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公開番号2021106464
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210726
出願番号2019237062
出願日20191226
発明の名称カバー体
出願人ヨツギ株式会社
代理人個人
主分類H02G 7/00 20060101AFI20210625BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 湾曲した電線への取付け作業を迅速に行なうことができるカバー体を提供する。
【解決手段】 2つの半割れ部1a,1bによって筒状に形成され、複数が互いに連結されて電線防護具100を構成するカバー体1は、長手方向に半割れ筒状の中間筒部3と、中間筒部3の長手方向一端部に設けられる一方の嵌合部4aと、中間筒部3の長手方向他端部に設けられる他方の嵌合部4bと、一方の嵌合部4aから外方に突出するリブ5a,5bと、他方の嵌合部4bから外方に突出する保持部6a,6bと、を含む。1のカバー体1の一方の嵌合部4aは、1のカバー体1に連結される他のカバー体21の他方の嵌合部24bに回動可能に嵌合し、保持部6a,6bには、他のカバー体41の一方の嵌合部44aに設けられたリブ45a,45bが嵌まり込んで、リブ45a,45bを長手方向に垂直な両側から保持する特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
2つの半割れ部によって筒状に形成され、複数が互いに連結されて電線防護具を構成するカバー体であって、
前記カバー体は、
長手方向に半割れ筒状の中間筒部と、
前記中間筒部の長手方向一端部に設けられる一方の嵌合部と、
前記中間筒部の長手方向他端部に設けられる他方の嵌合部と、
前記一方の嵌合部から外方に突出するリブと、
前記他方の嵌合部から外方に突出する保持部と、を含み、
1のカバー体の一方の嵌合部が、前記1のカバー体に連結される他のカバー体の他方の嵌合部に回動可能に嵌合し、
前記保持部には、前記他のカバー体の一方の嵌合部に設けられたリブが嵌まり込んで、前記リブを前記長手方向に垂直な両側から保持することを特徴とするカバー体。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記一方の嵌合部は、内方に開口した凹状部を有しており、
前記他方の嵌合部は、前記凹状部に弾性変形して回動可能に嵌合する凸状部を有していることを特徴とする請求項1に記載のカバー体。
【請求項3】
前記中間筒部には、前記中間筒部に挿通された電線を支持する支持具が配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のカバー体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、湾曲して架設された電線を保護するために、好適に用いることができるカバー体に関する。
続きを表示(約 5,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術のカバー体は、たとえば特許文献1に記載されている。このカバー体は、ピン碍子を介して支持された曲線状の配電線を、所要の長さにわたって被覆保護するものであり、ピン碍子に冠着させるキャップ体と、キャップ体の両側に配設される半割円筒体よりなる連結部と、連結部の先端に配設される外面が球面状の接合部とを備えている。接合部には一対の突起が設けられている。カバー体は、さらに、接合部に接続される配電線カバーを備えている。配電線カバーは、一端部に、内面が球面状に形成され、該突起が係合可能な長孔部が設けられた被係合部を有しており、突起が長孔部に係合した状態で、接合部に回動可能に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3105043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のカバー体では、配電線カバーは、長孔部に係合される一対の突起を介して接合部に接続されており、長孔部に係合される一対の突起の位置がずれて、接合部と配電線カバーとの間に捩れが生じやすい。このため作業者は、配電線カバーを、配電線カバー間の捩れを修正しながら装着しなければならない。
【0005】
本発明の目的は、取付け作業を迅速に行なうことができるカバー体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のカバー体は、2つの半割れ部によって筒状に形成され、複数が互いに連結されて電線防護具を構成するカバー体であって、
前記カバー体は、
長手方向に半割れ筒状の中間筒部と、
前記中間筒部の長手方向一端部に設けられる一方の嵌合部と、
前記中間筒部の長手方向他端部に設けられる他方の嵌合部と、
前記一方の嵌合部から外方に突出するリブと、
前記他方の嵌合部から外方に突出する保持部と、を含み、
1のカバー体の一方の嵌合部が、前記1のカバー体に連結される他のカバー体の他方の嵌合部に回動可能に嵌合し、
前記保持部には、前記他のカバー体の一方の嵌合部に設けられたリブが嵌まり込んで、前記リブを前記長手方向に垂直な両側から保持することを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、前記一方の嵌合部は、内方に開口した凹状部を有しており、
前記他方の嵌合部は、前記凹状部に弾性変形して回動可能に嵌合する凸状部を有していることを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、前記中間筒部には、前記中間筒部に挿通された電線を支持する支持具が配設されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、1のカバー体の一方の嵌合部に設けられたリブの両側が、他のカバー体の他方の嵌合部に設けられた保持部によって保持されるので、複数のカバー体が連結された電線防護具に捩れが生じることを抑制できる。これによって作業者は、カバー体間に捩れが生じることを気にすることなく、カバー体の取付け作業を迅速に行なうことができる。
【0010】
また本発明によれば、一方の嵌合部と他方の嵌合部とをワンタッチで嵌合させることができる。
【0011】
また本発明によれば、中間筒部が装着された電線に対して、該中間筒部が変位することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本発明の一実施形態に係る複数のカバー体が互いに連結された電線防護具を示す正面図である。
2つの半割れ部を開いたカバー体の斜視図である。
図1の切断面線A−Aから見た断面図である。
凸状部が凹状部に回動可能に嵌合した状態を示す断面図である。
凸状部が凹状部に回動可能に嵌合した状態を示す断面図である。
凸状部が凹状部に回動可能に嵌合した状態を示す断面図である。
図1の切断面線B−Bから見た断面図である。
電線保持リブの他のバリエーションの正面図である。
電線保持リブの他のバリエーションの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1は、本発明の一実施形態に係る複数のカバー体1が互いに連結された電線防護具100を示す正面図である。図2は、2つの半割れ部1a,1bを開いたカバー体1の斜視図である。図3は、図1の切断面線A−Aから見た断面図である。
【0014】
本実施形態のカバー体1が用いられる電線防護具100は、樹木の電線への接触を防止するために電線に装着される。
【0015】
カバー体1は、2つの半割れ部1a,1bによって円筒状に形成されており、複数のカバー体1が連結されて、電線防護具100が構成される。カバー体1は、半割れ筒状の中間筒部3と、中間筒部3の長手方向一端部に設けられる一方の嵌合部4aと、中間筒部3の長手方向他端部に設けられる他方の嵌合部4bとを含む。中間筒部3は、2つの半割れ部3a,3bを有する略円筒状に形成されており、嵌合部4a,4bは略球面状に形成されている。
【0016】
カバー体1は、一方の嵌合部4aから外方に突出するリブ5a,5bと、他方の嵌合部4bから外方に突出する保持部6a,6bと、を含む。
【0017】
1のカバー体1の一方の嵌合部4aが、1のカバー体1に連結される他のカバー体21の他方の嵌合部24bに回動可能に嵌合し、図3に示すように、保持部6a,6bには、他のカバー体41の一方の嵌合部44aに設けられたリブ45a,45bが嵌まり込んで、リブ45a,45bを他のカバー体41の長手方向に垂直な両側から保持する。
【0018】
カバー体1は、2つの半割れ部1a,1bのうち、一方の半割れ部1aには、先端部が略円錐台状の凸状部9が設けられており、他方側の半割れ部1bには、凸状部9が係止される貫通孔10が設けられている。凸状部9は、凸状部9の先端部の直径が、貫通孔10の径よりも多少大きく形成されており、作業者は、凸状部9を、弾性変形させた状態で貫通孔10に回動可能に係合させることによって、強風による電線の揺れなどによって、各半割れ部1a,1bに電線から開く方向に押圧力が作用しても貫通孔10に係合させた凸状部9が不用意に貫通孔10から抜け出て、カバー体1が電線から脱落することを防止することができる。
【0019】
カバー体1を電線に装着するときには、作業者は、工具などを用いることなく、各半割れ部1a,1bを閉じる方向に押圧することによって、凸状部9および貫通孔10の周囲を弾性変形させて、容易に貫通孔10に凸状部9を係合させることができる。カバー体1には、カバー体1を把持するための把持部30が設けられるので、作業者は、間接工具で、把持部30を把持しながらカバー体1を電線に掛け止め、片手で各半割れ部1a,1bを閉じる方向に押えることによって、凸状部9を貫通孔10に係合させることができる。
【0020】
1のカバー体1の一方の嵌合部4aに設けられたリブ5a,5bの両側が、他のカバー体21の他方の嵌合部24bに設けられた保持部26a,26bによって保持されるので、複数のカバー体1,21,41が連結された電線防護具100に、捩れが生じることを抑制できる。これによって、作業者は、電線防護具100を電線に装着する前に、電線防護具100の捩れを修正する必要がなく、作業時間の短縮を図ることができる。
【0021】
図4A〜図4Cは、嵌合部4aに形成された凸状部12が、嵌合部24bに形成された凹状部13に回動可能に嵌合した状態を示す断面図である。図4Aでは、1のカバー体1の、一方の嵌合部4aは、凸状部12を有しており、他のカバー体21の、他方の嵌合部24bは、凸状部12が弾性変形して回動可能に嵌合する凹状部13を有している。
【0022】
このような構成であると、1のカバー体1の一方の嵌合部4aと他のカバー体21の他方の嵌合部24bとを、工具を用いることなく、人の手作業による挟圧操作によって嵌合させ、迅速に電線防護具100の電線への取付け作業を行なうことができる。凹状部13の開口部の内径d1を凸状部12の頭部の外径d2よりも小さくして、凸状部12を弾性変形させて嵌合させることもできる。このような構成であれば、凸状部12が凹状部13から不用意に抜け出ることを抑制することができる。
【0023】
図4Bでは、凸状部12および凹状部13は、円錐状に形成されており、凸状部12の周壁12aが凹状部13の周壁13aに接触している。このような構成であれば、凹状部13に対する凸状部12の位置決めを容易に行なうことができる。
【0024】
図4Cでは、凸状部12の頂部に孔部12bが形成されている。このような構成であれば、凸状部12を容易に弾性変形させて、凹状部13に嵌合させることができる。
【0025】
図5は、図1の切断面線B−Bから見た断面図であり、中間筒部3に挿通された電線を中間筒部3内で支持する電線保持リブ14を示す断面図である。電線保持リブ14は、たとえば弾性変形可能な樹脂によって形成される。電線保持リブ14は、中間筒部3を構成する2つの半割れ部3a,3bの内面7に、それぞれ互いに対向するように設けられる一対の複数の細長なリブ14a,14bを備えている。カバー体1は、たとえばリブ14a,14bの長手方向が水平方向に向いた状態で電線に装着される。
【0026】
なお、リブ14a,14bは、それぞれ半割れ部3a,3bと一体に成形することができ、あるいは、リブ14a,14bは、それぞれ半割れ部3a,3bと別体に成形することができる。本実施形態においては、リブ14aの先端部とリブ14bの先端部との間に、鉛直方向の隙間Sを設けているが、これに限定されるものではなく、リブ14aの先端部とリブ14bの先端部とが接触するものでもよく、あるいは、リブ14aの先端部とリブ14bの先端部とが交差するものであってもよい。電線保持リブ14は、カバー体1の中間筒部3内に少なくとも1つ配設されることが好ましい。
【0027】
カバー体1が電線に装着されると、複数のリブ14a,14bが弾性変形した状態で電線を押圧する。これによって、電線を、中間筒部3の内面7に接触しない状態で、中間筒部3の内部空間で支持することができ、装着したカバー体1が電線に接触して、電線が破損することを抑制できる。また、中間筒部3が装着された電線に対して、該中間筒部3が変位することを防止することができる。
【0028】
カバー体1が装着された電線は、リブ14a,14bの弾性力によって、中間筒部3の水平方向中央部にセンタリングされる。これによって、装着されたカバー体の内面7に電線が接触して、電線が破損することをさらに防止できる。
【0029】
電線を、中間筒部3の中央部に配設することができるので、電線と中間筒部3との間の沿面距離を安定的に確保することができる。これによって、電線に対する絶縁性を向上させることができる。
【0030】
作業者がカバー体1を電線に装着する作業において、1つ目のカバー体1を電線に装着することによって、その1つ目のカバー体1のリブ14a,14bが、電線を押圧しており、電線のカバー体に対する長手方向および長手方向に垂直な幅方向の位置決めがされる。これによって、作業者は、1つ目のカバー体に2つ目のカバー体を容易に連結させることができる。作業者は、このようにして、カバー体を容易に連結させて、電線防護具100を構成することができる。
(【0031】以降は省略されています)

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