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公開番号2021124220
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210830
出願番号2020016316
出願日20200203
発明の名称冷蔵庫
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 23/00 20060101AFI20210802BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】従来の冷蔵庫は、低湿度状態になった場合に野菜ケースの湿気を逃さないようにするものであり、低湿度状態において加湿できない。そこで本開示は、野菜室の収納容器の内部を加湿できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】本開示における冷蔵庫は、野菜室と、野菜室に設けられた収納容器と、収納容器に設けられた加湿ユニットとを備え、加湿ユニットは収納容器の内部で結露により発生した水分を吸収し、水分を収納容器の内部に放出することを特徴とする。そのため、収納容器の内部を加湿できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
野菜室と、前記野菜室に設けられた収納容器と、前記収納容器に設けられた加湿ユニットとを備え、前記加湿ユニットは前記収納容器の内部で結露により発生した水分を吸収し、前記水分を前記収納容器の内部に放出することを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記野菜室は冷気を吐出する吐き出し口を備え、前記加湿ユニットは前記収納容器の内側壁面のうち前記吐き出し口から吐出された冷気が吹き付けられる壁面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記加湿ユニットは吸収部と放出部とを備え、前記吸収部で吸収した前記水分が前記放出部に移動することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記収納容器の背面の下側に設けられた前記吸収部と、前記収納容器の背面の上側に設けられた前記放出部と、前記野菜室の背面に冷気を吐出する吐き出し口とを備え、前記放出部の上部を前記冷気が流れることで前記放出部が前記水分を放出することを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記収納容器の天面の背面側に設けられた前記吸収部と、前記収納容器の天面の正面側に設けられた前記放出部とを備え、前記放出部の周囲は扉が開けられることで外気が侵入し温められ、湿度差による拡散により前記放出部が前記水分を放出することを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
毛細管現象によって前記水分が前記吸収部から前記放出部へ移動することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記加湿ユニットは不織布を有し、毛細管現象によって前記水分が前記吸収部から前記放出部へ移動することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、加湿ユニットを備えた冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 4,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、高湿度状態になった場合は野菜ケースの湿気を外部へと排出し、低湿度状態になった場合は野菜ケースの湿気を逃さないようにする冷蔵庫を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014−800号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の冷蔵庫は、低湿度状態になった場合に野菜ケースの湿気を逃さないようにするものであり、低湿度状態において加湿できない。
【0005】
そこで本開示は、野菜室の収納容器の内部を加湿できる冷蔵庫を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示における冷蔵庫は、野菜室と、野菜室に設けられた収納容器と、収納容器に設けられた加湿ユニットとを備え、加湿ユニットは収納容器の内部で結露により発生した水分を吸収し、水分を収納容器の内部に放出することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示における冷蔵庫は、収納容器の内部で結露により発生した水分を吸収し、水分を収納容器の内部に放出することができる。そのため、収納容器の内部を加湿できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図
実施の形態1における冷蔵庫の野菜室の縦断面図
実施の形態2における冷蔵庫の野菜室の縦断面図
実施の形態3における冷蔵庫の野菜室の縦断面図
実施の形態4における冷蔵庫の野菜室の縦断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、野菜や果物を野菜ケースに保存した場合でも、結露による水腐れを防止しながら、高湿度状態を保つことができるという技術として、野菜ケースに感湿透湿装置を設置し、高湿度状態になった場合は野菜ケースの湿気を外部へと排出し、低湿度状態になった場合は野菜ケースの湿気を逃さないようにするというものがあった。
【0010】
野菜等が多く収納容器の内部が高湿度状態の場合に、湿気を外部へ放出することは結露による水腐れのリスクを抑制でき有用である。しかしながら、野菜等が少なく収納容器の内部が低湿度状態となった場合は高湿化することができない。そのため、野菜等が乾燥してしまい、低品位となってしまうという課題があることを発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
【0011】
そこで、本開示は、結露による水腐れのリスクを抑制した上で、収納容器の内部を高湿度状態に保持する冷蔵庫を提供する。
【0012】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
【0013】
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【0014】
(実施の形態1)
以下、図1〜図2を用いて、実施の形態1を説明する。
【0015】
[1−1.構成]
図1および図2において、冷蔵庫1の断熱箱体2は、主に鋼板を用いた外箱3と、ABSなどの樹脂で成型された内箱4と、外箱3と内箱4との間の空間に充填発泡される例えば硬質発泡ウレタンなどの発泡断熱材とからなり、周囲と断熱し、複数の貯蔵室に区分されている。
【0016】
冷蔵庫1は、冷蔵室5と、切替室6と、製氷室7と、野菜室8と、冷凍室9とを備える。
【0017】
最上部には第一の貯蔵庫としての冷蔵室5が設けられる。冷蔵室5の下部に左右に並んで第四の貯蔵室としての切替室6と第五の貯蔵室としての製氷室7が横並びに設けられる。切替室6と製氷室7の下部に第二の貯蔵室としての野菜室8が設けられる。そして最下部に第三の貯蔵室としての冷凍室9が配置される構成となっている。
【0018】
冷蔵室5は、冷蔵保存のために凍らない温度を下限に通常1℃〜5℃とし、野菜室8は、冷蔵室5と同等もしくは若干高い温度設定の2℃〜7℃としている。冷凍室9は、冷凍温度帯に設定されており、冷凍保存のために通常−22℃〜−15℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で設定されることもある。切替室6は、1℃〜5℃で設定される冷蔵温度帯、2℃〜7℃で設定される野菜用温度帯、通常−22℃〜−15℃で設定される冷凍温度帯以外に、冷蔵温度帯から冷凍温度帯の間で予め設定された温度帯に切替えることができる。切替室6は製氷室7に並設された独立扉を備えた貯蔵室であり、引き出し式の扉を備えることが多い。
【0019】
尚、本実施の形態では、切替室6を、冷蔵、冷凍の温度帯までを含めた貯蔵室としているが、冷蔵は、冷蔵室5、野菜室8、冷凍は、冷凍室9に委ねて、冷蔵と冷凍の中間の上記温度帯のみの切替えに特化した貯蔵室としても構わない。また、特定の温度帯に固定された貯蔵室でも構わない。
【0020】
断熱箱体2の天面部は、冷蔵庫1の奥面方向に向かって階段状に凹みを設けた形状であり、この階段状の凹部に機械室2aを形成して圧縮機10、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクルの高圧側構成部品が収容されている。すなわち、圧縮機10を配設する機械室2aは、冷蔵室5内の最上部の後方領域に食い込んで形成されることになる。
【0021】
尚、本実施の形態における、以下に述べる発明の要部に関する事項は、従来一般的であった断熱箱体2の最下部の貯蔵室後方領域に機械室を設けて、そこに圧縮機10を配置するタイプの冷蔵庫に適用しても構わない。また、冷凍室9と野菜室8の配置を入れ替えた、いわゆるミッドフリーザーの構成の冷蔵庫1であっても構わない。
【0022】
次に、野菜室8と冷凍室9の奥面には冷気を生成する冷却室11が設けられる。野菜室8と冷却室11の間もしくは冷凍室9と冷却室11との間には、断熱性を有する各室への冷気の搬送風路(図示せず)と、各室と断熱区画するために構成された奥面仕切壁12が構成されている。
【0023】
冷却室11内には、冷却器13が配設されている。冷却器13の上部空間には強制対流方式により冷却器13で冷却した冷気を冷蔵室5、切替室6、製氷室7、野菜室8、冷凍室9に送風する冷却ファン14が配置されている。冷却器13の下部空間には、冷却時に冷却器13やその周辺に付着する霜や氷を除霜するためのガラス管製のラジアントヒータ15が設けられる。さらにその下部には除霜時に生じる除霜水を受けるためのドレンパン16、その最深部から庫外に貫通したドレンチューブ17が構成され、その下流側の庫外に蒸発皿18が構成されている。
【0024】
野菜室8には、野菜室8の引き出し扉19に取り付けられたフレームに載置された下段収納容器20と、下段収納容器20の上に載置された上段収納容器21が配置されている。
【0025】
上段収納容器21と第一の仕切壁22aの間には、奥面仕切壁12に構成された野菜室8用の吐き出し口23から吐出された冷気の風路が設けられている。吐き出し口23の付近には野菜室8内の温度を調節する目的で野菜室ヒータ24が配置される。
【0026】
さらに、下段収納容器20と下段収納容器20の下の第二の仕切壁22bとの間にも空間が設けられ冷気風路を構成している。野菜室8には、野菜室8内を冷却し熱交換された冷気が冷却器13に戻るための野菜室8用の吸い込み口25が設けられている。吸い込み口25の付近には温度センサ26が設置されている。
【0027】
図2において、加湿ユニット28は、吸収部29と、放出部30と、搬送部31とを備える。加湿ユニット28は、吸収部29と放出部30と搬送部31で一体となって構成されている。加湿ユニット28は、下段収納容器20を区画する壁面の内側に設けられる。例えば、加湿ユニット28は、下段収納容器20の内側壁面のうち吐き出し口23から吐出された冷気が吹き付けられる壁面に設けられる。
【0028】
吸収部29は、下段収納容器20の内部で結露により発生した水分を吸収し、蓄える役割を担っている。下段収納容器20の内部の背面の下側は、吐き出し口23から吐出される冷気により下段収納容器20内の空気の露点温度よりも温度が低く冷却され、結露が発生しやすい。この結露により発生した水分を吸収できるように、吸収部29は、下段収納容器20の内部の背面の下側に設けられる。また、吸収部29は、結露により発生した水分を吸収しやすくするように例えば不織布のような繊維材料で構成され、表面積を大きくしている。
【0029】
放出部30は、吸収した水分を下段収納容器20の内部へ放出する役割を担っている。下段収納容器20の内部の背面の上側は、吐き出し口23から吐出された乾燥冷気が、上段収納容器21と下段収納容器20の隙間から導入される。そのため、下段収納容器20の内部の背面の上側周囲の雰囲気は、吸収部29および搬送部31の周囲の雰囲気よりも低湿度となる。吸収した水分を放出できるように、放出部30は、下段収納容器20の内部の背面の上側に設けられる。また、放出部30は、水分を放出しやすくなるように例えば不織布のような繊維材料で構成され、表面積を大きくしている。
【0030】
搬送部31は、吸収部29で吸収し、蓄えた水分を毛管力により放出部30まで移動させる役割を担っている。ここで毛管力とは、毛細管現象が生じるための力である。搬送部31は、吸収部29と放出部30を連結する位置に設けられる。搬送部31は、例えば不織布のような繊維材料で構成される。
(【0031】以降は省略されています)

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