室5と、トップテーブル6と、を備えている。
貯蔵庫2は、断熱壁を備えた箱状部材であり、当該貯蔵庫2は、内部に貯蔵室が設けられ、前面が開口している。
【0018】
複数の断熱扉4は、貯蔵庫2の開口を閉塞する矩形状の扉部材である。本実施形態の冷蔵庫1は、一対の断熱扉4を備えており、これらの断熱扉4は、互いに一方の側面を隣接させて配置されている。また、各断熱扉4の上面及び下面には、各断熱扉4の他方の側面側に位置する箇所にヒンジ8が設けられている。これらのヒンジ8によって、一対の断熱扉4は、冷蔵庫1の左右方向に開閉可能となっている。すなわち、一対の断熱扉4は、観音開き扉となっている。
また、各断熱扉4の前面には、いずれも互いに隣接する側面側にハンドル10が設けられている。
【0019】
機械室5は、貯蔵庫2の側方に配置されている。当該機械室5の内部には、圧縮機、凝縮器、膨張器、蒸発器等の冷凍サイクルを構成する装置が収められており、これらの装置が駆動することによって、貯蔵室の内部に冷気が送り込まれる。
また、貯蔵庫2と、機械室5との上面には、トップテーブル6が取り付けられている。
【0020】
次いで断熱扉4について詳述する。
図2は、一方の断熱扉4の斜視図である。なお、図2は、断熱扉4の背面側から視た図となっている。
図3は、一方の断熱扉4と、取付ガイド部材24と、封止部材26とを示した分解斜視図であり、図4は、封止部材26の長手方向に直交する方向に沿った断面図である。なお、図3において、軟質材料で形成された側面パッキン28と、前面ひれ部32とには、説明の便宜上ドットを付している。
以下、一方の断熱扉4について説明するが、他方の断熱扉4についても同様の構成となっている。
断熱扉4は、図2に示すように、所定の厚さを有した平板状の部材であり、当該断熱扉4の前面と、両側面と、上面と、下面と、背面の外縁とは、いずれもステンレス鋼板等の金属によって一体に形成された扉外装板12によって構成されている。また、断熱扉4の背面中央部は、硬質樹脂で形成された扉内装板14によって構成されている。この扉内装板14は、断熱扉4の背面の外縁よりも、貯蔵室の内部側に突出している。
これらの扉外装板12、及び扉内装板14によって囲まれた空間には、発泡スチロールや硬質ウレタンフォーム等の断熱材16が充填されている。
なお、扉外装板12は、金属に限らずABS樹脂等の硬質樹脂で形成されていてもよい。
【0021】
断熱扉4の背面側の外縁(外周部分)には、全周に亘って外縁パッキン取付溝18が設けられている。この外縁パッキン取付溝18には、複数の外縁パッキン20が取り付けられている。
複数の外縁パッキン20は、ゴム等の軟質樹脂で形成され、断熱扉4の外縁の各辺に対応するように、それぞれが線状に成形されている。各外縁パッキン20の前面は、当該外縁パッキン20の長手方向全体に亘って滑らかに成形されており、また、各外縁パッキン20の背面には、当該外縁パッキン20の長手方向全体に亘って凸部20Aが突出して設けられている。
この凸部20Aが外縁パッキン取付溝18に挿入されることによって、各外縁パッキン20が扉外装板12に取り付けられる。
【0022】
また、各外縁パッキン20は、内部に空間を有した中空状に形成されている。この空間内の外縁パッキン20の前面側には、長手方向全体に亘って、断面矩形状の外縁マグネット収容部20Bが設けられている。さらに、この外縁マグネット収容部20Bには、4本の棒状の外縁マグネット22が収容されている。各外縁マグネット22は、断熱扉4の背面の各辺と同程度の長さ寸法を有しており、これらの外縁マグネット22は、各辺に沿って各外縁マグネット収容部20Bに挿通されている。
なお、外縁パッキン20は、線状に限らず、一体に成型された矩形の枠体であってもよい。
【0023】
次いで、断熱扉4の側面の構成について説明する。
以下、一方の断熱扉4の側面について説明するが、他方の断熱扉4についても同様の構成となっている。
図3に示すように、各断熱扉4の他方の断熱扉4に隣接する側の側面には、取付ガイド部材24を介して封止部材26が設けられている。
【0024】
取付ガイド部材24は、硬質材料としての硬質樹脂から形成されている。この取付ガイド部材24は、図4に示すように、断熱扉4の側面と同程度の長さ寸法を備え、断面がコ字状となるように成形されたレール状の部材であり、当該取付ガイド部材24は、上下方向が断熱扉4の上下方向に沿うように取り付けられている。また、この取付ガイド部材24の幅寸法は、断熱扉4の側面の幅寸法と同程度に形成されており、当該取付ガイド部材24は、底面24Aにおいて、数個所をねじ止めされることによって、断熱扉4の側面に固定されている。このため、断熱扉4の側面、及び取付ガイド部材24の底面24Aには、それぞれ複数のねじ孔12A、24Bが設けられている。
【0025】
取付ガイド部材24の貯蔵庫2の庫内側には、当該取付ガイド部材24の上下方向全体に亘って、筒状のパッキンガイド溝24Cが設けられている。このパッキンガイド溝24Cは、底面24Aから他方の断熱扉4の側面に向かって突出して設けられており、また、当該パッキンガイド溝24Cは、貯蔵庫2の庫内側に位置する箇所の一部が開放されている。パッキンガイド溝24Cには、後述する側面パッキン28が備える挿通部28F1が挿通されている。
【0026】
また、パッキンガイド溝24Cの断熱扉4の前面側には、後述するヒータ36を保持するヒータ保持部24Dが設けられている。このヒータ保持部24Dは、溝状に形成され、他方の断熱扉4の側面側が開放されている。
さらに、ヒータ保持部24Dの断熱扉4の前面側には、保持部係合片24Eが設けられている。この保持部係合片24Eは、断熱扉4の前面側に突出する爪状に形成されている。この保持部係合片24Eには、後述するカバー部30が備えるカバー部係合片30Bが係合される。
【0027】
取付ガイド部材24は、断熱扉4の前面側に係止部24Fが設けられている。この係止部24Fは、パッキンガイド溝24Cと同様に、底面24Aから他方の断熱扉4の側面に向かって突出して設けられており、当該係止部24Fは、先端が爪状に湾曲している。この係止部24Fは、後述するカバー部30が備える係止溝30Cに挿通されている。
【0028】
図5は、封止部材26の一方の端部側を示す斜視図である。なお、図5において、軟質材料で形成された側面パッキン28と、前面ひれ部32とには、説明の便宜上ドットを付している。
封止部材26は、図3、及び図5に示すように、側面パッキン28と、カバー部30と、前面ひれ部32とを備え、これらが一体に成形されることで形成されている。側面パッキン28と、カバー部30と、前面ひれ部32とは、同一の樹脂材で形成されている。本実施形態では、側面パッキン28と、カバー部30と、前面ひれ部32とは、いずれもポリ塩化ビニルによって形成されている。
この封止部材26は、取付ガイド部材24と同程度の長さ寸法を備え、断面がコ字状となるように成形されたレール状の部材であり、当該封止部材26は、上下方向が断熱扉4の上下方向に沿うように取り付けられている。
【0029】
側面パッキン28は、封止部材26の貯蔵庫2の庫内側に位置する箇所を構成しており、当該側面パッキン28は、弾性変形しやすく、柔軟性を有した軟質に形成されている。
この側面パッキン28は、断面がL字状に成形され、当該L字形状の角部に相当する箇所には、断面が矩形の空間を有するように区切られた側面マグネット収容部28Aが設けられている。以下、側面マグネット収容部28Aの内部の空間を収容空間Vとする。
【0030】
この側面マグネット収容部28Aには、側面マグネット34が挿通される。この側面マグネット34は、所定の長さを有した平板状の磁性体(磁石)であり、当該側面マグネット34は、長手方向の長さ寸法が側面パッキン28の長さ寸法と略同一となっている。
側面マグネット収容部28Aに挿通された側面マグネット34は、収容空間Vに配置される。
(【0031】以降は省略されています)

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