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公開番号2021071506
公報種別公開特許公報(A)
公開日20210506
出願番号2019196180
出願日20191029
発明の名称ラベル
出願人凸版印刷株式会社
代理人
主分類G09F 3/02 20060101AFI20210409BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】感熱発色層を用いたラベルにおいて、そのラベルを剥がすために加熱したときに、被着体の熱伝導率に影響されることがなく、前記感熱発色層を確実に発色させることができるラベルを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明のラベルは、粘着層上に、少なくとも基材、感熱発色層をこの順に積層し、前記粘着層と前記基材との間、前記基材と前記感熱発色層との間のいずれかまたは両方に、断熱層を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
粘着層上に、少なくとも基材、感熱発色層をこの順に積層し、
前記粘着層と前記基材との間、前記基材と前記感熱発色層との間のいずれかまたは両方に、断熱層を設けたことを特徴とするラベル。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記断熱層は、空気、もしくはこれに準ずる不活性の気体が充填された層であることを特徴とする、請求項1に記載のラベル。
【請求項3】
前記断熱層は、樹脂中に微小気泡が分散された、発泡ポリエチレン、発泡ポリウレタン、発泡ポリスチレン、これに準ずる層のいずれかであることを特徴とする、請求項1または2に記載のラベル。
【請求項4】
前記断熱層の厚さは、少なくとも0.3μm以上であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のラベル。
【請求項5】
前記感熱発色層の厚さは、少なくとも0.1μmより厚いことを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載のラベル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、開封検知用のラベルや真偽判定用の認証ラベルに関し、特に貼り替え防止機能を設けたラベルに関する。
続きを表示(約 4,000 文字)【背景技術】
【0002】
開封検知用のラベルや商品の真偽判定用の認証ラベルに関して、商品やその包装体などに粘着された粘着ラベルを不正に剥がされたことを容易に検知することができるラベルとして、下記のラベルが存在する。例えば、ラベルの一部に切込みを入れたり、脆質の基材を用いることで、そのラベルを剥がすとそのラベルの一部が破れるようにしたラベル、または、基材裏面に部分的に離型剤層を形成し、その離型剤層の裏面全面にアルミニウム蒸着層を施し、そのラベルを剥がすとアルミニウム蒸着層の一部が被着体に残留するラベルなどがある。上記ラベルの構造は、回折格子やホログラムなど、立体表示やカラーシフトなどの可能な高度な製造技術を要するものを設けたラベルにも使用されている。
【0003】
上記構造のラベルにより、ラベルが剥がされたことが一目で容易に確認できるため、不正な開封や偽造した商品への不正な貼り替えを容易に知ることでき、真偽判定も可能となる。
【0004】
しかし、上記各ラベルについて、ラベルの粘着層の粘着部を加熱し、粘着剤を溶かすなどして、ラベルが商品やその包装体から剥離されるおそれがある。さらに、ラベルの剥離後は、開封した包装体の内容物を入れ替えてそのラベルを包装体に再貼付したり、偽造した商品にそのラベルを再貼付したりして使いまわしたりするなどの、不正な貼り替え行為が行われる危険性があり、ラベル自体の信頼性も低下している。
【0005】
そこで、ラベルに加熱した証拠を残すことで、上記の不正な貼り替えを防止または確認することができるラベルが提供されている。
【0006】
例えば、特許文献1には、基材の裏面に感熱剥離性粘着剤層を設け、基材の表面に画像形成層を設けてなる表示用ラベルにおいて、前記画像形成層が前記感熱剥離性粘着剤層の剥離可能となる熱量で全面発色する感熱発色層からなる表示用ラベルが提案されている。
【0007】
上記表示用ラベルにより、故意にラベルを剥がそうとして熱を加えると画像形成層が発色して、故意にラベルを剥がそうとしたことが容易に判別でき、偽造改ざんを防止できる。
【0008】
しかし、この表示ラベルでは、そのラベルが貼付された商品や包装体などの被着体に、例えば金属のような熱伝導率の高い材料を用いた場合、故意にラベルを剥がそうとして熱を加えても、その被着体に熱が吸収されて感熱発色層が発色しないままラベルが剥離されてしまうという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開平11−3037号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上記のような問題点に鑑み、本発明は、感熱発色層を用いたラベルにおいて、そのラベ
ルを剥がすために加熱したときに、被着体の熱伝導率に影響されることなく、感熱発色層を確実に発色させることができるラベルを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1に記載の発明は、粘着層上に、少なくとも基材、感熱発色層をこの順に積層し、前記粘着層と前記基材との間、前記基材と前記感熱発色層との間のいずれかまたは両方に、断熱層を設けたことを特徴とするラベルである。
【0012】
請求項2に記載の発明は、前記断熱層は、空気、もしくはこれに準ずる不活性の気体が充填された層であることを特徴とする、請求項1に記載のラベルである。
【0013】
請求項3に記載の発明は、前記断熱層は、樹脂中に微小気泡が分散された、発泡ポリエチレン、発泡ポリウレタン、発泡ポリスチレン、これに準ずる層のいずれかであることを特徴とする、請求項1または2に記載のラベルである。
【0014】
請求項4に記載の発明は、前記断熱層の厚さは、少なくとも0.3μm以上であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のラベルである。
【0015】
請求項5に記載の発明は、前記感熱発色層の厚さは、少なくとも0.1μmより厚いことを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載のラベルである。
【発明の効果】
【0016】
本発明のラベルにより、粘着層と基材との間、基材と感熱発色層との間のいずれかまたは両方に断熱層を設けることで、そのラベルを剥がすために加熱したときに、被着体の熱伝導率に影響されることなく(被着体に例えば金属などの熱伝導率の高い材料を用いた場合でも)、感熱発色層を確実に発色させることができる。よって、不正な貼り替えを防ぐことが可能な、極めて信頼性の高いラベルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
本発明に係るラベルの第一実施形態を示す断面図である。
本発明に係るラベルの第二実施形態を示す断面図である。
本発明に係るラベルの第三実施形態を示す断面図である。
本発明に係るラベルの第四実施形態を示す断面図である。
本発明に係るラベルの第五実施形態を示す断面図である。
本発明に係るラベルの第六実施形態を示す断面図である。
本発明に係るラベルの第七実施形態を示す断面図である。
本発明に係るラベルの第八実施形態を示す断面図である。
従来発明に係るラベルの第一実施形態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、必要に応じて図面を参照して、本発明に係るラベルの実施形態の例について説明する。
【0019】
図1は、本発明に係るラベル10の第一実施形態を示す断面図である。図1に示す通り、本発明の第一実施形態に係るラベル10は、粘着層21上に、基材22、断熱層23、絵柄印刷層24、感熱発色層25をこの順で積層している。
【0020】
図2は、本発明に係るラベル10の第二実施形態を示す断面図である。図2に示す通り、本発明の第二実施形態に係るラベル10は、粘着層21上に、断熱層23、基材22、絵柄印刷層24、感熱発色層25をこの順で積層している。
【0021】
図1、図2において、粘着層21の基材22と反対側の面が、不正な開封を防止したい包装体や偽造を防止したい商品などの被着体30に粘着する面となる。
【0022】
図1、図2において、感熱発色層25を積層する範囲は、ラベル10を剥がすために加熱したことが確認できればよいため、上記絵柄印刷層24の断熱層23と反対側の面の少なくとも一部でよい。
【0023】
図1に示すラベル10の第一実施形態は、ラベル10を剥がすために、ラベル10に熱を加えても、基材22の粘着層21と反対側の面に積層した断熱層23により、その熱が被着体30に伝導することを防ぐことができる。
【0024】
図2に示すラベル10の第二実施形態は、ラベル10を剥がすために、ラベル10に熱を加えても、基材22の粘着層21側の面に積層した断熱層23により、その熱が被着体30に伝導することを防ぐことができる。
【0025】
図1、図2において、特に、被着体30に例えば金属などの熱伝導率が高い材料を用いた場合に、上記効果がより発揮される。熱伝導率が高い材料を用いた被着体30としては、例えば、熱伝導率が236[W/mK]のアルミニウムや、熱伝導率が84[W/mK]のステンレスを素材とした金属筐体が挙げられる。
【0026】
断熱層23を、図1のように基材22の粘着層21と反対側の面に積層するか、または、図2のように基材22の粘着層21側の面に積層するか、については、粘着層21、基材22、または絵柄印刷層24の材料やこれらとの積層のしやすさなどを考慮して選択することが好ましい。
【0027】
熱が被着体30に伝導することを防ぐことにより、外側から見える感熱発色層25が確実に発色し、ラベル10を剥がしたり剥がそうとしたことを確認することができる。
【0028】
図9は、従来発明に係るラベル40の第一実施形態を示す断面図である。図9において、粘着層21の基材22と反対側の面が、不正な開封を防止したい包装体や偽造を防止したい商品などの被着体30に粘着する面となる。
【0029】
図9に示す通り、従来発明に係るラベル40の第一実施形態には、図1と異なり、断熱層23が積層されていない。よって、被着体30に例えば金属などの熱伝導率が高い材料を用いた場合に、ラベル40を剥がそうとしてラベル40に熱を加えても、その熱が被着体30に伝導して被着体30にその熱が吸収されて感熱発色層25が発色しないおそれがある。
【0030】
この従来発明に係るラベル40の第一実施形態では、感熱発色層25が発色しないままラベル40を剥がし取ることが可能となる。よって、一旦開封した包装体の内容物を入れ替えて、その包装体に上記剥がし取ったラベル40を再貼付したり、偽造した商品に上記剥がし取ったラベル40再貼付したりして使いまわしたりするなどの、不正な貼り替え行為が行われる危険性がある。この場合、そのラベル40自体の信頼性も低下してしまう。
(【0031】以降は省略されています)

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