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公開番号2021089877
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210610
出願番号2019220846
出願日20191206
発明の名称灯体
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F21S 43/239 20180101AFI20210514BHJP(照明)
要約【課題】発光面からの光の出射量を均質化した灯体を提供する。
【解決手段】光源と、光源からの光Pを導光させて発光面52から出射させる導光部材4と、を備え、導光部材4は、光源からの光Pを延在方向に沿って導光するとともに、延在方向と交差する方向に向けて光Pを出射する導光部7と、導光部7から出射された光Pが入射する整流部40と、光Pを発光面52から出射させる反射部50と、を有する出光部8と、を有し、整流部40には、導光部7からの光Pの入射方向に沿う第一レンズカット44が形成され、反射部50には、発光面52から出射される面と反対側の面に設けられ、第一レンズカット44により導光される光Pの導光方向と交差する方向に沿う第二レンズカット51が形成される。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
光源と、
前記光源からの光を導光させて発光面から出射させる導光部材と、
を備え、
前記導光部材は、
前記光源からの光を延在方向に沿って導光するとともに、前記延在方向と交差する方向に向けて前記光を出射する導光部と、
前記導光部から出射された前記光が入射する第一反射部と、前記光を前記発光面から出射させる第二反射部と、を有する出光部と、
を有し、
前記第一反射部には、前記導光部からの前記光の入射方向に沿う第一レンズカットが形成され、
前記第二反射部には、前記発光面から出射される面と反対側の面に設けられ、前記第一レンズカットにより導光される前記光の導光方向と交差する方向に沿う第二レンズカットが形成されることを特徴とする灯体。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記第一レンズカットは、前記出光部の両面に形成され、
両面の前記第一レンズカットは、前記出光部の厚さ方向で互いに対称な位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の灯体。
【請求項3】
前記第一レンズカットは、前記導光部からの前記光の入射方向に延びる突条部を有し、
前記突条部の頂部は、曲面であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の灯体。
【請求項4】
前記第一レンズカットは、前記導光部からの前記光の入射方向に延びる溝部を有し、
前記溝部の底部は、平坦であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の灯体。
【請求項5】
前記導光部材は、前記導光部と前記出光部との接続部分に、前記導光部と前記出光部とのそれぞれに比べて厚さ方向で薄肉化された薄肉部を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の灯体。
【請求項6】
前記薄肉部の厚みは、前記導光部に入射する前記光の前記延在方向の入口側から出口側へ向かうにつれて増加することを特徴とする請求項5に記載の灯体。
【請求項7】
前記出光部は、前記薄肉部と前記第一レンズカットとの間にテーパー部を有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の灯体。
【請求項8】
前記第一レンズカットは、前記導光部に接続する湾曲部を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の灯体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、灯体に関するものである。
続きを表示(約 6,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば車両のテールランプ等として使用され、光源からの光を導光して面発光させる導光部材を備えた灯体の構成が知られている。これらの灯体では、灯体の主面を均質に発光させるための技術が種々提案されている。
【0003】
例えば特許文献1には、光源と、導光部材と、を備え、導光部材は、導光部材内に入射してきた光を内部反射させる第一反射面と、第一反射面で内部反射された光を前方に向けて内部反射させる第二反射面と、を有する車両用灯具の構成が開示されている。導光部材は、発光面の幅が第一反射面から他方側に向かうに連れて変化しており、第一反射面には、複数のレンズカットが設けられている。特許文献1に記載の技術によれば、複数のレンズカットは、発光面の幅の変化に対応させて、光の反射方向を互いに異ならせているので、導光部材が異形形状の場合であっても、導光部材を好適に発光させることができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017−62964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、これらの灯体においては、発光時の外観品質を向上するために、発光面からの光の出射量のさらなる均質化が望まれている。
【0006】
そこで、本発明は、発光面から出射される光の出射量のさらなる均質化が可能な灯体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係る灯体(例えば、実施形態における灯体1)は、光源(例えば、実施形態における光源3)と、前記光源からの光(例えば、実施形態における光P)を導光させて発光面(例えば、実施形態における発光面52)から出射させる導光部材(例えば、実施形態における導光部材4)と、を備え、前記導光部材は、前記光源からの光を延在方向に沿って導光するとともに、前記延在方向と交差する方向に向けて前記光を出射する導光部(例えば、実施形態における導光部7)と、前記導光部から出射された前記光が入射する第一反射部(例えば、実施形態における整流部40)と、前記光を前記発光面から出射させる第二反射部(例えば、実施形態における反射部50)と、を有する出光部(例えば、実施形態における出光部8)と、を有し、前記第一反射部には、前記導光部からの前記光の入射方向に沿う第一レンズカット(例えば、実施形態における第一レンズカット44)が形成され、前記第二反射部には、前記発光面から出射される面と反対側の面に設けられ、前記第一レンズカットにより導光される前記光の導光方向と交差する方向に沿う第二レンズカット(例えば、実施形態における第二レンズカット51)が形成されることを特徴としている。
【0008】
また、請求項2に記載の発明に係る灯体は、前記第一レンズカットは、前記出光部の両面に形成され、両面の前記第一レンズカットは、前記出光部の厚さ方向で互いに対称な位置に形成されていることを特徴としている。
【0009】
また、請求項3に記載の発明に係る灯体は、前記第一レンズカットは、前記導光部からの前記光の入射方向に延びる突条部(例えば、実施形態における突条部46)を有し、前記突条部の頂部(例えば、実施形態における頂部46a)は、曲面であることを特徴としている。
【0010】
また、請求項4に記載の発明に係る灯体は、前記第一レンズカットは、前記導光部からの前記光の入射方向に延びる溝部(例えば、実施形態における溝部47)を有し、前記溝部の底部(例えば、実施形態における底部47b)は、平坦であることを特徴としている。
【0011】
また、請求項5に記載の発明に係る灯体は、前記導光部材は、前記導光部と前記出光部との接続部分に、前記導光部と前記出光部とのそれぞれに比べて厚さ方向で薄肉化された薄肉部(例えば、実施形態における薄肉部37)を有することを特徴としている。
【0012】
また、請求項6に記載の発明に係る灯体は、前記薄肉部の厚みは、前記導光部に入射する前記光の前記延在方向の入口側(例えば、実施形態における入口側34)から出口側(例えば、実施形態における出口側35)へ向かうにつれて増加することを特徴としている。
【0013】
また、請求項7に記載の発明に係る灯体は、前記出光部は、前記薄肉部と前記第一レンズカットとの間にテーパー部(例えば、実施形態におけるテーパー部13)を有することを特徴としている。
【0014】
また、請求項8に記載の発明に係る灯体は、前記第一レンズカットは、前記導光部に接続する湾曲部(例えば、実施形態における湾曲部45)を有することを特徴としている。
【発明の効果】
【0015】
本発明の請求項1に記載の灯体によれば、導光部材は、導光部と、第一反射部及び第二反射部を有する出光部と、を有し、第一反射部には、導光部からの光の入射方向に沿う第一レンズカットが形成されている。これにより、導光部で乱反射して出光部へ入射した光を第一レンズカットにより整流し、整流された光を第二反射部へ導光させることができる。第二反射部には、第一レンズカットにより導光される光の導光方向と交差する方向に沿う第二レンズカットが形成される。これにより、第一レンズカットにより整流された光は、第二レンズカットで内部反射して発光面から出射される。よって、出射される光の指向性を高めることができる。結果として、第二反射部から出射される光を均質化させ、第二反射部全体を均質に面発光させることができる。
したがって、発光面から出射される光の出射量のさらなる均質化が可能な灯体を提供できる。
【0016】
本発明の請求項2に記載の灯体によれば、第一レンズカットは、出光部の両面に形成され、両面の第一レンズカットは、出光部の厚さ方向で互いに対称な位置に形成されている。このため、出光部の一方の面に設けられた第一レンズカットにより反射した光は、他方の面に設けられた第一レンズカットで反射される。これにより、両面の第一レンズカットで光が反射を繰り返し、第一反射部から光が漏れるのを抑制できる。また、第一レンズカットの向きに沿って光の指向性をさらに高めることができる。よって、第一レンズカットによる出射方向の調整を行うことにより、第二反射部を均質に面発光させることができる。
さらに、第一レンズカットの形状を変更することにより、第二反射部への光の入射量を調整し、第二反射部からの光の出射量を制御できる。よって、導光部材の厚みや外径等の外形寸法のみにより光の出射量が決まる場合と比較して、設計自由度やデザイン性を向上させることができる。
【0017】
本発明の請求項3に記載の灯体によれば、第一レンズカットは突条部を有し、突条部の頂部は曲面である。これにより、第一レンズカットの突条部が角部を有する場合と比較して、第一レンズカット内の光をより均質に導光させることができる。よって、第一レンズカットに沿う光の指向性をより一層高めることができる。また、第一レンズカットの突条部が角部を有する場合と比較して、光の筋が発生するのを抑制し、光を均質に導光させることができる。
【0018】
本発明の請求項4に記載の灯体によれば、第一レンズカットは溝部を有し、溝部の底部は平坦である。このため、溝部の深さ寸法及び幅寸法を設定し易い。溝部の深さ寸法や幅寸法等を調整することにより、第一反射部から出射される光の拡散性及び集光性を調整できる。これにより、第二反射部全体での配光が調整可能となる。よって、第二反射部を均質に面発光させることができる。
【0019】
本発明の請求項5に記載の灯体によれば、導光部材は、導光部と出光部との接続部分に薄肉部を有する。薄肉部を設けることにより、導光部から出光部への光の出射量を制御できる。よって、導光部の延在方向において、光源からの距離による光の出射量の均質化を図ることができる。
【0020】
本発明の請求項6に記載の灯体によれば、薄肉部の厚みは、導光部における延在方向の入口側から出口側へ向かうにつれて増加する。これにより、光源からの距離が近い導光部の入口側において、導光部から出光部へ出射される光の割合を低減させ、導光部の延在方向に沿う方向に多くの光を導光させることができる。一方、光源からの距離が遠い導光部の出口側において、導光部から出光部へ出射される光の割合を増加させることより、出光部へ向けて多くの光を出射させることができる。よって、導光部の延在方向(すなわち、光の進行方向)において、導光部から出光部への光の出射量を均質化することができる。これにより、導光部の延在方向において均質に面発光させることができる。
【0021】
本発明の請求項7に記載の灯体によれば、出光部は、薄肉部と第一レンズカットとの間にテーパー部を有する。これにより、薄肉部と第一レンズカットとが近接して設けられる場合と比較して、導光部や出光部を成形する際の型抜きを容易に行うことができる。よって、導光部材を容易に製造し、灯体の製造時における作業性を向上できる。
【0022】
本発明の請求項8に記載の灯体によれば、第一レンズカットは、湾曲部を有し、湾曲部は、導光部と第一レンズカットとを接続する。これにより、導光部から第一レンズカットへの光の入射量を安定的に確保するとともに、第一レンズカットからの光の出射方向をより精密に制御することができる。よって、第一レンズカットにより光を整流させ、第二反射部をより一層均質に面発光させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
実施形態に係る灯体の外観図。
図1のII−II線に沿う断面図。
図1のIII−III線に沿う断面図。
図1におけるアウタレンズの図示を省略した第一部分の外観斜視図。
図4のV部拡大図。
実施形態に係る第一導光部に入射した光の経路を示す説明図。
図6のVII−VII線に沿う断面図。
図6のVIII−VIII線に沿う断面図。
実施形態に係る第二導光部に入射した光の経路を示す説明図。
図9のX部拡大図。
図10のXI−XI線に沿う断面図。
溝幅を小さく設定した場合の第一レンズカットの断面図。
溝幅をゼロに設定した場合の第一レンズカットの断面図。
図9のXIV−XIV線に沿う断面における位置と、各位置における輝度と、の関係を示すグラフ。
図9のXV−XV線に沿う断面における位置と、各位置における輝度と、の関係を示すグラフ。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0025】
(実施形態)
(灯体)
図1は、実施形態に係る灯体1の外観図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。図3は、図1のIII−III線に沿う断面図である。図4は、図1におけるアウタレンズ5の図示を省略した第一部分1aの外観斜視図である。
図1に示すように、灯体1は、例えば不図示の車両に搭載されている。灯体1は、車両用のテールランプとして用いられる。灯体1は、車両の後方に一対設けられ、後方に向けて光Pを出射する。以下の説明において、前後、左右及び上下の向きは、車両の前後、左右及び上下方向と一致する。また、左右方向を車幅方向という場合がある。
灯体1は、車幅方向の外側から内側に向かって並ぶ第一部分1a及び第二部分1bを有する。
【0026】
第一部分1aは、正面視において、下方に長辺を有する台形状に形成されている。第二部分1bは、第一部分1aより車幅方向の内側に設けられている。第二部分1bは、車幅方向の外側から内側へ向かうにつれて下方の辺が上方へ位置するように傾斜している。第一部分1aと第二部分1bとは互いに独立の光路を有してそれぞれ発光可能に形成されている。以下では、第一部分1aの構成について詳細に説明し、第二部分1bの構成について詳細な説明を省略する。
図2から図4に示すように、第一部分1aは、灯体本体2と、光源3と、導光部材4と、アウタレンズ5(図1参照)と、を備える。
【0027】
(灯体本体)
灯体本体2は、ハウジング11と、リフレクター12と、を備える。
図4に示すように、ハウジング11は、車両の後部に取り付けられている。ハウジング11は、後方に開口する箱状に形成されている。
リフレクター12は、ハウジング11の後面に取り付けられている。リフレクター12は、後方を向く面が鏡面となっている。リフレクター12は、後方から見て、ハウジング11における車幅方向の外側の辺及び上側の辺に沿うL字状に形成されている。
【0028】
(光源)
光源3は、ハウジング11に取り付けられている。光源3は、例えばLEDである。光源3は、LEDの他に、LEDが実装されたプリント基板やLEDに電力を供給する電線等を有する。光源3は、ハウジング11のうち車幅方向の外側部分に配置されている。光源3は、詳しくは後述する導光部材4へ向けて光P(図5参照)を出射する。
【0029】
(導光部材)
導光部材4は、リフレクター12より後方に設けられている。導光部材4は、光源3からの光Pを導光させて発光面52から出射させる。導光部材4は、リフレクター12と同等のL字状に形成されている。導光部材4は、リフレクター12と前後方向に重なっている。導光部材4は、車幅方向の外側端部が車両の側部に沿って湾曲している。導光部材4は、入光部6と、導光部7と、出光部8と、を有する。
【0030】
図5は、図4のV部拡大図である。
入光部6は、車幅方向の外側端部に設けられている。入光部6は、複数(本実施形態では3個)設けられている。複数の入光部6は、上下方向に間隔をあけて並んでいる。具体的に、複数の入光部6は、第一入光部21と、第二入光部22と、第三入光部23と、を有する。複数の入光部6は、上方から下方に向かって、第一入光部21、第二入光部22、第三入光部23、の順で配置されている。LEDから出射された光Pは、第一入光部21、第二入光部22及び第三入光部23から導光部材4の内部へそれぞれ入射する。
(【0031】以降は省略されています)

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