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公開番号2021102202
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210715
出願番号2019235309
出願日20191225
発明の名称掃除機
出願人京セラ株式会社
代理人特許業務法人酒井国際特許事務所
主分類B08B 1/00 20060101AFI20210618BHJP(清掃)
要約【課題】一般的な階段用の手摺りなどを効率的に掃除することのできる掃除機を提供する。
【解決手段】鞍型に形成され、線状構造物100に跨るように装着可能であり、内側に線状構造物の表面に当接する清浄材が設けられる本体部1と、本体部に設けられ、この本体部を推進させる推進部2とを備える。推進部は、駆動源と、駆動源により駆動して線状構造物上を自走する走行装置とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
鞍型に形成され、線状構造物に跨るように装着可能であり、内側に前記線状構造物の表面に当接する清浄材が設けられる本体部と、
前記本体部に設けられ、当該本体部を推進させる推進部と、
を備える
ことを特徴とする掃除機。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記推進部は、
一端が前記本体部に連結された弾性体と、
前記本体部に吊下され、一端が前記弾性体の他端に連結された錘体と、
を備え、
鞍型に形成された前記本体部の左右の下端部に、前記本体部の進行方向と直交する方向に対向するように対をなして配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の掃除機。
【請求項3】
前記本体部の左右の下端部に配置された左右の前記推進部の間で、
前記弾性体であるコイルバネの長さ、引張強度、重さ、若しくは前記錘体の長さ、重さのうち、少なくとも一つが異なる
ことを特徴とする請求項2に記載の掃除機。
【請求項4】
前記推進部は、
駆動源と、当該駆動源により駆動して前記線状構造物上を自走する走行装置と、を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の掃除機。
【請求項5】
前記推進部は、前記本体部上に配置されており、
前記走行装置は、
前記本体部の背上に形成された開口部に臨み、前記線状構造物の表面に沿って移動する車輪若しくは無限軌道を備える
ことを特徴とする請求項4に記載の掃除機。
【請求項6】
前記推進部は、
前記駆動源および前記走行装置を配置するベース部材を備え、
前記ベース部材は、
前記本体部の進行方向に、連結部を介して列状に連結されている
ことを特徴とする請求項4に記載の掃除機。
【請求項7】
前記走行装置は、
前記ベース部材に形成された開口部に臨み、前記線状構造物の表面に沿って移動する車輪若しくは無限軌道を備える
ことを特徴とする請求項6に記載の掃除機。
【請求項8】
前記線状構造物の表面の清浄度合を判定する判定部をさらに備える
ことを特徴とする請求項4から7のいずれか一つに記載の掃除機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、掃除機に関する。
続きを表示(約 4,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自走しながら床を掃除する掃除機として、いわゆるロボット掃除機と呼ばれるものが知られている(たとえば、特許文献1を参照)。かかるロボット掃除機は、キャスタが取付けられた本体内に、回転ブラシや吸引ファン、これらを駆動するモータ類をはじめとする各種装置が収納されている。そして、やはり本体内に、各装置を制御して動作全般を制御する制御装置が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017−074324号公報
【発明の概要】
【0004】
実施形態の一態様に係る掃除機は、鞍型に形成され、線状構造物に跨るように装着可能であり、内側に前記線状構造物の表面に当接する清浄材が設けられる本体部と、前記本体部に設けられ、当該本体部を推進させる推進部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1は、第1の実施形態に係る掃除機の説明図である。
図2は、第1の実施形態に係る掃除機の模式的正面図である。
図3は、第1の実施形態に係る掃除機の側面視による説明図である。
図4は、第2の実施形態に係る掃除機の説明図である。
図5は、第3の実施形態に係る掃除機の説明図である。
図6は、第4の実施形態に係る掃除機の説明図である。
図7は、第4の実施形態に係る掃除機のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
上記特許文献1に開示された掃除機は、あくまでも床などのような平面の掃除には適していても、ウイルスや細菌などの感染源となりやすい人の手が触れることの多い手摺りや吊り革などを掃除することはできない。
【0007】
また、エスカレータなどのように、自動で動くベルトなどで構成された手摺りを掃除する固定式掃除機は確かに存在するものの、かかる固定式掃除機は、通常の階段などに設置された手摺りには適用することはできない。
【0008】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、一般的な階段用の手摺りなどを効率的に掃除することのできる掃除機を提供することを目的とする。
【0009】
以下、添付図面を参照して、本願の開示する掃除機の実施形態について説明する。なお、以下に示す各実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、各実施形態において、線状構造物の一例である手摺りとは、主として階段、屋上、ベランダなどに設けられた冊状の構造物の上部に配置された横木を指す。また、線状構造物には、たとえば、吊り革などの円環状の構造物も含まれる。
【0010】
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る掃除機10について、図1〜図3を用いて説明する。図1は、第1の実施形態に係る掃除機10の説明図、図2は、同掃除機10の模式的正面図、図3は、同掃除機10の側面視による説明図である。
【0011】
実施形態に係る掃除機10は、鞍型に形成され、手摺り100(線状構造物)に跨るように装着可能であり、内側に手摺り100の表面に当接する清浄材4が設けられる本体部1と、本体部1に設けられ、当該本体部1を推進させる推進部2とを備える。かかる構成により、ウイルスや細菌などの感染源となる人の手が触れやすい一般的な階段用の手摺り100などを効率的に掃除することができる。
【0012】
このように、実施形態に係る掃除機10は、ウイルスや細菌などの感染源となりやすい人の手が触れることの多い手摺りの掃除に好適に用いることができる。図1〜図3に示すように、第1の実施形態に係る掃除機10は、線状構造物の一例である手摺り100に跨った状態で装着できるように、鞍型に形成された本体部1を備える。図示するように、手摺り100は支柱110により支持されている。
【0013】
人の手が触れる手摺り100は、外周面が断面視円弧状に湾曲しており、かかる手摺り100に安定した状態で装着するために、掃除機10の本体部1は、図2に示すように、正面視で略馬蹄形に形成され、手摺り100を抱持するように装着される。本体部1は、本実施形態では合成樹脂製としているが、たとえば、木材、金属材料などで形成することもできる。また、本体部1は、中実構造ではなく中空構造であってもよい。
【0014】
本体部1の内側には、手摺り100の表面に当接する清浄材4が着脱自在に設けられている。本実施形態では、清浄材4として、適宜の洗浄剤を含浸させたスポンジを用いており、本体部1の内側面に交換自在に取付けている。なお、清浄材4は、布材あるいは紙材などのセルロース材により形成することもできる。
【0015】
また、掃除機10は、本体部1を手摺り100上で推進させるための一対の推進部2を備えている。各推進部2は、一端が本体部1に設けられた取付部3に連結された弾性体の一例であるコイルバネ21と、本体部1に紐体23によって吊下され、一端がコイルバネ21の他端に連結された錘体22とを備えている。
【0016】
本実施形態では、コイルバネ21として金属製の引っ張りバネを用いているが、合成樹脂製であっても構わない。また、取付部3は、本実施形態では、本体部1と一体成形したものとしているが、別体で形成して本体部1に取付けた構成であってもよい。
【0017】
このように、コイルバネ21と錘体22とを有する推進部2は、掃除機10の鞍型に形成された本体部1の左右の下端部に、互いに対向状態に対をなして配置され、左右のバランスを維持しやすくしている。すなわち、一対の推進部2が、本体部1の左右の下端部に、進行方向に対して互いに直交するようにして配置されることでバランサとして機能し、本体部1が、断面視円弧状に湾曲した手摺り100上で、左右のいずれか一方に回転してずれることを防止している。
【0018】
本実施形態における錘体22は、矩形棒状に形成された金属製としているが、形状としては円柱状、球状など、いかなる形状でもよく、材料としてもセラミックス、合成樹脂など、何ら限定されない。また、錘体22を本体部1に連結する紐体23としては、ここでは、木綿や麻などの天然繊維を素材とする糸を用いているが、合成樹脂製の化学繊維を素材とする糸や金属製であっても構わない。
【0019】
上述した構成の掃除機10を、たとえば手摺り100の上手側において、図2に示すように、手摺り100に載置するようにして装着すると、図1および図3に示すように、掃除機10は、手摺り100の下手側へ下降していく。すなわち、掃除機10自体の重力に錘体22の重力が加わることによって、掃除機10は、手摺り100の下手側へ降下する力を受けて下降する。
【0020】
このとき、本体部1の内側面に取付けられた清浄材4が、手摺り100の表面を拭っていくため、手摺り100の表面が浄化される。
【0021】
なお、推進部2の先端に、別途紐体(不図示)を取付けて、下手側から引っ張ることで掃除機10を強制的に下手側へ摺動させることもできる。この場合、推進部2の重力のみによる推進力と比べてより高速で下降させることができる。
【0022】
また、推進部2の変形例として、本体部1の左右の下端部に配置された左右の推進部2の間で、コイルバネ21の長さ、引張強度、重さ、若しくは錘体22の長さ、重さのうち、少なくとも一つを異ならせることができる。
【0023】
すなわち、左右の推進部2,2の間で、コイルバネ21の長さ、引張強度、重さ、若しくは錘体22の長さ、重さのうち、少なくともいずれか一つを異ならせることにより、推進部2のバランサとしての機能を、僅かに低下させるのである。このように、あえて、バランス機能を低下させることで本体部1を進行方向に対して左右に揺れやすくし、手摺り100の長手方向のみならず、周方向に清浄材4を摺動させることによって、より清浄効果を高めることができる。
【0024】
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る掃除機10Aについて、図4を用いて説明する。図4は、第2の実施形態に係る掃除機10Aの説明図である。
【0025】
第2の実施形態に係る掃除機10Aは、上述してきた第1の実施形態に係る掃除機10と同じように、鞍型に形成され、手摺り100に跨るように装着可能であり、内側に清浄材4が設けられた本体部1と、この本体部1を推進させる推進部20とを備える。
【0026】
図4に示すように、本体部1は、基本的な構成は第1の実施形態と同様であるが、かかる本体部1の上に推進部20が配置されている。本実施形態に係る推進部20は、駆動源と、この駆動源により駆動する走行装置とを備えている。
【0027】
すなわち、第2の実施形態に係る掃除機10Aは、図示するように、本体部1の上部面に、推進部20を構成する駆動源であるモータ220と、モータ220に電力を供給するバッテリ230と、モータ220により駆動して手摺り100上を自走する走行装置である車輪210とを備えている。
【0028】
本実施形態では、本体部1の一端側から、車輪210、モータ220、バッテリ230の順に列状に並設されている。便宜上、掃除機10Aの進行方向に対して後方を上手とすると、推進部20は、上手側から車輪210、モータ220、バッテリ230が配置されている。
【0029】
モータ220と車輪210とは、図示しない軸受機構により支持された動力伝達軸240を介して連動連結されている。動力伝達軸240の一端には第1ウォームギヤ241が設けられ、他端には第2ウォームギヤ242が設けられている。そして、第1ウォームギヤ241とモータ220の回転軸221に取付けられた出力ギヤ222とが噛合し、第2ウォームギヤ242と車輪210の車軸211に取付けられた入力ギヤ212とが噛合している。
【0030】
また、車輪210は、本体部1の背上に形成された開口部200に臨み、手摺り100の表面に当接している。したがって、車輪210が回転すると手摺り100上を転動し、掃除機10Aは、手摺り100に沿って移動することができる。
(【0031】以降は省略されています)

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