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公開番号2021097055
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210624
出願番号2021052824
出願日20210326
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人特許業務法人暁合同特許事務所
主分類H01R 13/187 20060101AFI20210528BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】大電流化に対応可能な接続端子およびコネクタを提供する。
【解決手段】本明細書によって開示されるコネクタ10は、板状の相手端子100が挿入可能とされたコネクタ10であって、板状の接続端子20と、バネ部80と、前記相手端子100が挿入される挿入口を有し、前記バネ部80が保持されたハウジング40とを備え、前記挿入口に挿入された前記相手端子100と前記接続端子20とは、前記バネ部80によって挟持される構成とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
板状の相手端子が挿入可能とされたコネクタであって、
板状の接続端子と、
バネ部と、
前記相手端子が挿入される挿入口を有し、前記バネ部が保持されたハウジングとを備え、
前記挿入口に挿入された前記相手端子と前記接続端子とは、前記バネ部によって挟持されるコネクタ。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記接続端子は、前記相手端子と対向する面に突出して形成される接点部を有し、
前記接点部は球面状をなす接触面を備える請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記バネ部は、前記相手端子を前記接続端子に向けて押圧する第1押圧部と、前記接続端子を前記相手端子に向けて押圧する第2押圧部とを有し、
前記挿入口に挿入された前記相手端子と前記接続端子とは、前記第1押圧部と前記第2押圧部によって挟持される請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記バネ部は金属で構成された板バネであって、板状の基端部と、前記基端部の一端から片持ち状に延びる第1弾性片と、前記基端部の他端から片持ち状に延びる第2弾性片とを備えて構成され、前記第1押圧部は前記第1弾性片に配され、前記第2押圧部は前記第2弾性片に配されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記バネ部は、前記基端部と前記第1弾性片と前記第2弾性片とに囲まれた収容部と、前記基端部と対向する位置に設けられた開口部と、を備え、
前記相手端子が、前記開口部から前記収容部へ挿入される請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記第1押圧部は、前記第1弾性片における前記第2弾性片との対向面から前記第2押圧部側に突出して設けられている請求項4または請求項5に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記第2押圧部は、前記第2弾性片における前記第1弾性片との対向面から前記第1押圧部側に突出して設けられている請求項4から請求項6のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項8】
前記ハウジングは、前記バネ部が内部に保持されたインナーハウジングと、前記インナーハウジングが内部に収容されたアウターハウジングと、前記インナーハウジングを前記アウターハウジングに保持させる保持キャップとを備えて構成され、前記挿入口は、前記インナーハウジングに設けられた内側挿入口と、前記保持キャップに設けられた外側挿入口とによって構成されている請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書によって開示される技術は、コネクタに関する。
続きを表示(約 5,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、雄端子に接続される雌端子として、特許第6222039号公報(下記特許文献1)に記載の雌端子が知られている。この雌端子は、複数の周壁によって角筒状に形成された嵌合部と、嵌合部内に配されて雄端子に弾性的に接触する弾性片とを備えて構成されている。雄端子は、弾性片とこれに対向する周壁との間に挟持されることで雌端子と導通可能に接続される。雌端子は、板状の金属材をプレス加工によって打ち抜きおよび曲げ成形することにより角筒状に成形されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6222039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、大電流化に伴って金属材の板厚が大きくなると、プレス加工によって角筒状の雌端子を製造することができなくなる虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書によって開示されるコネクタは、板状の相手端子が挿入可能とされたコネクタであって、板状の接続端子と、バネ部と、前記相手端子が挿入される挿入口を有し、前記バネ部が保持されたハウジングとを備え、前記挿入口に挿入された前記相手端子と前記接続端子とは、前記バネ部によって挟持される構成とした。
【0006】
このような構成によると、相手端子をハウジングの挿入口に挿入すると、板状の相手端子と板状の接続端子とは、ハウジングに保持されたバネ部によって挟持されて電気的に接続される。したがって、端子を筒状に加工する必要がなく、板状の端子を使用できるため、端子の板厚が大きくなっても、端子を容易に製造することができる。
【発明の効果】
【0007】
本明細書によって開示されるコネクタによれば、端子を筒状に加工する必要がなく、板状の端子を使用できるため、大電流化に伴って端子の板厚が大きくなっても、端子を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
コネクタの構成部品を示した分解斜視図
コネクタの斜視図
コネクタの正面図
コネクタの側面図
図3のA−A線で切断した断面図であって、接続端子をバネ部に取り付ける前の状態を示した断面図
図3のA−A線で切断した断面図であって、接続端子をバネ部に取り付けた後の状態を示した断面図
図3のA−A線で切断した断面図であって、相手端子を挿入させた後の状態を示した断面図
図3のB−B線で切断した断面図
図4のC−C線で切断した断面図
アウターハウジングの正面図
インナーハウジングの内部構造を正面から見た断面図
バネ部の正面図
接続端子の側面図
接続端子の平面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態>
最初に、本明細書によって開示される実施態様を列記して説明する。
本明細書で開示される第一の態様に係るコネクタは、板状の相手端子が挿入可能とされたコネクタであって、板状の接続端子と、バネ部と、前記相手端子が挿入される挿入口を有し、前記バネ部が保持されたハウジングとを備え、前記挿入口に挿入された前記相手端子と前記接続端子とは、前記バネ部によって挟持される。
【0010】
第一の態様のコネクタによれば、端子を筒状に加工する必要がないため、大電流化に伴って端子の板厚が大きくなっても、端子を容易に製造することができる。
【0011】
本明細書で開示される第二の態様に係るコネクタは、前記接続端子は、前記相手端子と対向する面に突出して形成される接点部を有し、前記接点部は球面状をなす接触面を備える。
【0012】
第二の態様のコネクタによれば、相手端子が捻回した場合でも相手端子と接続端子の接触面との接触面積が急激に減少することが抑制される。したがって、相手端子と接続端子との間の接触抵抗が急激に増加することを抑制できる。
【0013】
本明細書で開示される第三の態様に係るコネクタは、前記バネ部は、前記相手端子を前記接続端子に向けて押圧する第1押圧部と、前記接続端子を前記相手端子に向けて押圧する第2押圧部とを有し、前記挿入口に挿入された前記相手端子と前記接続端子とは、前記第1押圧部と前記第2押圧部によって挟持される。
【0014】
第三の態様のコネクタによれば、接続端子と相手端子は、第1押圧部と第2押圧部によって挟持される。したがって、接続端子と相手端子とは、高い接触圧で接触して電気的に接続される。
【0015】
本明細書で開示される第四の態様に係るコネクタは、前記バネ部は金属で構成された板バネであって、板状の基端部と、前記基端部の一端から片持ち状に延びる第1弾性片と、前記基端部の他端から片持ち状に延びる第2弾性片とを備えて構成され、前記第1押圧部は前記第1弾性片に配され、前記第2押圧部は前記第2弾性片に配されている。
【0016】
第四の態様のコネクタによれば、バネ部が板バネであることから、接続端子と相手端子とを十分な接触圧で挟持できる。また、通電時の電磁反発により、接続端子と相手端子とが離間することを抑制することができる。よって、接続端子と相手端子との間で、アーク放電が生じることを抑制できる。
【0017】
本明細書で開示される第五の態様に係るコネクタは、前記バネ部は、前記基端部と前記第1弾性片と前記第2弾性片とに囲まれた収容部と、前記基端部と対向する位置に設けられた開口部と、を備え、前記相手端子が、前記開口部から前記収容部へ挿入される。
【0018】
第五の態様のコネクタによれば、相手端子を収容部に挿入する際に、相手端子の端末を基端部に接触させることにより、相手端子の挿入深さを制限することができる。したがって、相手端子の挿入深さを容易に管理できるため、コネクタの組立作業性を向上させることができる。
【0019】
本明細書で開示される第六の態様に係るコネクタは、前記第1押圧部は、前記第1弾性片における前記第2弾性片との対向面から前記第2押圧部側に突出して設けられている。
【0020】
第六の態様のコネクタによれば、相手端子をコネクタに挿入させる際に、相手端子が第1押圧部と摺動することで円滑な挿入動作が可能になる。
【0021】
本明細書で開示される第七の態様に係るコネクタは、前記第2押圧部は、前記第2弾性片における前記第1弾性片との対向面から前記第1押圧部側に突出して設けられている。
【0022】
第七の態様のコネクタによれば、接続端子をバネ部に取り付ける際に、接続端子が第2押圧部に摺動することで円滑な挿入動作が可能になる。
【0023】
本明細書で開示される第八の態様に係るコネクタは、前記ハウジングは、前記バネ部が内部に保持されたインナーハウジングと、前記インナーハウジングが内部に収容されたアウターハウジングと、前記インナーハウジングを前記アウターハウジングに保持させる保持キャップとを備えて構成され、前記挿入口は、前記インナーハウジングに設けられた内側挿入口と、前記保持キャップに設けられた外側挿入口とによって構成されている。
【0024】
第八の態様のコネクタによれば、バネ部をインナーハウジングに保持させた状態で接続端子をバネ部に取り付けることができるため、接続端子の取付作業が容易になる。
【0025】
実施形態を図1から図14の図面を参照しながら説明する。本実施形態のコネクタ10は、図1に示すように、接続端子20と、接続端子20に溶接された電線30と、接続端子20が装着されるハウジング40と、ハウジング40に保持されるバネ部80と、電線30に嵌着されるゴムリング90と、ゴムリング90を保持するバックリテーナ91と、を備えて構成されている。このコネクタ10には、図7に示す相手端子100が挿入可能とされている。ハウジング40は、インナーハウジング50とアウターハウジング60と保持キャップ70とによって構成されている。電線30は、金属からなる芯線31が絶縁性の被覆32で覆われた被覆電線である。相手端子100は、金属から構成された平板状の端子である。相手端子100は、例えば、銅や銅合金、又はアルミニウムやアルミニウム合金などから構成されている。
【0026】
接続端子20は、金属から構成された平板状の端子である。接続端子20は、例えば、銅や銅合金、又はアルミニウムやアルミニウム合金などから構成されている。接続端子20は、平面視で長方形状とされ、相手端子100に接続される端子接続部21と、電線30の芯線31が溶接される電線接続部22とを備えて構成されている。端子接続部21における相手端子100との対向面23には、接点部24が突出して設けられている。接点部24は一対設けられ、一対の接点部24は端子接続部21と電線接続部22の並び方向に並んで配されている。端子接続部21の先端部には、テーパー状の誘い込み面25が設けられている。
【0027】
接点部24は、図13および図14に示すように、ほぼ平坦面に近い緩やかな球面状をなす接触面24Aを有している。例えば、接触面24Aは、ドーム状やアーチ状といった凸曲面であり得る。図示した例では、接点部24は、ドーム状頂面を有する突出部である。なお、接触面24Aの曲率半径Rは、例えば、20mm以上となるように形成されている。また、接触面24Aは、理想的な真球の外面の一部であってもよく、例えば回転楕円体等の歪んだ球体の外面の一部であってもよい。この接触面24Aは、相手端子100とは1点で接触するようになっている。この接触面24Aによれば、相手端子100が捻回した場合でも相手端子100との接触面積が略一定に保たれるため、接触抵抗の急激な増加による高発熱を防ぐことができる。換言すると、相手端子100が捻回した場合でも、接触面24Aと相手端子100との接触面積が急激に減少することを抑制できる。したがって、接続端子20と相手端子100との間の接触抵抗が急激に増加して発熱することを抑制でき、ひいては、その発熱によって生じ得る両端子20、100の損傷を抑制できる。また、接触面24Aと相手端子100の接続状態は平面同士の接続状態に近くなるため、接触面24Aと相手端子100の接触圧は分散し、相手端子100の挿抜を繰り返し行うことによる摩耗を抑制しやすくなる。
【0028】
バネ部80は、金属で構成された板バネである。バネ部80は、鉄や鉄合金から構成され、例えば、SUS(Steel Use Stainless)から構成される。バネ部80が鉄や鉄合金から構成されていると、バネ部80は薄くても強固なバネ力を生じさせることができる。バネ部80は、平板状の基端部83と、基端部83の一端から片持ち状に延びる第1弾性片81と、基端部83の他端から片持ち状に延びる第2弾性片82とを備えて構成されている。第1弾性片81と第2弾性片82は互いに対向する配置とされている。第1弾性片81の先端部は、第2弾性片82と反対側に折り曲げられており、その曲げ縁から先端までの部分が第1誘い込み部81Bとされている。同様に、第2弾性片82の先端部は、第1弾性片81と反対側に折り曲げられており、その曲げ縁から先端までの部分が第2誘い込み部82Bとされている。
【0029】
バネ部80の基端部83は、図12に示すように、図示上下方向に長い長方形状に形成されている。基端部83の中央部には、図示左右方向に長い長方形状の保持孔83Aが貫通して設けられている。
【0030】
バネ部80において、基端部83と第1弾性片81と第2弾性片82とで囲まれた空間が収容部84として機能する。バネ部80において、基端部83とは反対側に、第1開口部85が形成されている。図1に示した例では、第1弾性片81の長辺であり得る先端縁と第2弾性片82の長辺であり得る先端縁との間に、第1開口部85が形成されている。
(【0031】以降は省略されています)

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