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公開番号2021079882
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210527
出願番号2019210609
出願日20191121
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人特許業務法人秀和特許事務所
主分類B60N 2/90 20180101AFI20210430BHJP(車両一般)
要約【課題】眠った乗員の姿勢を保持する技術を提供する。
【解決手段】乗員を撮影する撮影部と、撮影画像に基づいて前記乗員が半睡状態か否かを判定する状態判定部と、前記乗員が半睡状態であると判定された場合に、当該乗員が座っている座席から突出され、前記乗員を支持する支持部とを備える車両。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
乗員を撮影する撮影部と、
撮影画像に基づいて前記乗員が半睡状態か否かを判定する状態判定部と、
前記乗員が半睡状態であると判定された場合に、当該乗員が座っている座席から突出され、前記乗員を支持する支持部と、
を備える車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の人(乗員)が乗車する車両に関する。
続きを表示(約 5,400 文字)【背景技術】
【0002】
着座者の背部をシートバックに吸い付けることで、着座者の疲労を少なくすると共に、着座者の移動しやすさを確保するシート装置が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009−248764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、眠った乗員の姿勢を保持する技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る車両は、
乗員を撮影する撮影部と、
撮影画像に基づいて前記乗員が半睡状態か否かを判定する状態判定部と、
前記乗員が半睡状態であると判定された場合に、当該乗員が座っている座席から突出され、前記乗員を支持する支持部と、
を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、眠った乗員の姿勢を保持する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る車両の構成を示す図
図1に示すA−A線における断面図
シートの支持部を格納した状態を示す図
シートの支持部を使用した状態を示す図
図4に示すB−B線における断面を示す図
制御装置のハードウェア構成図
制御装置が、眠りそうな乗客を検出した場合に支持部を格納状態から使用状態へ制御する手順を示す図
制御装置が、眠りそうだった乗客が覚醒し、支持部による指示が不要になった場合に、支持部を使用状態から格納状態へ制御する手順を示す図
シートの座台側に設けた支持部の格納状態を示す図
シートの座台側に設けた支持部の使用状態を示す図
図10に示すC−C線における断面を示す図
シートのシートバック上部に設けた支持部の格納状態を示す図
シートのシートバック上部に設けた支持部の使用状態を示す図
図13に示すD−D線における断面を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
バスや電車等の車両において、複数の乗員が横並びにシートに座っている状態で、乗員が眠ってしまうと、隣の乗員にもたれかかる等の迷惑をかけることがある。本実施形態の
車両は、乗員の様子を撮影して、眠りそうな乗員を支える支持部を乗員側に突出させることにより、当該乗員が眠ってしまっても姿勢を保持し、周囲の乗員に迷惑をかけることを防止する。
【0009】
図1は、本実施形態に係る車両10の構成を示す図、図2は、図1に示すA−A線における断面図である。車両10は、車台11及び車体12等を含む。車台11は、エンジン(動力発生装置)13、伝動装置(ドライブトレイン)、走行装置(サスペンション、かじ取り装置、制動装置、ホイール、タイヤ等)14を備える基本構成部分である。車体12は、車台11上に架装され、フロアパネル11A、ルーフパネル11B、前後パネル11C、及び左右サイドパネル11Dによって車室を形成している。
【0010】
また、車両10は、乗員の状態を撮影する撮影装置15、乗員が座るシート20、及び制御装置30を備えている。
【0011】
撮影装置15は、所謂カメラであり、例えば撮影レンズによって被写体の像を撮像素子の受光面上に形成し、当該像を撮像素子で電気信号に変換して画像情報を得る。ここで画像情報は、静止画像を示す情報であっても、連続した静止画像からなる動画像を示す情報であってもよい。撮影装置15は、図2に示すように、シート20に座っている複数の乗員の表情や姿勢を撮影するように、側壁や天井面に複数設けられている。
【0012】
シート20は、複数の乗員が座るシート20A,20Bの他、乗員が単独で座るシート20Cが用いられている。このうちロングシート20Aは、側壁に沿って車両10の進行方向に長手に設けられている。即ち、両側の側壁に沿って設けられたロングシート20Aは、互いに乗員が向き合って着座する配置であり、その間が通路となる。また、クロスシート20Bは、後壁に沿い、車両10の幅方向に長手に設けられている。
【0013】
シート20A,20Bは、車両10のフロアパネル11A上に固定された座台21と、座台21の上部に設けられたシートクッション22と、シートクッション22の後端に立設されたシートバック23と、半睡状態の乗員を支える支持部24とを備えている。なお、各シート20A,20Bのシートバック23は、背後の壁面、即ちロングシート2Aであればサイドパネル11Dの内壁面、クロスシート2Bであれば後パネル側の内壁面に固定されてもよい。
【0014】
本実施形態のシート20は、半睡状態の乗員を支える支持部24を備えている。例えば、図3は、シート20A,20Bの支持部24を格納した状態を示す図、図4は、シート20A,20Bの支持部24を使用した状態を示す図、図5は、図4に示すB−B線における断面を示す図である。
【0015】
支持部24は、シートバック23の長手方向に所定の間隔L1を空けて複数設けられている。また、長手方向端部の支持部24は、シート20A,20Bの端部に設けられている仕切板25との間隔がL1となっている。間隔L1は、平均的な体格の乗客が占有するシートの幅である。この間隔L1を空けて設けられた支持部24は、シート20A,20Bに複数の乗客が横並びに着座した際、隣接する乗客との境界となる位置に設けられている。
【0016】
支持部24は、シートバック23内に配置された駆動部241と、駆動部241に回動可能に取り付けられた当接部材242とを備えている。駆動部241は、当接部材242を駆動する手段であり、図5の駆動部241は、当接部材242を回転させるモータである。なお、駆動部241は、アクチュエータであってもよい。
【0017】
当接部材242は、一端が駆動部(モータ)の回転軸に取り付けられ、当該回転軸に伴って回転する。当接部材242は、図5の断面においてシートバック23と重なる位置に回転されることで、乗員側の面2422がシートバック23と面一になり、シートバック23に埋没した状態(格納状態)となる。一方、当接部材242は、図5の断面においてにシートバック23と略直交する位置に回転されることで、シートバック23から突出した状態(使用状態)となる。
【0018】
制御装置30は、撮影装置15及びシート20と電気的に接続し、撮影装置15で撮影した画像情報に基づいてシート20の支持部24を制御する。例えば、眠りそうな状態(半睡状態)の乗員を検出し、当該乗員の最も近くにある支持部を使用状態として、乗員の姿勢を保持する。
【0019】
図6は、制御装置30のハードウェア構成図である。制御装置30は、例えば、接続バス31によって相互に接続されたプロセッサ32、メモリ33、入出力IF(インタフェース)34、通信IF35を有するコンピュータである。プロセッサ32は、入力された情報を処理し、処理結果を出力することにより、装置全体の制御等を行う。例えば、プロセッサ32は、メモリ33からプログラムを読み出して実行することにより、状態判定部として機能する。プロセッサ32は、CPU(Central Processing Unit)や、MPU(Micro-processing unit)とも呼ばれる。プロセッサ32は、単一のプロセッサに限られず、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のチップ内に複数のコアを有したマルチコア構成であってもよい。
【0020】
メモリ33は、主記憶装置と補助記憶装置とを含む。主記憶装置は、プロセッサ32の作業領域、プロセッサ32で処理される情報を一時的に記憶する記憶領域、通信データのバッファ領域として使用される。主記憶装置は、プロセッサ32がプログラムやデータをキャッシュしたり、作業領域を展開したりするための記憶媒体である。主記憶装置は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリを含む。補助記憶装置は、プロセッサ32により実行されるプログラムや、情報処理に用いられるデータ、動作の設定情報などを記憶する記憶媒体である。補助記憶装置は、例えば、HDD(Hard-disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ、USBメモリ、メモリカード等である。
【0021】
入出力IF34は、制御装置30に接続する機器との間でデータの入出力を行うインタフェースである。入出力IF34は、例えば、センサや、他のECU、操作部、マイク、ラジオやテレビの放送波を受信するチューナ等の機器との間でデータの入出力を行う。また、入出力IF34は、CDやDVD等の記憶媒体からデータを読み取るディスクドライブ、カードリーダライタ、アンプ、ディスプレイ、スピーカ等の機器との間でデータの入出力を行う。操作部は、入力ボタンやダイヤル、タッチパネル等、ユーザの操作によって制御装置30に対する情報が入力される入力部である。
【0022】
通信IF35は、通信回線を介して他の装置との通信を行うインターフェース(通信モジュール)であり、CCU(Communication Control Unit)とも称す。通信IF35は、例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)やLTE(Long Term Evolution)、WiFi、ブルートゥース(登録商標)等の無線通信方式で通信を行う。なお、図6に示した制御装置30の構成要素はそれぞれ複数設けられてもよいし、一部の構成要素を設けないようにしてもよい。
【0023】
図7は、制御装置30が、眠りそうな乗客を検出した場合に支持部24を格納状態から使用状態へ制御する手順を示す図である。
【0024】
制御装置30は、所定の周期で図7の処理を実行し、ステップS10では、撮影装置15が撮影した画像情報を取得する。
【0025】
ステップS20にて、制御装置30は、ステップS10で取得した画像情報を画像処理し、乗客の状態が所定条件を満たしたか否かによって、眠りそうな乗員(半睡状態の乗員)がいるか否かを判定する。例えば、眠りそうな乗員は、目を閉じ、口を開く等、弛緩した表情となるため、この眠りそうな表情のパターンを予め登録しておき、この登録パターンと、撮影した乗客の表情との適合率を求め、所定値以上に適合率が高いものを半睡状態の乗員として検出する。また、撮影した乗員の姿勢から半睡状態か否かを判定してもよい。例えば、覚醒している乗員であれば、上体が左右に傾かず、座面に対して略直交方向(直立方向)に保たれる。これに対し、眠りそうな乗員は、上体が脱力して直立方向から傾くことが多い。このため、撮影した乗員の上体が直立方向から所定角度以上傾いていた場合、又は、傾いて直立方向に戻る動作を所定時間内に繰り返す場合に、半睡状態の乗員として検出する。なお、半睡状態を判定する条件は、これに限定されるものではなく、眠りそうな状態を判別できる条件であればよい。
【0026】
ステップS20で否定判定であれば、制御装置30は、図7の処理を終了し、肯定判定であれば、ステップS30へ移行する。
【0027】
ステップS30にて、制御装置30は、眠りそうな乗員の画像中の位置から、当該乗員と隣接している支持部24を特定する。
【0028】
ステップS40にて、制御装置30は、ステップS30で特定した支持部24のうち、格納状態のものがあるか否かを判定する。
【0029】
ステップS40で否定判定の場合、即ち、眠りそうな乗員が全て支持部24で支持されている場合、制御装置30は、図12の処理を終了する。一方、肯定判定の場合、即ち、眠りそうな乗員の少なくとも一部が支持部24で支持されていない場合、制御装置30は、ステップS50へ移行する。
【0030】
ステップS50にて、制御装置30は、ステップS40で格納状態と判定した支持部24の駆動部241を制御し、当接部材242が使用状態となるように駆動させる。
(【0031】以降は省略されています)

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