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公開番号2021110114
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210802
出願番号2020001029
出願日20200107
発明の名称天井構造
出願人トヨタホーム株式会社
代理人特許業務法人太陽国際特許事務所
主分類E04B 1/00 20060101AFI20210705BHJP(建築物)
要約【課題】付設物の取り付けや吊り下げの自由度が高い天井構造を得る
【解決手段】天井構造は、建物の天井面12に線状に設けられる溝部14、52、60と、溝部14、52、60内に備えられ、溝部14、52、60内を可動な受具18、40、54、62と、受具18、40、54、62に対して着脱される吊り具16、38、64と、を備えている。天井面12に線状に設けられた溝部14、52、60内を受具18、40、54、62が可動とされているため、天井面12の全面に亘って、付設物の重量や形状、設置高さに応じた受具18、40、54、62及び吊り具16、38、64を使用して、多様な付設物を吊り下げることができ、付設物の取り付けや吊り下げの自由度の高い天井構造を得ることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建物の天井面に線状に設けられる溝部と、
前記溝部内に備えられ、前記溝部内を可動な受具と、
前記受具に対して着脱される吊り具と、
を有する天井構造。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
前記吊り具を複数の前記受具で支持する請求項1に記載の天井構造。
【請求項3】
前記吊り具と前記受具との着脱部間の幅に合わせて前記天井面の前記溝部が複数本平行に設けられている請求項2に記載の天井構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、天井構造に関する。
続きを表示(約 4,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、様々なバルコニー付設物の取り付けや吊り下げに都合がよく、機能的で美観に優れたバルコニーが開示されている。
【0003】
例えば、下記特許文献1には、床部分と手摺部分とを備えるバルコニーにおいて、床部分に立設されて手摺部分の上方に延設された複数本の支柱と、該支柱の上部を連結する複数本の横架材とからなるフレームが設けられ、該横架材にはバルコニー付設物を吊り下げるための吊り具を自在に係止しうるレール部が形成された構成が開示されている。支柱の上部を連結する横架材にレール部が形成されているため、バルコニー付設物にあわせた適当な形状の吊り具をレール部に係止し、これにバルコニー付設物を吊り下げることにより、バルコニーの上部空間を幅広く活用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000−027290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載のバルコニーでは、付設物の取り付けや吊り下げをするためのレール部が、支柱を架け渡すように、手摺部分の上方にのみ延設されているため、バルコニーの端部分にしかバルコニー付設物を掛けることができず、自由度が低い。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、付設物の取り付けや吊り下げの自由度が高い天井構造を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様に係る天井構造は、建物の天井面に線状に設けられる溝部と、前記溝部内に備えられ、前記溝部内を可動な受具と、前記受具に対して着脱される吊り具と、を有する。
【0008】
第2の態様に係る天井構造は、第1の態様において、前記吊り具を複数の前記受具で支持している。
【0009】
第3の態様に係る天井構造は、第2の態様において、前記吊り具と前記受具との着脱部間の幅に合わせて前記天井面の前記溝部が複数本平行に設けられている。
【0010】
第1の態様に係る天井構造によれば、建物の天井面に線状に溝部が設けられ、当該溝部内を受具が可動とされているため、溝部の任意の位置に受具を位置させて付設物を吊り下げることができる。また、受具に吊り具を着脱することにより付設物を吊り下げるものであるため、付設物の重量や形状、設置高さに応じた受具及び吊り具を使用して、多様な付設物を吊り下げることができる。
【0011】
第2の態様に係る天井構造によれば、吊り具を複数の受具で支持するため、単一の受具で支持する場合に比べ重量の大きい付設物を安定して吊り下げることができる。
【0012】
第3の態様に係る天井構造によれば、吊り具と受具との着脱部間の幅にあわせて天井面の溝部が設けられているため、例えば、複数の吊り具を離間して配置することにより、重量のある物干し竿等の長尺物を吊るすことが可能になる。
【発明の効果】
【0013】
以上説明したように、第1の態様に係る天井構造は、付設物の取り付けや吊り下げの自由度を向上させることができるという優れた効果を有する。
【0014】
第2の態様に係る天井構造は、より重量の大きい付設物を安定して吊り下げることができるという優れた効果を有する。
【0015】
第3の態様に係る天井構造は、複数の受具で吊り具を支持する場合に、比較的重量のある長尺な付設物を吊るすことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
第1実施形態に係る天井構造を示す全体斜視図である。
図1に示される天井構造の要部拡大図である。
図1に示される天井構造の底面図である。
図1に示される吊り具の取付状態を示す側面図である。
第2実施形態に係る天井構造を示す図4に対応する側面図である。
第3実施形態に係る天井構造を示す図2に対応する要部拡大図である。
第4実施形態に係る天井構造を示す図3に対応する底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
<第1実施形態>
以下、図1乃至図4を用いて、本発明に係る天井構造の第1実施形態について説明する。
【0018】
(天井構造の全体構成)
【0019】
まず、天井構造の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る天井構造を示す全体斜視図である。本実施形態に係る天井構造は、一例として集合住宅10に適用される。集合住宅10にはベランダが配設されており、建物外側に張り出されたベランダ床の上方には略矩形状の天井面12が配設され、ベランダ床の外周を囲むように手摺が形成されている。
【0020】
(天井構造の詳細構成)
次に、天井構造の詳細構成について説明する。図2は、図1に示される天井構造をA−A線に沿って切断し、要部を拡大した拡大縦断面図である。また、図3は、図1に示される天井構造の溝部14の配置状態を表す底面図であり、図4は、図1に示される吊り具16の取付状態を示す側面図である。
【0021】
図1及び図2に示されるように、天井構造は、集合住宅10の天井面12に直線状に設けられた複数の溝部14と、各溝部14内に備えられ、溝部14内をその長手方向に沿って可動な複数の直方体形状の受具18と、受具18に対して着脱される吊り具16と、を備えている。
【0022】
(溝部14)
図1及び図3に示されるように、溝部14は、天井面12の長手方向に沿って延出された一対の溝部14A、14Bによって構成されている。一対の溝部14A、14Bは、受具18及び吊り具16を着脱する着脱部20間の幅dに応じて離間されており、一対の溝部14A、14Bに係合された受具18A、18Bに、吊り具16の一端及び他端を建物高さ方向上方側(B方向側)に挿入し係止することにより、一対の溝部14に跨って付設物を吊り下げることが可能とされている。
【0023】
溝部14は、天井面12に形成され後述する受具18の奥行寸法(溝14の長手方向に沿った寸法)より若干広い開口幅とされたスリット状の開口部22と、開口部22の奥側に隣接して配置されて当該開口部22と連通されかつ受具18の長辺の寸法である横幅より若干長い溝幅を有する溝本体24と、によって構成されている。一例として、受具18は、溝部14の下方に位置させた状態で、その長手方向を溝部14の長手方向に一致させてから、開口部22を通して溝本体24内へ挿入させ、更に水平面内で90度回転させることにより溝本体24内に係合状態で装着させるようになっている。
【0024】
(受具18)
受具18は、略直方体形状の樹脂製又は金属製の部材とされており、下面の中心部に吊り具16の上端部を挿入可能な吊り具挿入孔26が形成されている。吊り具挿入孔26は吊り具16の上端部の外形に沿った形状とされており、その内周面には、後述する吊り具16の一対の突起部28に対応して一対の凹部30が形成されている。
【0025】
(吊り具16)
図1及び図4に示されるように、吊り具16は、金属製のパイプ状材をコ字状に屈曲させることにより構成されている。吊り具16は、本体部32、一対の側部34により構成されており、一対の側部34の上端部外周に一対の突起部28が径方向内側へと後退可能に設けられている。
【0026】
一対の突起部28は、周知のロック機構により、突起部28が吊り具16の径方向外側へ突出した状態でロック状態とされており、側部34の付設物吊り下げ側端部に形成された一対の押圧部36を側部34内側(E方向)に向かって押圧することにより、ロック状態が解除されるようになっている。従って、吊り具16を受具18から取り外す際には、一対の押圧部36を押圧し一対の突起部28を径方向内側(E方向)へ後退させ、その状態で吊り具16をその自重方向(F方向)へ引き抜くことにより、吊り具16を受具18から取り外せばよい。
【0027】
また、図3に示されるように、吊り具16の両端部を支持する一対の受具18を、一対の溝部14A、14Bにそれぞれ係合させることにより、溝部14の長手方向(C方向)の所定の位置で吊り具16を固定し、本体部32を溝部14に交差させて付設物を吊り下げることができる。また、一対の受具18を、溝部14A、14Bのいずれかに係合させることにより、溝部14の長手方向(D方向)の所定の位置で吊り具16を固定し、本体部32を溝部14に沿って付設物を吊り下げることも可能である。
【0028】
本実施形態に係る天井構造の用途としては、互いに平行に配置された一対の溝部14の長手方向の両側に吊り具16をそれぞれ取り付け、溝部14の長手方向に沿って、吊り具16間に物干し竿を架け渡すことにより、吊り具16を竿受として使用することができる。
【0029】
また、別の用途の例としては、吊り具16にプランターを吊り下げ植栽を施したり、簡易なハンモックやハンギングチェアを吊り下げることにより、ベランダの有効活用やインテリアの立体的なレイアウトが可能となる。
【0030】
また、一対のうち片方の溝部14に複数の吊り具16を離間して取り付け、各吊り具16にシート状部材の一端部を吊り下げると共に、他端部をベランダの手摺に固定し、溝部14からベランダの手すりまでをシート状部材で覆うことにより、ベランダに日よけを設ける使い方も可能である。
(【0031】以降は省略されています)

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