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公開番号2021080740
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210527
出願番号2019209013
出願日20191119
発明の名称ユニット建物の天井構造
出願人トヨタホーム株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E04B 1/348 20060101AFI20210430BHJP(建築物)
要約【課題】天井高の高い部分を複数の建物ユニットにかかる範囲に設定することができると共に、建物ユニットの躯体の構造耐力を確保することができるユニット建物の天井構造を得る。
【解決手段】フレーム18、52の建物上方側の部分における外周部の一部を構成する天井大梁26が、その長手方向の両端部を構成する一般部42と、その長手方向中央側に配置されて一般部42同士を繋ぐ繋ぎ部46とを含んで構成されている。そして、繋ぎ部46は、一般部42よりも梁せいが小さく設定されると共に、繋ぎ部46を構成する管材50の底面部50Cが、一般部42の底面部42Fよりも高さ方向上側に配置されている。このため、建物ユニット12と建物ユニット14との境界部において、天井高の高い部分を設定することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
隣接する建物ユニット同士の境界部側に当該建物ユニットのそれぞれに対して設けられ、当該建物ユニットの躯体における建物上方側の部分の外周部の一部を構成し、長手方向の両端部を構成する一般部と、長手方向中央側に配置されて当該一般部同士を繋ぐと共に当該一般部よりも梁せいが小さく設定されかつ底面部が当該一般部の底面部よりも建物高さ方向上側に配置された繋ぎ部と、を含んで構成された括れ天井梁を有する、
ユニット建物の天井構造。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記一般部と、前記繋ぎ部と、は、別体で構成され、
前記一般部の前記繋ぎ部側の端部には、当該繋ぎ部側に面する取付面部を備えた取付板部が設けられ、
前記繋ぎ部の端部は、前記取付面部に接合されている、
請求項1に記載のユニット建物の天井構造。
【請求項3】
前記一般部は、建物上方側にフランジ部を備えた溝形鋼で構成され、
前記取付板部から前記フランジ部に荷重を伝達可能な荷重伝達部をさらに有する、
請求項2に記載のユニット建物の天井構造。
【請求項4】
前記繋ぎ部は、前記括れ天井梁の長手方向に延在すると共に当該長手方向から見て当該長手方向と直交する方向に隣接する複数の管材で構成されている、
請求項2又は請求項3に記載のユニット建物の天井構造。
【請求項5】
前記複数の管材は、前記括れ天井梁の長手方向から見た断面が矩形状とされると共に、当該長手方向から見て建物高さ方向と直交する方向に隣接して配置されている、
請求項4に記載のユニット建物の天井構造。
【請求項6】
前記一般部に対して取り付けられた第1天井材と、
前記繋ぎ部に対して取り付けられた第2天井材と、
をさらに有する、
請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のユニット建物の天井構造。
【請求項7】
前記括れ天井梁は、第1方向に3つ以上連なって配置された前記建物ユニットにおいて、当該第1方向に隣接する当該建物ユニット同士の境界部側に配置されている、
請求項6に記載のユニット建物の天井構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユニット建物の天井構造に関する。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ユニット建物に関する発明が開示されている。このユニット建物では、隣接する建物ユニットにおいて、一方の建物ユニットの天井フレームに建物高さ方向から見て他方の建物ユニット側に開放されたコ字状の部分が設けられている。また、他方の建物ユニットの天井フレームには、建物高さ方向から見て一方の建物ユニット側に開放されたコ字状の部分が設けられている。そして、一方の建物ユニットの天井フレームに設けられたコ字状の部分と、他方の建物ユニットの天井フレームに設けられたコ字状の部分とが組み合わされることで、ユニット建物の躯体には、建物高さ方向から見て矩形枠状の部分が構成されている。このため、下記特許文献1に記載の先行技術では、ユニット建物に天井高の高い部分を複数の建物ユニットにかかる範囲に設定することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11−172771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の先行技術では、ユニット建物の躯体に設けられた上記矩形枠状の部分が耐力フレームで補強されているものの、上述したように、建物ユニットの天井フレームは、その一部が開放された状態となっている。このため、建物ユニットの躯体単体では、構造耐力を確保することが困難となることが考えられる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、天井高の高い部分を複数の建物ユニットにかかる範囲に設定することができると共に、建物ユニットの躯体の構造耐力を確保することができるユニット建物の天井構造を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係るユニット建物の天井構造は、隣接する建物ユニット同士の境界部側に当該建物ユニットのそれぞれに対して設けられ、当該建物ユニットの躯体における建物上方側の部分の外周部の一部を構成し、長手方向の両端部を構成する一般部と、長手方向中央側に配置されて当該一般部同士を繋ぐと共に当該一般部よりも梁せいが小さく設定されかつ底面部が当該一般部の底面部よりも建物高さ方向上側に配置された繋ぎ部と、を含んで構成された括れ天井梁を有している。
【0007】
第1の態様に係るユニット建物の天井構造では、隣接する建物ユニット同士の境界部側に当該建物ユニットのそれぞれに対して括れ天井梁が設けられている。この括れ天井梁は、建物ユニットの躯体における建物上方側の部分の外周部の一部を構成している。
【0008】
ところで、ユニット建物に天井高の高い部分を複数の建物ユニットにかかる範囲に設定するにあたって、建物ユニットの躯体における建物上方側の部分の外周部の一部を省略することが考えられる。しかしながら、このような構成を適用すると、建物ユニットの躯体の構造耐力を確保することが困難となることが考えられる。
【0009】
ここで、本態様では、括れ天井梁が、その長手方向の両端部を構成する一般部と、その長手方向中央側に配置されて当該一般部同士を繋ぐ繋ぎ部とを含んで構成されている。そして、繋ぎ部は、一般部よりも梁せいが小さくかつ底面部が一般部の底面部よりも建物高さ方向上側に配置されている。
【0010】
このため、隣接する建物ユニット同士の境界部において、天井高の高い部分を設定することができる。また、建物ユニットの躯体における建物上方側の部分の外周部は、連続した構造体となるため、ユニット建物に作用する垂直方向の力や水平方向の力を当該外周部全体で支持することができる。
【0011】
第2の態様に係るユニット建物の天井構造は、第1の態様に係るユニット建物の天井構造において、前記一般部と、前記繋ぎ部と、は、別体で構成され、前記一般部の前記繋ぎ部側の端部には、当該繋ぎ部側に面する取付面部を備えた取付板部が設けられ、前記繋ぎ部の端部は、前記取付面部に接合されている。
【0012】
第2の態様に係るユニット建物の天井構造では、括れ天井梁の一般部と繋ぎ部とが別体で構成されている。そして、一般部の繋ぎ部側の端部には、当該繋ぎ部側に面する取付面部を備えた取付板部が設けられており、当該繋ぎ部の端部が当該取付面部に接合されている。このため、一般部と繋ぎ部とが一体である構成に比し、ユニット建物に必要な天井高や建物ユニットに必要な構造耐力に応じて、繋ぎ部の形状や材質等を変更することが容易となる。
【0013】
第3の態様に係るユニット建物の天井構造は、第2の態様に係るユニット建物の天井構造において、記一般部は、建物上方側にフランジ部を備えた溝形鋼で構成され、前記取付板部から前記フランジ部に荷重を伝達可能な荷重伝達部をさらに有している。
【0014】
第3の態様に係るユニット建物の天井構造では、括れ天井梁の繋ぎ部に作用する荷重が、取付板部を介して括れ天井梁の一般部に伝達されて、当該一般部で支持される。
【0015】
第4の態様に係るユニット建物の天井構造は、第2の態様又は第3の態様に係るユニット建物の天井構造において、前記繋ぎ部は、前記括れ天井梁の長手方向に延在すると共に当該長手方向から見て当該長手方向と直交する方向に隣接する複数の管材で構成されている。
【0016】
第4の態様に係るユニット建物の天井構造では、繋ぎ部が複数の管材で構成されており、これらの管材は、括れ天井梁の長手方向に延在すると共に当該長手方向から見て当該長手方向と直交する方向に隣接している。
【0017】
ところで、繋ぎ部を1本の管材で構成しつつ、当該繋ぎ部の梁せいを小さくするような構成において、当該繋ぎ部の曲げ剛性を確保しようとすると、当該管材の板厚を厚く設定したり、当該管材の材質の強度を高くすることが必要となる。しかしながら、繋ぎ部を構成する管材に上記の条件を満たすものを採用することは、コスト等の観点においては好ましくない。
【0018】
ここで、本態様では、上述したように、繋ぎ部が括れ天井梁の長手方向と直交する方向に隣接する複数の管材で構成されているため、繋ぎ部に板厚が薄い管材や材質の強度が低い管材を採用しても繋ぎ部の曲げ剛性を確保することが容易となる。
【0019】
第5の態様に係るユニット建物の天井構造は、第4の態様に係るユニット建物の天井構造において、前記複数の管材は、前記括れ天井梁の長手方向から見た断面が矩形状とされると共に、当該長手方向から見て建物高さ方向と直交する方向に隣接して配置されている。
【0020】
第5の態様に係るユニット建物の天井構造では、括れ天井梁の繋ぎ部を構成する複数の管材における当該括れ天井梁の長手方向から見た断面が、それぞれ矩形状とされている。また、これらの管材は、括れ天井梁の長手方向から見て建物高さ方向と直交する方向に隣接して配置されている。
【0021】
このため、複数の管材における括れ天井梁の長手方向から見た断面をそれぞれ矩形状にすると共に、これらの管材を当該長手方向から見て建物高さ方向に隣接して配置するような構成に比し、建物高さ方向の荷重に対する繋ぎ部の曲げ剛性を確保し易くなる。
【0022】
第6の態様に係るユニット建物の天井構造は、第1の態様〜第5の態様の何れか1態様に係るユニット建物の天井構造において、前記一般部に対して取り付けられた第1天井材と、前記繋ぎ部に対して取り付けられた第2天井材と、をさらに有している。
【0023】
第6の態様に係るユニット建物の天井構造では、括れ天井梁の一般部に対して第1天井材が取り付けられており、括れ天井梁の繋ぎ部に対して第2天井材が取り付けられている。このため、複数の建物ユニットにかかる範囲に折上げ天井を設けることができる。
【0024】
第7の態様に係るユニット建物の天井構造は、第6の態様に係るユニット建物の天井構造において、前記括れ天井梁は、第1方向に3つ以上連なって配置された前記建物ユニットにおいて、当該第1方向に隣接する当該建物ユニット同士の境界部側に配置されている。
【0025】
第7の態様に係るユニット建物の天井構造では、3つ以上の建物ユニットにかかる範囲に折上げ天井を設けることができる。
【発明の効果】
【0026】
以上説明したように、第1の態様に係るユニット建物の天井構造では、天井高の高い部分を複数の建物ユニットにかかる範囲に設定することができると共に、建物ユニットの躯体の構造耐力を確保することができるという優れた効果を有する。
【0027】
第2の態様に係るユニット建物の天井構造では、ユニット建物に必要な天井高や建物ユニットに必要な構造耐力に応じて、建物ユニットの躯体を設計することを容易なものにすることができるという優れた効果を有する。
【0028】
第3の態様に係るユニット建物の天井構造では、建物ユニットの躯体に応力の集中箇所が発生することを抑制することができるという優れた効果を有する。
【0029】
第4の態様に係るユニット建物の天井構造では、建物ユニットの躯体の構造耐力を確保しつつ、コストの低減を図ることができるという優れた効果を有する。
【0030】
第5の態様に係るユニット建物の天井構造では、建物ユニットの躯体を建物高さ方向の力に対して変形しにくくすることができるという優れた効果を有する。
(【0031】以降は省略されています)

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