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公開番号2021079485
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210527
出願番号2019208788
出願日20191119
発明の名称打ち込み工具
出願人京セラ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B25C 7/00 20060101AFI20210430BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】使いやすい打ち込み工具を提供する。
【解決手段】打ち込み工具1はハウジング10と操作部61とプッシュレバー62と角度検出部と押圧部と打出部40とを備える。ハウジング10は打出口11aを有する。操作部61は、打ち込み材を打ち出す操作を受け付ける。プッシュレバー62は、ハウジング10に対して打出方向D1と反対方向に押し込み可能に設けられる。角度検出部は打ち込み工具の傾斜角を検出する。押圧部は、角度検出部が検出した傾斜角に応じた押圧力でプッシュレバー62を打出方向D1に押圧する。打出部40は、プッシュレバー62が押し込まれ、かつ、操作部61が操作を受け付けたときに打ち込み材を打出口11aから打ち出す。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
打ち込み材を打込対象物に打ち込む打ち込み工具であって、
打出方向に前記打ち込み材が打ち出される打出口を有するハウジングと、
前記打ち込み材を打ち出す操作を受け付ける操作部と、
前記打出口よりも前記打出方向に突出し、前記ハウジングに対して前記打出方向と反対方向に押し込み可能に設けられたプッシュレバーと、
前記打ち込み工具の傾斜角を検出する角度検出部と、
前記角度検出部が検出した傾斜角に基づいた押圧力で、前記プッシュレバーを前記打出方向に押圧する押圧部と、
前記プッシュレバーが押し込まれ、かつ、前記操作部が操作を受け付けたとき、前記打ち込み材を前記打出口から前記打出方向に打ち出す打出部と
を備える、打ち込み工具。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
請求項1に記載の打ち込み工具であって、
前記角度検出部は、鉛直方向に沿って上側に延びる仮想的な基準ベクトルに対して前記打出方向がなす傾斜角を検出し、
前記押圧部は、前記角度検出部が検出した傾斜角が第1角度未満である場合は第1押圧力で前記プッシュレバーを押圧し、前記角度検出部が検出した傾斜角が前記第1角度以上である場合、前記第1押圧力よりも大きい第2押圧力でプッシュレバーを押圧する、打ち込み工具。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の打ち込み工具であって、
前記押圧部は、
前記打出方向に沿って往復移動可能な支持体と、
前記支持体に当接する第1端部と、前記プッシュレバーに当接する第2端部を有し、前記第1端部と前記第2端部との間の間隔が小さいほど大きな押圧力で前記プッシュレバーを前方に押圧する弾性部材と、
前記角度検出部によって検出された傾斜角に基づいて前記支持体を移動させる移動部と
を含む、打ち込み工具。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の打ち込み工具であって、
前記押圧部は、前記角度検出部が検出した傾斜角が前記第1角度以上かつ第2角度未満である場合に、前記第2押圧力で前記プッシュレバーを押圧し、前記角度検出部が検出した傾斜角が前記第2角度以上である場合に、前記第2押圧力よりも大きい第3押圧力で、前記プッシュレバーを前記打出方向に押圧する、打ち込み工具。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の打ち込み工具であって、
前記第1角度は90度以下の値である、打ち込み工具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、打ち込み工具に関する。
続きを表示(約 5,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、木材などの打込対象物に釘などの打ち込み材を打ち込む打ち込み工具が提案されている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014−091196号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
打ち込み工具の使いやすさの向上が求められている。
【0005】
そこで、本開示は、使いやすい打ち込み工具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
打ち込み工具が開示される。一実施の形態においては、打ち込み工具は、打ち込み材を打込対象物に打ち込む。打ち込み工具はハウジングと操作部とプッシュレバーと角度検出部と押圧部と打出部とを備える。ハウジングは、打出方向に打ち込み材が打ち出される打出口を有する。操作部は、打ち込み材を打ち出す操作を受け付ける。プッシュレバーは打出口よりも打出方向に突出し、ハウジングに対して打出方向と反対方向に押し込み可能に設けられる。角度検出部は打ち込み工具の傾斜角を検出する。押圧部は、角度検部によって検出された傾斜角に基づいた押圧力でプッシュレバーを打出方向に押圧する。打出部は、プッシュレバーが押し込まれ、かつ、操作部が操作を受け付けたときに、打ち込み材を打出口から打出方向に打ち出す。
【発明の効果】
【0007】
打ち込み工具の使いやすさを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
打ち込み工具の外観の一例を概略的に示す側面図である。
打ち込み工具の内部構成の一例を概略的に示す断面図である。
打ち込み工具の電気的な構成の一例を概略的に示すブロック図である。
打出機構の構成の一例を概略的に示す斜視図である。
異なる傾斜姿勢をとる打ち込み工具の一例を概略的に示す図である。
押圧機構の構成の一例を示す図である。
傾斜角が零度であるときの押圧機構、および、傾斜角が180度であるときの押圧機構の構成の一例を概略的に示す図である。
押圧機構の動作の一例を示すフローチャートである。
傾斜角と、プッシュレバーへの押圧力との関係を例示するグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、打ち込み工具1の外観の一例を概略的に示す側面図であり、図2は、打ち込み工具1の内部構成の一例を概略的に示す断面図であり、図3は、打ち込み工具1の電気的な構成の一例を概略的に示すブロック図である。
【0010】
打ち込み工具1は、木材などの打込対象物に打ち込み材を打ち込む例えば電動の工具である。図1および図2の例では、打ち込み工具1は釘打ち機である。この打ち込み工具1は打込対象物に向かって、打ち込み材として釘2を打ち出すことにより、打込対象物に釘2を打ち込む。
【0011】
図1に例示するように、打ち込み工具1はハウジング10を含んでいる。このハウジング10には、マガジン20およびバッテリ30の各々が着脱可能に取り付けられる。マガジン20は、釘2をハウジング10内に供給する部材であり、バッテリ30は、ハウジング10内に収納された後述の各種構成要素に電力を供給する部材である。
【0012】
ハウジング10は、打ち込み工具1の機能を実現するための後述の種々の機械要素および電気要素を収納する。図1および図2の例では、ハウジング10は打出機構収納部11とモータ収納部12と把持部13と基板収納部14とを含んでいる。
【0013】
打出機構収納部11は長尺状の中空形状を有する。以下では、打出機構収納部11の長手方向を前後方向と呼び、当該長手方向の一方側および他方側をそれぞれ前方および後方と呼ぶ。図1および図2で説明すると、左が前方を示し、右が後方を示す。打出機構収納部11の前方の端部には、釘2が打ち出される打出口11aが形成されている。打出口11aの開口軸は前後方向に沿っている。
【0014】
図1の例では、マガジン20の一端は打出機構収納部11の前方寄りの一部に着脱可能に取り付けられる。以下では、マガジン20の一端側を上側と呼び、マガジン20の他端側を下側と呼ぶ。図1の例では、マガジン20は、上側から下側に向かうにつれて前方から後方に向かう斜め方向に延在している。このマガジン20の内部には、複数の釘2が収納される。複数の釘2は互いに平行に隣接して配置されている。マガジン20は釘2を1本ずつ打出機構収納部11の内部に送り出すことができる。この釘2は打出機構収納部11の内部において、その長手方向が前後方向に沿った姿勢で、打出口11aと向かい合う位置に収納される(図2も参照)。
【0015】
打出機構収納部11の内部には、打出機構(打出部)40が収納されている。打出機構40は、マガジン20から送り出された釘2を1本ずつ打出口11aから打ち出す。打出口11aにおける釘2の打出方向D1は前後方向に沿う方向である。打出方向D1は前方であり、打出方向D1と反対方向が後方である。打出機構収納部11の内部に送り出された釘2が打出機構40によって打ち出されると、次の釘2がマガジン20から打出機構収納部11の内部に送り出される。
【0016】
モータ収納部12は、上下方向に延在する長尺状の中空形状を有し、その上側の端部が打出機構収納部11の前方寄りの一部に連結されている。図1および図2の例では、モータ収納部12の上側の端部は、マガジン20の上側の端部よりも後方において、打出機構収納部11の下部に連結されている。モータ収納部12の内部には、後述の駆動部51が収納される。モータ収納部12の内部空間は打出機構収納部11の内部空間と繋がっており、駆動部51は打出機構40と機械的に連結し、打出機構40を駆動する。
【0017】
把持部13は、上下方向に延在する長尺状の中空形状を有しており、その上側の端部がモータ収納部12よりも後方において、打出機構収納部11の下部に連結されている。把持部13は前後方向においてモータ収納部12と離れており、把持部13とモータ収納部12との間には空間が形成される。把持部13は使用者によって把持される部分である。
【0018】
基板収納部14は、前後方向に延在する中空形状を有しており、モータ収納部12の下側の端部と、把持部13の下側の端部とを連結している。基板収納部14の内部空間はモータ収納部12の内部空間および把持部13の内部空間に繋がっている。この基板収納部14の内部には、基板70が収納されている。基板70には、打ち込み工具1を制御する制御部71が実装されている。制御部71はハウジング10内の各種構成要素と電気的に接続されている。制御部71がこれら各種構成要素を制御することにより、打ち込み工具1は釘2を打出口11aから打ち出す。
【0019】
制御部71は制御回路とも言える。制御部71は、以下にさらに詳細に述べられるように、種々の機能を実行するための制御および処理能力を提供するために、少なくとも1つのプロセッサを含む。
【0020】
種々の実施形態によれば、少なくとも1つのプロセッサは、単一の集積回路(IC)として、または複数の通信可能に接続された集積回路ICおよび/またはディスクリート回路(discrete circuits)として実行されてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、種々の既知の技術に従って実行されることが可能である。
【0021】
1つの実施形態において、プロセッサは、例えば、関連するメモリに記憶された指示を実行することによって1以上のデータ計算手続または処理を実行するように構成された1以上の回路またはユニットを含む。他の実施形態において、プロセッサは、1以上のデータ計算手続きまたは処理を実行するように構成されたファームウェア(例えば、ディスクリートロジックコンポーネント)であってもよい。
【0022】
種々の実施形態によれば、プロセッサは、1以上のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号処理装置、プログラマブルロジックデバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらのデバイス若しくは構成の任意の組み合わせ、または他の既知のデバイスおよび構成の組み合わせを含み、以下に説明される機能を実行してもよい。
【0023】
バッテリ30はハウジング10に着脱可能に取り付けられる。図1および図2の例では、バッテリ30は基板収納部14の下端面に取り付けられる。バッテリ30が取り付けられた状態で、バッテリ30は打ち込み工具1の各種構成要素に電力を供給する。図3の例では、バッテリ30は基板70に電気的に接続されており、基板70を経由して各種構成要素へと電力を供給する。
【0024】
図1および図2に例示するように、把持部13の上側の前方部分には、操作部(以下、トリガと呼ぶ)61が位置している。トリガ61は、打ち出しを行う操作を受け付ける。トリガ61は変位可能に把持部13に取り付けられる。例えばトリガ61は、後方に押し込み可能に把持部13に取り付けられる。把持部13の内部には、トリガ61を前方に押圧する不図示の弾性部材(例えばバネ)が収納されている。
【0025】
使用者はトリガ61を変位させることで、打ち出しの操作を行う。具体的には、使用者は、把持部13を把持した状態で、例えば人差し指をトリガ61にかけることができる。使用者は釘2の打ち出し指示の入力として、トリガ61を後方に押し込むことができる。言い換えれば、使用者はトリガ61を引くことができる。トリガ61が後方に押し込まれることにより、打ち込み工具1は釘2を打出口11aから打ち出す。ただし、本打ち込み工具1は、トリガ61の押下のみならず、後述する他の諸条件を満足したときに、釘2を打出口11aから打ち出す。これにより、意図しない状態での打ち込み工具1による釘2の打ち出しを抑制する。
【0026】
例えば図1および図2では、打出機構収納部11の前方の端部には、プッシュレバー62が位置している。このプッシュレバー62は、意図しない状態での打ち込み工具1による釘2の打ち出しを抑制するための部材である。プッシュレバー62は、打出機構収納部11から打出口11aよりも前方に突出しており、後方に押し込み可能に打出機構収納部11に取り付けられる。
【0027】
図1および図2の例では、プッシュレバー62は筒部材621とロッド622とを含んでいる。筒部材621は、前後方向に自身を貫通する中空部を含んだ筒状形状を有する。筒部材621はハウジング10の打出口11aよりも前方において、打出口11aと間隔を空けた位置に配置されている。筒部材621の中空部は打出口11aと前後方向において並ぶ。よって、釘2は打出口11aおよび筒部材621を貫通して打ち出される。ロッド622は棒状の形状を有しており、その一端が筒部材621に連結されている。ロッド622は前後方向に延在しており、前後方向に移動可能に打出機構収納部11に結合される。ロッド622の後方部分は打出機構収納部11の内部に位置する。打出機構収納部11の内部には、プッシュレバー62を可変の押圧力で前方に押圧する押圧機構(押圧部)90が収納される。押圧機構90については後に詳述する。
【0028】
使用者は、プッシュレバー62を打込対象物に押し付けてプッシュレバー62を所定の押し込み量だけ後方に押し込んだ状態で、トリガ61を引く。これにより、打ち込み工具1は釘2を打ち出して、打込対象物に釘2を打ち込む。つまり、打ち込み工具1は、少なくとも、プッシュレバー62が押し込まれる第1条件と、トリガ61が引かれる第2条件との両方が成立した場合に釘2を打ち出す。つまり、第1条件および第2条件のいずれか一方が偶発的に成立したとしても、他方が成立しない限り、打ち込み工具1は釘2を打ち出さない。よって、使用者が意図せず釘2が打ち出されることを抑制することができる。
【0029】
プッシュレバー62は上記した安全機能のみならず、打込対象物に対する釘2の打込み量を調整する調整機能も発揮してもよい。具体的には、打ち込み工具1は、プッシュレバー62のハウジング10からの突出量(つまり、プッシュレバー62の露出部分の長さ)を調整可能に構成されてもよい。図1の例では、打ち込み工具1は、プッシュレバー62の突出量を調整するための操作部64を含んでいる。図1の例では、操作部64は打出機構収納部11の前方部分に位置している。使用者は、操作部64を操作することにより、プッシュレバー62の突出量を調整する。
【0030】
プッシュレバー62の突出量が大きい場合には、プッシュレバー62を所定の押し込み量だけ打込対象物に押し付けた状態において、打込対象物と打出口11aの距離は比較的に長くなる。よって、この状態で打ち込み工具1が釘2を打込対象物に打ち込むと、小さい打ち込み量で釘2を打込対象物に打ち込むことができる。つまり、釘2を浅く打込対象物に打ち込むことができる。
(【0031】以降は省略されています)

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