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公開番号2021090353
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210610
出願番号2021040690
出願日20210312
発明の名称パワーコンディショナ
出願人オムロン株式会社
代理人特許業務法人秀和特許事務所
主分類H02M 7/48 20070101AFI20210514BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】美観を維持でき、かつ、配線接続作業が容易であるパワーコンディショナを提供する。
【解決手段】複数の配線(4)が底面から引き込まれる本体(11)の底面に下側筐体(20)が取り付け可能である。下側筐体(20)は、上面から背面にわたって開口する開口部を備え、該開口部は、複数の配線(4)が内部から本体(11)に通る上面開口(28)と、複数の配線(4)の少なくとも一部が背面側の外部から内部に通る背面壁開口(22)とを備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
複数の配線が底面から引き込まれる本体と、
該本体の底面に取り付け可能な下側筐体とを備え、
該下側筐体は、上面から背面にわたって開口する開口部を備え、
該開口部は、
前記複数の配線が内部から前記本体に通る上面開口と、
前記複数の配線の少なくとも一部が背面側の外部から内部に通る背面開口とを備えることを特徴とするパワーコンディショナ。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記下側筐体を前記本体に一時的に取り付けるための仮止め手段と、
前記下側筐体を前記本体に固定するための固定手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載のパワーコンディショナ。
【請求項3】
前記下側筐体は、内部に侵入した液体を外部に排出するための水抜き孔を底面に備えることを特徴とする請求項1または2に記載のパワーコンディショナ。
【請求項4】
前記下側筐体の開口部は、複数の前記背面開口を備えており、
前記下側筐体は、前記背面開口のそれぞれを閉塞する着脱可能な閉塞部材を少なくとも1つ備えることを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載のパワーコンディショナ。
【請求項5】
前記下側筐体は、さらに、前記閉塞部材を所定位置に取り付けるための位置決め孔を底部に備えていることを特徴とする請求項4に記載のパワーコンディショナ。
【請求項6】
前記本体は金属製であり、前記下側筐体はプラスチック製であることを特徴とする請求項1から5までの何れか1項に記載のパワーコンディショナ。
【請求項7】
前記本体は、前記本体を運搬するための把持部を、本体の上面および底面に備えることを特徴とする請求項1から6までの何れか1項に記載のパワーコンディショナ。
【請求項8】
前記本体は、前記配線を収容して保護する電線管を前記底面にて取り付け可能となっており、
前記下側筐体の開口部は、前記電線管が通る底面開口をさらに備えており、
前記下側筐体は、前記底面開口を切断するように、前後に分離可能であることを特徴とする請求項1から7までの何れか1項に記載のパワーコンディショナ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽光発電システムに用いられるパワーコンディショナに関する。
続きを表示(約 5,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来の太陽光発電システムでは、太陽電池にて発電された直流電力が、パワーコンディショナ(Power Conditioning System)にて適当な直流電力および/または適当な交流電
力に変換される。変換された電力は、配電盤に出力されたり、外部の電力系統に出力されたりする。このため、パワーコンディショナの筐体内では、太陽電池からの電力を入力するための配線と、外部装置に電力を出力するための配線とが引き込まれて各種端子と接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017−099161号公報(2017年6月1日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記配線は、上記筐体の背面の開口部から引き込む場合と、上記筐体の底面の開口部から引き込む場合とがある(例えば特許文献1を参照)。前者の場合は、後者の場合に比べて、上記配線が確実に隠蔽されるので、美観を維持できるという利点がある。一方、後者の場合は、前者の場合に比べて、上記配線を各種の接続端子と接続する作業(配線接続作業)が容易であるという利点がある。
【0005】
本開示の一態様は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、美観を維持でき、かつ、配線接続作業が容易であるパワーコンディショナを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係るパワーコンディショナは、複数の配線が底面から引き込まれる本体と、該本体の底面に取り付け可能な下側筐体とを備え、該下側筐体は、上面から背面にわたって開口する開口部を備え、該開口部は、前記複数の配線が内部から前記本体に通る上面開口と、前記複数の配線の少なくとも一部が背面側の外部から内部に通る背面開口とを備える。
【0007】
上記の構成によると、下側筐体における上面開口と背面開口との間も開口している。従って、背面側の外部からの配線を本体の底面から引き込んで前記本体の内部で配線接続作業をした後に、前記下側筐体を前記本体に取り付けると共に、前記下側筐体に当該配線を収容することができる。その結果、前記配線接続作業を容易に行うことができる。また、前記背面側の外部から前記本体に引き込まれた配線は、前記下側筐体によって隠蔽されるので、美観を維持することができる。
【0008】
前記パワーコンディショナでは、前記下側筐体を前記本体に一時的に取り付けるための仮止め手段と、前記下側筐体を前記本体に固定するための固定手段とを備えてもよい。ここで、仮止め手段の例としては、前記本体に対し前記下側筐体を或る方向に移動させることにより取り付けられ、当該方向とは反対向きに移動させることにより取り外せるような機構などが挙げられる。その他の例としては、前記本体に前記下側筐体を貼り付ける粘着テープなどが挙げられる。また、固定手段による固定の例としては、ねじで止める、かし
めるなどが挙げられる。
【0009】
上記の場合、前記下側筐体を前記本体に取り付ける場合、仮止め手段を用いて仮止めしてから、固定手段を用いて固定することができるので、取付けの作業効率が向上する。なお、前記仮止め手段は、前記下側筐体を前記本体に固定する固定位置を決める位置決め手段として機能することが望ましい。この場合、前記取付けの作業効率がさらに向上する。
【0010】
前記パワーコンディショナでは、前記下側筐体は、内部に侵入した液体を外部に排出するための水抜き孔を底面に備えることが好ましい。この場合、雨水等の液体が内部に侵入しても、当該液体を外部に排出することができる。その結果、前記下側筐体内の前記配線が前記液体に浸かることを防止することができる。
【0011】
ところで、前記背面側の外部からの配線は、通常、壁面に形成した開口からの配線である。この壁面の開口の位置は、当該壁面の施工状況によって様々である。
【0012】
そこで、前記パワーコンディショナでは、前記下側筐体の開口部は、複数の前記背面開口を備えており、前記下側筐体は、前記背面開口のそれぞれを閉塞する着脱可能な閉塞部材を少なくとも1つ備えてもよい。この場合、壁面の様々な開口の位置に、前記下側筐体の前記背面開口の1つを対応させ、残りの前記背面開口を閉塞部材により閉塞することができる。その結果、パワーコンディショナを壁面の様々な位置に取り付けることができる。
【0013】
前記パワーコンディショナでは、前記下側筐体は、さらに、前記閉塞部材を所定位置に取り付けるための位置決め孔を底部に備えていてもよい。この場合、位置決め孔により前記閉塞部材を所定位置に取り付けることができる。さらに、前記位置決め孔は、前記下側筐体の底部に設けられた貫通孔であるため、前記閉塞部材が前記下側筐体に取り付けられない前記位置決め孔は、前述の水抜き孔として機能することができる。
【0014】
前記パワーコンディショナでは、前記本体は金属製であり、前記下側筐体はプラスチック製であってもよい。この場合、前記本体内部の電気回路を外部の電磁波から保護することができる。また、前記下側筐体を種々の形状で製造することができるので、例えば、前記仮止め手段、前記水抜き孔、前記位置決め孔などを前記下側筐体に容易に形成することができる。さらに、前記固定手段での固定が容易になるような形状に前記下側筐体を形成することができる。なお、前記本体は、プラスチック製の筐体の内面または外面に金属製のシールド部材を設けたものであってもよい。この場合でも、前記電気回路を外部の電磁波から保護することができる。
【0015】
ところで、本開示では、前記本体内の下部における配線接続作業用の空間を狭くすることができる。これにより、前記本体を小型化できると共に、前記本体の下部の強度を向上することができる。
【0016】
そこで、前記パワーコンディショナでは、前記本体は、前記本体を運搬するための把持部を、本体の上面および底面に備えてもよい。この場合、前記本体の側面に把持部を設ける必要がなくなり、前記本体の幅を狭くすることができる。
【0017】
前記パワーコンディショナでは、前記本体は、前記配線を収容して保護する電線管を前記底面にて取り付け可能となっており、前記下側筐体の開口部は、前記電線管が通る底面開口をさらに備えており、前記下側筐体は、前記底面開口を切断するように、前後に分離可能であってもよい。この場合、前記本体の底面に取り付けられた電線管内の配線を前記本体内に引き込むことができる。従って、前記電線管で隠蔽された配線と、前記下側筐体
で隠蔽された配線とを前記本体内に引き込むことができる。さらに、例え前記電線管が前記本体に取り付けられていても、まず、前記下側筐体の後部を前記本体に取り付け、次いで、前記下側筐体の前部を前記本体に取り付けることにより、前記本体に前記下側筐体を容易に取り付けることができる。
【発明の効果】
【0018】
本開示の一態様によれば、美観を維持でき、かつ、配線接続作業が容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
(a)は本開示の実施形態におけるパワーコンディショナの構成を示すものであって、壁面に取り付けた、正面カバーを外したパワーコンディショナの構成を示す正面図であり、(b)は前記パワーコンディショナを下側から見上げた斜視図である。
前記パワーコンディショナの構成を示す斜視図である。
(a)は前記パワーコンディショナの構成を示す正面図であり、(b)はその側面図であり、(c)はその底面図であり、(d)は(b)における一点鎖線αで囲んだ部分の断面図であり、(e)は(b)における一点鎖線βで囲んだ部分の断面図である。
正面カバーを外した状態のパワーコンディショナの構成を、前面側を上にして示す分解斜視図である。
(a)は前記パワーコンディショナの下側筐体の構成を示す斜視図であり、(b)はその正面図であり、(c)はその側面図であり、(d)は(b)のA−A線断面図であり、(e)は下側筐体の底面に設けられた水抜き孔を拡大して示す断面図である。
(a)は前記パワーコンディショナにおける下側筐体の背面の両側に存在するうちの一方の背面側開口においてスライド蓋を施蓋し始めた状態を示す斜視図であり、(b)はスライド蓋の施蓋を終えた状態を示す斜視図である。
前記パワーコンディショナの壁面への取り付け手順を示す斜視図である。
(a)(b)(c)(d)は、前記下側筐体をパワーコンディショナ本体の底面部に取り付ける手順を示す断面図である。
前記パワーコンディショナの変形例の構成を示すものであって、壁面に取り付けた、正面カバーを外したパワーコンディショナの構成を示す正面図である。
変形例のパワーコンディショナにおける下側筐体の構成を、前面側を上にして示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本開示の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。
【0021】
(適用例)
まず、図1に基づいて、本開示が適用される場面の一例について説明する。図1の(a)は、本開示の一態様におけるパワーコンディショナ10の構成を示すものであって、壁面に取り付けた、正面カバー13を外したパワーコンディショナ10の構成を示す正面図である。図1の(b)は、壁面に取り付けた、正面カバー13を外したパワーコンディショナ10を下側から見上げた斜視図である。なお、図1の(a)では、一部の部材を切り欠いて示している。
【0022】
図1に示すように、パワーコンディショナ10は、複数の配線4が底面から引き込まれる本体11と、該本体11の底面に取り付け可能な下側筐体20とを備え、該下側筐体20は、上面から背面にわたって開口する開口部を備え、該開口部は、複数の配線4が内部から本体11に通る上面開口28と、複数の配線4の少なくとも一部が背面側の外部から
内部に通る背面壁開口22(背面開口)とを備える。
【0023】
上記の構成によると、下側筐体20における上面開口28と背面壁開口22との間も開口している。従って、背面側の外部からの配線4を本体11の底面から引き込んで本体11の内部で配線接続作業をした後に、下側筐体20を本体11に取り付けると共に、下側筐体20に当該配線4を収容することができる。その結果、配線接続作業を容易に行うことができる。また、背面側の外部から本体11に引き込まれた配線4は、下側筐体20によって隠蔽されるので、美観を維持することができる。
【0024】
(構成例)
本開示の実施の形態について図1〜図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0025】
(パワーコンディショナの構成)
本実施の形態のパワーコンディショナは、太陽光発電を利用した系統連系システムに用いられるパワーコンディショナ(Power Conditioning System)である。
【0026】
系統連系システムは、住宅の屋根等に設置する複数の太陽電池と、各太陽電池により発電された直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナとで構成される。そして、この系統連系システムは、パワーコンディショナと商用電力系統との間に接続された負荷に対して、系統連系運転と自立運転との何れか一方に切り替えて交流電力を供給するものである。ここで、系統連系運転とは、パワーコンディショナと商用電力系統とを連系して運転することを示す。また、自立運転とは、例えば商用電力系統が停電している場合等に、パワーコンディショナのみを運転することを示す。
【0027】
ところで、パワーコンディショナを壁面に設置する場合、壁面から露出させた配線4をパワーコンディショナ本体の底面から引き込んでパワーコンディショナ本体の入力側開閉器、出力側端子台等における各種接続端子に接続する場合がある。この場合、パワーコンディショナ本体に引き込まれる配線4が露出することになるので、配線4の保護および美観の観点から好ましくない。本実施の形態のパワーコンディショナは、これらの問題を解決すべく、案出されたものである。
【0028】
図2、及び図3の(a)(b)(c)(d)(e)に基づいて、本実施の形態のパワーコンディショナ10の構成について説明する。図1の(a)は、パワーコンディショナ10の構成を示すものであって、壁面に取り付けた、正面カバー13を外したパワーコンディショナ10の構成を示す正面図である。
【0029】
図2は、パワーコンディショナ10の構成を示す斜視図である。図3の(a)は、パワーコンディショナ10の構成を示す正面図である。図3の(b)は、パワーコンディショナ10の構成を示す正面図である。図3の(c)は、パワーコンディショナ10の構成を示す底面図である。図3の(d)は、図3の(b)における一点鎖線αで囲んだ部分の断面図である。図3の(e)は、図3の(b)における一点鎖線βで囲んだ部分の断面図である。尚、本明細書においては、正面側を前側と称し、背面側を後側と称する場合がある。
【0030】
図2、及び図3の(a)(b)(c)(d)(e)に示すように、パワーコンディショナ10は、略長方形の本体11と、本体11の下側における前側半分に取り付けられた下側筐体20と、本体11の下側であって下側筐体20における右側の後側に設けられた隠蔽ダクト3とを備えている。
(【0031】以降は省略されています)

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