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公開番号2021127893
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210902
出願番号2020024460
出願日20200217
発明の名称製氷機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人特許業務法人鷲田国際特許事務所
主分類F25C 1/00 20060101AFI20210806BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】オゾンガスの漏出を抑制することができる製氷機を提供すること。
【解決手段】製氷機は、水を供給する給水部と、給水部から供給された水を用いてオゾン水を生成する生成部と、生成部によって生成されたオゾン水を貯留する第1タンク部と、給水部から供給された水を貯めて、給水部と第1タンク部との間を水封する水封部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
水を供給する給水部と、
前記給水部から供給された前記水を用いてオゾン水を生成する生成部と、
前記生成部によって生成された前記オゾン水を貯留する第1タンク部と、
前記給水部から供給された前記水を貯めて、前記給水部と前記第1タンク部との間を水封する水封部と、を備える製氷機。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記水封部に貯められた前記水を前記第1タンク部に供給する供給管をさらに備え、
前記生成部は、前記供給管に配置されている、請求項1に記載の製氷機。
【請求項3】
前記給水部から前記水が前記水封部に供給されることによって前記水封部から流出した前記水を貯留する第2タンク部をさらに備え、
前記供給管は、一端が前記第2タンク部に接続され、前記第2タンク部を介して前記水封部に貯められた前記水を前記第1タンク部に供給する、請求項2に記載の製氷機。
【請求項4】
前記第2タンク部は、前記第1タンク部と並べて配置され、前記第2タンク部の水位が所定水位より高くなった場合に前記水を前記第1タンク部に放流する堰部を有している、請求項3に記載の製氷機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、製氷機に関する。
続きを表示(約 4,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、貯水タンクに貯留された水を用いてオゾン水を生成し、このオゾン水を用いて貯水タンク内を洗浄する製氷機が記載されている。貯水タンクに貯留される水は、例えば水道管などの一次側の配管から供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014−9833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した製氷機においては、貯水タンクに貯留されたオゾン水からオゾンガスが発生する。しかしながら、このオゾンガスが一次側の配管に漏出した場合、オゾンに対して腐食しやすい金属に影響を及ぼすことが考えられる。
【0005】
本開示は、オゾンガスの漏出を抑制することができる製氷機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本開示における製氷機は、水を供給する給水部と、給水部から供給された水を用いてオゾン水を生成する生成部と、生成部によって生成されたオゾン水を貯留する第1タンク部と、給水部から供給された水を貯めて、給水部と第1タンク部との間を水封する水封部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の製氷機によれば、オゾンガスの漏出を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態に係る製氷機の構成を示す概要図である。
図1に示す貯水タンクの断面図である。
本開示の第2実施形態の製氷機に係る貯水タンクの断面図である。
本開示の第3実施形態の製氷機に係る貯水タンクの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
以下、本開示の製氷機の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、製氷機1の構成を示す概要図である。なお、本明細書においては説明の便宜上、図1における上側および下側をそれぞれ製氷機1の上方および下方とし、左側および右側をそれぞれ製氷機1の左方および右方として説明する。製氷機1は、アイスディスペンサである。
【0010】
製氷機1は、冷媒サイクル部10、製氷部20、水を貯留する貯水タンク30、オゾン水生成部40、ドレインパン50および制御装置60を備えている。
【0011】
冷媒サイクル部10は、冷凍サイクルによって貯水タンク30から供給される水を冷却して、氷を製造するものである。冷媒サイクル部10は、圧縮機11、凝縮器12、膨張弁13、および、冷却器14(蒸発器)、並びに、製氷時に圧縮機11が駆動することにより、この順に冷媒が循環する冷媒配管15を備え、冷凍サイクルを構成するものである。冷却器14は、製氷部20の一部を構成する。
【0012】
製氷部20は、氷を製造するものである。製氷部20は、冷却円筒21、冷却器14、オーガ22、駆動装置23、ホッパ24、シャッタ25、および、シュータ26を備えている。
【0013】
冷却円筒21は、ステンレスによって円筒状に形成されている。冷却円筒21の外周には、製氷時に冷媒が流れる管状の冷却器14が巻き付けられている。冷却円筒21の内側には、オーガ22(回転刃)が冷却円筒21と同軸に、かつ、冷却円筒21に対して相対的に回転可能に配置されている。
【0014】
オーガ22の下端部は、下部軸受22aによって回転可能に支持されている。一方、オーガ22の上端部は、上部軸受22bによって回転可能に支持されている。駆動装置23は、オーガ22を回転させるものである。
【0015】
ホッパ24は、冷却円筒21から導出された氷を貯留するものである。ホッパ24は、中空の箱状に形成されている。ホッパ24の底面には、冷却円筒21の上端が接続されている。また、ホッパ24の底部において、上部軸受22bが保持されている。この上部軸受22bには、冷却円筒21の内側とホッパ24の内側とを接続し、通過する氷を圧縮する通路(不図示)が設けられている。また、ホッパ24には、ホッパ24に貯留された氷を放出する放出口24aが形成されている。
【0016】
冷却円筒21の内側に貯水タンク30に貯留された水が供給されて、冷却器14によって冷却されることにより、冷却円筒21の内周面に氷が生成される。この氷が、回転駆動するオーガ22によって削り取られるとともに、下方から上方に向けて移送される。さらに、この氷が上部軸受22bの通路を通過するときに圧縮されることにより、氷片が生成される。この氷片がホッパ24内に導出されて貯留される。
【0017】
シャッタ25は、ホッパ24の放出口24aを開閉するものである。シャッタ25によって放出口24aが開放されたとき、ホッパ24に貯留された氷が放出口24aから放出される。シャッタ25によって放出口24aが閉鎖されたとき、ホッパ24に貯留された氷の放出が規制される。シャッタ25は、ソレノイド25aによって駆動される。
【0018】
シュータ26は、筒状に形成され、放出口24aから放出された氷を下方に案内するものである。
【0019】
貯水タンク30は、図1および図2に示すように、給水部31、タンク部32、および、フロートスイッチ33を備えている。給水部31とタンク部32とは一体的に形成されている。
【0020】
給水部31は、タンク部32に水を供給するものである。給水部31は、タンク部32の上側にて、中空の箱状に形成されている。給水部31の上壁には、第1配管51の第1端が接続されている。第1配管51の第2端は、給水栓51aを介して、水道管(不図示)が接続されている。第1配管51には、ノーマルクローズ型の第1電磁弁51bが配置されている。
【0021】
第1電磁弁51bが通電されることにより開状態になった場合、水道管の水が第1配管51を介して給水部31内に供給される。第1電磁弁51bの通電状態は、制御装置60によって制御される。
【0022】
また、給水部31の右側部には、給水部31の内外を連通させる開口部31aが形成されている。また、給水部31の右側部には、開口部31aと連通する第2配管52の第1端が接続されている。第2配管52の第2端は、後述する第5配管55に接続されている。
【0023】
また、給水部31の底壁には、給水部31内に供給された水をタンク部32に導出する導出部31bが形成されている。導出部31bの下端は、下方に向けて開口する。
【0024】
タンク部32は、給水部31から供給された水を貯留するものである。タンク部32は中空の箱状に形成され、第1貯留部32aおよび第2貯留部32bが、第1堰部32a1によって仕切られて左右方向に並べて形成されている。第1貯留部32aは、「第2タンク部」の一例である。第2貯留部32bは、「第1タンク部」の一例である。第1堰部32a1は、「堰部」の一例である。
【0025】
第1貯留部32aは、給水部31の下方に配置され、給水部31から導出された水を貯留するものである。第1貯留部32aの上壁に、給水部31の導出部31bが配置されている。また、第1貯留部32aに内側には、水封部32cが設けられている。
【0026】
水封部32cは、給水部31から供給された水を貯めて、給水部31と第2貯留部32bとの間を水封するものである。水封部32cは、導出部31bの下端を囲むように形成されている。水封部32cは、上方を開放する箱状に形成され、底面が導出部31bの下端に対向し、かつ、上端が導出部31bの下端より上方に位置するように配置されている。
【0027】
水封部32cの水位Lcが導出部31bの下端より上方に位置した場合、導出部31bの下端が水封部32cに貯められた水によって塞がれるため、導出部31bが水封される。導出部31bの下端と水封部32cの上端との上下方向の距離は、水封部32cが満水の状態から第1所定時間の間、給水部31から給水されない場合においても、水封部32cの水位Lcが導出部31bの下端より下がらない距離に設定されている。第1所定時間は、オゾン水生成部によって生成されたオゾン水が水に戻る時間およびオゾン水から発生したオゾンガスが分解されて酸素になる時間より長い時間に設定されている。
【0028】
また、水封部32cの水位Lcが、水封部32cの上端より高くなった場合、水封部32cに貯められた水が、水封部32cの上端を乗り越えて、第1貯留部32aに流出する。すなわち、第1貯留部32aは、給水部31から水封部32cに給水されることによって水封部32cから流出した水を貯留する。
【0029】
第1堰部32a1は、第1貯留部32aと第2貯留部32bとの間の側壁である。第1堰部32a1の上端は、水封部32cの上端より下方に位置するように設定されている。第1貯留部32aの上側の空間と、第2貯留部32bの上側の空間とは、第1堰部32a1の上方にて連通している。第1貯留部32aの水位Laが所定水位Lsより高くなった場合、第1堰部32a1は、第1貯留部32aに貯留された水を第2貯留部32bに放流する。所定水位Lsは、第1堰部32a1の上端と同じ高さである。
【0030】
第2貯留部32bは、第1貯留部32aから放流された水を貯留するものである。第2貯留部32bの底壁には、第3配管53の第1端が接続されている。第3配管53の第2端は、貯水タンク30および冷却器14よりも下方にて冷却円筒21に接続されている。
(【0031】以降は省略されています)

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