TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2021085568
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210603
出願番号2019212960
出願日20191126
発明の名称空調構造
出願人株式会社デンソー,株式会社竹中工務店
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 5/00 20060101AFI20210507BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】本発明は、空調室の床面の振動を低減することを目的とする。
【解決手段】空調構造20は、複数の貫通孔34を有し、空調室22の床30を形成するプレキャスト床版32と、貫通孔34に設けられる吹出し口ユニット40と、プレキャスト床版32の床下空間から吹出し口ユニット40を介して空調室22へ空調空気を送風する空調機70と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の貫通孔を有し、空調室の床を形成するプレキャスト床版と、
前記貫通孔に設けられる吹出し口ユニットと、
前記プレキャスト床版の床下空間から前記吹出し口ユニットを介して前記空調室へ空調空気を送風する空調機と、
を備える空調構造。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記貫通孔内に配置された状態で前記プレキャスト床版に支持される土台部を有し、前記空調室に設置される空調センサを支持するセンサ用支柱を備える、
請求項1に記載の空調構造。
【請求項3】
前記吹出し口ユニットは、複数の前記貫通孔の一部に設けられ、
前記吹出し口ユニットが設けられていない前記貫通孔には、該貫通孔を塞ぐ遮蔽体が設けられる、
請求項1又は請求項2に記載の空調構造。
【請求項4】
還気口を有し、前記空調室の壁に沿って設けられ、該空調室と前記床下空間とを接続する流路部を備え、
前記空調機は、前記床下空間に設けられる、
請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の空調構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空調構造に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
空調装置から、サーバ室の床下の送風チャンバー、及びサーバ室の床面の吹出し口(吸気口)を介してサーバ室に空調空気を送風する空調システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011−196671号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術では、サーバ室等の空調室の空調効率を高めることができるものの、空調室の床面(吹出し口)がグレーチングによって形成される。そのため、空調室の床面が振動し易い点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事実を考慮し、空調室の床面の振動を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の空調構造は、複数の貫通孔を有し、空調室の床を形成するプレキャスト床版と、前記貫通孔に設けられる吹出し口ユニットと、前記プレキャスト床版の床下空間から前記吹出し口ユニットを介して前記空調室へ空調空気を送風する空調機と、を備える。
【0007】
請求項1に係る空調構造によれば、プレキャスト床版は、複数の貫通孔を有し、空調室の床を形成する。このプレキャスト床版の貫通孔には、吹出し口ユニットが設けられる。また、空調機は、プレキャスト床版の床下空間から吹出し口ユニットを介して空調室に空調空気を送風する。これにより、空調室が空調される。
【0008】
ここで、前述したように、空調室の床は、プレキャスト床版によって形成される。これにより、本発明では、空調室の床をグレーチングによって形成した場合と比較して、空調室の床の振動が低減される。また、本発明では、空調室の床をグレーチングによって形成し場合と比較して、空調室の床の耐荷重が高められる。
【0009】
さらに、本発明では、空調室の床を現場打ちコンクリートによって形成する場合と比較して、施工性が向上するとともに、貫通孔の寸法精度や配置精度を高めることができる。
【0010】
請求項2に記載の空調構造は、請求項1に記載の空調構造において、前記貫通孔内に配置された状態で前記プレキャスト床版に支持される土台部を有し、前記空調室に設置される空調センサを支持するセンサ用支柱を備える。
【0011】
請求項2に係る空調構造によれば、センサ用支柱は、空調室に設置される空調センサを支持する。また、センサ用支柱は、土台部を有する。土台部は、貫通孔内に配置された状態でプレキャスト床版に支持される。これにより、センサ用支柱が倒れようとすると、土台部の外周部が貫通孔の内周面に接触するため、センサ用支柱の倒れが抑制される。
【0012】
また、例えば、空調室に設置される発熱機器等のレイアウト等に応じて、複数の貫通孔の中から土台部を配置する貫通孔を選択することにより、空調センサの配置を容易に変更することができる。
【0013】
請求項3に記載の空調構造は、請求項1又は請求項2に記載の空調構造において、前記吹出し口ユニットは、複数の前記貫通孔の一部に設けられ、前記吹出し口ユニットが設けられていない前記貫通孔には、該貫通孔を塞ぐ遮蔽体が設けられる。
【0014】
請求項3に係る空調構造によれば、吹出し口ユニットは、複数の貫通孔の一部に設けられる。また、吹出し口ユニットが設けられていない貫通孔には、当該貫通孔を塞ぐ遮蔽体が設けられる。
【0015】
ここで、例えば、空調室に設置される発熱機器等のレイアウト等に応じて、吹出し口ユニット、及び遮蔽体の配置や数を変更することにより、プレキャスト床版の吹出し口の配置や数を容易に変更することができる。
【0016】
請求項4に記載の空調構造は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の空調構造において、還気口を有し、前記空調室の壁に沿って設けられ、該空調室と前記床下空間とを接続する流路部を備え、前記空調機は、前記床下空間に設けられる。
【0017】
請求項4に係る空調構造によれば、流路部は、還気口を有し、空調室の壁に沿って設けられ、空調室とプレキャスト床版の床下空間とを接続する。この流路部を介して、空調室の空気がプレキャスト床版の床下空間へ流れる。
【0018】
また、床下空間には、空調機が設けられる。これにより、空調室から流路部を介して床下空間に流れた空気は、空調機によって空調された後に、吹出し口から空調室へ再び送風される。
【0019】
このように空調室と床下空間との間で空気を循環させることにより、空調室の空調効率が高められる。
【0020】
また、前述したように、流路部は、空調室の壁に沿って設けられる。これにより、本発明では、例えば、空調室の天井に還流ダクト等を吊り下げる場合と比較して、空調室に設置された発熱機器等のレイアウト変更や更新時に、発熱機器等が流路部に干渉し難くなる。したがって、発熱機器等のレイアウト変更や更新が容易となる。
【発明の効果】
【0021】
以上説明したように、本発明に係る空調構造によれば、空調室の床面の振動を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
一実施形態に係る空調構造が適用された構造物を示す縦断面図である。
(A)は、図1に示されるプレキャスト床版の貫通孔に取り付けられた吹出し口ユニットを示す平面図であり、(B)は、図2(A)の2B−2B線断面図である。
(A)は、図1に示されるプレキャスト床版の貫通孔に取り付けられた遮蔽ユニットを示す平面図であり、(B)は、図3(A)の3B−3B線断面図である。
図1に示されるプレキャスト床版の貫通孔にセンサポールが取り付けられる前の状態を示す縦断面図である。
図1に示されるプレキャスト床版の貫通孔にセンサポールが取り付けられた状態を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係る空調構造について説明する。
【0024】
(空調構造)
図1には、本実施形態に係る空調構造20が適用された構造物(建物)10が示されている。構造物10は、例えば、電子部品や機械部品等を生産する工場とされる。この構造物10の所定階には、空調室22が設けられている。空調室(生産室)22は、電子部品や機械部品等を生産する図示しない複数の発熱機器等(熱源)が設置される。この空調室22に、本実施形態に係る空調構造20が適用されている。
【0025】
空調構造20は、空調室22の床30に設けられた吹出し口48A(図2参照)から空調空気Wを上方へ吹き出す加圧式床吹出し空調とされるとともに、空調室22の床下に空調機70等の設備機器を設置可能なプレナム空間(設備室)24を備える二層式空調とされている。この空調構造20は、空調室22の床30を形成する複数のプレキャスト床版32を備えている。なお、プレナム空間24は、床下空間の一例である。
【0026】
(プレキャスト床版)
複数のプレキャスト床版32は、鉄筋コンクリート造とされている。これらのプレキャスト床版32は、水平方向に配列されており、プレナム空間24に設けられた柱12、及び柱12に架設された図示しない複数の梁によって支持されている。
【0027】
プレキャスト床版32には、複数の貫通孔34が形成されている。貫通孔34は、プレキャスト床版32を厚み方向に貫通する円形状の孔とされている。この貫通孔34は、例えば、工場等においてプレキャスト床版32に予め形成されている。なお、プレキャスト床版32の貫通孔34の周りには図示しない開口補強材(開口補強筋など)が適宜、設けられている。
【0028】
複数の貫通孔34には、空調室22に必要となる空調空気Wの量や、空調室22に設置される発熱機器のレイアウトに応じて、吹出し口ユニット40(図2(B)参照)又は遮蔽ユニット50(図3(B)参照)が設けられている。
【0029】
(吹出し口ユニット)
図2(A)及び図2(B)に示されるように、吹出し口ユニット40は、貫通孔34に着脱可能に取り付けられている。この吹出し口ユニット40は、取付リング42と、落下物用バスケット44と、吹出しカバー48とを有している。
【0030】
取付リング42は、筒状部42A及びフランジ部42Bを有している。筒状部42Aは、円筒状に形成されており、プレキャスト床版32の上面側から貫通孔34に挿入されている。この筒状部42Aの上端部に、フランジ部42Bが設けられている。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社デンソーテン
筐体
株式会社デンソー
筐体
株式会社デンソー
計器
株式会社デンソー
筐体
株式会社デンソー
車両
株式会社デンソー
計器
株式会社デンソー
送風機
株式会社デンソー
電機子
株式会社デンソー
モータ
株式会社デンソー
制御弁
株式会社デンソー
弁装置
株式会社デンソー
モータ
株式会社デンソー
モータ
株式会社デンソー
モータ
株式会社デンソー
送風機
株式会社デンソー
送風機
株式会社デンソー
ロータ
株式会社デンソー
送風機
株式会社デンソー
燃焼器
株式会社デンソー
電機子
株式会社デンソー
モータ
株式会社デンソー
電機子
株式会社デンソー
送風機
株式会社デンソー
スラブ
株式会社デンソー
表示装置
株式会社デンソー
回転電機
株式会社デンソーウェーブ
携帯端末
株式会社デンソー
駆動装置
株式会社デンソー
制御装置
株式会社デンソー
制御装置
株式会社デンソー
制御装置
株式会社デンソー
搬送装置
株式会社デンソー
表示装置
株式会社デンソー
制御装置
株式会社デンソーウェーブ
撮像装置
株式会社デンソー
搬送台車
続きを見る