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公開番号2021090333
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210610
出願番号2019221107
出願日20191206
発明の名称コイル用セグメント成形装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H02K 15/04 20060101AFI20210514BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】単一装置によって複数の形状のコイル用セグメントを成形可能なコイル用セグメント成形装置を提供する。
【解決手段】線材6からコイル用セグメントを成形するコイル用セグメント成形装置であって、平行動作成形型4と、平行動作成形型4に篏合する垂直動作成形型5と、を備え、平行動作成形型4が、垂直動作成形型5との合わせ面に対して平行な方向にスライド可能であり、垂直動作成形型5が、平行動作成形型4との合わせ面に対して垂直な方向にスライド可能であり、平行動作成形型4及び前記垂直動作成形型5には、第1のコイル用セグメントを成形する第1成形部4a、5aと、第2のコイル用セグメントを成形する第2成形部4b、5bと、が設けられている、コイル用セグメント成形装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
線材からコイル用セグメントを成形するコイル用セグメント成形装置であって、
平行動作成形型と、
前記平行動作成形型に篏合する垂直動作成形型と、を備え、
前記平行動作成形型が、前記垂直動作成形型との合わせ面に対して平行な方向にスライド可能であり、
前記垂直動作成形型が、前記平行動作成形型との合わせ面に対して垂直な方向にスライド可能であり、
前記平行動作成形型及び前記垂直動作成形型には、
第1のコイル用セグメントを成形する第1成形部と、
第2のコイル用セグメントを成形する第2成形部と、が設けられている、
コイル用セグメント成形装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル用セグメント成形装置に関する。
続きを表示(約 5,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ステータコアやロータコアに設けられた複数のスロットのそれぞれにセグメントを挿入し、セグメントの端部同士を溶接等により接合することによって、コイルを成形することがある。当該セグメントは、成形型を用いて線材を所定形状となるように変形することによって成形される。
例えば、特許文献1には、複数の成形型を用いて線材を曲げることによってコイル用セグメントを成形する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004−297863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者らは、コイル用セグメント成形装置に関し、以下の課題を見出した。
セグメントを接合してコイルを成形する際には、通常、複数の形状のコイル用セグメントを組み合わせる。したがって、複数の形状のコイル用セグメントを成形する必要がある。しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、1つの装置で1種類の形状のコイル用セグメントを成形している。したがって、複数の形状のコイル用セグメントを成形するために、複数の成形装置を準備する必要がある。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、単一装置によって複数の形状のコイル用セグメントを成形可能なコイル用セグメント成形装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための一態様は、
線材からコイル用セグメントを成形するコイル用セグメント成形装置であって、
平行動作成形型と、
前記平行動作成形型に篏合する垂直動作成形型と、を備え、
前記平行動作成形型が、前記垂直動作成形型との合わせ面に対して平行な方向にスライド可能であり、
前記垂直動作成形型が、前記平行動作成形型との合わせ面に対して垂直な方向にスライド可能であり、
前記平行動作成形型及び前記垂直動作成形型には、
第1のコイル用セグメントを成形する第1成形部と、
第2のコイル用セグメントを成形する第2成形部と、が設けられている。
【0007】
本発明に係るコイル用セグメント成形装置は、平行動作成形型と、平行動作成形型に篏合する垂直動作成形型と、を備え、平行動作成形型が、垂直動作成形型との合わせ面に対して平行な方向にスライド可能であり、垂直動作成形型が、平行動作成形型との合わせ面に対して垂直な方向にスライド可能であり、平行動作成形型及び垂直動作成形型には、第1のコイル用セグメントを成形する第1成形部と、第2のコイル用セグメントを成形する第2成形部と、が設けられている。したがって、単一の装置で複数の形状のコイル用セグメントを成形することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、単一装置によって複数の形状のコイル用セグメントを成形可能なコイル用セグメント成形装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係るコイル用セグメント成形装置の斜視図である。
成形型の斜視図である。
垂直移動成形型の斜視図である。
第2の実施形態に係るコイル用セグメント成形装置の側面図である。
成形型の斜視図である。
垂直移動成形型の斜視図である。
成形型の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
【0011】
(第1の実施形態)
まず、図1〜3を参照して、第1の実施形態に係るコイル用セグメント成形装置の構成及び動作を説明する。図1は、第1の実施形態に係るコイル用セグメント成形装置の斜視図である。図2は、成形型の斜視図である。図3は、垂直移動成形型の斜視図である。
【0012】
コイル用セグメント成形装置1は、図1に示すように、成形型3を備える。成形型3は、図2に示すように、平行動作成形型4と、垂直動作成形型5と、を備える。平行動作成形型4には、図2に示すように、第1成形部4a、及び第2成形部4bが設けられている。垂直動作成形型5には、図3に示すように、第1成形部5a、及び第2成形部5bが設けられている。なお、図2には、成形型3に加えて、線材6を図示している。図2に示した矢印は、平行動作成形型4及び垂直動作成形型5がスライドする方向をそれぞれ示す。
【0013】
コイル用セグメント成形装置1は、成形型3を用いて線材6を変形させることによってコイル用セグメントを成形する装置である。線材6は、銅及び銅合金等の金属製の線状材料であり、例えば断面矩形状である。コイル用セグメントは、略U字型の部材である。コイル用セグメントは、ステータコア及びロータコア等に成形された複数のスロットのそれぞれに挿入され、互いの端部同士を接合されてコイルとして使用される。
【0014】
平行動作成形型4及び垂直動作成形型5は、互いに篏合する一対の成形型である。図2に示すように、平行動作成形型4は、垂直動作成形型5との合わせ面に、第1成形部4a、及び第2成形部4bが設けられている。第1成形部4a及び第2成形部4bは、垂直動作成形型5に向かって突出する突出部である。第1成形部4aは、図示しない第1のコイル用セグメントのU字状部分の外側に対応する形状である。第2成形部4bは、図示しない第2のコイル用セグメントのU字状部分の外側に対応する形状である。第1成形部4a及び第2成形部4bは、成形されるコイル用セグメントの向きが揃うように設けられている。第2のコイル用セグメントは、第1のコイル用セグメントと異なる形状のコイル用セグメントである。
【0015】
図3に示すように、垂直動作成形型5は、平行動作成形型4との合わせ面に、第1成形部5a及び第2成形部5bが設けられている。第1成形部5aは、第1のコイル用セグメントのU字状部分の内側に対応する形状である。第1成形部5aは、平行動作成形型4及び垂直動作成形型5が篏合した際に、第1成形部4aと共に第1のコイル用セグメントに対応する形状の空間を成す位置に設けられる。第2成形部5bは、第2のコイル用セグメントのU字状部分の内側に対応する形状である。第2成形部5bは、平行動作成形型4及び垂直動作成形型5が篏合した際に、第2成形部4bと共に第2のコイル用セグメントに対応する形状の空間を成す位置に設けられる。
【0016】
図2に示すように、平行動作成形型4は、垂直動作成形型5との合わせ面に対して平行な方向、具体的には、成形する第1のコイル用セグメントの端部が延びる方向にスライド可能である。垂直動作成形型5は、平行動作成形型4との合わせ面に対して垂直な方向にスライド可能である。平行動作成形型4及び垂直動作成形型5は、図示しない動作制御部にそれぞれ接続されている。動作制御部は、平行動作成形型4及び垂直動作成形型5のスライド動作を制御する。成形型3は、動作制御部が平行動作成形型4及び垂直動作成形型5のスライド動作を制御することによって開閉される。
【0017】
続いて、第1及び第2のコイル用セグメントを成形する際におけるコイル用セグメント成形装置1の動作を説明する。第1及び第2のコイル用セグメントを成形する際には、まず、動作制御部が平行動作成形型4及び垂直動作成形型5をスライドさせることによって、成形型3を開く。具体的には、動作制御部が、第1及び第2のコイル用セグメントの端部からU字状部分に向かう方向に平行動作成形型4をスライドさせると共に、平行動作成形型4から離間する方向に垂直動作成形型5をスライドさせる。
【0018】
次に、線材6を所定位置に配置して成形型3を閉じる。具体的には、第1成形部4a、5a及び第2成形部4b、5bによって挟み込める位置に線材6を配置し、第1及び第2のコイル用セグメントのU字状部分から端部に向かう方向に平行動作成形型4をスライドさせると共に、平行動作成形型4に近づく方向に垂直動作成形型5をスライドさせる。線材6を第1成形部4a、5aにおいて挟み込んで曲げることによって、第1のコイル用セグメントが成形される。線材6を第2成形部4b、5bにおいて挟み込んで曲げることによって、第2のコイル用セグメントが成形される。次に、成形型3を開き、成形された第1及び第2のコイル用セグメントを取り出す。このようにして、コイル用セグメント成形装置1は、異なる形状のコイル用セグメントを単一装置で成形することができる。
【0019】
(第2の実施形態)
次に、図4〜7を参照して、第2の実施形態に係るコイル用セグメント成形装置の構成及び動作を説明する。図4は、第2の実施形態に係るコイル用セグメント成形装置の側面図である。図5は、成形型の斜視図である。図6は、垂直移動成形型の斜視図である。図7は、成形型の斜視図である。コイル用セグメント成形装置2は、図5等に示すように、垂直動作成形型5が、第1垂直動作成形型51と、第2垂直動作成形型52と、に分けられている点で第1の実施形態に示したコイル用セグメント成形装置1と異なる。なお、図7に示す矢印は、その他の構成については、第1の実施形態において説明したものと同様であるため、重複する説明は適宜省略する。
【0020】
図4等に示すように、コイル用セグメント成形装置2が備える垂直動作成形型5は、第1垂直動作成形型51と、第2垂直動作成形型52と、を有する。図6に示すように、第1垂直動作成形型51は、平行動作成形型4との合わせ面に、第1成形部51aが設けられている。第1成形部51aは、第1のコイル用セグメントのU字状部分の内側に対応する形状である。第1成形部51aは、平行動作成形型4及び垂直動作成形型5が篏合した際に、第1成形部4aと共に第1のコイル用セグメントに対応する形状の空間を成す位置に設けられる。第2垂直動作成形型52は、平行動作成形型4との合わせ面に、第2成形部52bが設けられている。第2成形部52bは、第2のコイル用セグメントのU字状部分の内側に対応する形状である。第2成形部52bは、平行動作成形型4及び垂直動作成形型5が篏合した際に、第2成形部4bと共に第2のコイル用セグメントに対応する形状の空間を成す位置に設けられる。
【0021】
第1垂直動作成形型51及び第2垂直動作成形型52は、図示しない動作制御部にそれぞれ接続されている。動作制御部は、第1垂直動作成形型51及び第2垂直動作成形型52のスライド動作を独立に制御する。つまり、第1垂直動作成形型51及び第2垂直動作成形型52は、図7に示すように、独立してスライド可能である。したがって、第1及び第2のコイル用セグメントを成形した後に成形型3を開く際に、第1垂直動作成形型51及び第2垂直動作成形型52を別途にスライド可能である。そのため、第1垂直動作成形型51及び第2垂直動作成形型52が一体となってスライドする場合に比較して、成形されたコイル用セグメントを容易に取り出すことができる。さらに、コイル用セグメント成形装置2は、第1の実施形態において説明した効果と同様の効果を奏することができる。
【0022】
以上で説明した実施形態に係る発明により、単一装置によって複数の形状のコイル用セグメントを成形可能なコイル用セグメント成形装置を提供することができる。
【0023】
なお、本発明は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
【符号の説明】
【0024】
1、2 コイル用セグメント成形装置
3 成形型
4 平行動作成形型
4a 第1成形部
4b 第2成形部
5 垂直動作成形型
51 第1垂直動作成形型
52 第2垂直動作成形型
5a、51a 第1成形部
5b、52b 第2成形部
6 線材

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