TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2021089866
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210610
出願番号2019220452
出願日20191205
発明の名称灯体
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F21S 43/31 20180101AFI20210514BHJP(照明)
要約【課題】大型化を抑制しつつ、より奥行き感を表現可能な灯体を提供する。
【解決手段】光源5と、光源5からの光Lを導光させて発光面45を発光させる導光体6と、導光体6の導光出射面65b,66bから出射された光Lを発光面45側に反射するリフレクター7と、リフレクター7と対向配置され、リフレクター7で反射された光Lをリフレクター7側に反射する反射領域と、リフレクター7で反射された光Lを透過する透過領域と、を有するハーフミラー4と、を備え、導光体6は、光源5からの光Lを第一方向に沿って導光させる第一導光レンズ61と、第一方向と交差する第二方向に沿って光Lを出射する導光出射面65b,66bを有する第二導光レンズ62と、を有し、第一導光レンズ61と第二導光レンズ62とは、互いに接触した状態で配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
光源と、
前記光源からの光を導光させて発光面を発光させる導光体と、
前記導光体の導光出射面から出射された前記光を前記発光面側に反射するリフレクターと、
前記リフレクターと対向配置され、前記リフレクターで反射された前記光を前記リフレクター側に反射する反射領域と、前記反射された光を透過する透過領域と、を有するハーフミラーと、
を備え、
前記導光体は、
前記光源からの前記光を第一方向に沿って導光させる第一導光レンズと、
前記第一方向と交差する第二方向に沿って前記光を出射する前記導光出射面を有する第二導光レンズと、
を有し、
前記第一導光レンズと前記第二導光レンズとは、互いに接触した状態で配置されることを特徴とする灯体。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記導光体の少なくとも一部は、前記リフレクターと前記ハーフミラーとの間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の灯体。
【請求項3】
前記導光体は、微細カットが施された模様形成部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の灯体。
【請求項4】
前記模様形成部は、前記第二導光レンズに設けられ、
前記第二導光レンズは、前記リフレクターと前記ハーフミラーとの間に挿入されていることを特徴とする請求項3に記載の灯体。
【請求項5】
前記第二方向に沿って前記リフレクターと前記ハーフミラーとの離間寸法が漸次変化することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の灯体。
【請求項6】
前記リフレクターは、前記ハーフミラー側に凸となる凸曲面を有することを特徴とする請求項5に記載の灯体。
【請求項7】
前記ハーフミラーは、透明板に蒸着されたメッキにより形成される前記反射領域と、前記メッキが除去された前記透過領域と、が格子状に配置されて形成されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の灯体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、灯体に関するものである。
続きを表示(約 5,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、テールランプ等の車両用の灯体において、光源と導光体とを組み合わせた構成が知られている。これらの灯体では、薄型化しつつ奥行き感を表現するために、光源からの光を内部で複数回反射させることにより、発光面からの光を立体的に見せる技術が種々提案されている。
【0003】
例えば特許文献1には、光源からの光のうち一方の光を一の方向に向けて出射する導光出射面と、導光出射面から出射された光が入射する導光入射面と、光源からの光のうち他方の光又は導光入射面から入射した光を発光面側に向けて反射する導光反射面とを有する導光体の構成が開示されている。導光反射面は、一の方向に異なる高さで並んで配置される。特許文献1に記載の技術によれば、大型化を回避しつつ、高さの異なる各導光反射面で反射されて発光面側に向かう光によって、発光面の発光を立体的に視認させることができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017−92010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、さらなる奥行き感を表現する点において改善の余地があった。
【0006】
そこで、本発明は、大型化を抑制しつつ、より奥行き感を表現可能な灯体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係る灯体(例えば、第1実施形態における灯体1)は、光源(例えば、第1実施形態における光源5)と、前記光源からの光(例えば、第1実施形態における光L)を導光させて発光面(例えば、第1実施形態における発光面45)を発光させる導光体(例えば、第1実施形態における導光体6)と、前記導光体の導光出射面(例えば、第1実施形態における導光出射面65b,66b)から出射された前記光を前記発光面側に反射するリフレクター(例えば、第1実施形態におけるリフレクター7)と、前記リフレクターと対向配置され、前記リフレクターで反射された前記光を前記リフレクター側に反射する反射領域(例えば、第1実施形態における反射領域A1)と、前記反射された光を透過する透過領域(例えば、第1実施形態における透過領域A2)と、を有するハーフミラー(例えば、第1実施形態におけるハーフミラー4)と、を備え、前記導光体は、前記光源からの前記光を第一方向に沿って導光させる第一導光レンズ(例えば、第1実施形態における第一導光レンズ61)と、前記第一方向と交差する第二方向に沿って前記光を出射する前記導光出射面を有する第二導光レンズ(例えば、第1実施形態における第二導光レンズ62)と、を有し、前記第一導光レンズと前記第二導光レンズとは、互いに接触した状態で配置されることを特徴としている。
【0008】
また、請求項2に記載の発明に係る灯体は、前記導光体の少なくとも一部は、前記リフレクターと前記ハーフミラーとの間に設けられていることを特徴としている。
【0009】
また、請求項3に記載の発明に係る灯体は、前記導光体は、微細カットが施された模様形成部(例えば、第2実施形態における模様形成部269)を有することを特徴としている。
【0010】
また、請求項4に記載の発明に係る灯体は、前記模様形成部は、前記第二導光レンズに設けられ、前記第二導光レンズは、前記リフレクターと前記ハーフミラーとの間に挿入されていることを特徴としている。
【0011】
また、請求項5に記載の発明に係る灯体は、前記第二方向に沿って前記リフレクターと前記ハーフミラーとの離間寸法が漸次変化することを特徴としている。
【0012】
また、請求項6に記載の発明に係る灯体は、前記リフレクターは、前記ハーフミラー側に凸となる凸曲面(例えば、第1実施形態における凸曲面71)を有することを特徴としている。
【0013】
また、請求項7に記載の発明に係る灯体は、前記ハーフミラーは、透明板(例えば、第1実施形態における透明板40)に蒸着されたメッキ(例えば、第1実施形態におけるメッキ41)により形成される前記反射領域と、前記メッキが除去された前記透過領域と、が格子状に配置されて形成されることを特徴としている。
【発明の効果】
【0014】
本発明の請求項1に記載の灯体によれば、灯体は、互いに対向するリフレクター及びハーフミラーと、リフレクター及びハーフミラー間に光を入射させる導光体と、を備える。これにより、光源からの光をリフレクターとハーフミラーとの間で複数回反射させ、発光面で発光する光に奥行き感を持たせることができる。また、発光面に入射する光の入射方向に沿う灯体の寸法を小型化できる。
導光体は、互いに接触した状態で配置される第一導光レンズ及び第二導光レンズを有する。また、導光体は、光源からの光を導光させて発光面を発光させる。これにより、例えば第一導光レンズは、光源からの光を拡散及び収束させて発光面を発光させるとともに、グリッド模様を表示する。一方、第二導光レンズは、第一導光レンズに接触しているので、第一導光レンズを透過した光を拡散及び収束させて発光面を発光させる。第二導光レンズが設けられることにより、グリッド模様をより明瞭に表示し、奥行き感を強調できる。このように、灯体は、第一導光レンズ及び第二導光レンズでグリッド模様を明瞭に表示することで、リフレクターとハーフミラーとの間で光を反射させることによる奥行き表現をより強調して発光面に表示することができる。
したがって、大型化を抑制しつつ、より奥行き感を表現可能な灯体を提供できる。
【0015】
本発明の請求項2に記載の灯体によれば、導光体の少なくとも一部は、リフレクターとハーフミラーとの間に設けられている。これにより、光源からの光を導光体の導光出射面から、リフレクターとハーフミラーとの間の空間に出射させることができる。よって、効果的にリフレクター及びハーフミラー間で光を反射させ、奥行き感を表現できる。
【0016】
本発明の請求項3に記載の灯体によれば、導光体は、微細カットが施された模様形成部を有する。これにより、導光体内に光が透過することで、微細カットの形状に応じた、浮遊感を持った模様を発光面に表示できる。模様形成部により形成された模様の浮遊感と、リフレクター及びハーフミラー間で光を反射させることによる奥行き感と、を組み合わせることにより、一層奥行き感を強調した灯体とすることができる。
【0017】
本発明の請求項4に記載の灯体によれば、模様形成部は第二導光レンズに設けられ、第二導光レンズは、リフレクターとハーフミラーとの間に挿入されている。これにより、模様形成部により形成された模様による浮遊感と、リフレクター及びハーフミラー間で光を反射させることによる奥行き表現と、を効果的に組み合わせることができる。また、奥行きを表現した空間内に浮遊感を持った模様を表示できるので、発光面における模様の浮遊感を強調できる。よって、効果的に奥行き感及び浮遊感を表現できる。
【0018】
本発明の請求項5に記載の灯体によれば、第二方向に沿ってリフレクターとハーフミラーとの離間寸法が漸次変化するので、離間寸法に応じて湾曲した奥行き感を表現できる。また、離間寸法が段階的に変化する場合と比較して、奥行き方向に沿って連続した奥行き表現が可能となる。よって、デザイン性に優れ、発光時の見た目品質及び表現の自由度を向上した灯体とすることができる。
【0019】
本発明の請求項6に記載の灯体によれば、リフレクターは、ハーフミラー側に凸となる凸曲面を有する。このように、リフレクター側に凸曲面を設けてリフレクターの反射面を湾曲させることで、リフレクターとハーフミラーとの離間寸法を漸次変化させることができる。よって、簡素な構成で奥行き方向に沿って湾曲した奥行き感を表現できる。
【0020】
本発明の請求項7に記載の灯体によれば、ハーフミラーは、透明板に蒸着されたメッキにより形成される反射領域と、メッキが除去された透過領域と、が格子状に配置されて形成される。このように、透明板の一部にメッキを施すことで、疑似的にハーフミラーを形成できる。また、例えば反射領域と透過領域との割合を変えることにより、所望の透過率を有するハーフミラーを容易に形成できる。よって、製造が容易で、かつ設計自由度の高いハーフミラーとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
第1実施形態に係る灯体を搭載した車両を後方から見た斜視図。
第1実施形態に係る灯体の外観斜視図。
図2のIII−III線に沿う灯体の断面図。
第1実施形態に係るハーフミラーの構成を示す説明図。
第1実施形態に係る灯体の発光の様子を示す正面図。
第1実施形態に係る灯体の発光の様子を示す斜視図。
第2実施形態に係る灯体の断面図。
第2実施形態に係る灯体の発光の様子を示す正面図。
第2実施形態に係る灯体の発光の様子を示す斜視図。
参考形態に係る灯体の断面図。
参考形態に係る灯体の発光の様子を示す正面図。
参考形態に係る灯体の発光の様子を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0023】
(第1実施形態)
(灯体)
図1は、第1実施形態に係る灯体1を搭載した車両10を後方から見た斜視図である。
灯体1は、例えば車両10の後端部に設けられたテールランプ又はブレーキランプに適用される。灯体1は、車両10の後方へ向けて光を発する。
【0024】
図2は、第1実施形態に係る灯体1の外観斜視図である。図3は、図2のIII−III線に沿う灯体1の断面図である。
図2に示すように、灯体1は、車両10の前後方向に沿う軸線Cを中心とする環状に形成されている。以下の説明では、灯体1の軸線Cに沿う方向を単に軸方向といい、軸線Cに直交する方向を径方向といい、軸線C回りの方向を周方向という場合がある。また、軸方向における光の照射方向を軸方向の後方といい、その反対側を軸方向の前方という場合がある。
図3に示すように、灯体1は、ケース2と、ベース3と、ハーフミラー4と、光源5と、導光体6と、リフレクター7と、を備える。
【0025】
図2及び図3に示すように、ケース2は、軸線Cを中心とする環状に形成されている。ケース2は、灯体1の外周部を形成している。
ベース3は、ケース2より径方向の内側に配置されている。ベース3は、メインベース30と、外側サブベース31と、内側サブベース32と、を有する。
【0026】
メインベース30は、軸線Cを中心とする環状に形成されている。メインベース30は、径方向から見た断面視(図3の断面視)において、軸方向の後方へ凸となるU字状に形成されている。具体的に、メインベース30は、底壁35と、外側壁36と、内側壁37と、を有する。底壁35は、軸方向に面するとともに環状に形成されている。外側壁36は、底壁35の外周部に連結され、軸方向の前方へ向かって延びている。内側壁37は、底壁35の内周部に連結され、方向の前方へ向かって延びている。このように形成されたメインベース30は、灯体1における軸方向の前方部分を形成している。
【0027】
外側サブベース31は、径方向においてメインベース30の外側壁36とケース2との間に配置されている。外側サブベース31は、軸方向に沿って延びている。外側サブベース31は、軸線Cを中心とする環状に形成されている。
内側サブベース32は、外側サブベース31より外径寸法の小さい環状に形成されている。内側サブベース32は、メインベース30の内側壁37より径方向の内側に配置されている。内側サブベース32は、軸方向に沿って延びている。内側サブベース32は、軸線Cと同軸上に設けられている。内側サブベース32は、灯体1の内周部を形成している。
【0028】
灯体1は、ケース2、メインベース30及び内側サブベース32により、後方に向かって開口する円環枠状に形成されている。灯体1の外周部を形成するケース2の一部は、径方向に延びるとともに車体に接続される。これにより、灯体1は、車体に取り付けられている。
【0029】
ハーフミラー4は、ケース2、メインベース30及び内側サブベース32により形成された開口を閉塞している。ハーフミラー4は、軸線Cを中心とする環状に形成されている。ハーフミラー4は、灯体1における軸方向の後方部分を形成している。ハーフミラー4のうち軸方向の後方を向く面は、発光面45とされている。
【0030】
図4は、第1実施形態に係るハーフミラー4の構成を示す説明図である。図4は、ハーフミラー4の表面の一部分を示す拡大図である。
ハーフミラー4は、ガラス板等の透明板40における所定の箇所にアルミニウム等の金属材料が蒸着されて形成されたメッキ41を有する。ハーフミラー4は、透明板40に蒸着されたメッキ41により形成される反射領域A1と、メッキ41が除去された透過領域A2と、を有する。透過領域A2は、格子状に形成されている。反射領域A1は、透過領域A2の間に設けられている。反射領域A1は、矩形状に形成されている。ハーフミラー4は、隣り合う反射領域A1のピッチp及び透過領域A2の幅寸法wを所定の値に設定することにより、所望の透過率に設定されている。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
灯体
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
灯体
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車体
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
車両
本田技研工業株式会社
出力計
本田技研工業株式会社
芝刈機
本田技研工業株式会社
発電機
本田技研工業株式会社
自転車
本田技研工業株式会社
作業機
本田技研工業株式会社
乗り物
本田技研工業株式会社
加振機
本田技研工業株式会社
飛行体
本田技研工業株式会社
飛行体
続きを見る