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公開番号2021107100
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210729
出願番号2019239464
出願日20191227
発明の名称作業機
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類B23D 47/00 20060101AFI20210702BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】作業によって生じる加工片を好適に排出することの可能な作業機を提供する。
【解決手段】モータと、モータによって駆動する丸鋸刃4と、この一部を覆うソーカバー5とを備え、丸鋸刃4に前方への力を加えることで加工材に対する加工作業が可能な作業機であって、ソーカバー5は、作業によって生じる加工片をソーカバーの内側から外側に排出可能な前排出口20及び後排出口30を有し、前排出口20及び後排出口30は、前後方向において互いに離間し、前排出口20及び後排出口30の少なくとも一方を開状態と閉状態との間で切替可能な切替部40を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、
前記モータによって駆動する先端工具と、
前記先端工具の一部を覆うカバー部と、を備え、
前記先端工具に前方への力を加えることで加工材に対する加工作業が可能な作業機であって、
前記カバー部は、作業によって生じる加工片を前記カバー部の内側から外側に排出可能な前排出口及び後排出口を有し、
前記前排出口及び前記後排出口は、前後方向において互いに離間し、
前記前排出口及び前記後排出口の少なくとも一方を開状態と閉状態との間で切替可能な切替部を備える、作業機。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前後方向において前記前排出口の方が前記後排出口よりも加工材の加工位置に近い、請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
加工材の加工位置から前記前排出口に至る前排出路と、前記加工位置から前記後排出口に至る後排出路とが、少なくとも部分的に重なる、請求項1又は2に記載の作業機。
【請求項4】
前記前排出口は、前記加工片の移動方向に臨んで開口している、請求項1から3のいずれか一項に記載の作業機。
【請求項5】
前記切替部を手動操作して前記開状態と前記閉状態との間の切替を行うための操作部を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の作業機。
【請求項6】
前記前排出口にはアタッチメント部材が取り付けられ又は取付け可能であり、
前記前排出口に対する前記アタッチメント部材の姿勢変更又は着脱によって、前記切替部による前記開状態と前記閉状態との間の切替が行われる、請求項1から4のいずれか一項に記載の作業機。
【請求項7】
前記アタッチメント部材は、可撓性のある筒状部分を有するホース部材である、請求項6に記載の作業機。
【請求項8】
前記切替部は、前記前排出口に前記ホース部材が取り付けられると前記前排出口を開状態とし、前記前排出口から前記ホース部材が取り外されると前記前排出口を閉状態とする、請求項7に記載の作業機。
【請求項9】
前記アタッチメント部材は、前記前排出口に姿勢変更可能に取り付けられた可動接続部であって、可撓性のある筒状部分を有するホース部材を接続可能である、請求項6に記載の作業機。
【請求項10】
前記先端工具は円形を成し、
前記カバー部は、前記先端工具の外周を部分的に覆い、
前記前排出口及び前記後排出口は、前記カバー部に設けられる、請求項1から9のいずれか一項に記載の作業機。
【請求項11】
前記先端工具の外周を部分的に覆う可動式の保護カバーを備え、
前記切替部は、前記加工位置から前記保護カバーと前記先端工具との間の空間に至る流路を少なくとも部分的に閉じることができる、請求項10に記載の作業機。
【請求項12】
前記保護カバーは、前記切替部の可動範囲を避けた領域内で可動とされている、請求項11に記載の作業機。
【請求項13】
前記前排出口は円形である前記先端工具の中心位置よりも前方に位置するとともに、前記後排出口は前記先端工具の中心よりも後方に位置する、請求項10から12のいずれか一項に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、丸鋸等の作業機に関する。
続きを表示(約 5,700 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1は、丸鋸に関する。この丸鋸は、鋸刃の上方側を覆うソーカバーを備える。ソーカバーにはダストノズルが設けられる。ダストノズルには、集塵機の集塵ホース又はダストバッグが連結される。加工片は、ソーカバーからダストノズルを通り集塵ホースを通って集塵機により集塵され、又は鋸刃により飛散させられる力によってダストバッグに集塵される。加工片は切断箇所の近傍で集塵した方が効率が良いため、特許文献1では、ソーカバーの前部にダストノズルを設けている。ダストノズルは上方に開口する。
【0003】
また、下記特許文献2も、丸鋸に関するもので、丸鋸の切断方向よりみてソーカバーの後部側に切粉排出口を設けた構成を示す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008−221455号公報
特開2010−069588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のように集塵機やダストバッグを連結可能な丸鋸においても、集塵機やダストバッグを使用せずに作業を行いたいときがある。しかし、特許文献1の構成においてダストノズルに集塵ホースやダストバッグを取り付けずに作業を行うと、多量の加工片が空気中に吹き上がってしまう。
【0006】
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、作業によって生じる加工片を好適に排出することの可能な作業機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある態様は作業機である。この作業機は、モータと、前記モータによって駆動する先端工具と、前記先端工具の一部を覆うカバー部と、を備え、前記先端工具に前方への力を加えることで加工材に対する加工作業が可能な作業機であって、
前記カバー部は、作業によって生じる加工片を前記カバー部の内側から外側に排出可能な前排出口及び後排出口を有し、
前記前排出口及び前記後排出口は、前後方向において互いに離間し、
前記前排出口及び前記後排出口の少なくとも一方を開状態と閉状態との間で切替可能な切替部を備える。
【0008】
前後方向において前記前排出口の方が前記後排出口よりも加工材の加工位置に近いとよい。
【0009】
加工材の加工位置から前記前排出口に至る前排出路と、前記加工位置から前記後排出口に至る後排出路とが、少なくとも部分的に重なっているとよい。
【0010】
前記前排出口は、前記加工片の移動方向に臨んで開口しているとよい。
【0011】
前記切替部を手動操作して前記開状態と前記閉状態との間の切替を行うための操作部を有してもよい。
【0012】
前記前排出口にはアタッチメント部材が取り付けられ又は取付け可能であり、前記前排出口に対する前記アタッチメント部材の姿勢変更又は着脱によって、前記切替部による前記開状態と前記閉状態との間の切替が行われる構成であってもよい。
【0013】
前記アタッチメント部材は、可撓性のある筒状部分を有するホース部材であってもよい。
【0014】
前記切替部は、前記前排出口に前記ホース部材が取り付けられると前記前排出口を開状態とし、前記前排出口から前記ホース部材が取り外されると前記前排出口を閉状態とする構成であってもよい。
【0015】
前記アタッチメント部材は、前記前排出口に姿勢変更可能に取り付けられた可動接続部であって、可撓性のある筒状部分を有するホース部材を接続可能であってもよい。
【0016】
前記先端工具は円形を成し、前記カバー部は、前記先端工具の外周を部分的に覆い、前記前排出口及び前記後排出口は、前記カバー部に設けられるとよい。
【0017】
前記先端工具の外周を部分的に覆う可動式の保護カバーを備え、前記切替部は、前記加工位置から前記保護カバーと前記先端工具との間の空間に至る流路を少なくとも部分的に閉じることが可能であるとよい。
【0018】
前記保護カバーは、前記切替部の可動範囲を避けた領域内で可動であるとよい。
【0019】
前記前排出口は円形である前記先端工具の中心位置よりも前方に位置するとともに、前記後排出口は前記先端工具の中心よりも後方に位置するとよい。
【0020】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、作業によって生じる加工片を好適に排出することの可能な作業機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
本発明に係る作業機の実施の形態1であって、携帯用電気切断機としての携帯用電気丸鋸の要部を断面とし、かつ保護カバー17がソーカバー5の内側に位置し、開閉部材41が閉じた状態の側面図。
同じく斜視図。
実施の形態1であって、携帯用電気丸鋸の要部を断面とし、かつ保護カバー17がソーカバー5の内側に位置し、開閉部材41が開いた状態の側面図。
実施の形態1の携帯用電気丸鋸の一部を断面とした平面図。
同じく正断面図。
実施の形態1であって、携帯用電気丸鋸の要部を断面とし、かつ保護カバー17がソーカバー5の外側に位置し、開閉部材41が閉じた状態の側面図。
実施の形態1であって、携帯用電気丸鋸の保護カバー17がソーカバー5の外側に位置しているときの側面図。
実施の形態1における開閉部材41の斜視図。
同じく平面図。
本発明に係る作業機の実施の形態2であって、携帯用電気丸鋸の開閉部材51が閉じた状態の概略側断面図。
同じく開閉部材51が開いた状態の概略側断面図。
本発明に係る作業機の実施の形態3であって、携帯用電気丸鋸の開閉部材71が閉じた状態の概略側断面図。
同じく開閉部材71が開いた状態の概略側断面図。
本発明に係る作業機の実施の形態4であって、携帯用電気丸鋸の開閉部材91A,91Bが閉じた状態の概略側断面図。
同じく開閉部材91A,91Bが開いた状態の概略側断面図。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下において、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。実施の形態は、発明を限定するものではなく例示である。実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
【0024】
(実施の形態1)
図1から図7は本発明に係る作業機の実施の形態1であって携帯用電気切断機としての携帯用電気丸鋸を示す。これらの図に示すように、携帯用電気丸鋸は、図4のモータ1を収容したハウジング2と、ハウジング2に一体もしくは別部材として連結して設けられたハンドル3と、モータ1により減速機構を介し回転駆動される先端工具としての丸鋸刃4と、カバー部としてのソーカバー5と、ベース6とを有する。ハンドル3は作業者が把持する部分であり、ここにはモータ1の駆動を制御するスイッチ3aが設けられている。また、ハウジング2にソーカバー5が取付けられ、ソーカバー5は丸鋸刃4外周のほぼ上側半分を覆う形状のカバー部を構成し、丸鋸刃4の外周及びモータ1側の側面の一部を収納している。モータ1には冷却用ファン7が直結されており、冷却用ファン7はモータ1の駆動により回転し、回転時に発生するファン風によってモータ1の冷却を行なう。
【0025】
ベース6は、木材等の加工材(被切断材)上を摺動可能な底面6aを持ち、丸鋸刃4を底面6aより下方に突出可能な開口部を有し、ベース6の前側位置及び後側位置において、ベース6はソーカバー5を介してハウジング2と連結されている。つまり、ソーカバー5は、ベース6の長手方向両端側付近において丸鋸刃4を挟むようにベース6と連結されている。詳細は省略するが、レバー18を操作することでベース6底面からの丸鋸刃4の突出量を調整する揺動支持機構、及びベース6に対して丸鋸刃4の回転面を傾斜させる(つまりベース6に対してハウジング2を傾ける)傾動支持機構19が設けられている。
【0026】
携帯用電気丸鋸はさらに丸鋸刃4外周のほぼ半分を覆う形状をした可動式の保護カバー17を備える。図5に示すように、保護カバー17はソーカバー5内側において丸鋸刃4の駆動軸10と同軸上で回動可能に保持され、図1から図3のようにソーカバー5内に収納可能である。保護カバー17は図示しないバネ等の付勢手段によって付勢されており、図6及び図7に示すように、大半部分がベース6の底面6aよりも下方に突出して丸鋸刃4外周が露出するのを防止する回動位置が、初期状態となっている。切断作業時には、保護カバー17の切断方向前方側端部(図1の右側)が加工材の端部に当接し、その状態で携帯用電気丸鋸が切断方向に摺動することによってバネに抗してソーカバー5内に収納されるように回動し、ベース6の底面6aにおいて丸鋸刃4が露出する。なお、図5に示すように、丸鋸刃4が取り付け固定される駆動軸10はモータ1の出力軸1aとギヤ機構を介して連動する。
【0027】
ソーカバー5は、丸鋸刃4の回転による加工材の切断作業によって生じる加工片(粉塵を含む)をソーカバー5の内側から外側に排出可能な前排出口20及び後排出口30を有している。携帯用電気丸鋸では、通常ベース6の底面6aを加工材に当て、丸鋸刃4に前方への力を加えることで加工材に対する加工作業が可能である。従って、加工材の加工位置は、例えば図1では、ベース6の底面6a側に露出した丸鋸刃4の右側(前側)となる。前排出口20と後排出口30とは、前後方向において互いに離間し、前排出口20の方が後排出口30よりも加工材の加工位置に近い配置となる。より具体的には、前排出口20は丸鋸刃4の中心よりも前方に位置し、後排出口30は丸鋸刃4の中心よりも後方に位置している。前排出口20は、集塵機接続用ホース部材を連結するアタッチメント45を装着した(着脱可能な)連結管状部21の開口(アタッチメント45の開口と考えてもよい)であり、効果的に加工片を排出できるように、丸鋸刃4の外周円のベース6にほぼ垂直な接線方向に配置されている。図7中点線で示すように、ソーカバー5内部の後側には内壁5aが形成されている。内壁5aは丸鋸刃4の回転に伴いソーカバー5、保護カバー17間を通過する空気流を捕捉する形状であって、内壁5aの手前側に後排出口30が配置されている。後排出口30はソーカバー5の側面に開口する。また、後排出口30からの排気風はやや下方に指向するようになっており、具体的には後排出口30から後右下方向に排出される。従って、後排出口30から排出された粉塵は、前排出口からそのまま外気に排出された粉塵と比較して早くに地面や作業面上に付着及び堆積するため、空気中に漂う時間を短くして作業者への悪影響を抑制できる。
【0028】
前排出口20を構成する連結管状部21は円筒状部分を有し、その基部側開口部には、手動操作で前排出口20の開状態と閉状態とを切り替える切替部40が設けられている。切替部40は、連結管状部21の基部側開口部の内側縁部に、支点軸42を中心として回動自在に取り付けられた図8及び図9に示す開閉部材41を有し、開閉部材41には連結管状部21の外部に延長した操作部41aが一体に設けられている。操作部41aは、手動操作によって、開閉部材41が連結管状部21の基部側開口部を開いた開状態(図3)と、前記基部側開口部を閉じた閉状態(図1及び図2)との間の切替を行う。すなわち、図3の操作部41aの開位置OPで開閉部材41が連結管状部21の基部側開口部を開いた開状態となり、図1の操作部41aの閉位置CLで前記基部側開口部を閉じた閉状態となる。なお、操作部41aは開位置OP及び閉位置CLを一時保持できるようになっている。
【0029】
集塵機接続用のホース部材がアタッチメント45に接続されていない場合、換言すれば連結管状部21に集塵機が接続されない場合、連結管状部21の開口(アタッチメント45の開口と考えてもよい)である前排出口20からの加工片の吹き上りを防止するために、図1及び図2のように、開閉部材41の操作部41aを閉位置CLとして、連結管状部21の基部側開口部を閉じた閉状態とする。この結果、開閉部材41はソーカバー5の内周壁と滑らかな面を形成することができ、加工位置から後排出口30に至る後排出路となる後方排出風路W1が形成される。
【0030】
集塵機接続用のホース部材は可撓性のある筒状部分を有するものである。集塵機接続用のホース部材がアタッチメント45に接続されていて、集塵機の使用を前提としているとき、集塵機による加工片の吸引を可能とするために開閉部材41の操作部41aを開位置OPとして、連結管状部21の基部側開口部を開いた開状態とする。この結果、加工材の加工位置から前排出口20に至る前排出路となる前方排出風路W2が形成され、集塵機による加工片の吸引が可能となる。
(【0031】以降は省略されています)

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