TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2021091535
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210617
出願番号2019223976
出願日20191211
発明の名称搬送装置
出願人株式会社デンソー,トヨタ自動車株式会社,アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
代理人特許業務法人ゆうあい特許事務所
主分類B65G 47/84 20060101AFI20210521BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】搬送中の平角線を軸周りに回転させた異なる位置で支持し、その平角線を高速で搬送することが可能な搬送装置を提供する。
【解決手段】複数の回転盤4は、設置台3に対して自身の回転軸を中心として回転可能に設けられ、その外縁に平角線2を収容可能な溝41を有する。複数の回転盤4は、所定の回転角度にあるとき、所定の回転盤4sの有する溝41と他の回転盤4tの有する溝41とが回転軸方向に重なることで、所定の回転盤4sの有する溝41から他の回転盤4tの有する溝41に平角線2が受け渡されるように構成されている。さらに、この搬送装置1は、所定の回転盤4sの有する溝41から他の回転盤4tの有する溝41に平角線2が受け渡される際、所定の回転盤4sの溝41と他の回転盤4tの溝41により平角線2の四方の面が保持されるように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
平角線(2)を搬送する搬送装置であって、
設置台(3)と、
前記設置台に対して自身の回転軸を中心として回転可能に設けられ、外縁に前記平角線を収容可能な溝(41)を有する複数の回転盤(4)と、
複数の前記回転盤をそれぞれの回転軸周りに回転させる駆動部(5)と、を備え、
複数の前記回転盤は、所定の前記回転盤(4s)の一部と他の前記回転盤(4t)の一部とが回転軸方向に重なるように配置され、
所定の前記回転盤と他の前記回転盤とは、所定の回転角度にあるとき、所定の前記回転盤の有する溝と他の前記回転盤の有する溝とが回転軸方向に重なることで、所定の前記回転盤の有する溝から他の前記回転盤の有する溝に前記平角線が受け渡されるように構成されており、
所定の前記回転盤の有する溝から他の前記回転盤の有する溝に前記平角線が受け渡される際、所定の前記回転盤の溝と他の前記回転盤の溝により前記平角線の四方の面が保持されるように構成されている搬送装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記平角線を搬送する際、前記駆動部は、所定の前記回転盤の有する溝から他の前記回転盤の有する溝に前記平角線が受け渡される位置に他の前記回転盤の有する溝を配置した状態として所定の前記回転盤を回転し、所定の前記回転盤の有する溝と他の前記回転盤の有する溝とが回転軸方向に重なる位置で所定の前記回転盤の回転を停止した後、他の前記回転盤を回転することにより、所定の前記回転盤の有する溝から他の前記回転盤の有する溝に前記平角線が受け渡されるように所定の前記回転盤と他の前記回転盤を駆動する、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
複数の前記回転盤を前記平角線の搬送方向上流側に配置されたものから順に上流側回転盤(4x)、中間回転盤(4y)、下流側回転盤(4z)と呼ぶとき、
前記上流側回転盤の有する溝から前記中間回転盤の有する溝に前記平角線が受け渡される位置から、前記中間回転盤の有する溝から前記下流側回転盤の有する溝に前記平角線が受け渡される位置までの間に、前記中間回転盤は軸周りに90°回転するように構成されている、請求項1または2に記載の搬送装置。
【請求項4】
複数の前記回転盤は、断面の形状または大きさの異なる複数の種類の前記平角線に対応した複数の種類の溝を有しており、
所定の前記回転盤と他の前記回転盤とは、所定の前記回転盤の有する溝から他の前記回転盤の有する溝に前記平角線が受け渡される際に同じ種類の溝同士が回転軸方向に重なるように構成されている、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の搬送装置。
【請求項5】
複数の前記回転盤の外縁に被さるように設けられ、前記回転盤の有する溝から前記平角線が脱落することを防ぐ搬送用カバー部材(10)を備える、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の搬送装置。
【請求項6】
所定の前記回転盤の有する溝から他の前記回転盤の有する溝に前記平角線が受け渡される箇所とその周辺部に被さるように設けられる受渡用カバー部材(11)をさらに備え、
前記受渡用カバー部材は、前記搬送用カバー部材よりも前記回転盤の外縁に近い位置に設けられている、請求項5に記載の搬送装置。
【請求項7】
複数の前記回転盤に対応する位置に設けられ、前記平角線の少なくとも一つの面を加工する加工部(6)と、
前記平角線の軸方向の一方の端部に当接可能なストッパ部(61)と、
前記平角線の軸方向の他方の端部を前記ストッパ部側へ押圧可能に構成された押圧装置(20)と、をさらに備える、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の搬送装置。
【請求項8】
前記回転盤に対して相対回転可能に設けられ、前記回転盤の溝に収容される前記平角線を、その溝の内壁のうち回転方向を向く面または回転方向とは逆方向を向く面に押圧するクランプ用レバー(70)と、
所定の前記回転盤の有する溝から他の前記回転盤の有する溝に前記平角線が受け渡される際、前記クランプ用レバーが前記平角線を押圧する力を解除する解除装置(9)と、をさらに備える、請求項1ないし7のいずれか1つに記載の搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、平角線を搬送する搬送装置に関するものである。
続きを表示(約 7,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、回転電機のコイルなどに用いられる平角線を搬送する搬送装置が知られている。
特許文献1に記載の搬送装置は、互いに平行に配置される固定プレートと搬送プレートを備えている。固定プレートと搬送プレートは、平角線の搬送方向に並ぶ複数の溝を有している。固定プレートが有する複数の溝はそれぞれ、平角線を軸周りに回転させた異なる位置で支持することの可能な形状とされている。搬送プレートが有する複数の溝はいずれもV字状とされている。搬送プレートは、固定プレートの所定の溝に支持されている平角線をその所定の溝から持ち上げ、平角線の軸周りに回転させて、固定プレートの有する所定の溝の搬送方向下流側にある次の溝に搬送する。これにより、この搬送装置は、平角線を搬送し、その平角線を軸周りに回転させた異なる位置で支持することで、平角線の各面の加工を同一方向から容易に行うことを可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015−89837号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の搬送装置は、平角線を高速で搬送する場合、固定プレートの溝から搬送プレートにより平角線を持ち上げる際に平角線がバウンドし、搬送プレートの溝から平角線が脱落するおそれがある。また、搬送プレートの溝から固定プレートの溝に平角線を載置する際にも平角線がバウンドし、固定プレートの溝から平角線が脱落するおそれがある。このように、搬送装置による平角線の搬送が正確に行われなくなると、平角線の各面の加工を行うことが困難になる。
【0005】
本発明は上記点に鑑みて、搬送中の平角線を軸周りに回転させた異なる位置で支持し、その平角線を高速で搬送することが可能な搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、平角線(2)を搬送する搬送装置であって、設置台(3)と複数の回転盤(4)と駆動部(5)を備える。複数の回転盤は、設置台に対して自身の回転軸を中心として回転可能に設けられる。また、複数の回転盤は、外縁に平角線を収容可能な溝(41)を有する。駆動部は、複数の回転盤をそれぞれの回転軸周りに回転させる。複数の回転盤は、所定の回転盤(4s)の一部と他の回転盤(4t)の一部とが回転軸方向に重なるように配置されている。
所定の回転盤と他の回転盤とは、所定の回転角度にあるとき、所定の回転盤の有する溝と他の回転盤の有する溝とが回転軸方向に重なることで、所定の回転盤の有する溝から他の回転盤の有する溝に平角線が受け渡されるように構成されている。
さらに、この搬送装置は、所定の回転盤の有する溝から他の回転盤の有する溝に平角線が受け渡される際、所定の回転盤の溝と他の回転盤の溝により平角線の四方の面が保持されるように構成されている。
【0007】
これによれば、所定の回転盤の有する溝から他の回転盤の有する溝に平角線が受け渡される際(以下、単に「平角線の受渡しの際」という)、平角線のうち回転盤の回転軸とは反対側に向く面を変更することが可能である。そのため、この搬送装置は、複数の回転盤がそれぞれ有する溝において、搬送中の平角線を軸周りに回転させた異なる位置で支持することが可能である。
また、この搬送装置は、平角線の受け渡しの際に、所定の回転盤の溝と他の回転盤の溝により平角線の四方の面が保持されるので、その受け渡しを行う回転盤の溝から平角線が脱落することが防がれる。そのため、この搬送装置は、平角線を高速で搬送することが可能である。したがって、この搬送装置は、平角線を高速で搬送し、その平角線の各面を容易に加工することができる。
【0008】
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る搬送装置の斜視図である。
第1実施形態に係る搬送装置が備える任意の3個の回転盤とその近傍を示す正面図である。
第1実施形態に係る搬送装置の作動を説明するための説明図である。
第2実施形態に係る搬送装置が備える回転盤を示す平面図である。
第2実施形態に係る搬送装置が備える回転盤を示す斜視図である。
第2実施形態に係る搬送装置が備える2個の回転盤を示す平面図である。
第3実施形態に係る搬送装置の斜視図である。
図7のVIII方向から視た搬送装置の一部の正面図である。
図8のIX部分の拡大図である。
第4実施形態に係る搬送装置の模式図である。
第5実施形態に係る搬送装置の斜視図である。
第5実施形態に係る搬送装置の一部の斜視図である。
図12のXIII方向から視た搬送装置の一部の正面図である。
図13のXIV部分の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
【0011】
(第1実施形態)
第1実施形態について図1〜図3を参照しつつ説明する。本実施形態の搬送装置1は、回転電機のセグメントコイルなどに用いられる平角線2を搬送するものである。平角線2は、導体の表面が絶縁被膜で覆われた直線状の配線である。平角線2は、断面が略矩形状に形成されている。したがって、平角線2は、軸周りに少なくとも4つの面を有している。
【0012】
図1および図2に示すように、搬送装置1は、設置台3、回転盤4、駆動部5および加工部6などを備えている。図面では、平角線2の搬送方向(すなわち、複数の回転盤の回転軸が並ぶ方向)を矢印Aで示している。なお、平角線2は、実際には複数の回転盤4の外縁に沿うように搬送される。
また、各図面において、複数個記載されている回転盤4および加工部6などについて、それぞれを区別するために数字の符号の末尾にアルファベットを付している。このことは、後述する実施形態で参照する各図面についても同じである。
【0013】
設置台3は、台座7に固定されており、平角線2の搬送方向に2列に設けられている。以下の説明では便宜上、2列の設置台3のうち、図1の手前側(すなわち、駆動部5側)に記載されているものを第1設置台31と呼び、図1の奥側(すなわち、加工部6側)に記載されているものを第2設置台32と呼ぶ。
【0014】
複数のシャフト8は、第1設置台31と第2設置台32を連結するように設けられている。複数のシャフト8は、平角線2の搬送方向に対して直交するように設けられ、所定の間隔をあけて平角線2の搬送方向に並ぶように配置されている。複数のシャフト8は、第1設置台31と第2設置台32に対し、自身の回転軸を中心として回転可能に設けられている。
【0015】
複数の回転盤4は、シャフト8に固定されている。そのため、複数の回転盤4は、第1設置台31と第2設置台32に対し、自身の回転軸(すなわち、それぞれの回転盤4が固定されるシャフト8の回転軸)を中心として回転可能に設けられている。
【0016】
以下の説明では、図1に示すように、複数の回転盤4を、平角線2の搬送方向上流側に配置されたものから順に、第1回転盤4a、第2回転盤4b、第3回転盤4c・・・と呼ぶことがある。
また、図2に示すように、平角線2の搬送方向に並ぶ複数の回転盤4の中から任意に選定された3個の回転盤4において、平角線2の搬送方向上流側に配置されたものから順に、上流側回転盤4x、中間回転盤4y、下流側回転盤4zと呼ぶこともある。
また、図3に示すように、平角線2の搬送方向に並ぶ複数の回転盤4の中から任意に選定された2個の回転盤4のうち、平角線2の搬送方向上流側のものを「所定の回転盤4s」と呼び、それに隣接する搬送方向下流側のものを「他の回転盤4t」と呼ぶこともある。
【0017】
図1では、第1回転盤4a〜第10回転盤4jが示されている。なお、第1回転盤4a〜第10回転盤4jはいずれも、1本のシャフト8に固定される複数の回転盤4により構成することが可能である。図1に示されている第1回転盤4aと第2回転盤4bと第4回転盤4dと第6回転盤4fと第8回転盤4hと第10回転盤4jは、1本のシャフト8に固定された2個の回転盤4により構成されている。なお、図1では図示を省略しているが、第3回転盤4cと第5回転盤4eと第7回転盤4gと第9回転盤4iについても、1本のシャフト8に固定される複数の回転盤4により構成することが可能である。
【0018】
複数の回転盤4は、平角線2の搬送方向に隣接して配置される所定の回転盤4の一部と他の回転盤4の一部とが、回転軸方向に重なるように配置されている。具体的に図1では、第1回転盤4aの一部と第2回転盤4bの一部とが回転軸方向に重なるように配置されている。また、第2回転盤4bの一部と第3回転盤4cの一部とが回転軸方向に重なるように配置されている。その他の回転盤4についても同様である。
【0019】
複数の回転盤4は、その外縁に平角線2を収容可能な複数の溝41を有している。本実施形態では、複数の溝41は、回転盤4の回転方向に45°の間隔で設けられている。
そして、所定の回転盤4と他の回転盤4は、所定の回転角度にあるとき、所定の回転盤4の有する溝41と他の回転盤4の有する溝41とが回転軸方向に重なるように構成されている。その状態で、所定の回転盤4の有する溝41から他の回転盤4の有する溝41に平角線2を受け渡すことが可能である。すなわち、所定の回転角度とは、所定の回転盤4の有する溝41から他の回転盤4の有する溝41に平角線2が受け渡される角度である。
【0020】
図2に示すように、本実施形態では、その所定の回転角度に関し、次のように設定されている。
上流側回転盤4xの有する溝41から中間回転盤4yの有する溝41に平角線2が受け渡される位置(以下、「上流側受渡し位置」という)と、中間回転盤4yの回転軸M2とを結ぶ線を、線L1ということとする。その線L1と平角線2の搬送方向とのなす角θ1は、45°となるように設定されている。
また、中間回転盤4yの有する溝41から下流側回転盤4zの有する溝41に平角線2が受け渡される位置(以下、「下流側受渡し位置」という)と、中間回転盤4yの回転軸M2とを結ぶ線を、線L2ということとする。その線L2と平角線2の搬送方向とのなす角θ2も、45°となるように設定されている。
したがって、本実施形態では、上流側受渡し位置から下流側受渡し位置までの間に、中間回転盤4yが軸周りに回転する角度θ3は90°である。なお、上流側受渡し位置から下流側受渡し位置までの間に、回転盤4が軸周りに90°回転することは、図1に示した複数の回転盤4についても同じである。
【0021】
図1に示すように、搬送装置1は、複数の回転盤4を回転させるための駆動部5を備えている。駆動部5は、第1駆動部51と第2駆動部52により構成されている。第1駆動部51と第2駆動部52は、例えば電気モータなどにより構成されており、図示しない電子制御装置によりその動作が制御される。第1駆動部51は、第1回転盤4a、第3回転盤4c、第5回転盤4e、第7回転盤4gおよび第9回転盤4iを回転させる。第2駆動部52は、第2回転盤4b、第4回転盤4d、第6回転盤4f、第8回転盤4hおよび第10回転盤4jを回転させる。
【0022】
具体的には、第2駆動部52は、第10回転盤4jが固定されているシャフト8に接続されている。また、第2回転盤4b、第4回転盤4d、第6回転盤4f、第8回転盤4hおよび第10回転盤4jがそれぞれ固定されているシャフト8には、それぞれプーリー81が設けられている。その複数のプーリー81にはベルト82が巻き掛けられている。そのため、第10回転盤4jが固定されているシャフト8を第2駆動部52が回転すると、第2回転盤4b、第4回転盤4d、第6回転盤4f、第8回転盤4hおよび第10回転盤4jが同期して回転する。
【0023】
一方、第1駆動部51は、第1回転盤4aが固定されているシャフト8に接続されている。図示していないが、第1回転盤4a、第3回転盤4c、第5回転盤4e、第7回転盤4gおよび第9回転盤4iがそれぞれ固定されているシャフト8にも、それぞれプーリー81が設けられている。その複数のプーリー81にもベルト82が巻き掛けられている。そのため、第1回転盤4aが固定されているシャフト8を第1駆動部51が回転すると、第1回転盤4a、第3回転盤4c、第5回転盤4e、第7回転盤4gおよび第9回転盤4iが同期して回転する。
【0024】
さらに、搬送装置1は、平角線2の端部を加工するための複数の加工部6を備えている。複数の加工部6は、複数の回転盤4に対応する位置に設けられている。複数の加工部6はそれぞれ、平角線2の少なくとも一つの面に対し、例えば、潰し加工、切断加工、被膜剥離加工または成形加工などを行う加工装置である。複数の加工部6は、上流側受渡し位置から下流側受渡し位置までの間に設けられている。以下の説明では、回転盤4が溝41に収容された平角線2が加工部6で加工される位置を「加工位置」と呼ぶ。
【0025】
図2では、第1回転盤4xと第2回転盤4yと第3回転盤4zに対応する加工位置を矢印P1、P2、P3で例示している。図2では、第1回転盤4xの回転軸M1とその加工位置P1を結ぶ線L3と、搬送方向とのなす角θ4は90°とされている。同様に、第2回転盤4yの回転軸M2とその加工位置P2を結ぶ線L4と、搬送方向とのなす角θ5も90°とされている。第3回転盤4zの回転軸M3とその加工位置P3を結ぶ線L5と、搬送方向とのなす角θ6も90°とされている。すなわち、図1に示した複数の加工部6は、平角線2を収容している溝41とその溝41を有する回転盤4の回転軸とを結ぶ線と、搬送方向とのなす角が90°となる位置で平角線2を加工する。
【0026】
次に、上述した搬送装置1の作動について、図3を参照して説明する。
図3では、平角線2の搬送方向に並ぶ複数の回転盤4の中から任意に選定された2個の回転盤4が示されている。その2個の回転盤4のうち、平角線2の搬送方向上流側のものを「所定の回転盤4s」と呼び、それに隣接する搬送方向下流側のものを「他の回転盤4t」と呼ぶ。なお、以下の説明では、所定の回転盤4sの有する溝41から他の回転盤4tの有する溝41に平角線2が受け渡される位置を「受渡し位置」という。受渡し位置は、所定の回転盤4sの有する溝41と他の回転盤4tの有する溝41とが回転軸方向に重なる位置である。
【0027】
先ず、図3(A)に示すように、駆動部5は、他の回転盤4tにおいて平角線2の受け渡しに寄与する溝41を受渡し位置に配置する。このとき、所定の回転盤4sのうち平角線2が収容されている溝41は、その所定の回転盤4sの加工位置にある。
【0028】
次に、図3(B)の矢印R1に示すように、駆動部5は、所定の回転盤4sを回転し、所定の回転盤4sにおいて平角線2が収容されている溝41を受渡し位置に移動する。このとき、他の回転盤4tは回転を停止している。これにより、所定の回転盤4sの有する溝41と他の回転盤4tの有する溝41とが回転軸方向に重なり、所定の回転盤4sの有する溝41と他の回転盤4tの有する溝41の両方に平角線2が収容された状態となる。そのため、所定の回転盤4sの有する溝41から他の回転盤4tの有する溝41に対して平角線2の受け渡しが可能となる。この平角線2の受渡しの際、平角線2の四方の面は、所定の回転盤4sの溝41と他の回転盤4tの溝41によって保持された状態となる。また、平角線2の受渡しの際、平角線2は、所定の回転盤4sの溝41の底に向く面と、他の回転盤4tの溝41の底に向く面とが異なる面となる。言い換えれば、平角線2は、所定の回転盤4sの回転軸M4とは反対側に向く面と、他の回転盤4tの回転軸M5とは反対側に向く面とが異なる面となる。
【0029】
その後、図3(C)の矢印R2に示すように、駆動部5は、他の回転盤4tを回転する。このとき、所定の回転盤4sは回転を停止している。そして、他の回転盤4tにおいて平角線2が収容されている溝41を、他の回転盤4tの加工位置に移動する。このとき、他の回転盤4tの加工位置に移動した平角線2は、所定の回転盤4sの加工位置にあった時の状態と比較して、平角線2の軸周りに90°回転した面が他の回転盤4tの回転軸M5とは反対側に向いた状態となる。
【0030】
以上説明した第1実施形態の搬送装置1は、次の作用効果を奏するものである。
(1)搬送装置1は、所定の回転盤4sの有する溝41から他の回転盤4tの有する溝41に平角線2が受け渡される際、平角線2のうち回転盤4の回転軸とは反対側に向く面を変更することが可能である。そのため、この搬送装置1は、複数の回転盤4がそれぞれ有する溝41において、搬送中の平角線2を軸周りに回転させた異なる位置で支持することが可能である。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社デンソー
筐体
株式会社デンソー
筐体
株式会社デンソー
計器
株式会社デンソー
計器
株式会社デンソー
構造体
株式会社デンソー
送風機
株式会社デンソー
モータ
株式会社デンソー
送風機
株式会社デンソー
送風機
株式会社デンソー
ロータ
株式会社デンソー
ロータ
株式会社デンソー
モータ
株式会社デンソー
スラブ
株式会社デンソー
燃焼器
株式会社デンソー
電機子
株式会社デンソー
モータ
株式会社デンソー
送風機
株式会社デンソー
制御弁
株式会社デンソー
電機子
株式会社デンソー
回転電機
株式会社デンソー
電子装置
株式会社デンソー
表示装置
株式会社デンソー
切削装置
株式会社デンソーウェーブ
読取装置
株式会社デンソー
操作装置
株式会社デンソー
回転電機
株式会社デンソー
電子装置
株式会社デンソーウェーブ
端末装置
株式会社デンソー
表示装置
株式会社デンソー
成膜方法
株式会社デンソー
表示装置
株式会社デンソー
表示装置
株式会社デンソー
電子装置
株式会社デンソー
電池装置
株式会社デンソーエレクトロニクス
発音装置
株式会社デンソー
表示装置
続きを見る