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公開番号2021104478
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210726
出願番号2019236096
出願日20191226
発明の名称塗布装置
出願人日本電産株式会社
代理人個人
主分類B05C 1/06 20060101AFI20210625BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】塗布対象物を保持しつつ塗布剤を塗布可能な塗布装置を提供する。
【解決手段】塗布装置1は、一対の把持部24によって塗布対象物Mを挟み込んで保持する保持部2と、一対の塗布面35aのうち少なくとも一方に塗布剤が付着した状態で一対の塗布面35aの間に塗布対象物Mを挟み込むことにより、塗布対象物Mの表面に塗布剤を塗布する塗布面35aを有する塗布部3と、保持部2及び塗布部3の少なくとも一方を、保持部2及び塗布部3が互いに近づく方向と互いに離間する方向とに相対移動させる相対移動部4と、相対移動部4の駆動を制御することにより、保持部2及び塗布部3の一方を他方に対して近づけた後、保持部2によって塗布対象物Mを保持し且つ塗布部3によって挟み込んだ状態で、保持部2及び塗布部3の少なくとも一方を他方に対して離間する方向に移動させる駆動制御部5と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一対の把持部を有し、該一対の把持部によって塗布対象物を挟み込んで保持する保持部と、
対向する一対の塗布面を有し、該一対の塗布面のうち少なくとも一方に塗布剤が付着した状態で前記一対の塗布面の間に前記塗布対象物を挟み込むことにより、前記塗布対象物の表面に前記塗布剤を塗布する塗布面を有する塗布部と、
前記保持部及び前記塗布部の少なくとも一方を、前記保持部及び前記塗布部が互いに近づく方向と互いに離間する方向とに相対移動させる相対移動部と、
前記相対移動部の駆動を制御することにより、前記保持部及び前記塗布部の一方を他方に対して近づけた後、前記保持部によって前記塗布対象物を保持し且つ前記塗布部によって挟み込んだ状態で、前記保持部及び前記塗布部の少なくとも一方を他方に対して離間する方向に移動させる駆動制御部と、
を備える、塗布装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
請求項1に記載の塗布装置において、
前記塗布部における前記一対の塗布面は、前記相対移動部によって前記保持部及び前記塗布部の少なくとも一方と他方とを相対移動させる際に、前記塗布対象物を挟み込んだ状態で維持される、塗布装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の塗布装置において、
前記塗布部における前記一対の塗布面によって前記塗布対象物を挟み込んだ状態で、前記一対の塗布面のうち少なくとも一方を、前記相対移動部による前記保持部及び前記塗布部の相対移動方向に対して交差する方向に相対移動させる塗布面移動部をさらに備える、塗布装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一つに記載の塗布装置において、
前記保持部及び前記塗布部をそれらの相対移動方向に見て、前記保持部における前記一対の把持部が前記塗布対象物を挟み込む方向と、前記塗布部における前記一対の塗布面が前記塗布対象物を挟み込む方向とは、交差している、塗布装置。
【請求項5】
請求項4に記載の塗布装置において、
前記保持部及び前記塗布部をそれらの相対移動方向に見て、前記保持部における前記一対の把持部が前記塗布対象物を挟み込む方向と、前記塗布部における前記一対の塗布面が前記塗布対象物を挟み込む方向とがなす角度は、90度である、塗布装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一つに記載の塗布装置において、
前記相対移動部を構成するロボットアーム装置をさらに備える、塗布装置。
【請求項7】
請求項6に記載の塗布装置において、
前記ロボットアーム装置は、前記保持部に対して、前記塗布部を移動させる、塗布装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、塗布装置に関する。
続きを表示(約 5,700 文字)【背景技術】
【0002】
部品等の表面に塗布剤を塗布する塗布装置が知られている。特許文献1に開示されている接着剤塗布装置は、ガラス板の周縁部の上下面を挟持する塗布部を有する。前記接着剤塗布装置は、前記塗布部を前記ガラス板の周縁部に沿って移動させることにより、前記ガラス板の周縁部に、塗布剤としての接着剤を塗布する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8−192086号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、塗布装置で塗布剤を塗布する塗布対象物は、前記特許文献1に開示されるガラス板のような固い部品だけでなく、例えば、Oリングのような柔軟性を有する部品も含む。塗布対象物が柔軟性を有する部品の場合、塗布装置は、塗布対象物を保持した状態で該塗布対象物に塗布材を塗布する必要がある。そこで、塗布対象物が柔軟性を有する部品の場合でも、前記塗布対象物を保持しつつ該塗布対象物に塗布剤を塗布可能な塗布装置が求められている。
【0005】
本発明の目的は、塗布対象物を保持しつつ該塗布対象物に塗布剤を塗布可能な塗布装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る塗布装置は、一対の把持部を有し、該一対の把持部によって塗布対象物を挟み込んで保持する保持部と、対向する一対の塗布面を有し、該一対の塗布面のうち少なくとも一方に塗布剤が付着した状態で前記一対の塗布面の間に前記塗布対象物を挟み込むことにより、前記塗布対象物の表面に前記塗布剤を塗布する塗布面を有する塗布部と、前記保持部及び前記塗布部の少なくとも一方を、前記保持部及び前記塗布部が互いに近づく方向と互いに離間する方向とに相対移動させる相対移動部と、前記相対移動部の駆動を制御することにより、前記保持部及び前記塗布部の一方を他方に対して近づけた後、前記保持部によって前記塗布対象物を保持し且つ前記塗布部によって挟み込んだ状態で、前記保持部及び前記塗布部の少なくとも一方を他方に対して離間する方向に移動させる駆動制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施形態に係る塗布装置によれば、塗布対象物を保持しつつ該塗布対象物に塗布剤を塗布可能な塗布装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る塗布装置の概略構成を示す図である。
図2Aは、保持部の正面図である。
図2Bは、一対の把持部が塗布対象物を挟み込んだ状態を示す図である。
図3Aは、塗布部の正面図である。
図3Bは、一対の塗布面が塗布対象物を挟み込んだ状態を示す図である。
図3Cは、塗布部材が変形した状態を示す図である。
図3Dは、塗布部材が相対移動する様子を示す図である。
図4Aは、塗布部によって塗布対象物に塗布剤を塗布する様子を示す図である。
図4Bは、塗布部によって塗布対象物に塗布剤を塗布する様子を示す図である。
図4Cは、塗布部によって塗布対象物に塗布剤を塗布する様子を示す図である。
図4Dは、塗布部によって塗布対象物に塗布剤を塗布する様子を示す図である。
図5は、相対移動部を構成するロボットアーム装置の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、図中の同一または相当部分については同一の符号を付してその説明は繰り返さない。また、各図中の構成部材は、各図中に記載されている寸法及び各構成部材の寸法比率に限定されない。
【0010】
また、以下の説明において、“固定”、“接続”及び“取り付ける”等(以下、固定等)の表現は、部材同士が直接、固定等されている場合だけでなく、他の部材を介して固定等されている場合も含む。すなわち、以下の説明において、固定等の表現には、部材同士の直接的及び間接的な固定等の意味が含まれる。
【0011】
(全体構成)
図1は、本発明の実施形態に係る塗布装置1の概略構成を示す図である。塗布装置1は、塗布対象物Mの表面に塗布剤を塗布する装置である。具体的には、塗布装置1は、保持部2と、塗布部3と、相対移動部4と、制御部5とを備える。本実施形態では、塗布装置1は、塗布対象物Mとしてのひも状の部材の表面全体に塗布剤を塗布する。前記ひも状の部材は、例えば、Oリングである。なお、本実施形態では、塗布装置1が塗布剤を塗布する塗布対象物Mとして、ひも状の部材を用いているが、塗布装置1が塗布剤を塗布する部材は、板状部材など、他の形状の部材であってもよい。
【0012】
塗布装置1は、保持部2で塗布対象物Mを保持した状態で、塗布部3で塗布対象物Mに塗布剤を塗布する。詳しくは、保持部2が塗布対象物Mを保持しつつ、塗布部3が塗布対象物Mを挟んだ状態で塗布対象物Mに対して移動する。これにより、塗布装置1は、塗布対象物Mの表面に塗布剤を塗布することができる。
【0013】
保持部2及び塗布部3は、相対移動部4の駆動によって、互いに近づく方向と互いに離間する方向とに相対移動する。以下の説明では、保持部2及び塗布部3が相対移動する方向を、「相対移動方向」と呼ぶ。
【0014】
(保持部)
図2A及び図2Bは、保持部2を相対移動方向に見た図である。図2Aに示すように、保持部2は、保持本体部21と、一対の把持部24と、一対の接触部材25と、把持移動部26と、を有する。
【0015】
保持本体部21は、塗布装置1の図示しないベースに固定されている。
【0016】
一対の把持部24は、それぞれ平板状の部材である。一対の把持部24は、保持本体部21に接続され、下方向に延びている。一対の把持部24は、相対移動方向に対して交差する方向に並んでいる。一対の把持部24のうち一方は他方に近づく方向と他方から離間する方向とに相対移動する。これにより、一対の把持部24は、塗布対象物Mを挟んで把持する位置に移動したり(図2B参照)、塗布対象物Mの把持を解除できる位置に移動したりすることができる。なお、一対の把持部24が延びる方向は、下方向以外の方向であってもよい。
【0017】
一対の接触部材25は、一対の把持部24のそれぞれの先端側に位置する。接触部材25は、塗布対象物Mの表面を構成する材料に対して摩擦係数が高い材料によって構成されている。接触部材25を構成する材料は、例えば、ゴムである。これにより、一対の把持部24が塗布対象物Mを挟み込むことで、一対の接触部材25によって塗布対象物Mは把持される。
【0018】
把持移動部26は、保持本体部21を横方向に移動させる。特に図示しないが、把持移動部26は、例えばモータまたは圧電素子などのアクチュエータと、前記アクチュエータで生じる駆動力を直線運動等に変えるボールねじなどの運動変換機構とを有する。把持移動部26は、前記アクチュエータで生じた駆動力を前記運動変換機構によって直線運動に変換することにより、一対の把持部24を互いに近づく方向(図2Aの矢印)と互いに離間する方向(図2Bの矢印)とに移動させる。詳しくは、把持移動部26は、一対の把持部24のうち一方の把持部を、左右方向に移動させる。なお、把持移動部は、運動変換機構を有していなくてもよい。
【0019】
把持移動部26は、制御部5によって駆動制御される。制御部5の詳細な構成については、後述する。
【0020】
(塗布部)
図3Aから図3Dは、塗布部3を相対移動方向に見た図である。図3Aに示すように、塗布部3は、塗布本体部31と、一対の塗布部材支持部34と、一対の塗布部材35と、塗布移動部36と、塗布面移動部37と、を有する。
【0021】
塗布本体部31は、相対移動部4によって、相対移動方向に移動する。特に図示しないが、相対移動部4は、例えばモータまたは圧電素子などのアクチュエータと、前記アクチュエータで生じる駆動力を直線運動等に変えるボールねじなどの運動変換機構とを有する。相対移動部4は、前記アクチュエータで生じた駆動力を前記運動変換機構によって直線運動に変換することにより、塗布本体部31を相対移動方向に移動させる。相対移動部4は、制御部5によって駆動制御される。制御部5の詳細については、後述する。なお、相対移動部は、運動変換機構を有していなくてもよい。
【0022】
一対の塗布部材支持部34は、それぞれ平板状の部材である。一対の塗布部材支持部34は、塗布本体部31に接続され、水平方向に延びている。一対の塗布部材支持部34は、相対移動方向に対して交差する方向に並んでいる。また、相対移動方向に見て、一対の塗布部材支持部34の並び方向は、保持部2における一対の把持部24の並び方向と交差している。本実施形態では、相対移動方向に見て、保持部2における一対の把持部24の並び方向と、塗布部3における一対の塗布部材支持部34の並び方向とがなす角度は、90度である。
【0023】
なお、一対の塗布部材支持部34が延びる方向は、水平方向に限定されない。すなわち、相対移動方向に見て、一対の塗布部材支持部34の並び方向は、保持部2における一対の把持部24の並び方向と交差していれば、他の方向であってもよい。また、相対移動方向に見て、保持部2における一対の把持部24の並び方向と、塗布部3における一対の塗布部材支持部34の並び方向とがなす角度は、90度以外の角度であってもよい。
【0024】
一対の塗布部材支持部34のうち一方は、他方に近づく方向と他方から離間する方向に移動する。これにより、一対の塗布部材支持部34は、塗布対象物Mを挟んで把持する位置に移動したり(図3B参照)、塗布対象物Mの把持を解除できる位置に移動したりすることができる。
【0025】
一対の塗布部材35は、一対の塗布部材支持部34のそれぞれの先端側に位置する。一対の塗布部材35は、表面に塗布剤を保持可能な材料からなる。一対の塗布部材35は、保持部2において接触部材25を構成する材料よりも、摩擦係数が低い材料によって構成されているのが好ましい。一対の塗布部材35を構成する材料は、例えば、シリコンスポンジ、ウレタンスポンジ、フェルトなどである。なお、一対の塗布部材35のうち一方の塗布部材35を構成する部材と他方の塗布部材35を構成する部材とは、異なる材料によって構成されていてもよい。
【0026】
一対の塗布部材35は、互いに対向する面である塗布面35aを有する。すなわち、塗布部3は、一対の塗布面35aを有する。塗布部3によって塗布対象物Mに塗布剤を塗布する際に、一対の塗布面35aのうち少なくとも一方には、塗布剤が付着している。このように、一対の塗布面35aに塗布剤が付着した状態で、一対の塗布部材35で塗布対象物Mを挟むことにより、塗布対象物Mに対して一対の塗布面35aが接触する位置に塗布剤を塗布できる。また、一対の塗布部材35が塗布対象物Mを挟み込むことで、一対の塗布部材35によって塗布対象物Mを保持できる。なお、塗布対象物Mに対して塗布剤を効率良く塗布する観点から、一対の塗布面35aの両方に塗布剤が付着しているのが好ましい。
【0027】
また、詳細は後述するが、塗布部3における一対の塗布部材35が塗布対象物Mを挟んだ状態で、塗布部3が保持部2から離間する方向に移動することにより、一対の塗布面35aに付着した塗布剤を、移動方向に沿って塗布対象物Mの表面に塗布できる。
【0028】
なお、一対の塗布部材35は、塗布対象物Mの形状に応じて変形する部材によって構成されていてもよい。例えば、図3Cに示すように、一対の塗布部材35は、塗布対象物Mを挟むことによって変形可能に構成されていてもよい。この場合、一対の塗布面35aが塗布対象物Mに接触する面積が大きくなるため、塗布部3は、塗布対象物Mの表面の広範囲に塗布剤を塗布できる。
【0029】
塗布移動部36は、一対の塗布部材支持部34を互いに近づく方向(図3Aの矢印)と互いに離間する方向(図3Bの矢印)とに移動させる。特に図示しないが、塗布移動部36は、例えばモータまたは圧電素子などのアクチュエータと、前記アクチュエータで生じる駆動力を直線運動等に変えるボールねじなどの運動変換機構とを有する。塗布移動部36は、前記アクチュエータで生じた駆動力を前記運動変換機構によって直線運動に変換することにより、一対の塗布部材支持部34のうち、上側に位置する塗布部材支持部34を上下方向に移動させる。一対の塗布部材支持部34のうち、下側に位置する塗布部材支持部34は、塗布本体部31に固定されている。なお、塗布移動部は、運動変換機構を有していなくてもよい。
【0030】
これにより、一対の塗布部材支持部34のそれぞれの先端側に位置する一対の塗布部材35によって、塗布対象物Mを挟み込むことができる。
(【0031】以降は省略されています)

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