TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2021127869
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210902
出願番号2020023493
出願日20200214
発明の名称熱交換器
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人
主分類F28F 9/02 20060101AFI20210806BHJP(熱交換一般)
要約【課題】チューブとタンクとの接合部分における歪みを十分に低減することのできる熱交換器、を提供する。
【解決手段】熱交換器10は、積層方向に沿って並ぶ複数のチューブ130と、それぞれのチューブ130が接続されたタンク110と、を備える。タンク110は、チューブ130を挿通するための挿通穴402が複数形成されている平坦部400を有する。挿通穴402の周囲にはバーリング部410が形成されている。バーリング部410とチューブ130とが互いに接合されている接合領域BDの、チューブ130の長手方向に沿った外側の端部から、平坦部400の平坦面401までの距離を接合距離としたときに、熱交換器10は、幅方向に沿ったチューブ130の端部となる位置において、接合距離が最も小さくなるように構成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
熱媒体と空気との間で熱交換を行う熱交換器(10)であって、
内部を熱媒体が通る管状の部材であって、積層方向に沿って並ぶように配置された複数のチューブ(130,230)と、
それぞれの前記チューブが接続されたタンク(110,210,120,220)と、を備え、
前記タンクは、前記チューブを挿通するための挿通穴(402)が複数形成されている部分であって、その内面の一部が平坦面(401)となるように形成されている平坦部(400)を有し、
前記タンクのうち前記挿通穴の周囲には、前記チューブの長手方向に沿って外側に突出するようバーリング部(410)が形成されており、
前記チューブの長手方向及び前記積層方向のいずれに対しても垂直な方向を、前記チューブの幅方向とし、
前記バーリング部と前記チューブとが互いに接合されている接合領域の、前記チューブの長手方向に沿った外側の端部から、前記平坦面までの距離を接合距離としたときに、
前記幅方向に沿った前記チューブの端部となる位置において、前記接合距離が最も小さくなるように構成されている熱交換器。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記接合領域のうち、前記幅方向に沿った端部よりも内側には、前記幅方向の位置に寄らず前記接合距離が一定となっている領域、である第1領域(411)が形成されており、
前記第1領域よりも、前記幅方向に沿った外側においては、前記第1領域から遠ざかるほど前記接合距離が小さくなる領域、である第2領域(412,413)が形成されている、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記積層方向に沿って見た場合において、
前記幅方向に沿った前記チューブの端部と、前記タンクのうち前記チューブの長手方向に沿った外側の端部と、が交差する点を第1点(P1)とし、
前記第1領域のうち、前記チューブの長手方向に沿った外側の端部であり、且つ前記幅方向に沿った前記第1点側の端部となる点を第2点(P2)としたときに、
前記第1点と前記第2点を繋ぐ直線の、前記チューブの長手方向に対してなす角度が、45度以上である、請求項2に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記チューブは、互いに対向する一対の平板状に形成された平板部(131,231)と、それぞれの前記平板部の前記幅方向に沿った端部同士を繋ぐように湾曲している湾曲部(132,133,232,233)と、を有し、前記平板部の法線方向が前記積層方向に沿うように配置されたものであり、
前記第1領域と前記第2領域との境界が、前記幅方向に沿って、前記平板部と前記湾曲部との境界、よりも前記平板部側となる位置に配置されている、請求項2に記載の熱交換器。
【請求項5】
前記第1領域と前記第2領域との境界と、前記平板部と前記湾曲部との境界と、の間の前記幅方向に沿った距離が3mm以内である、請求項4に記載の熱交換器。
【請求項6】
前記バーリング部のうち、前記チューブの幅方向に沿った端部を含む所定範囲には切り欠き(415)が形成されている、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項7】
前記チューブは、互いに対向する一対の平板状に形成された平板部と、それぞれの前記平板部の前記幅方向に沿った端部同士を繋ぐように円弧状に湾曲している円弧部(132,232)と、を有し、前記平板部の法線方向が前記積層方向に沿うように配置されたものであり、
前記所定範囲は、前記円弧部と対向する部分のうちの少なくとも一部である、請求項6に記載の熱交換器。
【請求項8】
前記チューブの長手方向に沿って見た場合において、
前記所定範囲が、
前記円弧部の曲率の中心を基準とした際に、前記幅方向に沿った前記チューブの端部となる点を挟む両側45度以内の範囲、として設定されている、請求項7に記載の熱交換器。
【請求項9】
前記バーリング部の先端には、前記チューブ側に行くほど前記タンク側に近づくような面取り(414)が施されている、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の熱交換器。
【請求項10】
前記バーリング部は、前記タンクとは別の部品として形成された後に、前記タンクに対して接合されたものである、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の熱交換器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、熱媒体と空気との間で熱交換を行う熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えばラジエータや蒸発器等のような熱交換器は、熱媒体の通る金属製のチューブを複数本備えている。熱交換器では、チューブの内側を通る熱媒体と、チューブの外側を通る空気との間で熱交換が行われる。
【0003】
複数のチューブは、タンクの挿通穴に挿通された状態で、タンクに対してろう接されている。タンクのうち上記の挿通穴の近傍には、チューブの長手方向に沿って突出するようにバーリング部が形成されることが多い。バーリング部は、タンクの内側に向けて突出するように形成されるのが一般的であるが、下記特許文献1に記載されているように、タンクの外側に向けて突出するように形成される場合もある。このような構成によれば、タンク内部における熱媒体の流路抵抗を低減することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第10215502号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような構成の熱交換器においては、熱媒体の温度に起因した熱膨張もしくは収縮に伴って、特にチューブとバーリング部との接合部分に歪みが生じる。チューブの断面が扁平形状となっている場合には、チューブの長辺側の接合部分に比べて、チューブの短片側の接合部分において特に大きな歪みが生じる傾向がある。これは、チューブの短辺側の部分においてはその剛性が比較的高いため、熱膨張等による変形時に、当該部分に応力が集中してしまうためと考えられる。
【0006】
上記特許文献1には、バーリング部の形状を工夫することで、接合部分の歪みを低減することについての記載がある。しかしながら、当該工夫によっては、歪みを十分に低減することは難しいと考えられる。チューブとタンクとの接合部分における歪みを低減することについて、上記特許文献1に記載されている構成は更なる改良の余地があった。
【0007】
本開示は、チューブとタンクとの接合部分における歪みを十分に低減することのできる熱交換器、を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る熱交換器は、熱媒体と空気との間で熱交換を行う熱交換器(10)である。この熱交換器は、内部を熱媒体が通る管状の部材であって、積層方向に沿って並ぶように配置された複数のチューブ(130,230)と、それぞれのチューブが接続されたタンク(110,210,120,220)と、を備える。タンクは、チューブを挿通するための挿通穴(402)が複数形成されている部分であって、その内面の一部が平坦面(401)となるように形成されている平坦部(400)を有する。タンクのうち挿通穴の周囲には、チューブの長手方向に沿って外側に突出するようバーリング部(410)が形成されている。チューブの長手方向及び積層方向のいずれに対しても垂直な方向を、チューブの幅方向とし、バーリング部とチューブとが互いに接合されている接合領域の、チューブの長手方向に沿った外側の端部から、平坦面までの距離を接合距離としたときに、この熱交換器は、幅方向に沿ったチューブの端部となる位置において、接合距離が最も小さくなるように構成されている。
【0009】
本発明者らが行った実験等によれば、幅方向に沿ったチューブの端部となる位置、における接合距離が大きい場合には、チューブの変形の仕方によっては上記端部の歪みが大きくなり過ぎて、端部が破損しやすくなるという知見が得られている。
【0010】
そこで、上記構成の熱交換器は、幅方向に沿ったチューブの端部となる位置において、接合距離が最も小さくなるように構成されている。これにより、端部を含む接合部分全体において生じる歪みを十分に抑制し、チューブの破損を防止することが可能となる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社デンソー
受液器
2か月前
株式会社デンソー
弁装置
28日前
株式会社デンソー
モータ
3か月前
株式会社デンソー
弁装置
3か月前
株式会社デンソー
モータ
3か月前
株式会社デンソー
モータ
3か月前
株式会社デンソー
冷凍機
3か月前
株式会社デンソー
モータ
4か月前
株式会社デンソー
弁装置
28日前
株式会社デンソー
モータ
3か月前
株式会社デンソー
モータ
1か月前
株式会社デンソー
制御装置
1か月前
株式会社デンソー
熱交換器
2か月前
株式会社デンソー
表示装置
1か月前
株式会社デンソーテン
入力装置
3か月前
株式会社デンソー
測距装置
3か月前
株式会社デンソー
駆動装置
18日前
株式会社デンソー
送風機器
1か月前
株式会社デンソー
回路基板
2か月前
株式会社デンソー
電子機器
2か月前
株式会社デンソーテン
接着部材
2か月前
株式会社デンソーテン
表示装置
3か月前
株式会社デンソー
中継装置
1か月前
株式会社デンソー
中継装置
3か月前
株式会社デンソー
回転電機
2か月前
株式会社デンソーエアクール
空調装置
3か月前
株式会社デンソー
車載装置
3か月前
株式会社デンソー
制御装置
2か月前
株式会社デンソー
制動装置
2か月前
株式会社デンソー
熱交換器
20日前
株式会社デンソー
制御装置
2か月前
株式会社デンソー
回転電機
3か月前
株式会社デンソー
中継装置
3か月前
株式会社デンソー
中継装置
3か月前
株式会社デンソー
車載構造
2か月前
株式会社デンソー
通信装置
3か月前
続きを見る