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公開番号2021097475
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210624
出願番号2019226725
出願日20191216
発明の名称モータ
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人特許業務法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02K 5/22 20060101AFI20210528BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータ端子の設計の自由度を上げることのできるモータを提供すること。
【解決手段】実施形態のモータは、キャップと、ハウジングとを備える。前記ハウジングは、前記キャップが設けられる。前記キャップには第一の端子が設けられる。前記ハウジングには第二の端子が設けられる。前記第一の端子と前記第二の端子とが係合して端子部を形成している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
キャップと、
前記キャップが設けられたハウジングと、を備え、
前記キャップには第一の端子が設けられ、
前記ハウジングには第二の端子が設けられ、
前記第一の端子と前記第二の端子とが係合して端子部を形成している、
モータ。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記第一の端子はモータの外部に接続され、
前記第二の端子にはコイルを形成する導線が溶着または絡げ接続されている、
請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記第一の端子と前記キャップとが一体に組み立てられた第一の部材と、
前記ハウジングと前記第二の端子とが一体に組み立てられた第二の部材と、を有し、
前記第一の部材と前記第二の部材とが分離可能である、
請求項1または2に記載のモータ。
【請求項4】
前記第二の端子は変形する係合部を有し、
前記第一の端子は被係合部を有し、
前記係合部と前記被係合部とが係合する、
請求項1〜3のいずれか一つに記載のモータ。
【請求項5】
前記キャップは凸部を有し、
前記第二の端子の前記係合部は、前記第一の端子の前記被係合部の内側に収容され、中央に凹部を有した凸部を有する、
請求項4に記載のモータ。
【請求項6】
前記キャップの凸部が前記係合部の凹部に挿入されることで、前記係合部の凹部が外側に開き、前記係合部の凸部と前記被係合部とが係合する、
請求項5に記載のモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 4,900 文字)【背景技術】
【0002】
ブラシレスモータ等のモータには、外部給電のためのモータ端子が設けられている。モータ端子は、モータのキャップ等に設けられ、モータ端子の内部側ではモータのコイルを形成する導線が融着(ヒュージング)や絡げ等によって接続され、モータ端子の外部側は給電用のコネクタ等に挿入される栓刃等の電極になっている(例えば、特許文献1等を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019−41549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、モータとしての基本性能について同じ仕様のモータであっても、モータが取り付けられる製品や納入先の要求に応じ、モータ端子の形状が変わる場合がある。その場合、モータのメーカ等は、必要とされる形状のモータ端子に変更しなければならず、形状を変えたモータ端子を新たに設計して製造したり、既に製造されているモータ端子の形状を加工したりしなければならず、対応が困難であった。
【0005】
そのため、モータ端子の設計にあたっては、必要とされる性能を発揮しつつ、要求される形状とする必要があり、設計の自由度が制限されていた。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、モータ端子の設計の自由度を上げることのできるモータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係るモータは、キャップと、ハウジングとを備える。前記ハウジングは、前記キャップが設けられる。前記キャップには第一の端子が設けられる。前記ハウジングには第二の端子が設けられる。前記第一の端子と前記第二の端子とが係合して端子部を形成している。
【0008】
本発明の一態様に係るモータは、モータ端子の設計の自由度を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態にかかるモータの外観斜視図である。
図2は、モータの図1におけるA−A断面図である。
図3は、外部端子と結線端子との係合のための構造を示す部分的な分解図である。
図4は、キャップ、端子ホルダおよび外部端子の詳細を示す分解図である。
図5は、インシュレータ、結線端子および接続端子の詳細を示す分解図である。
図6は、組立時における外部端子と結線端子との係合の様子を示す図(1)である。
図7は、組立時における外部端子と結線端子との係合の様子を示す図(2)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態に係るモータについて図面を参照して説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、1つの実施形態や変形例に記載された内容は、原則として他の実施形態や変形例にも同様に適用される。
【0011】
図1は、一実施形態にかかるモータ1の外観斜視図である。図1において、モータ1は、略円筒状のハウジング2と、このハウジング2の開口側の端部を覆うキャップ3とを備えている。ハウジング2およびキャップ3は、例えば、金属材料から形成されている。キャップ3の中央の突出部3aからは、シャフト4が露出している。また、キャップ3上には、樹脂等の絶縁材料から形成されたボス部13aが突出し、このボス部13aからは、金属材料から形成された外部端子14が露出している。
【0012】
図2は、モータ1の図1におけるA−A断面図である。図2において、ハウジング2のキャップ3と反対側(図2における下側)の中央の突出部2aの内側にはベアリング5が設けられ、キャップ3の突出部3aの内側にはベアリング6が設けられ、ベアリング5、6によってシャフト4が回動可能に支持されている。また、シャフト4は、スプリング7によって、ベアリング5側からベアリング6側に付勢されている。なお、シャフト4のベアリング5側の外周面にはスリーブ4aが設けられている。
【0013】
シャフト4の略中央付近の外周面には略円筒状のロータヨーク8が固定され、ロータヨーク8の外周面には略円筒状のマグネット9が固定されている。シャフト4、ロータヨーク8およびマグネット9によって、ロータが形成されている。
【0014】
ハウジング2の内周面にはコアバックおよびティースを有するステータコア10が固定され、ステータコア10のティースにはインシュレータ11A、11Bを介してステータコイル12が巻回されている。ステータコア10、インシュレータ11A、11Bおよびステータコイル12によって、ステータが形成されている。
【0015】
一方、キャップ3の内側には端子ホルダ13が設けられ、端子ホルダ13の一部であるボス部13aがキャップ3から外部に突出しており、ボス部13aの内部に外部端子14が挿通されている。また、インシュレータ11Aには結線端子15が配置されており、モータ1の組立時において、キャップ3側の外部端子14とインシュレータ11A側の結線端子15とが係合し、電気的に接続されるようになっている。
【0016】
外部端子14はモータ1の外部に接続され、結線端子15はステータコイル12を形成する導線の端部が溶着または絡げ接続される。外部端子14は、第一の端子の一例である。結線端子15は、第二の端子の一例である。外部端子14と結線端子15とが係合されたものは、端子部の一例である。
【0017】
図3は、外部端子14と結線端子15との係合のための構造を示す部分的な分解図である。なお、図3においては、キャップ3、端子ホルダ13および外部端子14とが一体に組み立てられた第一の部材と、インシュレータ11A、結線端子15および接続端子16とが一体に組み立てられた第二の部材とが分離可能な状態となっていることが示されており、その他の部材は省略されている。
【0018】
図4は、キャップ3、端子ホルダ13および外部端子14の詳細を示す分解図であり、図3においてキャップ3、端子ホルダ13および外部端子14が一体に組み立てられた第一の部材の分解図である。
【0019】
図4において、中央に突出部3aが設けられた略円板状のキャップ3には、円板状の平坦部に複数(図示の例では3個)の孔部3bが設けられている。また、図において皿を反転させたような形状の端子ホルダ13の底部からは複数(図示の例では3個)のボス部13aが突出している。ボス部13aには、外部端子14の栓刃部14aが挿入される孔部13bが設けられている。外部端子14の栓刃部14aと反対側には、両翼が折り曲げられた形状の被係合部14bが設けられている。また、端子ホルダ13のボス部13aが突出する方向とは反対側には、ボス部13aの基部から外部端子14の被係合部14bの間に延在する凸部13cが設けられている。
【0020】
そして、外部端子14の栓刃部14aは端子ホルダ13のボス部13aの孔部13bに挿入され、端子ホルダ13のボス部13aはキャップ3の孔部3bに挿入され、図3の上側に示されるような、第一の部材となる。
【0021】
図5は、インシュレータ11A、結線端子15および接続端子16の詳細を示す分解図であり、図3においてインシュレータ11A、結線端子15および接続端子16が一体に組み立てられた第二の部材の分解図である。
【0022】
図5において、インシュレータ11Aのステータコア10と接しない側の端面には、複数(図示の例では5個)の孔部11aが設けられている。また、複数(図示の例では3個)の結線端子15のそれぞれには、端子ホルダ13の凸部13cが挿入される凹部15cを形成する凸部15a、15bと、融着または絡げ接続が行われる結線部15dと、インシュレータ11Aに挿入される基部15eとが設けられている。凸部15a、15bは、変形する係合部の一例である。
【0023】
接続端子16には、融着または絡げ接続が行われる結線部16a、16bと、インシュレータ11Aに挿入される基部16c、16dとが設けられている。そして、インシュレータ11Aの孔部11aに結線端子15の基部15eと接続端子16の基部16c、16dとが挿入され、図3の下側に示されるような、第二の部材となる。
【0024】
図6および図7は、組立時における外部端子14と結線端子15との係合の様子を示す図である。図6では、キャップ3側の外部端子14とインシュレータ11A側の結線端子15とが離れており、近づきつつある状態が示されている。キャップ3がインシュレータ11Aに近づけられると、端子ホルダ13の凸部13cが結線端子15の凹部15cに挿入され、結線端子15の凸部15a、15bが端子ホルダ13の凸部13cと外部端子14の被係合部14bとの間に挿入される。端子ホルダ13の凸部13cが挿入される過程で、位置決めの機能が発揮され、外部端子14と結線端子15とが正確に位置決めされて係合される。
【0025】
図7は外部端子14と結線端子15との係合が完了した状態を示しており、端子ホルダ13の凸部13cによって結線端子15の凸部15a、15bの間の凹部15cが外側に押し広げられ(凹部15cは外側に開き)、外部端子14の被係合部14bに押し付けられるため、外部端子14と結線端子15との間の電気的な接続が確実に行われることになる。
【0026】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
【0027】
以上のように、実施形態に係るモータは、キャップと、キャップが設けられたハウジングとを備え、キャップには第一の端子が設けられ、ハウジングには第二の端子が設けられ、第一の端子と第二の端子とが係合して端子部を形成している。これにより、モータ端子の設計の自由度を上げることができる。
【0028】
なお、一般に、モータ端子は所定の厚みの板金等から作成されるため、例えば、外部側の厚みとして薄いものが要求される場合、薄い板金等を用いると、内部側も薄くなってしまい、融着等に必要な厚みを確保できなくなってしまう場合がある。また、内部側の厚みを変えずに、外部側の厚みや形状を変えるには、面打ち等による加工が必要となり、コストアップにつながるとともに、寸法精度の低下等を招いてしまう場合もある。
【0029】
実施の形態に係るモータは、第一の端子と第二の端子とが別部品となるため、同じ厚みの板金等を用いる必要がなく、第一の端子については納入先の要求等に応じたものとし、第二の端子については融着や絡げ等に適したものとすることができるため、設計の自由度が上がる。
【0030】
また、第二の端子の厚みが融着や絡げ接続に適さないことによる不良の発生を抑制することができ、生産性を向上させることもできる。
(【0031】以降は省略されています)

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