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公開番号2021089796
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210610
出願番号2019217846
出願日20191202
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人特許業務法人グランダム特許事務所
主分類H01R 12/72 20110101AFI20210514BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】回路基板に対する接続信頼性を確保することが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタは、接点部53を有する接続部材41と、接続部材41を保持するハウジング10と、接続部材41に対し、接点部53を保護する保護位置と、接点部53を回路基板100に接触させる接続位置と、に変位可能な保護部材42と、を備える。ハウジング10は、保護部材42を保護位置に保持するロック部35を有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
接点部を有する接続部材と、
前記接続部材を保持するハウジングと、
前記接続部材に対し、前記接点部を保護する保護位置と、前記接点部を回路基板に接触させる接続位置と、に変位可能な保護部材と、を備え、
前記ハウジングは、前記保護部材を前記保護位置に保持するロック部を有しているコネクタ。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記ハウジングに嵌合可能な相手ハウジングを備え、
前記相手ハウジングは、前記ロック部による保持状態を解除するロック解除部を有している請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記ハウジングは、前記接続部材を保持する第1ハウジングと、前記保護部材を保持する第2ハウジングと、を有し、
前記ロック部は、前記第1ハウジングに設けられ、前記第2ハウジングには、前記ロック部に係止される被ロック部が設けられている請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記第1ハウジングに対し、仮係止位置と、本係止位置と、に変位可能な解除部材を備え、
前記解除部材は、
前記仮係止位置において前記本係止位置への変位を規制する変位規制部と、
前記本係止位置において前記ロック部と前記被ロック部との係止状態を解除する従動解除部と、を有し、
前記ロック解除部は、前記変位規制部による変位規制状態を解除する請求項3に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 6,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されたコネクタは、回路基板を収容する基板収容部材と、端子を収容する端子収容部材と、を備える。基板収容部材と端子収容部材が嵌合状態にあるときに、回路基板が端子収容部材の基板挿入部に挿入され、端子の接触部が回路基板に接続される。回路基板に接続される端子を備えたコネクタは、特許文献2にも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017−84570号公報
特開2015−90786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の場合、端子の接触部は、回路基板に接続される前、基板挿入部に露出している。このため、外部からの異物が端子の接触部に干渉し、接触部が損傷するおそれがある。
【0005】
そこで、本開示は、回路基板に対する接続信頼性を確保することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、接点部を有する接続部材と、前記接続部材を保持するハウジングと、前記接続部材に対し、前記接点部を保護する保護位置と、前記接点部を回路基板に接触させる接続位置と、に変位可能な保護部材と、を備え、前記ハウジングは、前記保護部材を前記保護位置に保持するロック部を有している。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、回路基板に対する接続信頼性を確保することが可能なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態にかかるコネクタの分解斜視図である。
図2は、コネクタの斜視図である。
図3は、リアホルダが仮係止位置にあり、第2ハウジングが初期位置にあり、保護部材が保護位置にある状態を示す側断面図である。
図4は、図3の状態からリアホルダが本係止位置に向かう途中において、従動解除部が被ロック部を撓み変形させる状態を示す断面図である。
図5は、図4の状態からリアホルダが本係止位置に至り、さらに第2ハウジングが嵌合位置に至るとともに、保護部材が接続位置に至った状態を示す断面図である。
図6は、被ロック部の被ロック本体が各ロック部と離脱規制部との間に配置される状態を示す部分拡大図である。
図7は、補助ロック片が補助ストッパ部と各補助規制部との間に配置される状態を示す部分拡大図である。
図8は、変位規制部の規制本体が仮係止部と本係止部との間に配置される状態を示す部分拡大図である。
図9は、ロック解除部が変位規制部を撓み変形させる状態を示す部分拡大図である。
図10は、図9の状態から変位規制部が弾性的に復帰した状態を示す部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)接点部を有する接続部材と、前記接続部材を保持するハウジングと、前記接続部材に対し、前記接点部を保護する保護位置と、前記接点部を回路基板に接触させる接続位置と、に変位可能な保護部材と、を備え、前記ハウジングは、前記保護部材を前記保護位置に保持するロック部を有している。この構成によれば、保護部材が保護位置にあるときに、接続部材の接点部が保護部材で保護され、接点部に異物が干渉するのを回避することができる。このため、保護部材が接続位置にあるときに、接続部材の接点部が回路基板に接触する状態を良好に実現することができる。特に、保護部材がロック部によって保護位置に保持されるため、保護部材が保護位置から不用意に移動するのを防止することができる。
【0010】
(2)前記ハウジングに嵌合可能な相手ハウジングを備え、前記相手ハウジングは、前記ロック部による保持状態を解除するロック解除部を有しているのが好ましい。この構成によれば、ハウジングが相手ハウジングと嵌合するのに伴ってロック部による保持状態を解除することができ、保持状態を解除するための特別な工程を省略することができる。
【0011】
(3)前記ハウジングは、前記接続部材を保持する第1ハウジングと、前記保護部材を保持する第2ハウジングと、を有し、前記ロック部は、前記第1ハウジングに設けられ、前記第2ハウジングには、前記ロック部に係止される被ロック部が設けられていると良い。この構成によれば、保護部材に被ロック部を設ける必要がなく、保護部材の構造が複雑になるのを回避することができる。
【0012】
(4)前記第1ハウジングに対し、仮係止位置と、本係止位置と、に変位可能な解除部材を備え、前記解除部材は、前記仮係止位置において前記本係止位置への変位を規制する変位規制部と、前記本係止位置において前記ロック部と前記被ロック部との係止状態を解除する従動解除部と、を有し、前記ロック解除部は、前記変位規制部による変位規制状態を解除すると良い。この構成によれば、ハウジングと相手ハウジングとの嵌合時に、変位規制部による変位規制状態がロック解除部によって解除され、解除部材が仮係止位置から本係止位置へと変位可能となる。解除部材が本係止位置に至ると、従動解除部がロック部と被ロック部との係止状態を解除し、保護部材が保護位置から接続位置へと変位可能となる。ロック解除部がロック部と被ロック部との係止状態を直接解除しないため、相手ハウジングの構造が複雑になるのを回避することができる。
【0013】
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のコネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0014】
<基本構造>
本開示のコネクタは、図1に示すように、互いに嵌合可能なハウジング10および相手ハウジング90と、ハウジング10に収容される端子金具40と、ハウジング10に組み付けられるリアホルダ70と、を備えている。ハウジング10、相手ハウジング90およびリアホルダ70は、合成樹脂製である。ハウジング10は、第1ハウジング11と、第2ハウジング12と、を有している。端子金具40は導電金属製の板材である。端子金具40は、図3に示すように、接続部材41と、保護部材42と、を有している。接続部材41は、第1ハウジング11に保持される。保護部材42は、第2ハウジング12に保持される。相手ハウジング90は、図示しないケースに固定される。ケース内には、回路基板100が設置されている。接続部材41の後述する接点部53は、回路基板100に電気的に接続される。
【0015】
保護部材42は、接続部材41に対し、接点部53を保護する保護位置と、接点部53を回路基板100に接続させる接続位置と、に相対的に変位可能とされている。ハウジング10が相手ハウジング90に嵌合されたときに、第1ハウジング11と第2ハウジング12がリアホルダ70を介して互いに相対変位し、接続部材41が保護位置から接続位置に至ることができる。リアホルダ70は、第1ハウジング11と第2ハウジング12の相対変位を許容する解除部材として構成される。なお、以下の説明において、前後方向については、ハウジング10および相手ハウジング90が嵌合開始時に互いに向き合う面側を前側とする。
【0016】
<相手ハウジング>
相手ハウジング90は、図1に示すように、図示しないケースに連なるフランジ部91と、フランジ部91から前方に突出する筒状のフード部92と、を有している。相手ハウジング90は全体として幅方向に扁平な形状になっている。フード部92は、上壁の上面に、相手ハウジングロック部93およびロック解除部94を有している。相手ハウジングロック部93は、上壁の上面の幅方向中央部において、幅方向に対をなして突設されている。ロック解除部94は、上壁の上面の幅方向一側において、前後方向にリブ状に突設されている。ロック解除部94の前端部には、ロック解除本体95が一段高く突設されている。図9に示すように、ロック解除本体95の前面は、傾斜して配置され、フード部92の前端側(開口端側)に臨む。ロック解除本体95の後面は、傾斜して配置され、ロック解除部94のリブ状の突条部96に連なる。
【0017】
<ハウジング>
ハウジング10は、第1ハウジング11の前部に第2ハウジング12を組み付けて構成される。ハウジング10は、全体として幅方向に長い扁平な形状になっている。
第2ハウジング12は、図4に示すように、第2ハウジング本体13と、第2ハウジング本体13の外周を包囲する筒状部14と、を有している。第2ハウジング本体13は、複数の前側キャビティ15を有している。各前側キャビティ15は、上下方向に2段でかつ幅方向に複数並んで配置されている。
【0018】
第2ハウジング本体13は、複数のランス16を有している。各ランス16は、前側キャビティ15の内側面(上段の前側キャビティ15の上面および下段の前側キャビティ15の下面)から前方に延び、前端部に前側キャビティ15内に突出する部分を有している。前側キャビティ15には、保護部材42が挿入される。保護部材42は、ランス16により弾性的に係止され、第2ハウジング12に保持される。
【0019】
第2ハウジング12は、上下の各前側キャビティ15間となる上下中央部に、基板挿入部17を有している。基板挿入部17は、図2に示すように、幅方向に沿ったスリット溝状をなし、第2ハウジング12の前面および両側面に開口している。基板挿入部17は、第2ハウジング12内において上下の各前側キャビティ15と連通している。
【0020】
第2ハウジング12は、図1および図3に示すように、後方に突出する被ロック部18を有している。被ロック部18は、第2ハウジング本体13の上面の幅方向中央部に突設され、さらに後方に延びる形状になっている。被ロック部18は、門型枠状に形成されている。被ロック部18は、後端部に、幅方向に架け渡される形態の被ロック本体19を有している。被ロック本体19の前面および後面は、上下方向に沿って配置される。
【0021】
第2ハウジング12は、図7に示すように、第2ハウジング本体13の下面の幅方向中央部に、突起状の補助ストッパ部21を有している。補助ストッパ部21の前面は、上下方向に沿って配置される。補助ストッパ部21の後面は、傾斜して配置される。また、第2ハウジング12は、第2ハウジング本体13の下面における補助ストッパ部21よりも前方に、幅方向に対をなす補助規制部22を有している。各補助規制部22の前後面は、傾斜して配置される。図4に示すように、被ロック部18の前部、補助ストッパ部21および各補助規制部22は、第2ハウジング本体13と筒状部14との間に配置される。
【0022】
第1ハウジング11は、図4に示すように、第1ハウジング本体23と、第1ハウジング本体23の外周を包囲する嵌合筒部24と、第1ハウジング本体23から前方に突出する内筒部25と、を有している。第1ハウジング本体23の外周には、シールリング20が装着される。第1ハウジング本体23と嵌合筒部24との間には、相手ハウジング90のフード部92が嵌合される。シールリング20は、フード部92と第1ハウジング本体23との間に挟まれ、ハウジング10と相手ハウジング90との間を液密にシールする。
【0023】
第1ハウジング11は、第1ハウジング本体23の前方で、かつ内筒部25の内側に、第2ハウジング挿入部26を有している。第2ハウジング本体13は、第2ハウジング挿入部26に挿入される。第2ハウジング12は、第1ハウジング11に対し、第2ハウジング挿入部26に浅く挿入される初期位置(図3および図4を参照)と、初期位置から相対的に後退し、第2ハウジング挿入部26に深く挿入される嵌合位置(図5を参照)と、に変位可能とされている。第2ハウジング12は、初期位置から嵌合位置に変位するに従って第1ハウジング11から前方への突出量を減少させる。
【0024】
第1ハウジング本体23は、第2ハウジング挿入部26を介して各前側キャビティ15と連通する位置に、複数の後側キャビティ27を有している。各後側キャビティ27には、接続部材41の後部が挿入される。
【0025】
第1ハウジング本体23の後部には、一括ゴム栓30が組み付けられる。一括ゴム栓30は、シリコンゴムなどのゴム製であって、第1ハウジング本体23の後面に開口する収容部28に収容される。一括ゴム栓30は、各後側キャビティ27と連通する位置に、複数のシール孔29を有している。一括ゴム栓30の各シール孔29には、接続部材41に接続された電線Wが液密に挿入される。
【0026】
第1ハウジング本体23の収容部28には、一括ゴム栓30に続いてリアホルダ70が収容される。リアホルダ70は、第1ハウジング本体23に保持される。一括ゴム栓30は、リアホルダ70によって収容部28からの抜け出しが規制される。なお、リアホルダ70の構造については、後に詳述する。
【0027】
第1ハウジング11には、リテーナ32が組み付けられる。リテーナ32は、第1ハウジング本体23の前面に沿って幅方向に移動可能とされる。リテーナ32は、接続部材41を係止する。接続部材41は、リテーナ32によって第1ハウジング11に保持される。
【0028】
第1ハウジング11は、図4に示すように、一対の空間部33を有している。各空間部33は、第1ハウジング本体23の幅方向中央部において、各後側キャビティ27を挟んだ上下端部に配置されている。各空間部33は、第1ハウジング本体23において前後方向に貫通し、第2ハウジング挿入部26および収容部28と連通している。
【0029】
第1ハウジング本体23は、各空間部33の内側面(第1ハウジング本体23の上下中央に近い側の壁面)に、突起状のリテーナ保持部34を有している。リテーナ32は、リテーナ保持部34によって第1ハウジング本体23から前方に離脱するのが規制される。
【0030】
また、第1ハウジング本体23は、上段の空間部33の外側面(第1ハウジング本体23の上下中央から離れた側の壁面)に、突起状のロック部35を有している。図6に示すように、ロック部35は、上段の空間部33の外側面において、幅方向に対をなして設けられている。
(【0031】以降は省略されています)

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