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公開番号2021121705
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210826
出願番号2020014599
出願日20200131
発明の名称建物における遮音構造
出願人トヨタホーム株式会社
代理人個人,個人
主分類E04B 1/82 20060101AFI20210730BHJP(建築物)
要約【課題】上階部で発生した床衝撃音が下階部に伝わるのをより確実に抑制することができる建物における遮音構造を提供する。
【解決手段】建物10は、一階部分14と二階部分15とを有する二階建てとなっており、一階部分14の天井面材27と二階部分15の床面材28との間には階間空間33が形成されている。階間空間33には、制振材53と吸音材54とが設けられている。制振材53は、天井面材27を支持する天井小梁25をその上方から覆うように設けられ、天井小梁25を挟んだ両側においてそれぞれ天井面材27上に載置されている。また、吸音材54は、制振材53を上方から覆うようにして設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上下に隣接する下階部及び上階部を備える建物に適用され、
前記下階部の天井面材と前記上階部の床面材との間には階間空間が形成され、
前記階間空間には、前記天井面材を上方から支持する天井支持梁をその上方から覆うように制振材が設けられているとともに、その制振材を上方から覆うように吸音材が設けられていることを特徴とする建物における遮音構造。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記制振材は、前記天井支持梁の上面に載置された梁載置部と、前記天井支持梁を挟んだ両側において前記天井面材の上面に載置された一対の天井載置部とを有していることを特徴とする請求項1に記載の建物における遮音構造。
【請求項3】
前記下階部及び前記上階部がそれぞれ建物ユニットにより構成されているユニット式の建物に適用され、
前記下階部の前記建物ユニットは、横並びに設けられた複数の天井小梁を前記天井支持梁として有しているとともに、それら各天井小梁によって支持された前記天井面材を有しており、
前記制振材は前記天井小梁を上方から覆うように設けられ、
前記吸音材はその制振材を上方から覆うように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物における遮音構造。
【請求項4】
前記制振材は、前記天井支持梁ごとに複数設けられ、
前記吸音材は、それら複数の前記制振材をまとめて上方から覆った状態で設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の建物における遮音構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物における遮音構造に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
下階部と上階部とを有する多層階建てのユニット式建物では、下階部の天井面材と上階部の床面材との間に階間空間が形成されている。かかる建物では、上階部の床部に物が落下する等して衝撃音(床衝撃音)が発生した場合に、その床衝撃音が階間空間を介して下階部に伝わることが想定される。このため、かかる建物では、上階部の床部に制振ダンパ等を設けることで、上階部の床部で発生した衝撃音を低減する対策がとられていることがある。かかる対策によれば、上階部の床部において床衝撃音の低減を図ることで、床衝撃音が下階部へ伝わるのを抑制することが可能となっている。
【0003】
ところで、上述の構成において、上階部の床部で発生した床衝撃音が、制振ダンパ等により十分低減できなかった場合、低減しきれなかった音が階間空間を介して下階部へ伝わるおそれがある。そこで、このような点に鑑み、特許文献1には、下階部の天井面材の上面に吸音シートを貼り付けた構成が開示されている。この特許文献1の構成では、吸音シートが天井面材の上面においてその天井面材を上方から支持する各天井小梁の間ごとに配置されている。かかる構成によれば、上階部の床部において低減しきれなかった音が下階部の側に伝播した場合でも、その音を吸音シートにより吸収することができる。そのため、上階部から下階部への音の伝わりを抑制することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019−123988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記特許文献1の構成では、吸音シートが天井面材の上面において天井小梁の間ごとに配置されているため、上階部の床部において低減しきれなかった音が天井小梁を介して天井面材に固体伝播音として伝わるおそれがある。そのため、上記特許文献1の構成は下階部への音の伝わりを抑制する上で未だ改善の余地がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、上階部で発生した床衝撃音が下階部に伝わるのをより確実に抑制することができる建物における遮音構造を提供することを主たる目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決すべく、第1の発明の建物における遮音構造は、上下に隣接する下階部及び上階部を備える建物に適用され、前記下階部の天井面材と前記上階部の床面材との間には階間空間が形成され、前記階間空間には、前記天井面材を上方から支持する天井支持梁をその上方から覆うように制振材が設けられているとともに、その制振材を上方から覆うように吸音材が設けられていることを特徴とする。
【0008】
第1の発明によれば、下階部の天井面材と上階部の床面材との間の階間空間に、下階部の天井面材を上方から支持する天井支持梁をその上方から覆うように制振材が設けられている。この場合、上階部の床部で発生した衝撃音(床衝撃音)が下階部の天井支持梁に伝わったとしても、その音(特に重量床衝撃音)を制振材により低減することができる。このため、天井支持梁から天井面材に音が伝わるのを抑制することができる。
【0009】
また、階間空間には、さらに制振材を上方から覆うように吸音材が設けられている。この場合、上階部の床部で発生した床衝撃音が階間空間を介して下階部の側に伝わったとしても、その音(特に軽量床衝撃音)を吸音材により吸収することができる。そのため、その音が下階部の天井面材に伝わるのを抑制することができる。これにより、制振材と吸音材との組み合わせにより、上階部の床部で発生する重量床衝撃音及び軽量床衝撃音の双方について下階部へ伝わるのを抑制することができる。そのため、上階部で発生した床衝撃音が下階部へ伝わるのをより確実に抑制することができる。
【0010】
第2の発明の建物における遮音構造は、第1の発明において、前記制振材は、前記天井支持梁の上面に載置された梁載置部と、前記天井支持梁を挟んだ両側において前記天井面材の上面に載置された一対の天井載置部とを有していることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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