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公開番号2021105275
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210726
出願番号2019236423
出願日20191226
発明の名称スラブ
出願人株式会社デンソー,株式会社竹中工務店
代理人特許業務法人太陽国際特許事務所
主分類E04B 5/43 20060101AFI20210625BHJP(建築物)
要約【課題】本発明は、スラブに貫通孔を容易に形成することを目的とする。
【解決手段】スラブ20は、スラブ本体22と、格子状に配筋されるとともに、スラブ本体22に埋設される複数の縦筋30及び横筋40と、格子状で、かつ、縦筋30及び横筋40に対して斜めに配筋されるとともに、スラブ本体22に埋設される複数の斜め補強筋60A,60Bと、を備え、スラブ本体22には、縦筋30及び横筋40で囲まれるとともに、斜め補強筋60A,60Bで囲まれる複数の無筋領域50が形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
スラブ本体と、
格子状に配筋されるとともに、前記スラブ本体に埋設される複数の縦筋及び横筋と、
格子状で、かつ、前記縦筋及び前記横筋に対して斜めに配筋されるとともに、前記スラブ本体に埋設される複数の斜め補強筋と、
を備え、
前記スラブ本体には、前記縦筋及び前記横筋で囲まれるとともに、前記斜め補強筋で囲まれる複数の無筋領域が形成される、
スラブ。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
隣り合う前記無筋領域の間には、一又は複数の前記斜め補強筋が配筋される、
請求項1に記載のスラブ。
【請求項3】
隣り合う前記無筋領域の間には、複数の前記縦筋又は複数の前記横筋が配筋される、
請求項1又は請求項2に記載のスラブ。
【請求項4】
前記スラブ本体の上面又は下面には、前記無筋領域の位置の基準となる複数の基準点が設けられる、
請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のスラブ。
【請求項5】
前記無筋領域の縦幅及び横幅は、300mm以下、かつ、前記スラブ本体のスラブ厚さの3倍以下とされる、
請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のスラブ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スラブに関する。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
柱の周囲、及び大梁と小梁との接合部の周囲に、貫通孔を形成可能な複数の無筋領域を備えるスラブが知られている(例えば、特許文献1参照)。無筋領域の周囲には、縦筋及び横筋が密に配筋されている。これにより、無筋領域の周囲に新たな補強筋を埋設せずに、無筋領域に貫通孔を形成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005−314883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されたスラブでは、無筋領域に形成する貫通孔の大きさ等によっては、補強が不足する可能性がある。この場合、無筋領域に補強筋等を新たに埋設する必要があるため、施工に手間がかかる。
【0005】
本発明は、上記の事実を考慮し、スラブに貫通孔を容易に形成することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載のスラブは、スラブ本体と、格子状に配筋されるとともに、前記スラブ本体に埋設される複数の縦筋及び横筋と、格子状で、かつ、前記縦筋及び前記横筋に対して斜めに配筋されるとともに、前記スラブ本体に埋設される複数の斜め補強筋と、を備え、前記スラブ本体には、前記縦筋及び前記横筋で囲まれるとともに、前記斜め補強筋で囲まれる複数の無筋領域が形成される。
【0007】
請求項1に係るスラブによれば、スラブ本体には、格子状に配筋された複数の縦筋及び横筋が埋設される。また、スラブ本体には、格子状で、かつ、縦筋及び横筋に対して斜めに配筋された複数の斜め補強筋が埋設される。このスラブ本体には、複数の無筋領域が形成される。各無筋領域は、縦筋及び横筋によって囲まれるとともに、斜め補強筋によって囲まれる。
【0008】
ここで、無筋領域には、縦筋、横筋、及び斜め補強筋が配筋されない。そのため、縦筋、横筋、及び斜め補強筋を切断せずに、無筋領域に貫通孔を形成することができる。したがって、スラブ本体に貫通孔を容易に形成することができる。
【0009】
また、無筋領域は、斜め補強筋によって囲まれており、これらの斜め補強筋によって補強される。そのため、無筋領域に貫通孔を形成する際に、無筋領域の周囲に補強筋等を埋設する必要がなくなる。したがって、スラブ本体に貫通孔をさらに容易に形成することができる。
【0010】
さらに、本発明では、格子状に配筋された複数の縦筋及び横筋と、格子状に配筋された複数の斜め補強筋とを組み合わせることにより、スラブ本体の広範囲に亘って、貫通孔を形成可能な複数の無筋領域を形成することができる。
【0011】
請求項2に記載のスラブは、請求項1に記載のスラブにおいて、隣り合う前記無筋領域の間には、一又は複数の前記斜め補強筋が配筋される。
【0012】
請求項2に係るスラブによれば、隣り合う無筋領域の間には、一又は複数の斜め補強筋が配筋される。これにより、無筋領域により大きな貫通孔を形成することができる。
【0013】
請求項3に記載のスラブは、請求項1又は請求項2に記載のスラブにおいて、隣り合う前記無筋領域の間には、複数の前記縦筋又は複数の前記横筋が配筋される。
【0014】
請求項3に係るスラブによれば、隣り合う無筋領域の間には、複数の縦筋又は複数の横筋が配筋される。これらの縦筋又は横筋によって、無筋領域が補強される。これにより、無筋領域により大きな貫通孔を形成することができる。
【0015】
請求項4に記載のスラブは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のスラブにおいて、前記スラブ本体の上面又は下面には、前記無筋領域の位置の基準となる複数の基準点が設けられる。
【0016】
請求項4に係るスラブによれば、スラブ本体の上面、又は下面には、無筋領域の位置の基準となる複数の基準点が設けられる。これにより、スラブ本体において、複数の無筋領域を容易に特定することができる。したがって、スラブ本体に貫通孔をさらに容易に形成することができる。
【0017】
請求項5に記載のスラブは、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のスラブにおいて、前記無筋領域の縦幅及び横幅は、300mm以下、かつ、前記スラブ本体のスラブ厚さの3倍以下とされる。
【0018】
請求項5に係るスラブによれば、無筋領域の縦幅及び横幅を、300mm以下、かつ、スラブ本体のスラブ厚さの3倍以下とすることにより、無筋領域の強度を確保することができる。
【発明の効果】
【0019】
以上説明したように、本発明に係るスラブによれば、スラブに貫通孔を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1は、一実施形態に係るスラブの設置状態を示す平面図である。
図2は、図1の拡大平面図である。
図3は、図2に示されるスラブの配筋状態を示す平面図である。
図4は、図3に示されるひび割れ防止筋を示す拡大平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図面を参照しながら、一実施形態について説明する。
【0022】
図1には、本実施形態に係るスラブ20を支持する複数の柱10、大梁12、及び小梁14が示されている。複数の柱10は、水平二方向に間隔を空けて配置されている。また、隣り合う柱10には、大梁12がそれぞれ架設されている。また、対向する一対の大梁12の材軸方向の中央部には、小梁14が架設されている。
【0023】
ここで、大梁12及び小梁14は、平面視にて、矩形の枠状に配置されている。これらの大梁12、及び小梁14によってスラブ20(スラブ本体22)の外周部が支持されている。なお、柱10、大梁12、及び小梁14は、鉄筋コンクリート造や、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造等にすることができる。
【0024】
図2に示されるように、スラブ20は、スラブ本体22を有している。スラブ本体22は、例えば、工場等において、プレキャストコンクリートによって形成されている。このスラブ本体22は、平面視にて、矩形状(長方形状)に形成されている。なお、スラブ本体22は、現場打ちコンクリートで形成されても良い。
【0025】
図3に示されるように、スラブ本体22には、複数の縦筋30、複数の横筋40、及び複数の斜め補強筋60A,60Bが埋設される。複数の縦筋30、複数の横筋40、及び複数の斜め補強筋60A,60Bは、鉄筋によって形成されている。
【0026】
(縦筋)
複数の縦筋30は、スラブ本体22の短辺方向(矢印Y方向)に沿って配筋されている。また、複数の縦筋30の全長は、スラブ本体22の短辺22Yよりも長くされている。これらの縦筋30の両端部は、スラブ本体22の長辺22X側の端面からそれぞれ突出される。
【0027】
なお、縦筋30の両端部は、スラブ本体22の長辺22X側の端面から突出させずに、スラブ本体22に埋設しても良い。また、縦筋30は、継手等を介して接続された複数の鉄筋で形成しても良い。
【0028】
また、複数の縦筋30は、例えば、所定本数(本実施形態では4本)で一群(一組)とされている。以下では、この一群の縦筋30を、縦筋群30Gという。複数の縦筋群30Gは、スラブ本体22の長辺方向に所定の間隔(等間隔)Dで配筋されている。また、各縦筋群30Gにおいて、複数の縦筋30は、スラブ本体22の長辺方向に所定の間隔(等間隔)dで配置されている。この間隔dは、複数の縦筋群30Gの間隔Dよりも狭くされている。
【0029】
なお、縦筋群30Gの所定本数は、2本以上で設定することができる。
【0030】
スラブ本体22の短辺22Y側の端部(外周部)には、縦筋群30Gの所定本数に満たない1本の縦筋30が配筋されている。以下では、この縦筋30を、外周縦筋32という。また、スラブ本体22の短辺22Y側の端部には、縦補強筋34が配筋されている。縦補強筋34は、スラブ本体22の短辺22Y側の端部に沿って配筋されており、その全体がスラブ20に埋設されている。
(【0031】以降は省略されています)

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