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公開番号2021090347
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210610
出願番号2021014656
出願日20210201
発明の名称バッテリー管理パラメータの拡散型配布
出願人ゾール サーキュレイション インコーポレイテッド,ZOLL Circulation,Inc.
代理人龍華国際特許業務法人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20210514BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】データ、動作パラメータ、ソフトウェアコマンドを必要に応じ伝達可能なデータキャリア機能を有するバッテリを提供する。
【解決手段】データキャリアとしてのバッテリーは、バッテリー及びバッテリーによる電力供給対象機器双方のデータ、動作パラメータ及び/又はソフトウェアの相関的日付又はバージョンを判断するため、充電器若しくは充電回路又は電力供給対象機器若しくは放電回路のメモリーにクエリを行い、更新されたデータ、動作パラメータ及び/又はソフトウェアを電力供給対象機器に与えるか或いはバッテリーのメモリーを更新するよう、及び/又は更新されたデータ、動作パラメータ及び/又はソフトウェアを、他のバッテリー又は電力供給対象機器に更に配布するよう、より新しい日付のデータ、動作パラメータ及び/又はソフトウェアを、電力供給対象機器機器から取り出す。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
データキャリアとして使用されるバッテリーであって、該バッテリーとは別のバッテリー
であってデータキャリアとして使用されるバッテリーに関連するメモリーおよび該データ
キャリアを受容するように構成された別の装置に関連するメモリーのデータ、動作パラメ
ータおよび/またはソフトウェアコマンドを伝染式に更新するために使用されることを特
徴とするバッテリーであって、
データ、動作パラメータおよび/またはソフトウェアコマンドの第1のセットであって、
第1の日付またはバージョンに関連することを特徴とするデータ、動作パラメータおよび
/またはソフトウェアコマンドの第1のセットを保存しているバッテリーのメモリーと、
前記バッテリーを受容するように構成された装置のプロセッサおよびメモリーと交信する
ための通信インターフェースであって、該装置のメモリーは、データ、動作パラメータお
よび/またはソフトウェアコマンドの第2のセットを保存しており、データ、動作パラメ
ータおよび/またはソフトウェアコマンドの第2のセットは第2の日付またはバージョン
と関連することを特徴とする通信インターフェースと、
前記バッテリーのメモリーおよび前記通信インターフェースと動作可能に接続されたバッ
テリーのプロセッサであって、
前記装置のプロセッサにクエリを行って、該装置のメモリーに保存されたデータ
、動作パラメータおよび/またはソフトウェアコマンドの第2のセットの第2の日付また
はバージョンを取り出し、
前記装置のメモリーに保存されているデータ、動作パラメータおよび/またはソ
フトウェアコマンドの第2のセットの第2の日付またはバージョンと前記バッテリーのメ
モリーに保存されているデータ、動作パラメータおよび/またはソフトウェアコマンドの
第1のセットの第1の日付またはバージョンと比較し、
前記第1の日付またはバージョンが前記第2の日付またはバージョンよりも新し
い場合、前記バッテリーのメモリーに保存されているデータ、動作パラメータおよび/ま
たはソフトウェアコマンドの第1のセットを、前記装置のメモリーにアップロードするこ
とを特徴とするバッテリーのプロセッサとを含み、
前記装置のプロセッサは、データ、動作パラメータおよび/またはソフトウェアコマンド
の第2のセットの第2の日付またはバージョンが前記バッテリーのメモリーに保存されて
いるデータ、動作パラメータおよび/またはソフトウェアコマンドの第1のセットの第1
の日付またはバージョンよりも新しい場合、該バッテリーのメモリーにデータ、動作パラ
メータおよび/またはソフトウェアコマンドの第2のセットをダウンロードして該バッテ
リーのメモリーを更新して、該バッテリーのメモリーに保存されているデータ、動作パラ
メータおよび/またはソフトウェアコマンドの第1のセットを、該装置のメモリーからダ
ウンロードしたデータ、動作パラメータおよび/またはソフトウェアコマンドの第2のセ
ットで置き換える
ことを特徴とするバッテリー。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記バッテリーを受容するように構成された装置がバッテリー充電器である
ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリー。
【請求項3】
前記バッテリーを受容するように構成された装置が該バッテリーからの電力供給を受ける
装置である
ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリー。
【請求項4】
バッテリーとしても機能するデータキャリアであって、該データキャリアのメモリーに保
存されている情報を、バッテリーとしても機能する別のデータキャリアのメモリーおよび
該データキャリアを受容するように構成された装置のメモリーに、伝染式に配布させるこ
とを特徴とするデータキャリアを使用する方法であって、
データキャリアを、該データキャリアの電力供給対象として構成された装置に挿入し、
データキャリアのメモリーと動作可能に接続されたデータキャリアのプロセッサと、該デ
ータキャリアを受容するように構成された装置のメモリーと動作可能に接続された装置の
プロセッサとの間に交信を確立し、
前記データキャリアのメモリーに保存された第1セットの情報に関連するバージョンの識
別子と、前記装置のメモリーに保存された第2セットの情報に関連するバージョンの識別
子とを比較し、
前記第2セットの情報のバージョンの識別子が前記第1セットの情報のバージョンの識別
子よりも古い場合、前記データキャリアのメモリーに保存されている第1セットの情報を
前記装置に送って該装置のメモリーに該第1セットの情報を保存して、該装置のメモリー
に保存されている第2セットの情報を前記データキャリアのメモリーに保存されている第
1セットの情報と置き換え、
前記第1セットの情報のバージョンの識別子が前記第2セットの情報のバージョンの識別
子よりも古い場合、前記装置のメモリーに保存されている第2セットの情報を前記データ
キャリアに送って該データキャリアのメモリーに該第2セットの情報を保存して、該デー
タキャリアのメモリーに保存されている第1セットの情報を前記装置のメモリーに保存さ
れている第2セットの情報と置き換える、
ことを含むことを特徴とするデータキャリアの使用方法。
【請求項5】
請求項4に記載のデータキャリアの使用方法であって、更に、
前記データキャリアのメモリーの第1セットの情報を前記第2セットの情報が置き換えた
後で、前記装置から該データキャリアを取り除き、
前記データキャリアを、該データキャリアを受容するように構成された第2の装置に挿入
し、
前記データキャリアのプロセッサと、該データキャリアを受容するように構成された第2
の装置のメモリーと動作可能に接続された第2の装置のプロセッサとの間の交信を確立し

前記データキャリアのメモリーに保存されている第2セットの情報に関連するバージョン
の識別子と、前記装置のメモリーに保存されている第3セットの情報に関連するバージョ
ンの識別子とを比較し、
前記第2セットの情報のバージョンの識別子が前記第3セットの情報のバージョンの識別
子よりも新しい場合、前記データキャリアに保存されている第2セットの情報を前記第2
の装置に送って、該データキャリアのメモリーに保存されている第2セットの情報を、該
第2の装置のメモリーに保存し、
前記第3セットの情報のバージョンの識別子が前記第2セットの情報のバージョンの識別
子よりも新しい場合、前記第2の装置のメモリーに保存されている第3セットの情報を前
記データキャリアに送って、該第3セットの情報を該第2の装置のメモリーに保存して、
該データキャリアのメモリーに保存されている第2セットの情報を、該第2の装置のメモ
リーに保存されている第3セットの情報で置き換える、
ことを含むことを特徴とする請求項2に記載のデータキャリアの使用方法。
【請求項6】
前記バッテリーとしても機能するデータキャリアを受容するように構成された装置がバッ
テリー充電器である
ことを特徴とする請求項4または5に記載のデータキャリアの使用方法。
【請求項7】
前記バッテリーとしても機能するデータキャリアを受容するように構成された装置が該バ
ッテリーとしても機能するデータキャリアからの電力供給を受ける装置である
ことを特徴とする請求項4または5に記載のデータキャリアの使用方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願では、2011年4月28日に提出された米国仮出願第61/480,286号お
よび2011年8月10日に提出された米国仮出願第61/522,210号に基づく優
先権があるものとし、それら全体は参照により本明細書に含まれる。
続きを表示(約 11,000 文字)【0002】
本出願は、米国出願番号「リチウム電力セルの制御のためのバッテリー管理システム」提
出日;米国出願番号「バッテリー保持用ラッチ機構」提出日;米国出願番号「MOSFF
ETブーストシステム搭載バッテリー管理システム」提出日;米国出願連続番号「バッテ
リー性能データを追跡および保管するためのシステムおよび方法」提出日;米国出願番号
「バッテリー挿入を自動検知するシステムおよび方法」提出日、に関連し、これらは参照
により本明細書に含まれる。
【0003】
本発明は、装置に電力を提供するためのバッテリー・パックに関する。
より具体的には、本発明は、バッテリー・パックと、そのバッテリー・パックの充電と放
電を管理するため、そして又、データ、情報およびソフトウェアプログラムを、これらを
受容するよう適切に構成された装置に、受領、移送、およびダウンロードする能力を持つ
バッテリー管理システムに関する。
【背景技術】
【0004】
心肺蘇生法(CPR)は、心拍停止状態にある人々を蘇生させるために使用される広く知
られた価値ある救急処置法である。CPRでは、身体に血液を送り込むために、心臓およ
び胸腔に圧力を加える反復的胸部圧迫が必要である。マウス・ツー・マウス呼吸法やバッ
グ・マスク装置などによる人工呼吸は、肺に空気を供給するために使用される。救急処置
者が手動で有効に胸部圧迫を行ったときは、身体の血流は通常の血流の約25%から30
%である。しかし、経験豊富な救急救命士でも数分以上十分な胸部圧迫を維持することは
できない(Hightowerら「胸部圧迫の経時的な質の低下」26 Ann.Eme
rg.Med.300(1995年9月))。従って、CPRでは患者の生命を維持した
り生き返らせることが頻繁には成功しない。それにも拘わらず、胸部圧迫が十分維持され
るならは、心拍停止の患者はより長い間生命を維持できる。CPRの努力を延長し(45
分から90分)、患者が最終的には冠状動脈のバイパス手術で助かったという報告が時折
報告されている(Tovarら「心筋血行再建術と神経回復の成功例」22 Texas
Heart J.271(1995年)参照)。
【0005】
より良い血流を供給し、居合わせた人による蘇生努力の有効性を増加させるために、CP
Rを実施するための様々な機械装置が提案されてきた。このような装置の一つの形態では
、患者の胸部の周りにベルトを配置し、自動的胸部圧迫装置がベルトを締め胸部圧迫を行
う。我々自身の特許である、Mollenauer他による「胸部を収縮/圧縮するため
のモータ駆動式ベルトを備えた蘇生装置」米国特許第6,142,962号(2000年
11月7日);Bystrom他による「蘇生および警告システム」米国特許第6,09
0,056号(2000年7月18日);Sherman他による「モジュール式CPR
支援装置」米国特許第6,398,745号(2002年6月4日);および2001年
5月25日に提出した我々の出願第09/866,377号、2002年7月10日に提
出した我々の出願第10/192,771号、2010年3月17日に提出した我々の出
願第12/726,262号は、患者の胸部をベルトで圧迫する胸部圧迫装置を示す。こ
れらの特許または出願はそれぞれ参照により本明細書に含まれる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
緊急時には秒単位でのことが重要であるので、いかなるCPR装置も使い易く、患者に装
置を素早く配備することが容易でなければならない。我々自身の装置は迅速な配備が容易
であり、患者の生存可能性を有意に増大させることもできる。
【0007】
このような装置の一つの重要な側面は、装置に電力を供給するための小型で強力且つ信頼
できる電力供給機器が必要なことである。CPRが少なくとも30分間実施されることは
稀ではない。従って、電力供給機器は、少なくともその間は圧迫装置を駆動するモーター
に十分なエネルギーを送ることができなければならない。更に、胸部圧迫装置の搬送性を
高めるために電力供給機器は比較的軽量でなければならないが、処置時間に亘り圧迫の一
貫性が確保できるよう大幅な電圧または電流の低下なく長時間電力を送らなければならな
い。
【0008】
自動化されているため、上述の機械式圧迫装置のような装置は、典型的には装置の動作を
制御するコンピュータプロセッサを含み、多くの場合メモリーに保存されたソフトウェア
コマンドに従う。典型的には、器具が使用される特有の状況によって、装置を特定の方法
で制御するため、様々なパラメータがソフトウェアコマンドによって使用される。例えば
、胸部圧迫は、処置を受ける人の体格や年齢によって異なる強さで制御されるかもしれな
い。更に、器具の動作を向上させるため、装置の動作を実行するためのプロセッサをプロ
グラムするのに使用されるソフトウェアをアップグレードすることもできる。更に必要な
のは、バッテリーまたは器具の動作の分析を提供するため、バッテリーまたは器具の使用
中に発生したデータを収集および/または配布することである。
【0009】
かかる器具のばらつきは、更新されたパラメータおよび/またはソフトウェアを器具に迅
速に配布し、各器具にどのバージョンのパラメータおよび/またはソフトウェアが存在す
るのか追跡し続けることの困難さを増大させる。更に必要なのは、バッテリーまたは器具
の動作の分析を提供するため、バッテリーおよび/または器具の使用中に発生したデータ
を収集および/または配布することである。
【0010】
加えて、上述のような器具に電力供給する新しい型のバッテリーが開発中である。例えば
、リチウムイオンバッテリーは、より長時間にわたり高電力を提供することができるため
、古い型の再充電式バッテリーにとってかわりつつある。新しい型のバッテリーはそれぞ
れ、バッテリーの動作と充電を監視し制御するため、バッテリーまたは充電器の管理シス
テムと通信するための異なるプログラムコマンドを必要とするかもしれない。新しい型の
バッテリーの充電と放電の管理を支えるよう設計されたソフトウェアの機能の1つは、バ
ッテリーの使用と再充電の履歴を維持するため、バッテリーの充電状態を監視するようバ
ッテリーに関連するプロセッサ上で動作することである。
【0011】
必要とされていたが、今まで入手不可能だったのは、合理的な時間中、各器具に注意を向
ける必要なしに、各器具が更新されたデータ、動作パラメータ、および/またはソフトウ
ェアを持つことを確実にする方法で、データ、動作パラメータおよび/または更新された
ソフトウェアを広範囲に分布された器具に配信するための低コストで信頼のおけるシステ
ムと方法である。本発明は、これらおよび他のニーズを満たす。
【課題を解決するための手段】
【0012】
最も一般的な態様では、本発明はバッテリーを含み、このバッテリーは、データ、動作パ
ラメータおよび/または更新されたソフトウェアの伝染式または素早い配布を他のバッテ
リー、またはこのバッテリーの電力供給対象器具に提供するためのキャリアとして使用さ
れるメモリーを持つ。
1つの態様では、このバッテリーは更新されたデータ、動作パラメータおよび/またはソ
フトウェアを、放電されたバッテリーに再充電するのに使用されるバッテリー充電器のメ
モリーから得る。
他の態様では、再充電されたバッテリーが更新されたデータ、動作パラメータおよび/ま
たはソフトウェアを、電力供給のためにこのバッテリーを活用する器具に伝え、そして、
器具に接続されると、更新されたデータ、動作パラメータおよび/またはソフトウェアを
この器具のメモリーおよび/またはプロセッサに配布させる。更にその他の態様において
は、バッテリーは充電器もしくは充電回路のメモリー、または器具もしくは放電回路のメ
モリーをチェックして、このバッテリーと器具双方のデータに関連する日付け、動作パラ
メータおよび/またはソフトウェアを判断し、更新されたデータ、動作パラメータおよび
/またはソフトウェアをこの器具に提供するか、またはこのバッテリーのメモリーを更新
し、および/または更新されたデータ、動作パラメータおよび/またはソフトウェアを他
のバッテリーまたは器具に更に配布するため、この器具からより新しいデータ、動作パラ
メータおよび/またはソフトウェアを取り出す。
【0013】
更に他の態様においては、本発明は、電子フォーマットで保存された情報を配布するため
のキャリアであって、充電または放電回路と動作可能に接続されている(in oper
able communication)バッテリー受容部に着脱可能に挿入されるよう
構成されたバッテリーを含み、前記バッテリーは、プロセッサと、前記プロセッサと動作
可能に接続されているメモリーを含み、該プロセッサは、ソフトウェアコマンドを使用し
て該充電または放電回路に関連するプロセッサおよび/またはメモリーにクエリを行って
、前記充電または放電回路に関連するメモリーに保存されているデータ、動作パラメータ
および/またはソフトウェアが該バッテリーのメモリーに保存されているデータ、動作パ
ラメータおよび/またはソフトウェアコマンドより古い日付またはバージョン番号を持つ
かどうか判断し、もしそうであれば、該データ、動作パラメータおよび/またはソフトウ
ェアコマンドを該バッテリーのメモリーから該充電または放電回路に関連するメモリーに
転送するよう構成され、該バッテリーのプロセッサは、また、該充電または放電回路に関
連するメモリーに保存されているデータ、動作パラメータおよび/またはソフトウェアコ
マンドが該バッテリーのメモリーに保存されているデータ、動作パラメータおよび/また
はソフトウェアコマンドより新しい日付を有する場合には、該データ、動作パラメータお
よび/またはソフトウェアを該充電または放電回路に関連するメモリーから該バッテリー
のメモリーに転送するよう構成されていることを特徴とするキャリアを含む。
【0014】
更に他の態様では、本発明は、バッテリーのようなデータキャリアであって、充電器のメ
モリー、充電回路のメモリー、該バッテリーの電力供給対象機器のメモリー、または該バ
ッテリーの電力供給対象の放電回路のメモリーにクエリを行って、前記バッテリーに動作
可能に接続されたメモリーおよび前記機器に動作可能に接続された二番目のメモリーに保
存されたデータ、動作パラメータおよび/またはソフトウェアの相関的な日付またはバー
ジョンを判断するように構成され、更に、該機器のメモリーに、更新されたデータ、動作
パラメータおよび/またはソフトウェアをアップロードするか、または、該バッテリーの
メモリーを更新し、および/または他のバッテリーまたは機器に配布するように、より新
しい日付のデータ、動作パラメータおよび/またはソフトウェアを、該機器のメモリーか
らダウンロードするようプログラムされていることを特徴とするプロセッサを含むことを
特徴とするデータキャリアを含む。
【0015】
更に他の態様では、前記プロセッサは、前記充電器のメモリーまたは前記充電回路のメモ
リーからより新しい日付のデータ、動作パラメータおよび/またはソフトウェアだけをダ
ウンロードして前記バッテリーのメモリーを更新するように構成されている。更に他の態
様では、該プロセッサは、前記器具、放電回路、充電器または充電回路のメモリーに、更
新されたデータ、動作パラメータおよび/またはソフトウェアのみアップロードするよう
構成されている。本発明の他の特徴および利点は、以下の詳細な説明を本発明の特徴を例
示する添付図面と合わせて捉えれば、明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1は、機械胸部圧迫装置を使用することにより患者に胸部圧迫を実施する方法を示す。
図2は、装置の底面側および前面側を示した、図1の機械胸部圧迫装置の斜視図である。
図3は、装置の底面側および後ろ側のカバープレートを取り除いた、図1の機械胸部圧迫装置の斜視図である。
図4Aは、バッテリー・パックの前面側に置かれたバッテリー・ラッチを示す本発明に従うバッテリー・パックの斜視図である。
図4Bは、バッテリー・パックの後ろ側に置かれたコネクタ、表示器、ボタンを示す図4Aのバッテリー・パックの斜視図である。
図5は、本発明のバッテリー・パックの一つの実施態様の様々な要素を示す展開斜視図である。
図6は図6−a,図6−b,図6−c,図6−dを連続した総合概略図である。
図6−aは、本発明の原則に従うバッテリー管理システムの実施態様の概略図(一部)であって、図6の中の図6−aに対応する。
図6−bは、本発明の原則に従うバッテリー管理システムの実施態様の概略図(一部)であって、図6の中の図6−bに対応する。
図6−cは、本発明の原則に従うバッテリー管理システムの実施態様の概略図(一部)であって、図6の中の図6−cに対応する。
図6−dは、本発明の原則に従うバッテリー管理システムの実施態様の概略図(一部)であって、図6の中の図6−dに対応する。
図7は、本発明のバッテリーの実施態様をキャリアとして使用したデータ、情報および/またはソフトウェアプログラムの伝染式配布の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の様々な実施態様は、携帯機器、特に医療装置に電力を供給するための再充電式バ
ッテリーの供給に関する。本発明の実施態様は、予測可能な時間に亘りバッテリーが多く
の電流を供給する必要がある時に特に利点がある。更に、本発明の実施態様は、バッテリ
ーの動作に関するあらゆる側面を制御し、バッテリーの寿命中に起きるバッテリーに関係
する事象を保存するメモリーも含むバッテリー管理システムを含む。更に、バッテリー管
理システムの実施態様は、種々のバッテリーの化学的特性を使用するバッテリーに適応す
る機能も含み、通信ポートを通して更新することも可能である。
【0018】
本発明の様々な実施態様は機械式圧迫装置に関連して記述されるが、当業者は直ちに、こ
れらの実施態様がこのような装置に電力を供給することに限られていないことを理解する
であろう。事実、このような使用は単なる例示に過ぎず、本発明の様々な実施態様に従う
バッテリーは、装置の設計上の要件がこのようなバッテリーの能力によって充たされる場
合に、あらゆる装置、特に医療装置に電力を供給するために使用可能である。
【0019】
本発明の様々な実施態様に従うバッテリーが機械式圧迫装置と共に使用されるとき、バッ
テリーは、現場だけでなく現場から医療センターに患者を搬送する間にも患者を処置する
ために、十分長い時間機械式圧迫装置に電力を供給できなければならない。しかし、患者
の体格および体重が処置中のバッテリーの電流ドレイン量を決定する要因であることを経
験は示している。従って、平均よりも大きい患者の処置にはバッテリーからの電流流出量
が多くなる。
【0020】
例えば、幾つかの調査では、胸深、胸部横径、および胸囲が、機械式圧迫装置に電力を供
給するバッテリーの電流ドレイン量に影響を及ぼす要因であることが示されている。他の
調査では、平均的成人男性の平均胸深は9.4インチ、胸部横径は12.2インチ、平均
胸囲は39.7インチであることが観察されている。Young,JW,RF Chan
dler,CC Snow,KM Robinette,GF Zehner,MS L
ofberg「成人女性の身体測定値および体重分布の特徴」FAA民間航空医学研究機
関、オクラホマ州オクラホマ・シティ、報告番号FAA−AM−83−16号,1983
年;人体モデルの身体測定値および体重分布:第1巻:軍隊の男性飛行士、報告番号US
AFSAM−TR−88−6、1988年3月; Haslegrave,CM「集団の
身体測定異常値の特性化」Ergonomics,29:2,281−301ページ,1
986年;Diffrient,N,AR Tilley,JC Bardagy,ヒト
の体格1/2/3,MIT出版, マサチューセッチュ州ケンブリッジ1974年;およ
びPeopleSize Pro ソフトウェア、Open Ergonomics社.
,LE115QY、レスターシャー州、ラフバラ、ベイクウェル・ロード、英国を参照。
これらは参照によりその全体が本明細書に含まれる。
平均的な体格の患者では少なくとも30分間、平均より体格の大きい患者では少なくとも
20分間機械式圧迫装置の動作を維持できるバッテリーに利点がある。
【0021】
これから図の詳細な説明に入るが、図の中の類似の参照番号は、幾つかの図にある類似ま
たは対応する要素を示し、図1には患者1に適合させた胸部圧迫ベルトが示されている。
胸部圧迫装置2は、ベルト右側部3Rおよびベルト左側部3Lを有するベルト3による圧
迫に適用する。胸部圧迫装置2はベルト駆動台4と(ベルトを含む)圧迫ベルト・カート
リッジ5を含む。ベルト駆動台は、患者を配置するハウジング6、ベルトを締める手段、
プロセッサ、およびハウジング上に置かれたユーザー・インターフェイスを含む。ベルト
は、引き出し用ストラップ18および19と、ベルトの端の広い荷重分散部16および1
7を含む。ベルトを締める手段は、使用中にベルトが周囲に巻き取られ締まる駆動スプー
ルに取り付けられたモーターを含む。ここで示すように胸部圧迫装置の設計により、軽量
の電子機械胸部圧迫装置が可能となっている。全体を組み立てた胸部圧迫装置は29ポン
ドしか重量がないので、遠距離でも手で持ち運べる。装置自体の重量は約22.0から2
3.0ポンドで、バッテリーは、本発明の少なくとも一つの実施態様では、2から5.0
ポンドの重量で、好ましくは3ポンドである。ベルト・カートリッジは約0.8ポンドの
重量で、患者を安定させるためのストラップの重量は約1.6ポンドである。
【0022】
図2は、上方向から見た胸部圧迫装置の後ろ側23を示す。図2の斜視図では、平均的な
体格の患者の臀部と患者の脚部の裏側が、下位バンパー40を超えて伸びる。装置は、ハ
ウジングの両側方向に向かう強固なチャネル・ビーム41の周りに構築される。チャネル
・ビームは圧迫中に生じる力に対して装置を支持する。チャネル・ビームは、ベルト・カ
ートリッジを取り付ける構造としても役立つ。
【0023】
チャネル・ビーム41は、装置の横幅方向に伸びるチャネルを形成する。圧迫中に、ベル
トはチャネルの中に置かれ、チャネルに沿って動く。ベルトは、チャネルに広がる駆動ス
プール42に取り付けられる。
【0024】
図3は、胸部圧迫装置2の内部要素を示す。モーター79はクラッチ80およびギアボッ
クス81を通して駆動スプール42にトルクを供給するよう動作可能である。ブレーキ8
2はモーターの上側に取り付けられており、駆動スプールのモーションにブレーキをかけ
るよう動作可能である。ブレーキ・ハブはモーターの回転子軸に直接接続する。
【0025】
モーター79およびブレーキ82は、すべて前方カバー・プレート60の内側に載せられ
るプロセッサ・ユニット83、モーター制御器84、電力分配制御器84によって制御さ
れる。プロセッサ・ユニットは、コンピュータ・プロセッサ、非揮発性メモリー装置、お
よび表示器を含む。
【0026】
プロセッサ・ユニットには、電力制御器およびモーター制御器を制御するために使用され
るソフトウェアが備えられる。プロセッサ・ユニット、電力制御器、モーター制御器は共
に、モーターの動作を精確に制御することができる制御システムを構成する。従って、圧
迫のタイミングと力は様々な体格の患者用に自動的に精確に制御される。
【0027】
図2および3は、患者の頭部に近いバッテリー格納部121の位置も示す。バッテリー・
パックおよびバッテリー格納部の位置および設計は、迅速なバッテリー交換を可能にする
。バッテリー・パックが完全且つ正確に収納部に挿入されていなければ、格納部の裏側に
あるばねはバッテリー・パックを押し出す。バッテリー・パックの一つの端にあるラッチ
は、バッテリー・パックがバッテリー格納部に挿入される時にバッテリー格納部の内部に
バッテリー・パックを保持するように、バッテリー格納部121の中の受容部と係合する
。凹部120は、バッテリー格納部121の内側のばねの位置を示す。バッテリー格納部
の端にあるプラスチック製グリル122は凹部を補強する。
【0028】
図4Aおよび4Bは、バッテリー・パックの前面側205および後側210それぞれを示
すバッテリー・パック200の斜視図である。バッテリー・パックの前面側205は外方
向に面し、バッテリー・パックがバッテリー格納部121に挿入される時にユーザーから
見える(図3)。図4Aに示すように、前面側205は、バッテリー格納部内にバッテリ
ー・パック200を保持するように、バッテリー格納部121の内部の受容部と係合する
ラッチ215を含む。図4Aは、バッテリー・パックの前面側の端の最上部に置かれた一
対の隆起タブ217も示す。これらのタブはラッチと共に作動して、バッテリー挿入の間
にバッテリーの最上部がずり上がるのを防いでラッチをバッテリー・ラッチ受容部または
バッテリー格納部の縁に適切に係合させることにより、バッテリーが確実にバッテリー格
納部に適切に収まるようにする。
【0029】
図4Bに見られるようなバッテリー・パックの裏側210は、機械式圧迫装置の制御器ま
たはプロセッサとバッテリー・パック200の間の電気通信を可能にするために、バッテ
リー格納部121内のコネクタに接続する接続220を含む。このコネクタは、機械式圧
迫装置に電力を供給するためにバッテリー・パックからの電流の流れを可能にするだけで
なく、バッテリー・パックと機械式圧迫装置の動作を制御するプロセッサまたはコンピュ
ータの間の、バッテリー充電状態、放電率、放電までの残り時間などのデータ、プログラ
ミング・コマンド、および他の情報の流れも提供する。同様に、バッテリー・パックのセ
ルを充電するために、ならびに充電器とバッテリー・パックの間のデータ、ソフトウェア
・プログラムまたはコマンド、および/または他の情報の流れを可能にするために、コネ
クタ220はバッテリー充電器の中のコネクタに接続するように構成できる。また、バッ
テリー・パックとネットワークにも接続される他のコンピュータ、サーバー、プロセッサ
、または装置との間の情報の流れを可能にするような通信ネットワークにバッテリー・パ
ックを接続するのにも、コネクタ220を使用することができることは予期される。ネッ
トワークは、例えばイーサネット(登録商標)などの有線ネットワークである場合もある
し、無線ネットワークである場合もあることは理解されるであろう。ネットワークはロー
カル・ネットワークである場合もあるし、WLANまたはインターネットなどの広域ネッ
トワークである場合もある。
【0030】
例えば一つ以上の発光ダイオード(LED)または同様の装置のような状態インジケータ
225も、バッテリー・パック200の裏側の端210上に置かれ、例えばバッテリー・
パックの充電/放電状態、バッテリー・パックの動作に影響するあらゆる不具合、または
バッテリーの使用者にとって有益となり得る他の情報を視覚表示する。押しボタン230
も含まれる;ボタン230は、例えばバッテリー・パックのリセットを開始するために使
用することもできる。別の態様として、ボタン230は診断テストを開始するのに使用で
き、その結果は状態インジケータ225によって表示される。他の実施態様では、押しボ
タン230は、例えばバッテリーの残存容量の決定や状態インジケータ225の使用を通
じた不具合コードの表示などを含むが、それらだけには限定されない、バッテリー・パッ
ク内のプロセッサの他の機能を開始させることもできる。
(【0031】以降は省略されています)

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