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公開番号2021121405
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210826
出願番号2021095138
出願日20210607
発明の名称炊飯器
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A47J 27/00 20060101AFI20210730BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】米の内鍋への供給時の落下において生じる衝撃で、米割れが生じることを低減することができる炊飯器を提供する。
【解決手段】本炊飯器は、米および水を収容する容器と、容器の内部に水を供給する給水部と、容器の内部に米を供給する給米部と、記給水部及び給米部の動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、給水部から供給される水で、給米部から供給される米の洗米動作を実行するように構成されるとともに、給米部による容器に対する米の供給の前に、給水部による容器に対する水の供給を行うように構成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
米および水を収容する容器と、
前記容器の内部に水を供給する給水部と、
前記容器の内部に米を供給する給米部と、
前記給水部及び前記給米部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記給水部から供給される水で、前記給米部から供給される米の洗米動作を実行するように構成されるとともに、前記給米部による前記容器に対する米の供給の前に、前記給水部による前記容器に対する水の供給を行うように構成された、炊飯器。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記容器の内部で上下に移動可能な攪拌部を備え、
前記制御部は、前記攪拌部を前記容器における上方位置である初期位置と、前記容器における下方位置である洗米位置との間を移動するように制御する、請求項1に記載の炊飯器。
【請求項3】
前記制御部は、前記給米部による米の供給の前に、前記攪拌部を前記初期位置から前記洗米位置に移動するよう構成された、請求項2に記載の炊飯器。
【請求項4】
前記制御部は、前記攪拌部を回転させて前記洗米動作を実行するよう構成された、請求項2または3に記載の炊飯器。
【請求項5】
前記攪拌部は、水平方向に延びる棒状の攪拌羽根を有する、請求項2から4のいずれか一項に記載の炊飯器。
【請求項6】
前記攪拌部の少なくとも一部が一体に構成され、前記容器の内部に排水口を配置して前記容器の内部の水を排水する排水部を備え、
前記制御部は、前記排水部の動作を制御する、請求項2から5のいずれか一項に記載の炊飯器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、自動で洗米する炊飯器に関する。
続きを表示(約 6,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電気調理器に取り付けられる回転体、および自動で洗米を実施する炊飯器を開示する。特許文献1に開示された回転体は、被攪拌物を攪拌するための攪拌部材を、回転軸の周りに回転させる構成を有する。また、特許文献1の回転体は、攪拌部材を起立状態又は倒伏状態に回動させるための回動機構を有している。この攪拌部材は、倒伏状態において、回転体の収容部に収容されるものである。また、収容部は、攪拌部材を固定するための固定部を有しており、この固定部が攪拌部材の回動中心近傍に設けられている。
【0003】
特許文献2は、米を水に浸漬する時間を管理する炊飯器を開示する。特許文献2に開示された炊飯器は、炊飯器本体と、炊飯器本体に収容される釜と、釜を加熱するためのヒーターと、炊飯器本体に設けられ釜の上面開口を閉鎖する状態と開放する状態とに開閉動作できる蓋とを有している。また、この炊飯器は、蓋を貫通して釜内へ入り込む給水管と、給水管に接続された開閉弁と、開閉弁を所定時間開いた後に閉じる開閉弁制御手段と、開閉弁制御手段が始動する時間を設定するタイマーと、給水管から水が釜内へ供給され洗米を行う際に釜内の水を排出する排水管と、給水管からの水の供給が停止した後に予め設定した水量となるまで釜内の水をサイフォン作用によって排出する排水量規定管と、ヒーターを所定時間作動させるヒーター制御手段と、備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014−61041号公報
特開2012−130614号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、米の内鍋への供給時の落下において生じる衝撃で、米割れが生じることを低減することができる炊飯器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る一態様の炊飯器は、
米および水を収容する容器と、
前記容器の内部に水を供給する給水部と、
前記容器の内部に米を供給する給米部と、
前記給水部および前記給米部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記給米部による前記容器に対する米の供給の前に、前記給水部による前記容器に対する水の供給を行うように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示における炊飯器は、内鍋に対する給米より先に給水部により水が供給されているため、内鍋内の水が緩衝材として作用して、内鍋の上方から供給された米が内鍋の底面や壁面に直接的に衝突することが少なくなり、米に加わる落下の衝撃が大幅に緩和される。そのため、本開示における炊飯器においては、米に加わる落下の衝撃が緩和され、米割れが生じることを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1の炊飯器(初期状態)の概略構成を模式的に示す縦断面図
実施の形態1の炊飯器(洗米時状態)の概略構成を模式的に示す縦断面図
実施の形態1における洗米・排水ユニットを模式的に記載した斜視図
実施の形態1における容器と洗米・排水ユニットを模式的に示す縦断面図
実施の形態1における炊飯動作前の洗米シーケンスを示すフローチャート
洗米準備動作時の状態を模式的に示す炊飯器の縦断面図
すすぎ動作の直前の状態を模式的に示す炊飯器の縦断面図
計量された米が内鍋に供給されている状態を模式的に示す炊飯器の縦断面図
内鍋に指定した量の米が供給された状態を模式的に示す炊飯器の縦断面図
内鍋の内部の水を排水している状態を模式的に示す炊飯器の縦断面図
すすぎ動作における排水が完了した後の状態を模式的に示す炊飯器の縦断面図
所定量の水が内鍋に供給された状態を模式的に示す炊飯器の縦断面図
洗米・排水ユニットが回転している状態を模式的に示す炊飯器の縦断面図
洗米動作における排水時の状態を模式的に示す炊飯器の縦断面図
洗米動作における攪拌部の攪拌と、排水部の排水とのタイミングを示すタイムチャート
洗米・排水ユニットが内鍋の内部を回転しつつ上昇している状態を模式的に示す炊飯器の縦断面図
洗米・排水ユニットの排出孔が炊飯水量位置まで移動した状態を模式的に示す炊飯器の縦断面図
内鍋の内部の水量が炊飯水量位置となった状態を模式的に示す炊飯器の縦断面図
洗米シーケンスの最後に洗米・排水ユニットが初期位置に配置された状態を模式的に示す炊飯器の縦断面図
実施の形態1における炊飯器の洗米シーケンスを示すタイムチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、炊飯器において、炊飯する内鍋の中で自動洗米する技術としては、回転軸の周りに回転させる回転体が、被攪拌物を攪拌するための攪拌手段を、起立状態又は倒伏状態に回動させるための回動機構を有する技術があった。この攪拌手段は、起立状態で洗米を実施し、洗米を実施した後、回転体を収容部に収容させる倒伏状態としていた。このように従来の技術としては、攪拌手段を洗米時は起立状態とし、炊飯時は倒伏状態として収容して、炊飯器が自動で洗米動作を実施できる構成であった。
【0010】
上記のように特許文献1の炊飯器においては、自動で洗米動作を実施する構成が開示されているが、既に米を収容した状態の内鍋の中で洗米動作を始める構成であるため、攪拌手段を起立状態にするときには、攪拌手段が米を鍋底に押し付ける構成であった。このため、攪拌手段の動作が割れ米を発生させる原因となっていた。
【0011】
特許文献2の炊飯器においては、炊飯器本体と、炊飯器本体に収容される釜と、釜を加熱するためのヒーターと、炊飯器本体に設けられ釜の上面開口を開閉できる蓋と、を有している。このような構成の従来の炊飯器においては、蓋を貫通して釜内へ入り込む給水管と、給水管に接続された開閉弁と、開閉弁を所定時間開いた後に閉じる開閉弁制御手段と、開閉弁制御手段が始動する時間を設定するタイマーと、給水管から水が釜内へ供給され洗米を行う際に釜内の水を排出する排水管と、給水管からの水の供給が停止した後に予め設定した水量となるまで排出する排水量規定管と、ヒーターを所定時間作動させるヒーター制御手段と、を備えていた。このように構成された炊飯器においては、設定された炊き上げの時間に応じて洗米動作を開始し、水流による洗米後に汚れと共に排水し、水加減を自動調整して炊飯動作を開始する構成であった。この炊飯器においては、予約された炊き上げ時間に米が腐敗した状態となること防ぐ目的で、米に対して所望の浸漬時間となるように管理する構成であった。
【0012】
上記のように、排水によって鍋内の水が炊飯量に合わせた水位となるように、排水管、並びに排水量規定管の位置を調整するために、排水部は常に米の上方に配置されている。このため、水よりも比重の大きい、糠や米でんぷんといった洗米によって出てくる汚れ成分を確実に排水するためには、大量の水を連続して給水して、強い水流により汚れ成分を上に押し上げる必要があった。
【0013】
そこで、本開示においては、洗米時における割れ米の発生を抑制しつつ、米の汚れを落として排水することができる洗米機能を実現することを目的とした。発明者らは、攪拌手段を米に対して上から下に押し付けるように移動させることなく、また水に沈んだ汚れを効率よく排出するためには、洗米開始時の米の下に予め攪拌手段と排水手段とを配置して、洗米動作および排水動作を実施するという着想を得た。そして、発明者らは、その着想を実現するには、攪拌手段である攪拌部と排水手段である排水部とを洗米時には鍋の下方に配置し、炊飯動作時には鍋の上方に配置することがよいという課題があることを発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
【0014】
本開示における炊飯器は、米や水よりも先に攪拌部が内鍋の底付近まで下りているため、攪拌部を下す際に米を押さえ付けるような動作はない。また、内鍋に対する給米より先に給水部により水が供給されているため、内鍋内の水が緩衝材として作用して、内鍋の上方から供給された米が内鍋の底面や壁面に直接的に衝突することが少なくなり、米に加わる落下の衝撃が大幅に緩和される。そのため、本開示における炊飯器においては、自動で洗米する際に生じるおそれがあった米割れを大幅に低減して、確実に所望の洗米動作を実施することができる。
【0015】
先ず始めに、本開示の炊飯器における各種態様を例示する。
本開示に係る第1の態様の炊飯器は、
米および水を収容する容器と、
前記容器の内部に水を供給する給水部と、
前記容器の内部に米を供給する給米部と、
前記給水部および前記給米部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記給水部から供給される水で、前記給米部から供給される米の洗米動作を実行するように構成されるとともに、前記給米部による前記容器に対する米の供給の前に、前記給水部による前記容器に対する水の供給を行うように構成されている。
【0016】
本開示に係る第2の態様の炊飯器は、前記の第1の態様において、前記容器の内部で上下に移動可能な攪拌部を備え、前記制御部は、前記攪拌部を前記容器における上方位置である初期位置と、前記容器における下方位置である洗米位置との間を移動するように制御するよう構成されてもよい。
【0017】
本開示に係る第3の態様の炊飯器は、前記の第2の態様において、前記制御部は、前記給米部による米の供給の前に、前記攪拌部を前記初期位置から前記洗米位置に移動するよう構成されてもよい。
【0018】
本開示に係る第4の態様の炊飯器は、前記の第2または第3の態様において、前記制御部は、前記攪拌部を回転させて前記洗米動作を実行するよう構成されてもよい。
【0019】
本開示に係る第5の態様の炊飯器の洗米シーケンスは、前記の第2から第4の態様におけるいずれかの態様において、前記攪拌部は、水平方向に延びる棒状の攪拌羽根を有するよう構成されてもよい。
【0020】
本開示に係る第6の態様の炊飯器の洗米シーケンスは、前記の第2から5の態様におけるいずれかの態様において、前記攪拌部の少なくとも一部が一体に構成され、前記容器の内部に排水口を配置して前記容器の内部の水を排水する排水部を備え、前記制御部は、前記排水部の動作を制御するよう構成されてもよい。
【0021】
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
【0022】
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
【0023】
以下、本開示の炊飯器およびの具体的な実施の形態として加熱源が誘導加熱である炊飯器について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本開示の炊飯器は、以下の実施の形態に記載した炊飯器の構成に限定されるものではなく、以下の実施の形態において説明する技術的特徴を有する技術的思想と同等の技術に基づく炊飯器の構成を含むものである。
【0024】
また、以下の実施の形態において示す数値、形状、構成、ステップ(工程、モード)、およびステップの順序等は、一例を示すものであり、発明を本開示の内容に限定するものではない。以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。なお、図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示している。
【0025】
(実施の形態1)
以下、図1〜図20を用いて、実施の形態1の炊飯器および洗米シーケンスについて説明する。実施の形態1の炊飯器は、炊飯機構と共に米びつを備えた洗米機構を有する構成であり、米計量、給水、給米、洗米、および炊飯がシーケンスとして自動的に行われる全自動炊飯器である。
【0026】
[1−1.全体構成]
図1および図2は、実施の形態1の炊飯器の概略構成を模式的に示す縦断面図である。図1に示す炊飯器は、給水および給米が行われていない初期状態を示している。図2は、洗米のための給水および給米が行われたときの状態を模式的に示している。
【0027】
図1および図2において、実施の形態1の炊飯器は、内鍋3を収容可能な炊飯器本体1と、炊飯器本体1の上部に開閉可能に設けられた蓋部2とを備えている。図1および図2に示す炊飯器において、左側が炊飯器の蓋部2が開く正面側であり、右側が炊飯器の背面側である。実施の形態1において、炊飯器本体1と蓋部2とにより筐体が構成され、筐体の内部に容器である内鍋3が収容される構成である。
【0028】
炊飯器本体1には、内鍋3を収容する外釜4を備える収容部5が設けられている。外釜4は、上面が開口し、有底の略円筒の形状を有している。収容部5には、内鍋3を加熱するための加熱源6が配設されている。加熱源6としては、例えば、誘導加熱方式の場合、内鍋3を収容する外釜4の外側(側面外側および/または底面外側)に誘導加熱用コイルが配設される。
【0029】
外釜4の底面には、外釜4に収容された内鍋3の底部が当接する鍋底温度センサ7が配設されている。鍋底温度センサ7は、例えば、弾性部材であるバネ等で鉛直上向きに付勢された構成を有する。内鍋3が外釜4に収容されたとき、内鍋3の加熱源6である誘導加熱用コイルの負荷の変動により、内鍋3が外釜4に収容されたことを検知する。
【0030】
炊飯器本体1の上部には蓋部2が開閉自在に取り付けられている。蓋部2は、炊飯器本体1の背面側に設けた弾性部材、例えば、バネにより開放方向に付勢された蓋ヒンジ8を介して回動自在に支持されている。炊飯器本体1の正面側には、回動自在に軸支されたフックボタン9(蓋部開放スイッチ)が配設されており、フックボタン9が蓋部2の一部と係合して、蓋部2が閉状態を維持する構成である。
(【0031】以降は省略されています)

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