TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2021077055
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210520
出願番号2019202845
出願日20191108
発明の名称飼料提供システム
出願人株式会社日立産機システム
代理人個人
主分類G06Q 50/02 20120101AFI20210423BHJP(計算;計数)
要約【課題】
酪農家や農場が必要とする量と、飼料の供給者である飼料工場や飼料運送会社が搬送する飼料の量とのマッチングが取れていないため、適切な量の飼料を供給できないことがあった。
【解決手段】
本発明の飼料提供システムは、飼料を保管する飼料保管手段と、保管された飼料を給餌部へ搬出する飼料搬出手段と、試料搬出手段を制御する制御部とを有する飼料提供システムであって、制御部は、飼料搬出手段から搬出される飼料の量を特定、または、給餌部に搬出される飼料の量を特定する搬出量特定処理と、特定された飼料の量に基づいて、飼料保管手段へ供給する飼料の量を特定する飼料供給量特定処理と、を行うことを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
飼料を保管する飼料保管手段と、保管された前記飼料を給餌部へ搬出する飼料搬出手段と、前記飼料搬出手段を制御する制御部とを有する飼料提供システムにおいて、
前記制御部は、
前記飼料搬出手段から搬出される前記飼料の量を特定、または、前記給餌部に搬出される前記飼料の量を特定する搬出量特定処理と、
特定された前記飼料の量に基づいて、前記飼料保管手段へ供給する飼料の量を特定する飼料供給量特定処理と、を行うこと
を特徴とする飼料提供システム。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
請求項1に記載の飼料提供システムにおいて、
前記制御部は、さらに、前記供給する飼料の量に基づいて、前記供給する飼料の価格を特定すること
を特徴とする飼料提供システム。
【請求項3】
請求項2に記載の飼料提供システムにおいて、
前記制御部は、特定された前記供給する飼料の価格の情報を、前記飼料の供給者または前記飼料保管部の管理者へ通知すること
を特徴とする飼料提供システム。
【請求項4】
請求項3に記載の飼料提供システムにおいて、
前記制御部は、さらに、
通知された前記飼料の価格に対応する金額が前記管理者によって入金されたことまたは前記飼料の価格に対応する金額を支払う意志を示す購入情報を生成し、
生成された前記購入情報を前記供給者へ通知すること
を特徴とする飼料提供システム。
【請求項5】
請求項3に記載の飼料提供システムにおいて、
前記制御部は、通知された前記飼料の価格に対応する金額が前記管理者に入金されなかった、または、購入する意志が入力されなかったことを示す非購入情報を生成し、
生成された前記非購入情報を前記供給者へ通知すること
を特徴とする飼料提供システム。
【請求項6】
請求項5に記載の飼料提供システムにおいて、
前記制御部は、前記非購入情報が生成されていない場合には、所定期間後に前記管理者へ前記入金または前記購入する意志が入力されなかったことを通知すること
を特徴とする飼料提供システム。
【請求項7】
請求項6に記載の飼料提供システムにおいて、
前記制御部は、前記入金または前記購入する意志が入力されなかったことを通知した後に、前記供給者へ前記管理者に対して前記飼料を搬送を停止することを通知すること
を特徴とする飼料提供システム。
【請求項8】
請求項1に記載の飼料提供システムにおいて、
前記搬出量特定部は、前記飼料搬出手段から搬出された前記飼料の量を過去に搬出された飼料の量に基づいて特定すること
を特徴とする飼料提供システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
飼料提供システムに関する。
続きを表示(約 4,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開平11−46610号公報)には、「飼料の無駄を少なくしながら、新鮮な飼料を給餌できるとともに、飼料受け面を清潔に維持できるようにする。」という課題に対して「作業車が走行する作業通路に沿って飼料受け面を連続的に設け、作業車には、飼料受け面に飼料を供給する飼料供給手段と、飼料受け面から作業通路側にはみ出た飼料を飼料受け面側に掃き寄せる掃き寄せ手段とを設け、作業通路を走行しながら飼料供給手段を作動させて、飼料受け面に飼料を供給する飼料供給運転と、飼料供給手段の作動を停止させた状態で、作業通路を走行しながら掃き寄せ手段を作動させて、はみ出た飼料を飼料受け面側に掃き寄せる飼料掃き寄せ運転とを、飼料供給運転を実行してから、設定時間TSB1,TSB2,TSB3経過した後の設定タイミングで各別に実行させる運転状態制御手段を設る。」ことが開示されている(要約参照)。
【0003】
特許文献2(特開2003−54765号公報)には、「飼料をトレーラーの油圧装置付きの荷台に積載し、油圧装置付きの荷台と着脱可能な飼料コンテナと、飼料コンテナの四隅を吊着する吊着機からなる吊着装置と、飼料コンテナから飼料を小分け用の飼料コンテナに積替える積替装置とからなることを特徴とする飼料運搬方法及びその装置とした。」が開示されている(要約参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11−46610号公報
特開2003−54765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1(特開平11−46610号公報)には、飼料の無駄を減らしつつ新鮮な飼料を給餌することを目的として、作業通路に沿った飼料受け面を連続的に用意し、作業車が飼料受け面に対して飼料の供給と飼料受け面からはみ出た飼料を掃き出す処理を切り替えることが開示されている。また、飼料ホッパーへの飼料の投入重量と飼料の供給開始からの重量の減少量を用いて作業車の走行量と飼料の排出量を特定するものである。併せて、作業通路にはみ出た飼料を回収するものである。
【0006】
しかし、飼料を飼料受け面全体に効率良く供給することに着目しているが、所定の飼料の量(重量、容量、個数など大小の比較ができる対象をもっているもの全般を「量」と称します)が適切な量であるかについては考慮されていない。つまり、設定された飼料の量が多い場合には、家畜が摂取するよりも多くの量の飼料を購入する場合も生じることがあるため、飼料の購入コストが上昇し、さらには、飼料が無駄になる場合がある。この場合は不要な飼料を購入するだけでなく、飼料の廃棄にも費用がかかり、費用だけでなく環境にも良くない。そのため、家畜が摂取する適切な飼料の量を購入し、適切な量の飼料の供給を受けることは考慮されていない。
【0007】
特許文献2(特開2003−54765号公報)には、飼料コンテナから飼料を小分け用の飼料コンテナに積み替える積替装置を用いた飼料運搬について開示されている。飼料を小分けにすることで飼料の運搬を効率的に行うものであるが、課題として、サイロへ投入できる最大運搬量に対して運搬中の飼料が不足した場合には再度の飼料製造工場へ戻り飼料コンテナへ飼料を再度積み込みをし、運搬効率が悪いことが挙げられている。
【0008】
特許文献2は、顧客である酪農家や農場が現実に必要とする飼料の量について考慮されていないため、飼料の供給者である飼料製造工場や運送側から見た場合に飼料を小分けで配送したところで、サイロから家畜へ供給された量は反映されていないため酪農家や農場が必要とする量を適切に供給できないことがある。
【0009】
つまり、小分けしたがサイロの積載量を多い場合には持ち帰りの発生または小分けにした飼料よりも家畜の飼料消費量が多い場合は、サイロに適切な飼料が供給できない場合がある。
【0010】
上記いずれの先行技術文献も酪農家や農場が必要とする量と、飼料の供給者である飼料工場や飼料運送会社が搬送する飼料の量とのマッチングが取れていないため、適切な量の飼料を供給できないことがあった。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の飼料提供システムは、飼料を保管する飼料保管部と、保管された飼料を給餌部へ搬出する飼料搬出部と、を有しており、飼料搬出部から搬出される飼料の量を特定、または、給餌部に搬出された飼料の量を特定する搬出量特定部を有し、特定された飼料の量に基づいて、飼料保管部へ供給する飼料の量を特定する飼料供給量特定部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、飼料の供給者である飼料工場や飼料運送会社が搬送する飼料の量とのマッチングが取れた適切な量の飼料を供給できるようになる。
【0013】
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
飼料提供システムの全体像を示す概念図である。
飼料提供システムのブロック図である。
飼料提供システムの記憶部に記憶されるテーブルを示す図である。
飼料提供システムの代表的な処理のフローチャートである。
飼料提供システムの他の実施例の処理のフローチャートである。
飼料提供システムの他の実施例の記憶部に記憶されるテーブルを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を用いて本発明を適用した飼料提供システムの実施例の説明をする。実施例を説明するための全図において、同一の構成には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。異なる図に記載される同一の符号であっても、他の図で説明した同一の符号は、原則として同一の構成であるため、説明を省略する場合がある。また、図面をわかりやすくするために平面図であってもハッチングを付す場合がある。
【0016】
以下、実施例について図1と図2を用いて説明する。図1は、本実施例に係る飼料提供システムの全体像を示す概念図である。図2は本実施例に係る飼料提供システムのブロック図を示す。
【0017】
本実施例は酪農家が農場等の敷地内で用いられることを想定しているが、本システムの制御等を行う監視機器170の一部は酪農家の敷地内でなくともクラウド上に配置することも可能である。
【0018】
飼料搬送機構200は、飼料保管部100、飼料搬出部110、搬出量特定部130、飼料給餌部140及び飼料供給部160を備えている。この飼料搬送機構200は、後述する制御部210によって制御され、飼料保管部100に保管されている飼料を飼料給餌部140まで搬送する。
【0019】
飼料保管部100には、飼料供給部160から家畜150や150aの餌となる材料が供給される。家畜150や150aは牛、豚、鳥等であるが、代表して牛と豚を家畜150、150aとして示す。
【0020】
飼料保管部100は、サイロまたはサイレージとも呼ばれており、牧草等の材料を発酵させ、家畜150に必要となる栄養価を高められた飼料を保管するものである。近年では、タンク型のものだけでなく、所定量の牧草等の材料を袋詰めにしたものを平面上に配置するものもある。本実施例では代表して、タンク型の例を用いて説明するが、タンク型に限らず平面上のサイレージであってもよい。
【0021】
飼料搬出部110は、発酵した飼料120を飼料給餌部140まで搬送する。搬送の途中で搬出量特定部130が飼料120の重量、体積、または栄養価や発酵状態を計測する。飼料給餌部140に搬送された飼料120は、家畜150が摂取する。
【0022】
飼料120の重さや発酵状態等を含む飼料120の特性を計測するには制御部210に接続されたセンサ(図示せず)を用いる。センサは重さや匂い、ガス、発酵状態を計測するために温度、サーマルカメラやサーモグラフィの撮像素子等のセンサによって上記した重量、体積、または栄養価や発酵状態を特定する。温度センサを用いる場合には外気と飼料120の温度を観察し比較するとよい。例えば、タンク型の飼料保管部100を用いる場合には、タンク型サイロの搬出口の下部や飼料120の搬送経路上にセンサ等が配置しやすく利便性が高い。
【0023】
制御部210はPLC(Programmal Logic Controller)、IPC(Industrial Personal Computer)、IoT(Internet Of Things)コントローラまたはIoT(Internet Of Things)ゲートウェイ等の監視機器であってもよい。
【0024】
制御部210は、飼料120を搬送する飼料搬送部110の一例であるベルトコンベアやスクリューコンベア、センサも含めて飼料搬送機構200全体を制御する。クラウド上で制御する場合は、センサで計測したセンサ情報を含め、各種制御情報をIoTゲートウェイ経由でクラウド側と送受信することになる。
【0025】
このとき、制御部210は、家畜150が摂取する量、家畜150の成長度合いや体調等を考慮して搬送すべき飼料120の量を調整することができる。
【0026】
搬送すべき飼料120の量は、飼料供給部160へ供給された分と同様の量を供給することもできるが、サイロである飼料保管部100内部において生じる発酵によって供給した飼料120と飼料搬出部110から搬出され家畜150が消費する飼料120との量は必ずしも一致しないことがある。
【0027】
そのため、家畜150が消費する飼料120の量を特定するため飼料搬出部110から家畜150が消費する経路である搬出量特定部130が飼料120を計量等することで適切な供給すべき飼料120の量を特定することができる。
【0028】
飼料の購入量や飼料120の量は制御部210が特定することも可能である。家畜150が摂取する量を計測した場合に、飼料保管部100に保管されている飼料120の量と飼料搬出部110が搬出すべき飼料120の量を特定できるため、供給すべき飼料120の量を特定することができる。
【0029】
このとき供給を受けるべき飼料120の量とその量に対応する価格の情報を制御部210は通信手段(図示せず)を用いて入出力部230に送信する。入出力部230は受信した情報を表示部(図示せず)に表示させることができるので、本飼料提供システムを利用する酪農家は表示された価格分の飼料120を購入するか否かを確認することができる。
【0030】
なお、入出力部230は、タブレットやスマートフォン等の表示部の一例である出力部とタッチパネルが一体となったものであってもよく、また、表示部であるディスプレイとキーボード等が別体となっているものであっても実施できる。携帯電話や汎用コンピュータを用いたメールによる返信を入力として受け付けることもできる。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社日立産機システム
遮断器
株式会社日立産機システム
開閉器
株式会社日立産機システム
圧縮機
株式会社日立産機システム
圧縮機
株式会社日立産機システム
遮断器
株式会社日立産機システム
回転電機
株式会社日立産機システム
伝送装置
株式会社日立産機システム
軸流ファン
株式会社日立産機システム
空気圧縮機
株式会社日立産機システム
静止誘導機器
株式会社日立産機システム
静止誘導機器
株式会社日立産機システム
電力変換装置
株式会社日立産機システム
静止誘導電機
株式会社日立産機システム
流体機械装置
株式会社日立産機システム
静止誘導機器
株式会社日立産機システム
電力変換装置
株式会社日立産機システム
静止誘導機器
株式会社日立産機システム
電力変換装置
株式会社日立産機システム
スイッチギヤ
株式会社日立産機システム
電力変換装置
株式会社日立産機システム
電力変換装置
株式会社日立産機システム
電力変換装置
株式会社日立産機システム
立体鉄心変圧器
株式会社日立産機システム
エアシャワー装置
株式会社日立産機システム
飼料提供システム
株式会社日立産機システム
スクリュー圧縮機
株式会社日立産機システム
スクリュー圧縮機
株式会社日立産機システム
固定子及び回転電機
株式会社日立産機システム
モータ制御システム
株式会社日立産機システム
スクロール式流体機械
株式会社日立産機システム
コントロールシステム
株式会社日立産機システム
給液式スクリュー圧縮機
株式会社日立産機システム
給液式スクリュー圧縮機
株式会社日立産機システム
電力変換装置およびプレス装置
株式会社日立産機システム
スクリューロータ及び流体機械
株式会社日立産機システム
アキシャルギャップ型回転電機
続きを見る