TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2021080683
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210527
出願番号2019207507
出願日20191115
発明の名称建物
出願人トヨタホーム株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E04H 1/02 20060101AFI20210430BHJP(建築物)
要約【課題】洗面室を使用する使用者のプライバシーを確保することができる建物を得る。
【解決手段】建物10は、洗面室12と、洗面室12と隣接して設けられた家事室48と、を備えている。家事室48は、洗濯機50が設置される洗濯機設置スペース52を有している。洗面室12と家事室48とを隔てる西壁20には、洗面室12から家事室48側へ洗濯物を通過させることが可能とされかつ平均身長の大人が歩行姿勢で通過不能な寸法に設定された開口66が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
洗面室と、
前記洗面室と隣接して設けられ、洗濯機が設置される洗濯機設置スペースを有する洗濯機設置室と、
前記洗面室と前記洗濯機設置室とを隔てる壁に形成され、前記洗面室から前記洗濯機設置室側へ洗濯物を通過させることが可能とされかつ平均身長の大人が歩行姿勢で通過不能な寸法に設定された開口と、
を備えた建物。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記開口の下縁が、前記洗面室の床面及び前記洗濯機設置室の床面と一致している請求項1に記載の建物。
【請求項3】
前記洗面室と前記洗濯機設置室とを隔てる壁には、前記開口を開閉するドアが設けられている請求項1又は請求項2に記載の建物。
【請求項4】
前記洗濯機設置室は、屋外と隣接しており、
前記洗濯機設置室と前記屋外とを隔てる壁には、前記屋外から前記洗濯機設置室への出入りを可能とする出入口が設けられている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の建物。
【請求項5】
前記洗濯機設置室は、キッチンを有する部屋と隣接しており、
前記洗濯機設置室と前記キッチンを有する部屋とを隔てる壁には、前記キッチンを有する部屋から前記洗濯機設置室への出入りを可能とする出入口が設けられている請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の建物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物に関する。
続きを表示(約 4,800 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、食料品等を収納するパントリーがキッチン及び洗面室に隣接して設けられた構成が開示されている。また、パントリーは外壁を隔ててテラスと隣接している。そして、キッチンとパントリーとの間、洗面室とパントリーとの間、及びテラスとパントリーとの間には、パントリーへの出入りを可能とする出入口がそれぞれ設けられている。これにより、パントリーへのアクセスが良好となり、パントリーの有効活用が可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014−205979号公報
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載された構成は、パントリーの有効活用を図るという観点では有用な構成ではあるが、洗面室を使用する使用者のプライバシーを確保するという点では改善の余地がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、洗面室を使用する使用者のプライバシーを確保することができる建物を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る建物は、洗面室と、前記洗面室と隣接して設けられ、洗濯機が設置される洗濯機設置スペースを有する洗濯機設置室と、前記洗面室と前記洗濯機設置室とを隔てる壁に形成され、前記洗面室から前記洗濯機設置室側へ洗濯物を通過させることが可能とされかつ平均身長の大人が歩行姿勢で通過不能な寸法に設定された開口と、を備えている。
【0007】
第1の態様に係る建物では、洗面室と洗濯機設置室とを隔てる壁に開口が形成されている。これにより、洗濯物を洗面室側から洗濯機設置室側へ開口を通じて通過させることができる。ここで、洗面室と洗濯機設置室とを隔てる壁に形成された開口は、平均身長の大人が歩行姿勢で通過不能な寸法に設定されている。開口が当該寸法に設定されることにより、洗面室側が洗濯機設置室側から開口を通じて視認されることが抑制され、洗面室を使用する使用者のプライバシーを確保することができる。
【0008】
第2の態様に係る建物は、第1の態様の構成において、前記開口の下縁が、前記洗面室の床面及び前記洗濯機設置室の床面と一致している。
【0009】
第2の態様に係る建物では、洗面室と洗濯機設置室とを隔てる壁に形成された開口の下縁が、洗面室の床面及び洗濯機設置室の床面と一致している。これにより、洗濯物(洗濯籠)を洗面室側から洗濯機設置室側へ開口を通じてかつ床面を滑らすようにして通過させることができる。
【0010】
第3の態様に係る建物は、第1の態様又は第2の態様の構成において、前記洗面室と前記洗濯機設置室とを隔てる壁には、前記開口を開閉するドアが設けられている。
【0011】
第3の態様に係る建物では、洗面室と洗濯機設置室とを隔てる壁に形成された開口をドアによって閉止することにより、洗面室を使用する使用者のプライバシーをより確実に確保することができる。
【0012】
第4の態様に係る建物は、第1の態様〜第3の態様のいずれかの構成において、前記洗濯機設置室は、屋外と隣接しており、前記洗濯機設置室と前記屋外とを隔てる壁には、前記屋外から前記洗濯機設置室への出入りを可能とする出入口が設けられている。
【0013】
第4の態様に係る建物では、洗濯機設置室と屋外とを隔てる壁に出入口が形成されている。これにより、洗面室から洗濯機設置室へ移動された洗濯物を洗濯機設置室に設置された洗濯機で洗濯した後に屋外で容易に干すことができる。また、屋外に干した洗濯物を洗濯機設置室へ容易に取り込むことができる。
【0014】
第5の態様に係る建物は、第1の態様〜第4の態様のいずれかの構成において、前記洗濯機設置室は、キッチンを有する部屋と隣接しており、前記洗濯機設置室と前記キッチンを有する部屋とを隔てる壁には、前記キッチンを有する部屋から前記洗濯機設置室への出入りを可能とする出入口が設けられている。
【0015】
第5の態様に係る建物では、洗濯機設置室とキッチンを有する部屋とが隣接しており、洗濯機設置室とキッチンを有する部屋とを隔てる壁には出入口が設けられている。当該構成とすることにより、洗面室を使用する使用者のプライバシーを確保しつつ、生活動線が長くなることを抑制することができる。
【発明の効果】
【0016】
以上説明した建物によれば、洗面室を使用する使用者のプライバシーを確保することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
本実施形態の生活動線を実現する建物を示す平面図である。
洗面室と家事室とを隔てる壁を図1に示された矢印A方向から見た側面図であり、洗濯籠通過開口が引き戸によって閉められた状態を示している。
洗面室と家事室とを隔てる壁を図1に示された矢印A方向から見た側面図であり、洗濯籠通過開口が開放された状態を示している。
洗面室と家事室とを隔てる壁を図3に示された矢印B方向から見た側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図1〜図4を用いて、実施形態に係る生活動線を実現する建物10について説明する。
【0019】
図1には、建物10の内部に設けられた洗面室12及びその周辺が平面図で示されている。この図に示されるように、洗面室12は、南側に配置された南壁14と、北側に配置された北壁16と、東側に配置された東壁18と、西側に配置された西壁20とによって他の部屋と隔てられており、平面視で略矩形状に形成されている。この洗面室12内には、図示しない洗面台等が設けられている。
【0020】
また、建物10における洗面室12の東側には、当該洗面室12と東壁18を介して隔てられた浴室22が設けられている。この浴室22内には、図示しない浴槽等を有する浴室ユニットが設置されている。また、洗面室12と浴室22とを隔てる東壁18における南壁14側には、洗面室12から浴室22への出入りを可能とする第1の出入口24が設けられている。この第1の出入口24は、開き戸である第1の扉26によって開閉可能となっている。そして、洗面室12と浴室22とが隣接して設けられていることにより、洗面室12を脱衣所として使用することが可能となっている。
【0021】
また、建物10における洗面室12の北側には、当該洗面室12と北壁16を介して隔てられた北部屋28が設けられている。また、洗面室12と北部屋28とを隔てる北壁16における東壁18側には、洗面室12から北部屋28への出入りを可能とする第2の出入口30が設けられている。この第2の出入口30は、開き戸である第2の扉32によって開閉可能となっている。
【0022】
また、建物10における洗面室12の南側には、当該洗面室12と南壁14を介して隔てられた南部屋34が設けられている。また、洗面室12と南部屋34とを隔てる南壁14における東壁18側には、洗面室12から南部屋34への出入りを可能とする第3の出入口36が設けられている。この第3の出入口36は、開き戸である第3の扉38によって開閉可能となっている。
【0023】
また、建物10における洗面室12の西側には、当該洗面室12と西壁20を介して隔てられた洗濯機設置室としての家事室48が設けられている。この家事室48は、西壁20と、南側に配置された第2南壁42と、北側に配置された第2北壁44と、西側に配置された第2西壁46とによって他の部屋や屋外80と隔てられており、平面視で略矩形状に形成されている。
【0024】
また、家事室48内には、洗濯機50が設置される洗濯機設置スペース52が設けられている。なお洗濯機設置スペース52とは、洗濯機50が置かれる洗濯機パン等が固定された床面及びこの洗濯機パン上の空間のことである。この洗濯機設置スペース52には、洗濯機50へ給水するための蛇口や洗濯機50からの排水を下水道や浄化槽へ流すための排水管が接続される配水管接続部が設けられている。
【0025】
また、家事室48は、第2北壁44及び第2西壁46を介して建物10の外側の空間である屋外80と隣接している。そして、家事室48と屋外80とを隔てる第2北壁44には、屋外80から洗家事室48への出入りを可能とする出入口としての第4の出入口54が設けられている。この第4の出入口54は、開き戸である第4の扉56によって開閉可能となっている。
【0026】
また、建物10における家事室48の南側には、当該家事室48と第2南壁42を介して隔てられたダイニングキッチン58が設けられている。このダイニングキッチン58内には、キッチン60が設けられている。また、ダイニングキッチン58と家事室48とを隔てる第2南壁42には、ダイニングキッチン58から家事室48への出入りを可能とする第5の出入口62が設けられている。この第5の出入口62は、引き戸64によって開閉可能となっている。
【0027】
ここで、図1、図2及び図3に示されるように、本実施形態の建物10では、洗面室12と家事室48とを隔てる壁としての西壁20の下方側の部分に、矩形状の開口66が形成されている。この開口66は、西壁20の水平方向(南北方向)の中心に対して左側(南側)にオフセットした位置に形成されている。また、開口66の上縁66Aから下縁66Bまでの上下方向への寸法H1及び開口66の水平方向一方側の縁66Cから他方側の縁66Dまでの水平方向への寸法W1は、洗濯物(洗濯物が入れられた洗濯籠78)を通過させることが可能とされかつ日本人の平均身長の大人が歩行姿勢で通過不能な寸法に設定されている。一例として、これらの寸法H1及び寸法W1は、西壁20の上下方向への寸法H2(洗面室12の床面68から天井面70までの上下方向への寸法)の1/4以下の寸法である600mmにそれぞれ設定されている。さらに、本実施形態では、図4に示されるように、開口66の下縁66Bが、洗面室12の床面68及び家事室48の床面72と一致している。また、図2及び図3に示されるように、開口66は、ドアとしての引き戸74によって開閉可能となっている。
【0028】
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
【0029】
図1〜図4に示されるように、以上説明した本実施形態の建物10では、居住者が洗面室12で脱衣を行うことができる。また。居住者は、洗面室12で脱いだ衣類等の洗濯物を洗濯籠78に入れた後に、当該洗濯籠78を西壁20に形成された開口66を通じて家事室48へ移動させることができる。
【0030】
ここで、本実施形態では、開口66の下縁66Bが、洗面室12の床面68及び家事室48の床面72と一致している。これにより、居住者は、洗濯籠78を洗面室12側から家事室48側へ開口を通じてかつ床面68、72を滑らすようにして通過させることができる。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

トヨタホーム株式会社
建物
トヨタホーム株式会社
建物
トヨタホーム株式会社
日除け体
トヨタホーム株式会社
天井構造
トヨタホーム株式会社
収納構造
トヨタホーム株式会社
廻縁部材
トヨタホーム株式会社
階段構造
トヨタホーム株式会社
張出床構造
トヨタホーム株式会社
設計支援装置
トヨタホーム株式会社
建物床下構造
トヨタホーム株式会社
監視システム
トヨタホーム株式会社
設計支援装置
トヨタホーム株式会社
覚醒システム
トヨタホーム株式会社
空調システム
トヨタホーム株式会社
車両充電装置
トヨタホーム株式会社
給電制御装置
トヨタホーム株式会社
シャッタ構造
トヨタホーム株式会社
土台水切構造
トヨタホーム株式会社
発電システム
トヨタホーム株式会社
ユニット建物
トヨタホーム株式会社
位置決め治具
トヨタホーム株式会社
空調吹出口構造
トヨタホーム株式会社
外壁位置調整治具
トヨタホーム株式会社
燃料発電システム
トヨタホーム株式会社
機器制御システム
トヨタホーム株式会社
避難支援システム
トヨタホーム株式会社
在宅管理システム
トヨタホーム株式会社
勾配可変階段装置
トヨタホーム株式会社
歯磨き管理システム
トヨタホーム株式会社
作業現場用表示装置
トヨタホーム株式会社
非常用給電システム
トヨタホーム株式会社
建物の施解錠システム
トヨタホーム株式会社
建物ユニット補強構造
トヨタホーム株式会社
長尺材の位置探索方法
トヨタホーム株式会社
建物の施解錠システム
トヨタホーム株式会社
建物における遮音構造
続きを見る