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公開番号2021108840
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210802
出願番号2020001787
出願日20200109
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 33/30 20200101AFI20210705BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】給水弁故障による被害拡大を防止すると共に、待機電力低減を図ること。
【解決手段】制御装置3は、常時通電状態にあり、水位検知手段5へ電力供給の制御を行う水位検知用スイッチ6を有し、制御手段4は、運転終了して所定時間後に給水異常検知動作を行い、この給水異常検知動作にて、水位検知手段5により水位を検知し、水位がゼロの場合に、水位検知用スイッチ6をオフにする構成とすることにより、機体を常時通電状態にしつつ水位検知手段5への通電を制御して運転停止後の給水弁19の異常を速やかに検知し、その対応を行うことで、待機電力の低減を図ると共に、水資源の無駄を省き、家宅の床を破損させるといった拡大被害を防止することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
外枠と、前記外枠内に揺動自在に弾性支持された水槽と、前記水槽に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転駆動するモータと、前記水槽に給水する給水弁と、前記水槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記外枠内に配設された制御装置と、前記制御装置に設けられ運転コース等のモードや各種機能の選択を行う操作表示手段と、前記制御装置に設けられ各種情報を記憶する記憶手段と、前記制御装置に設けられ各種時間を計測する計時手段と、交流電源を直流に変換し前記制御装置に供給する直流電源装置と、前記制御装置に設けられ前記水位検知手段、前記記憶手段、前記計時手段などの情報を基に、前記モータ、前記給水弁などを制御し、洗い、すすぎ、脱水などの各行程を逐次制御する制御手段と、を備え、前記制御装置は、常時通電状態にあり、前記水位検知手段へ電力供給の制御を行う水位検知用スイッチを有し、前記制御手段は、運転終了して所定時間後に給水異常検知動作を行い、この給水異常検知動作にて、前記水位検知手段により水位を検知し、水位がゼロの場合に、前記水位検知用スイッチをオフにする洗濯機。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記水槽の上部に高水位より高い位置に設けられ、前記水槽内の水を機外へ排水する排水ホースと連通する溢水口を備え、前記制御手段は、水が前記水槽から前記溢水口を介して外部に溢水する溢水口水位を設定し、前記給水異常検知動作にて、検知した水位がゼロで前記水位検知用スイッチをオフにした後、所定時間後に再度、前記水位検知用スイッチをオンにして前記水位検知手段にて水位検知を行い、その検知した水位が、前記記憶手段に記憶する前回検知水位より高い場合に、その水位の変化量と経過時間により前記溢水口水位に至るまでの時間を推定し、その推定時間を基に、次回に、前記水位検知用スイッチをオンにして前記水位検知手段にて水位検知を行う時間を決定する請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
運転終了時や異常発生時の報知を行う報知手段を備え、前記制御手段は、前記給水異常検知動作にて、前記水位検知手段にて検知した水位が、前記溢水口水位に到達すると判定した場合に、前記報知手段により異常報知をする請求項2に記載の洗濯機。
【請求項4】
前記水槽内の水を機外の前記水槽の上端部よりも高いところまで排水する排水ポンプを備え、前記制御手段は、水が前記水槽から外部に溢水する溢水水位より低く高水位より高い溢水判定水位を設定し、前記給水異常検知動作にて、検知した水位がゼロで前記水位検知用スイッチをオフにした後、所定時間後に再度、前記水位検知用スイッチをオンにして前記水位検知手段にて水位検知を行い、その検知した水位が、前記記憶手段に記憶する前回検知水位より高い場合に、その水位の変化量と経過時間により前記溢水判定水位に至るまでの時間を推定し、その推定時間を基に、次回に、前記水位検知用スイッチをオンにして前記水位検知手段にて水位検知を行う時間を決定する請求項1に記載の洗濯機。
【請求項5】
運転終了時や異常発生時の報知を行う報知手段を備え、前記制御手段は、前記給水異常検知動作にて、前記水位検知手段にて検知した水位が、前記溢水判定水位に到達すると判定した場合に、前記排水ポンプを駆動させて排水動作を行い、前記報知手段により異常報知をする請求項4に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 4,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、負荷用電源開閉手段が開状態でも、水位検知手段により洗濯槽の水位を検知するようにし、水位が上昇したときに、洗濯槽の溢水異常、すなわち、給水弁の故障により、給水弁から水が漏れていると判断する洗濯機を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10−295981号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来の構成では、水位検知手段を常に動作させておく手段では、洗濯運転終了後の待機時電力の増加を招くという課題があった。
【0005】
本開示は、前記従来の課題を解決するもので、機体を常時通電状態にしつつ水位検知手段への通電を制御して運転停止後の給水弁の異常を速やかに検知し、その対応を行い、使用者へ異常を通知することで、待機電力の低減を図ると共に、水資源の無駄を省き、家宅の床を破損させるといった拡大被害を防止する洗濯機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記従来の課題を解決するために、本開示の洗濯機は、外枠と、前記外枠内に揺動自在に弾性支持された水槽と、前記水槽に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転駆動するモータと、前記水槽に給水する給水弁と、前記水槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記外枠内に配設された制御装置と、前記制御装置に設けられ運転コース等のモードや各種機能の選択を行う操作表示手段と、前記制御装置に設けられ各種情報を記憶する記憶手段と、前記制御装置に設けられ各種時間を計測する計時手段と、交流電源を直流に変換し前記制御装置に供給する直流電源装置と、前記制御装置に設けられ前記水位検知手段、前記記憶手段、前記計時手段などの情報を基に、前記モータ、前記給水弁などを制御し、洗い、すすぎ、脱水などの各行程を逐次制御する制御手段と、を備え、前記制御装置は、常時通電状態にあり、前記水位検知手段へ電力供給の制御を行う水位検知用スイッチを有し、前記制御手段は、運転終了して所定時間後に給水異常検知動作を行い、この給水異常検知動作にて、前記水位検知手段により水位を検知し、水位がゼロの場合に、前記水位検知用スイッチをオフにするものである。
【0007】
これによって、機体を常時通電状態にしつつ水位検知手段への通電を制御して運転停止後の給水弁の異常を速やかに検知し、その対応を行い、使用者へ異常を通知することで、待機電力の低減を図ると共に、水資源の無駄を省き、家宅の床を破損させるといった拡大被害を防止することができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示の洗濯機は、機体を常時通電状態にしつつ水位検知手段への通電を制御して運転停止後の給水弁の異常を速やかに検知し、その対応を行い、使用者へ異常を通知することで、待機電力の低減を図ると共に、水資源の無駄を省き、家宅の床を破損させるといった拡大被害を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1における洗濯機の縦断面図
同洗濯機の水位検知手段への電力供給を制御するためのブロック回路図
同洗濯機の給水異常検知制御の動作フローチャート
実施の形態2における洗濯機の縦断面図
同洗濯機の給水異常検知制御の動作フローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本開示が限定されるものではない。
【0011】
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における洗濯機の縦断面図、図2は、同洗濯機の水位検知手段への電力供給を制御するためのブロック回路図、図3は、同洗濯機の給水異常検知制御の動作フローチャートである。
【0012】
(1−1.構成)
図1において、洗濯兼脱水槽22には、中央底部にパルセータ30が回転自在に配されており、この洗濯兼脱水槽22は水槽21に回転自在に内包されている。そして、この水槽21は、外枠18の上部角隅より防振装置33(上部のみ図示、下部は図示せず)を介して垂下防振支持されている。
【0013】
水槽21の外底部に設けられたモータ28は、その回転力をベルト29および機構駆動部34を介してパルセータ30あるいは洗濯兼脱水槽22を回転駆動するようになっている。
【0014】
また、水槽21の底部には排水弁25が設けられ、水槽21内の水は、排水弁25の開閉により排水ホース26を通って外部へ排水される。
【0015】
また、水槽21の外周壁下部には、エアートラップ23を構成し、エアーホース24にて圧力センサなどで構成された水位検知手段5に連接し、水槽21内部に給水された洗濯水の水圧により水位を検知することが出来る。
【0016】
外枠18の上部に配設された上部枠体31の後部内方には給水弁19が設けられており、給水弁19に通電されると、給水された水道水は給水口20から洗濯兼脱水槽22内に給水される。
【0017】
外枠18の上部に設けられた上部枠体31の略中央部には、洗濯物の投入、取り出しを行うための上部枠体開口部31aが設けられ、その上部枠体開口部31aを開閉自在に覆う蓋体32が設けられている。
【0018】
上部枠体31の前方部には、運転コースの設定などを行う入力設定手段(図示せず)と、その入力設定情報などを表示する表示手段(図示せず)を有する操作表示手段7が設けられており、操作表示手段7の内方には制御手段4を有する制御装置3が設けられている。
【0019】
また、水槽21の上部には、開放端より所定寸法だけ低く、高水位より高い位置に溢水口27が設けられており、溢水ホース35を介して排水ホース26と連通している。溢水口27は、すすぎ行程における溢水すすぎ時に利用されるとともに、何らかの異常により
水位が上昇している時に、水槽21から洗濯水が床面へ溢れるのを防ぐために設けられている。
【0020】
つまり、所定の給水流量以下であれば、何らかの原因により上昇してきた水は、この溢水口27から溢水ホース35、排水ホース26を介して機外へ排水され、水槽21の開放端より床面へ溢れることは無いように構成している。
【0021】
図2において、交流電源1の両端は商用電源を整流し直流を得る直流電源装置2に接続されており、直流電源装置2より制御装置3および洗濯兼脱水槽22の水位を検知する水位検知手段5へ電力を供給している。なお、制御装置3には、常時通電されている。
【0022】
制御装置3の中には、水位検知手段5から送られてくる信号を元に現在の水位を判定し、かつ、水位検知手段5への電力供給を行う水位検知用スイッチ6へ開閉指示を出す制御手段4と、使用者が洗濯機の操作を行う操作表示手段7を備える。
【0023】
制御手段4内部には、前回の水位などの各種情報を記憶しておく記憶手段9、水位検知用スイッチ6の開閉動作を時間制御するための計時手段10、給水弁19、排水弁25、モータ28等の駆動を制御する駆動回路11、各種計算を行うCPU(Central Processing Unit)12などを内蔵している。
【0024】
また、溢水の恐れがあると制御手段4が判定した場合、使用者へ異常を通知するための報知手段8が備えられている。報知手段8は、運転終了時の報知なども行う。
【0025】
給水弁19が開き、最大水圧で給水できた場合に、溢水口27まで到達する時間をあらかじめ実験的に測定しておき、その時間を元に、溢水しない時間として最大待機時間を規定すると共に、水位を確認する最低測定回数(例えば、4回)をあらかじめ設定し、最大水圧および最大待機時間、最低測定回数を制御手段4に記憶しておく。さらに、これ以上給水が続く場合、溢水の発生が生じると判定する溢水判定水位21b、例えば、図1に示す高水位22aと溢水口27の高さである溢水口水位21aとの間に溢水判定水位21bを設定し、記憶手段9に記憶しておく。
【0026】
(1−2.動作、作用)
以上のように構成された洗濯機について、以下、その動作、作用を説明する。
【0027】
図3において、洗濯運転終了後、例えば、終了1分後に給水異常検知動作の制御が開始される(ステップS100)。例えば、給水弁19が故障していれば、運転終了にもかかわらず洗濯兼脱水槽22(水槽21)内に水が入ってくるので、これを検知するために、ステップS101にて、水位検知手段5により水位を検知し、検知結果の値を記憶手段9に記憶する。
【0028】
ステップS102にて水位の検知結果、測定値がゼロの場合(ステップS102のYes)、ステップS105にて待機時間を最大待機時間に設定し、給水弁19の故障などは無く洗濯兼脱水槽22(水槽21)内に水が入ってくる恐れは無いので、ステップS106にて、水位検知用スイッチ6により水位検知手段5の電力供給を遮断する。これにより、水位検知手段5による電力消費をゼロにすることができる。
【0029】
ステップS107にて、所定時間経過後に水位検知用スイッチ6を再びオンさせ、水位検知手段5に電力供給を行うと共に、ステップS108にて水位を検知する。そして、ステップS109にて、ステップS108の検知した水位が前回測定時の水位と同一であれば(ステップS109のNo)、次の洗濯のために別の場所で予洗いした洗濯物が吸い込
んだ水とともに洗濯兼脱水槽22内に投入されているなどの理由により、洗濯兼脱水槽22内の水位がこれ以上上昇することは無いので、ステップS110にて、直ちに水位検知用スイッチ6をオフさせ、ステップS111にて前回設定した待機時間まで水位検知用スイッチ6のオフを継続して、遮断し続ける。
【0030】
ステップS109にて、前回測定した水位と異なる場合(ステップS109のYes)は、ステップS112にて、別途設定している溢水判定水位21bに到達しているか判定し、溢水判定水位21bに到達していないので、溢水の発生がないと判定された場合(ステップS112のNo)は、ステップS113にて、前回ステップS102で検知した水位とステップS108にて測定した水位との変化量から溢水までの時間tofを算出し、ステップS114にて、この溢水までの時間を最低測定回数(例えば、4回)で除した値を待機時間として再設定すると共に、ステップS115にて、検知した水位およびステップS114の待機時間twを記憶手段9に記憶した後、ステップS116にて、水位検知用スイッチ6をオフさせ、水位検知手段5への電力供給を遮断する。
(【0031】以降は省略されています)

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