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公開番号2021087567
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210610
出願番号2019218888
出願日20191203
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 39/02 20060101AFI20210514BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】本開示は、液剤投入装置において、シール開閉弁が動作不能になることを抑止する洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示におけるドラム式洗濯機は、液剤を収容する、洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10と、洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10から水槽ユニット2および回転ドラム1へ液剤を供給する液剤自動投入装置11を備える。液剤自動投入装置11は、液剤の貯留タンクの封止弁、タンクから自動投入経路に連通される部品のシール開閉弁、ピストンポンプの吸入部分の逆止弁と弁体を3構成設けている。前記シール開閉弁に液剤の作用により膨潤しにくいゴムを用いる。これにより、継続的にスムーズな液体洗剤・液体柔軟剤等の投入が行え、且つ、安定した投入量を維持できる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体の内部に弾性支持された水槽ユニットと、
前記水槽ユニットの内部に回転可能に設けられた洗濯槽と、
液剤を収容する一つ以上の液剤タンクと、
前記液剤タンクから前記洗濯槽へ液剤を供給する液剤投入装置を備え、
前記液剤投入装置は、
少なくとも一つのピストンとシリンダから成るピストンポンプを有し、液剤をシリンダ内に吸入または洗濯槽内へ続く経路へ排出する為にシリンダ内のゴムの逆止弁がピストンの上流、下流の少なくとも一箇所に設けており、前記液剤タンクから自動投入経路に連通される部分のゴムのシール開閉弁を有し、前記ゴムのうち少なくとも前記シール開閉弁は、液体洗剤のアルカリ(pH12以下)および液体柔軟剤の酸(pH3以上)に侵されない材質、または構成とする洗濯機。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記ゴムは、フッ素ゴム、且つ、パーオキサイド加硫により加工されたゴム架橋物である請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
前記ゴムは、三元共重合体で生成されたゴム架橋物である請求項1に記載の洗濯機。
【請求項4】
前記ゴムは、表面が、液体洗剤のアルカリおよび液体柔軟剤の酸に侵されない材料でコーティングされているゴム架橋物である請求項1に記載の洗濯機。
【請求項5】
前記シール開閉弁は、液体洗剤および液体柔軟剤の原液に直接さらされる箇所が弾性力のある樹脂で構成されている請求項1に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、洗剤・柔軟剤等の液剤を用いて洗濯を行う洗濯機に関する。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、液剤自動投入装置を備えたドラム式洗濯機を開示する。
【0003】
特許文献1におけるドラム式洗濯機は、液剤を収容する液剤タンクと、液剤タンクから洗濯槽へ液剤を供給する液剤投入装置を備える。液剤投入装置は、剤の貯留タンクの封止弁、タンクから自動投入経路に連通される部品のシール開閉弁、ピストンポンプの吸入部分の逆止弁と弁体を3構成設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2016−524995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
洗濯機の洗剤・柔軟剤自動投入装置においてピストンポンプを用いて剤を洗濯槽へ順次送り出す機構を用いた構成に対し、剤の貯留タンクの封止弁、タンクから自動投入経路に連通される部品のシール開閉弁、ピストンポンプの吸入部分の逆止弁と、弁体を3構成設けており、その弁体のゴムが剤の作用によりゴムが膨潤する現象が発生し、衣類用洗剤・柔軟剤等をスムーズに供給出来ない事象が発生するという課題があった。
【0006】
本開示は、弁体のゴムが、衣類用洗剤のアルカリ(pH12以下)および柔軟剤の酸(pH3以上)に侵されない材質、または構成とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示における洗濯機は、筐体と、前記筐体の内部に弾性支持された水槽ユニットと、前記水槽ユニットの内部に回転可能に設けられた洗濯槽と、液剤を収容する一つ以上の液剤タンクと、前記液剤タンクから前記洗濯槽へ液剤を供給する液剤投入装置を備える。前記液剤投入装置は、少なくとも一つのピストンとシリンダから成るピストンポンプを有し、液剤をシリンダ内に吸入または洗濯槽内へ続く経路へ排出する為にシリンダ内のゴムの逆止弁がピストンの上流、下流の少なくとも一箇所に設けており、前記液剤タンクから自動投入経路に連通される部分のゴムのシール開閉弁を有し、前記ゴムのうち少なくとも前記シール開閉弁は、液体洗剤のアルカリ(pH12以下)および液体柔軟剤の酸(pH3以上)に侵されない材質、または構成とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示における洗濯機は、ゴムの膨潤を発生させないことにより、継続的にスムーズな液体洗剤・液体柔軟剤等の投入が行える且つ、安定した投入量を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1における洗濯機の縦断面図
同洗濯機の外観を示す斜視図
同洗濯機の液剤自動投入装置の平面図
同洗濯機の液剤自動投入装置の側面の断面図
同洗濯機の液剤自動投入装置の要部断面図
同洗濯機の液剤自動投入装置のピストンポンプの要部断面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
(実施の形態1)
以下、図1〜6を用いて、実施の形態1を説明する。本実施の形態では、洗濯機としてドラム式洗濯機を例に説明する。
【0012】
洗濯機の基本構成を説明する。
【0013】
図1は、実施の形態1における洗濯機の縦断面図である。
【0014】
図1に示すように、水槽ユニット2は、本体3との間に設けられたばね体(図示せず)及び防振ダンパー5により防振支持されている。水槽ユニット2の内部には、洗濯物を収容する回転ドラム1が回転自在に設けられている。回転ドラム1及び水槽ユニット2は、回転ドラム1の回転軸が前方から後方にかけて傾斜するように配設されている。回転ドラム1は、水槽ユニット2の底部に設けられたモータ6により回転駆動される。
【0015】
次に、液剤自動投入装置11の基本構成を説明する。
【0016】
図2は、実施の形態1における洗濯機の外観を示す斜視図、図3は、同洗濯機の液剤自動投入装置の平面図、図4は、同洗濯機の液剤自動投入装置の側面図、図5は、同洗濯機の液剤自動投入装置の要部断面図である。
【0017】
図2に示すように、本体3の前方上部には洗剤入れ7が配設されており、洗剤入れ7の内側には収納部7a(図4参照)が形成されている。収納部7aの前方には、液体洗剤、液体柔軟剤を手動投入する際に用いる洗剤容器8が着脱可能に収納されている。
【0018】
また、収納部7aの後方には、液剤自動投入装置11(後述する)に供給する液剤が充填された洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10が着脱可能に収納されている。
【0019】
図3、図4に示すように、洗剤入れ7の後方外部には液剤自動投入装置11が配設されている。液剤自動投入装置11は、ピストンポンプ22により洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10に充填された液剤を吸引し、吐出経路11a、連結ホース25を介して、水槽ユニット2へと液剤を送り出す。
【0020】
また、液剤自動投入装置11の後方には、水を供給する為の給水弁16が配設されている。給水弁16は開閉可能に設けられ、給水経路11bは給水弁16と液剤自動投入装置11とを接続する。
【0021】
次に、液剤自動投入装置11の詳細構成を説明する。
【0022】
図4および図5に示すように、洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10の底部には、それぞれ洗剤供給口9a、柔軟剤供給口10aが設けられている。洗剤供給口9a、柔軟剤供給口10aには洗剤側逆止弁9b、柔軟剤側逆止弁10bがそれぞれ設けられ、洗剤側逆止弁9b、柔軟剤側逆止弁10bには、洗剤側逆止弁ゴム体9c、柔軟剤側逆止弁ゴム体10cが装着されている。そして、洗剤タンク9、柔軟剤タンク10を取り外している場合、洗剤側逆止弁9bおよび洗剤側逆止弁ゴム体9c、柔軟剤側逆止弁10bおよび柔軟剤側逆止弁ゴム体10cにより、洗剤タンク9、柔軟剤タンク10内から洗剤、柔軟剤が流
出するのを抑止している。
【0023】
洗剤吸入口14、柔軟剤吸入口15は、液剤自動投入装置11から突出するように形成されている。洗剤吸入口14、柔軟剤吸入口15は、洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10が収納部7aに収納された状態で洗剤供給口9a、柔軟剤供給口10aと連結するように、洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10に対して着脱可能に設けられている。
【0024】
洗剤吸入口14、柔軟剤吸入口15の先端には洗剤側リブ14a、柔軟剤側リブ15aが設けられており、洗剤側リブ14a、柔軟剤側リブ15aの外周には洗剤側Vリング14b、柔軟剤側Vリング15bが配設されている。これにより、吸入口と供給口との密閉性を向上させている。
【0025】
また、洗剤吸入口14、柔軟剤吸入口15の先端の洗剤側リブ14a、柔軟剤側リブ15aから突出するように洗剤側突出リブ14e、柔軟剤側突出リブ15eが設けられており、洗剤タンク9及び柔軟剤タンク10が収納部7aに収納された状態で洗剤供給口9a、柔軟剤供給口10aと連結した際に、洗剤側突出リブ14e、柔軟剤側突出リブ15eが洗剤側逆止弁9b、柔軟剤側逆止弁10bを押すことで、経路を開放し、洗剤、柔軟剤が洗剤吸入経路14c、柔軟剤吸入経路15cに流れ込むように構成している。
【0026】
洗剤吸入口14、柔軟剤吸入口15は、それぞれ洗剤吸入経路14c、柔軟剤吸入経路15cを介してピストンポンプ22と接続されている。洗剤吸入経路14c、柔軟剤吸入経路15cには、洗剤側切換弁(シール開閉弁)20及び柔軟剤側切換弁(シール開閉弁)21がそれぞれ配設されている。
【0027】
洗剤側切換弁20及び柔軟剤側切換弁21は、洗剤タンク9の液体洗剤と柔軟剤タンク10の液体柔軟剤を選択的にピストンポンプ22へ吐出する切換弁である。
【0028】
洗剤側切換弁20及び柔軟剤側切換弁21は、洗剤側弁体20aと、洗剤側コイル20bと、洗剤側切換弁バネ20cと、洗剤側切換弁ボデー20eと、から構成され、柔軟剤側切換弁21は、柔軟剤側弁体21aと、柔軟剤側コイル21bと、柔軟剤側切換弁バネ21cと、柔軟剤側切換弁ボデー21eと、から構成される。
【0029】
洗剤側弁体20aと、柔軟剤側弁体21aの先端部には、それぞれ、洗剤側切換弁ボデー20eと、柔軟剤側切換弁ボデー21eから出た位置に、洗剤側ゴム体20dと、柔軟剤側ゴム体21dが取り付けられている。洗剤側コイル20bと、柔軟剤側コイル21bに通電していない状態では、洗剤側切換弁バネ20cと、柔軟剤側切換弁バネ21cが、洗剤側弁体20aと、柔軟剤側弁体21aを、洗剤吸入口14、柔軟剤吸入口15側に付勢し、洗剤吸入経路14c、柔軟剤吸入経路15cの吐出口である略円筒状の洗剤吐出口14d、柔軟剤吐出口15dの先端部に、洗剤側ゴム体20dと、柔軟剤側ゴム体21dを押し付けるように構成している。これによって、洗剤吸入経路14c、柔軟剤吸入経路15c内の洗剤、柔軟剤が洗剤吐出口14d、柔軟剤吐出口15dから流れ出るのを防止している。
【0030】
洗剤側コイル20bに通電されると、洗剤側切換弁バネ20cに抗して、洗剤側弁体20aが洗剤吸入口14から離れる方向に引っ張られ、洗剤側ゴム体20dと洗剤吐出口14dの間に隙間が発生し、洗剤タンク9の液体洗剤が放出される。
(【0031】以降は省略されています)

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