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公開番号2021098138
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210701
出願番号2021044954
出願日20210318
発明の名称運動器具
出願人個人
代理人
主分類A63B 23/10 20060101AFI20210604BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】股関節の動き、肩甲骨の動きを高め、骨格を正しい姿勢に復活させることができる運動器具の提供。
【解決手段】手又は足の指間用の運動器具であって、少なくとも1本の非伸縮性の紐2aと紐2aの両端夫々に配置された硬質材からなる押圧部材1a、1dと、紐2aの中間部に、その一端を連結した、所定長さを有する非伸縮性の連結部材3とからなり、連結部材3の他端に、運動具本体等へ固定するための固定部材4を設けたものであり、紐2aを介し押圧部材1a、1dを手の平又は足裏に配置し、手足の指間で挟みこんだ状態で運動することが可能であり、指の挟み力の改善と指の屈曲力、反り力およびそれに伴う全身運動の改善が可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
手又は足の指間部用の運動器具であって、所定の長さを有する少なくとも1本の非伸縮性の紐と前記紐の両端夫々に取り付けられた硬質材からなる押圧部材と、前記紐の中間部にその一端を連結した、所定長さを有する非伸縮性の連結部材とからなり、前記連結部材の他端に固定部材を設けたものであって、前記紐は2本の紐からなり、各紐の両端夫々に前記押圧部材が保持されており、一方の紐が他方の紐より長いことを特徴とする運動器具。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記押圧部材の指間部の押圧面が球面であることを特徴とする請求項1記載の運動器具。
【請求項3】
前記押圧部材の指間部の押圧面が平坦な面であることを特徴とする請求項1記載の運動器具。
【請求項4】
前記2本の紐の一方の紐の両端に取り付けられた2つの第1押圧部材の大きさが同一で、他方の紐の両端に取り付けられた2つの第2押圧部材の大きさが同一であり、第1押圧部材と第2押圧部材の大きさが異なることを特徴とする請求項1記載の運動器具。
【請求項5】
前記押圧部材が球体もしくは半球体であることを特徴とする請求項1記載の運動器具。
【請求項6】
前記押圧部材の夫々は、その中心に紐挿通孔が設けてあり、前記紐の端部が挿通され、その結び目で前記押圧部材が前記紐に保持されていることを特徴とする請求項5記載の運動器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は手又は足の指間部、隣接する指の挟み力を使いながら、手首足首の運動を可能にし、股関節の流動性運動、肩甲骨のローイング運動、背骨が緊張しないように寝たままの姿勢でも全身運動が行える運動器具に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)【背景技術】
【0002】
図7に示すように従来の全身運動する運動具として、ピラティス式のものがあり、寝たままの姿勢でも運動できること、つまり、自転車の股関節を動かす運動やロープを引っ張るローイング運動などを室内で模倣できることにより、手足の動き、股関節の流動性、背骨の動き、肩甲骨の流動性、首の動きを復活させることができるものがあり、多くの人が使用している。この運動具は、座ることも歩くこともできない、または何らかの理由で特定の四肢または股関節を動かすことができない人が、寝たままの姿勢で運動できることから多くの人が使用できるようになっている。
この従来の運動具においては、運動具本体の枠体に圧縮ばねで前後に移動可能なベッドを設けてあり、このベッドにロープの一端が連結されて、その他端の先端にストラップが設けてあり、このストラップをベッド上の運動者が手の平で握り、もしくは足の裏にかけて、圧縮バネの応力に抗して運動を行うものである。(特許文献1、2参照)
また、他の例として手足の各指に刺激を与えて、運動機能の向上や血行促進等を図ることができる指刺激健康器具として、弾性シリコン樹脂あるいはゴム材などからなり、弾性と伸縮性を備えた器具がある。
(特許文献3参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許文献1:米国特許9289645公報
特許文献2:米国特許公開2015/0157893公報
特許文献3:実用新案登録第3197086号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1、2に示す運動具では、運動者の手足の動き、股関節の流動性、背骨の動き、肩甲骨の流動性、首の動きを復活、改善させることができるが、手の平で握る、足の裏にかけるストラップであるため、手足の指間部の挟み力の機能改善、例えば指先に体重をのせたり、踏ん張ったり、反ったりする動きを行うことはできなかった。つまり、手首又足首の運動、指の挟む力、あるいは指の屈曲力の改善ができなかった。
特許文献3に示す健康器具では、手足の指間部に刺激を与える、指の運動は提供できるが、弾力性のある柔軟な素材からなる器具のため、背骨に緊張させないで指間部のみを使うため、股関節の流動性運動、肩甲骨の運動等の背骨から連動する全身運動はできなかった。
本発明の運動器具は、運動具本体等の被取付体に固定し、手首又足首の動き、手足の各指の挟み力、屈曲力、反る力を使うことで、背骨から連動する全身運動を行うことで股関節の動き、肩甲骨の動きを高め、骨格を正しい姿勢に復活させることができる運動器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は前記目的を達成するため、請求項1の発明では、手又は足の指間部用の運動器具であって、所定の長さを有する少なくとも1本の非伸縮性の紐と前記紐の両端夫々に取り付けられた硬質材からなる押圧部材と、前記紐の中間部にその一端を連結した、所定長さを有する非伸縮性の連結部材とからなり、前記連結部材の他端に固定部材を設けたものであって、前記紐は2本の紐からなり、各紐の両端夫々に前記押圧部材が保持されており、一方の紐が他方の紐より長いことを特徴とする運動器具である。
請求項2の発明では、前記押圧部材の指間部の押圧面が球面であることを特徴とする請求項1記載の運動器具である。
請求項3の発明では、前記押圧部材の指間部の押圧面が平坦な面であることを特徴とする請求項1記載の運動器具である。
請求項4の発明では、前記2本の紐の一方の紐の両端に取り付けられた2つの第1押圧部材の大きさが同一で、他方の紐の両端に取り付けられた2つの第2押圧部材の大きさが同一であり、第1押圧部材と第2押圧部材の大きさが異なることを特徴とする請求項1記載の運動器具である。
請求項5の発明では、前記押圧部材が球体もしくは半球体であることを特徴とする請求項1記載の運動器具である。
請求項6の発明では、前記押圧部材の夫々はその中心に紐挿通孔が設けてあり、前記紐の端部が挿通され、その結び目で前記押圧部材が前記紐に保持されていることを特徴とする請求項5記載の運動器具である。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の本発明によれば、本発明の運動器具は、押圧部材が硬質材からなり、かつ紐、連結部材が非伸縮性の素材からなるので、手足の指の挟み力、屈曲力、反る力を使い、手首又足首の運動、寝た姿勢でも背骨から連動する全身運動ができるので、肩甲骨の動き、股関節の動きを高め、骨格を正しい姿勢に復活させることができる。
即ち、外反母趾、浮指、O脚、X脚、肩こりなど骨格のゆがみからくる症状の改善もでき、足だけ手だけの部分ではなく、全身運動で全骨格を正しい状態に復活させることができる。更に、足のアーチを改善させ、中心軸を安定させることができ、手首足首の怪我の防止、機能改善ができる。本発明の運動器具は、マッサージなど施術者が行う他力の運動と違い、自分で自分の身体の運動をして骨格および動きの修正ができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
は、本発明の運動器具の第1実施例の概略図である。
は、第1実施例の運動器具を足に使用した状態を示す概略図である。
は、本発明の運動器具の第2実施例の概略図である。
は、第2実施例の運動器具を手に使用した状態を示す概略図である。
は、第2実施例の使用方法の変形例を示す概略図である。
は、本発明の運動器具をベッドに使用した状態を示す概略図である。
は、従来技術である特許文献1の運動具本体の概略図である。
は、本発明の運動器具の第3実施例の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の運動器具を以下実施例に基づき説明する。図1は本発明の第1実施例の運動器具Aであり、運動器具Aは所定長さを有する2本の非伸縮性の紐2a,2bと、この2本の紐の両端夫々に押圧部材として、球体1a,1b,1c,1dが遊嵌状態で取り付けられており、前記2本の紐2a,2bの中間部にその一端が連結された、所定長さを有する非伸縮性の連結部材3と、その他端側に運動具本体等の被取付体に固定するための固定部材4としてカラビナを更に設けている。
この実施例では、一方の手又は足の5本の各指間全てに前記紐2a、2bを挟み、手の平あるいは足裏側に球体を配置するため、前記紐2a,2bの各端部に、木製の球体1a,1b,1c,1dが4つ設けてあり、球体の指間部への押圧面は球面である。前記球体1a,1b,1c,1dの材質としては、各指間に応力を付与し、その負荷を股関節、肩甲骨に伝え、更に背骨へ伝え、全身運動とするため硬質材料であればよく、木製に限らず樹脂製、金属製でもよい。
【0009】
前記2本の紐2a,2bおよび連結部材3は非伸縮性で剛性のあるものであり、使用者の使用時における応力荷重に耐えられる素材からなる。前記紐2a,2bの長さについて、使用時に前記球体を使用者の手の平又は足裏に均一に配置するため、前記球体を前記紐に保持した状態で、外側に位置する紐2aの長さを、内側に位置する紐2bの長さより、長く構成してある。この実施例では2センチの差がある。このようにすることで運動器具Aの使用時に、手の平または足裏に対し前記球体1a,1b,1c,1dが水平で均一となり、かつ4つの指間に対し均等な負荷をかけることができる。
【0010】
前記4つの球体1a,1b,1c,1dにはその中央に紐貫通孔(図示せず)が設けてあり、前記紐2a,2bの端部を貫通させ、その貫通した各端部に結び目を形成し、紐抜け防止とし、前記各球体1a,1b,1c,1dが前記紐2a,2bに対し回転、移動可能となるよう遊嵌状態で保持されている。従って、運動器具Aの使用者ごとの前記紐長さの初期設定において、結び目により、前記紐2a,2bの長さ調整が可能であり、前述のごとく前記紐2a、2bの長さを異ならせる。なお前記球体1a,1b,1c,1dを所定長さの紐2a,2bの各端部に保持するため、結び目でなく他の適宜手段を使用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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